インターネットとWebの仕組み、Webの仕組みの基本的規格、HTMLとは?|HTML&CSS入門講座(1)

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インターネットとWebの仕組み、Webの仕組みの基本的規格、HTMLとは?|HTML&CSS入門講座(1)のPodcast

下記のPodcastは、Geminiで作成しました。

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はじめに

普段使っているWebサイトやアプリの裏では、世界中のコンピュータが複雑につながり、情報をやり取りしています。

ここでは「インターネット」と「Web」の違い、そしてWebページを作るための言語「HTML」について、初めての方にもわかりやすく説明します。

インターネットとは?

インターネットは、世界中のコンピュータがつながった巨大なネットワークのことです。

家庭やオフィス内のネットワークは「LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)」と呼ばれます。これらのLAN同士を通信回線を使って結びつけ、世界規模で接続したものが「インターネット」です。

その仕組みの中では「TCP/IP」という共通の通信ルール(プロトコル)が使われており、このルールがあることで異なる機器やOS同士でも情報をやり取りできます。

データは「パケット」と呼ばれる小さな単位で送られ、複数の経路を通じて目的地に届きます。

これにより、どこかの経路が故障しても別ルートで通信が続けられる――これがインターネットの強みです。

🧭 例えるなら…

インターネットは「道路や線路」のような情報インフラです。

Webとは?

Web(ウェブ)は「World Wide Web(ワールド・ワイド・ウェブ)」の略で、

直訳すると World=世界、Wide=広がる、Web=クモの巣 の意味になります。

つまり 「世界中に広がる情報の網」 を表しています。

Webはインターネットの上で動くサービスのひとつです。

同じインターネット上には、メール(E-mail)やファイル転送(FTP)など、ほかのサービスも存在しますが、

私たちが普段Webサイトを見ている時には、この「Web」という仕組みを使っています。

Webの基本は「ハイパーテキストとリンク」です。

1989年、ティム・バーナーズ=リー博士が、文書の中に他の文書へのリンクを埋め込み、情報を自由に行き来できる仕組みを考案しました。

これが現在のWebの原型です。

🧭 例えるなら…

インターネットが「道路」で、Webはその上を走る「配送サービス」のような存在です。

WebサイトとWebページの違い

Webサイト:特定のドメイン名の下にある、複数のWebページをまとめたもの。

例:「example.com」という"住所"のWebサイト。

→ 一冊の「本」にたとえられます。

Webページ:Webサイトを構成する1つ1つのページ。

例:トップページ、会社概要ページ、ブログ記事など。

→ 本の「1ページ」にあたります。

ページにはそれぞれ固有のURL(アドレス)が与えられ、静的なページ(内容が固定)と、動的なページ(閲覧者に応じて内容が変わる)があります。

Webを動かす3つの基本ルール

Webの仕組みを支えている基本規格は次の3つです。

  • URL(Uniform Resource Locator)
  • Web上にある情報の「住所」を表します。
  • 例:https://example.com

HTTP(HyperText Transfer Protocol)

  • クライアント(ブラウザ)とサーバー(Webサイトを置くコンピュータ)の間でデータを送受信するルール。
  • 現在は安全性を高めた HTTPS(暗号化通信) が標準です。

HTML(HyperText Markup Language)

  • Webページの内容(文章構造やリンクなど)を記述する言語。

これら3つが組み合わさることで、私たちはブラウザを使って世界中のWebページにアクセスできます。

HTMLとは?

HTMLは、Webページをつくるためのマークアップ言語です。

「プログラムを動かす言語」ではなく、「文章の構造を示す言語」と考えると理解しやすいでしょう。

「マークアップ」とは、もともと出版の世界で原稿に「ここは見出し」「ここは太字」と書き込む作業を指しました。

Webでも同じように、テキストにタグという印をつけて、意味や構造を定義します。

例:
xml

<h1>こんにちは</h1>

この場合、`<h1>` は「見出しタグ」であり、「こんにちは」という文字列を見出しとして扱います。

HTMLは以下のような役割を持ちます。

文書の構造を定義する(見出し・段落・リストなど)

画像や動画などをページに埋め込む

ハイパーリンクを作り、Web全体をつなぐ

ページの見た目を整えるのは CSS、動きをつけるのは JavaScript の役割です。

HTMLは、Webページの「骨組み」を作る言語といえます。

HTMLの現在の規格

HTMLは1990年代から進化を続け、現在は「HTML Living Standard(HTMLリビング標準)」が唯一の公式規格です。

(WHATWGによる管理)かつて使われていた「HTML5」という表記は、現在では歴史的な呼び名になっています。

Living Standardは「常に更新され続ける仕様」という意味で、新しいブラウザ機能やWeb技術に合わせて日々改訂されています。

最新の仕様は以下の公式サイトで確認できます:

🔗 WHATWG HTML Living Standard

まとめ

インターネットは通信のインフラ。

Webはインターネット上で情報をやり取りする仕組み。

HTMLはWebページの構造を定義する言語。

現在の標準は「HTML Living Standard」。

これらを理解することで、次のステップであるHTMLタグの使い方やCSSのデザインがぐっと分かりやすくなります。

参考資料

1. 総務省. "インターネットの仕組み". 国民のための情報セキュリティサイト. https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/security/basic/structure/01.html
3. MDN Web Docs. "Web ページ、Web サイト、Web サーバー、検索エンジンの違いは何ですか?". MDN. https://developer.mozilla.org/ja/docs/Learn/Common_questions/Web_mechanics/Pages_sites_servers_and_search_engines
4. Google Developers. "HTTPS でサイトを保護する". Google 検索セントラル. https://developers.google.com/search/docs/crawling-indexing/https/https-for-users?hl=ja
5. WHATWG. "HTML Living Standard". WHATWG. https://html.spec.whatwg.org/multipage/

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