インターネットとWebの仕組み、Webの仕組みの基本的規格、HTMLとは?|HTML&CSS入門講座(1)

HTML&CSS
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はじめに

 HTML&CSS入門講座の第一弾として、インターネットとWebの仕組み、Webの仕組みの基本的規格、HTMLとは?ついて紹介します。

  この記事を読むと次の疑問について知ることができます。

●インターネットとWebの仕組みとはどのようのなもの?
・インターネットとは?
・Webとは?
・WebサイトとWebページ
 Webサイト
 Webページ
●Webの仕組みの基本的規格とは?
●HTMLとは何に使うの?

インターネットとWebの仕組み

 よくインターネットやWebという言葉を聞きますが、この言葉の意味をよく理解している方はどれほどいるでしょうか?

 それぞれの言葉の意味について、もう少し詳しく解説していきたいと思います。

インターネットとは?

 あなたはパソコンを自宅で利用している際に、あなたの家族のパソコン、プリンター、ハードディスクなどの機器と接続して利用していると思いますが、こららのパソコン、プリンター、ハードディスクをつなげて利用することをネットワークを組む(作る)といいます。

 このような小規模なネットワーク(家族内ネットワーク)を少し広げると会社規模のネットワークとなり、これが世界中に広げたネットワークがインターネットと呼ばれることになります。

 インターネットとは、世界中のパソコンなどの電子器具が繋がって、お互いにデータのやり取りができる仕組みのことです。

Webとは?

 URL(Uniform Resource Locator:インターネット上の住所に相当)でよく見かける、https:www.ドメイン名の「www(world wide web」は、英語で直訳するとWorld:世界、Wide:広がる、広範囲、Web:クモの巣ですので、「世界中に広がったクモの巣」ということになります。

 この「WWW」の呼び方には、「Web」、「ウエブ」、「W3」などがあり、Webは「WWW」のことを指します。

 それでは、Webとは、どのような意味なのでしょうか?

 インターネット内でやり取りするデータの中でのハイパーテキストのデータのやり取りができる仕組み(システム)をWebということができます。

 あなたの文書(ハイパーテキスト)を世界のあらゆるところから参照してみることができるシステムがWebになります。

つまり、インターネットの中でできる機能の一つにWebがあると考えたほうがわかりやすいと思います。

 しかし、インターネットと同じ意味でWebを使う方がおられるのも事実であり、本当の意味では違うことを頭の隅に置いておいてもらえらばよいかなと思います。

WebサイトとWebページ

Webサイト

 Webは、「ハイパーテキストのデータのやり取りができる仕組み」を指しましたが、Webサイトとは何でしょうか。

 あなたが、インターネットでデータのやり取りをするにはインターネット上のあなたの住所を持つ必要があり(ドメインの取得)、レンタルサーバーを借りそのサーバー上にあなたのサイトを構築して世界に情報発信できるようにする必要があります。

 このようにWebサイトとは、あなた専用のドメインを持ったサイトを構築したものをWebサイトとすることができます。

Webページ

 それでは、Webページとは、何でしょうか?

 Webサイトは、あなたが書いた記事などすべて含めたものをいいますが、Webページは、ヘッダーページや記事の一つ一つを指します。

 これにも固有のアドレスを持ちますので、記事一つ一つにもアクセスが可能であり、データのやり取りができるわけです。

Webの仕組みと基本的規格

それでは、実際にWebでのデータのやり取りはどのようにされているのでしょうか?

 あなたのパソコンからこの住所(URL)のこの文書を見せてほしいと、サーバーに要求します。

 サーバーは、あなたの要求したURLをもとに、インターネットを通して探し、あなたのパソコンに返します。(HTTPHyperText Transfer Protocol)

 返された内容はパソコンで分かるような内容(HTML)で書かれているために、ブラウザーがあなたに(人間に)理解できるような形に翻訳して表示してくれます。

 以上のように、インターネットでWebをやるためには基本的に3つの規格(URL、HTTP、HTMLががが必要になってきます。

 ここでは、この3つの内のHTMLについて、何回かに分けて解説していきます。

HTMLとは?

 HTML(HyperText Markup Language)は先に述べたように、Webページを書くための言語です。

 ハイパーリンク(文書内にリンクを張り他の文書や画像などを参照できるようにする)、画像、動画などのマルチメディアを埋め込んでハイパーテキストとして作成したり、見出しや段落を「タグ」で括り、それを一つの要素として、マークアップして作成していく言語がHTMLです。

 細かなHTMLの要素についてはこれから順に紹介していきますが、HTML言語そのものは、HTML 1.0が1993年6月にリリースされ、HTML 5.2が2017年12月14日に勧告されましたが、2021年1月28日に廃止され、「HTML Living Standard」が後継規格となっています。

 「HTML Living standard」は、Apple、Google、Mozillaなどブラウザーを作成しているメーカーが参加するHTML関連技術の標準仕様を策定する団体【WHATWG(Web Hypertext Application Technology Working Group)】が作成している規格です。

 規格の詳細は次のサイトを参照。

WHATWG Living Standard 本サイト

WHATWG Living Standard 日本語訳サイト

おわりに

 如何だったでしょうか?

 インターネットとWebの仕組みとはどのようのなもの?、インターネットとは?、Webとは?、WebサイトとWebページ、Webサイト、Webページ、Webの仕組みの基本的規格とは?、HTMLとは何に使うの?などについて解説してきました。

 この記事があなたにとって少しでもお役に立てればこれほど嬉しいことはありません。

以上です。

 

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