はじめに
こんにちは、エイじーです。
皆さん、Zoomはインターネットをやっている方であれば、一度は耳にしたことはあると思いますが本当の意味でZoomのことを知っている方は少ないのではないでしょうか?
Zoomは、オンラインミーティング会議など複数の方とのコミュニケーションに利用されることが多く、セミナーや講演会などで利用されており、良くASPなどからもZoom講演会のお知らせなどが届きます。
Zoomは、中国人のエリック・ユエン (Eric Yuan、袁征、以下敬称略)が2011年にアメリカで創業し、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンノゼに本社をおく会社、Zoomビデオコミュニケーションズ( Zoom Video Communications, Inc.)が提供するオンラインミーティングサービスです。
実際のサービスは、「2013年1月に開始され、2013年5月までに利用者は100万人に達し、2019年12月の約1,000万人から2020年4月には3億人を突破」とされており、今でも成長を続ける会社と言えます。
Zoomビデオコミュニケーションズ(米国)は、2019年7月11日、日本法人「ZVC JAPAN」を設立しており、2019年4月に米国のNASDAQへ株式上場し、2021年3月8日のYahoo!Japan ファイナンスを見ると、2020年1月期(連) で総資産1,289,845千、従業員数 2,532人となっており、かなり大きな会社へと発展してきていることが伺えます。
これは、コロナ禍の中実際に会場に行って講演会を聞くことが難しくなったことと、Zoomそのものが遠く離れたところから複数の人が同じ会場に入り、チャットや画面共有ができ、お互いのコミュニケーションがスムーズに行うことができる素晴らしいアプリであるのもZoomの利用者が増えた要因の一つではないかと思います。
それでは、このZoomについて順を追って使い方などを紹介していきます。
この記事を読むと次のことが分かります。
🍀Zoomの無料版と有料版の違いは?
🍀Zoomのダウンロード及びインストール
🍀Zoomをパソコンでの使い方はどうすればよいの?
・パソコンで会議の開催と参加の仕方
・スマホ(iphone、ipad、アンロイド)での参加
・画面共有の仕方など
Zoomとは?
Zoomのホームページを見ると、色々と特徴などが書かれていますので、そこからピックアップしてみました。
Zoomの特徴を挙げると次の通り。
- デバイスを選ばないで、どからでも簡単にミーティングの主催・参加ができ、素早いコラボレーションを実現する驚きの使いやすさ。
- Zoomをお使いのカレンダーと連携させることで、場所やデバイス問わず参加できる手軽さ。
- 暗号化、役割別の操作権限の設定、パスコード保護、待機室などが使用でき、機密保持が保たれたミーティング空間を確保する強力なセキュリティの提供。
- 最大1000人など多人数参加のミーティングに対応し、HDビデオと高音質オーディオを使用することが可能。
- 画面共有により参加者が各自で注釈を入れられ、相互にアイディアなどの共有が可能。
- 投票、音楽、動画の共有などを通して会議をより楽しく、魅力的にすることが可能。
- 会議内容はローカル録画やクラウド録画が可能で、AIによる文字起こしから会議内のキーワード検索が可能。
- Outlook, Gmailなどのメーラーとの連携でカレンダーから直接会議の主催や参加が可能。
- グループチャット、履歴検索、ファイル転送が可能でチャットから簡単に会議を開始することが可能。
Zoomの無料版と有料版の違い
Zoomには、Zoomミーティング、Zoom Phone、Zoomビデオウェビナー、Zoom Rooms、Zoom United がありますが、ここではZoomミーティングの無料版と有料版でどのような違いがあるのかを紹介します。
無料版でも十分利用できますが、もっといろいろ活用したいのであれば有料版を購入されることをお勧めします。
以下は、無料版と有料版の違いを表にしてまとめました。
項目 | 基本 | プロ | ビジネス | ZOOM UNITEDビジネス |
価格/年/ライセンス | 無料 | 20,100円 | 26,900円 | 47,040円 |
ホスト 可能最大参加人数(人) |
100 | 100
アドオンで1,000人まで可能 |
300
アドオンで1,000人まで可能 |
300
アドオンで1,000人まで可能 |
グループ会議 の最大時間(分) |
40 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
1体1通話 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
シングルサインオン(SSO) | ☓ | ☓ | 〇 | 〇 |
ローカル録画 クラウド録画 |
〇 ☓ |
〇 〇 |
〇 〇 |
〇 〇 |
画面共有 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
注釈機能 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
遠隔機能 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
仮想背景 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
文字おこし機能 | ☓ | ☓ | 〇 | 〇 |
ZoomRooms | ☓ | オプション追加 | オプション追加 | オプション追加 |
会社のブランディング | ☓ | ☓ | 〇 | 〇 |
管理者機能 | ☓ | 〇 | 〇 | 〇 |
電話追加機能 (注を参照) |
☓ | ☓ | ☓ | 〇 |
(注)電話追加機能には、次のものが含まれます。
- Zoom Unitedプロのすべての電話機能。
- グローバルプラン内無制限通話プラン
- オプションのアドオン:18ヵ国まで無制限通話の追加。
Zoomのダウンロード及びインストール
はじめに、どのような端末でZoomを使うかにより、少し違ってきます。
上のダウンロードサイトに移ると、ミーティング用Zoomクライアント、ブラウザ用Zoom拡張機能、Zoomモバイルアプリなどを選ぶ画面になりますので、「ミーティング用Zoomクライアント」の「ダウンロード」をクリックして、あなたのパソコンにダウンロードしてください。
ダウンロードされるファイル名は、「ZoomInstaller.exe」と言うファイルで、通常はダウンロードフォルダーにあるはずです。
あとは、「ZoomInstaller.exe」をダブルクリックして指示に従っていけばインストールすることができ、そのままソフトが立ち上がります。
また、パソコンのデスクトップ画面にZoomアイコンがあるはずですので、次からはこれをダブルクリックすればZoomが立ち上がります。
iphone、Androidスマホの場合は、App StoreやGoogle PlayからZoomのアプリをダウンロードしてインストールしてください。
Zoomのパソコンでの使い方
ここでは、デスクトップパソコンにZoomの「ミーティング用Zoomクライアント」アプリをインストールしてありますので、それを立ち上げノートパソコンへ招待してみようと思います。
パソコンで会議の開催と参加の仕方
Zoomソフトを立ち上げ、上部メニューにホーム、チャット、ミーティング、連絡先とあるが、ホームにあることを確認、もし他の所にあれば「ホーム」をクリックしてください。
すると、左に新規ミーティング、参加、スケジュール、画面の共有の4つのアイコンがあることを確認してください。
【会議のメールをノートパソコンへ開催通知と参加手順】
- Zoomのホーム画面で左の新規ミーティングのアイコンをクリック。
- 「オーディオに接続」ウインドウがでますので、「コンピュータでオーディオに参加」をクリック。この時、ウエブカメラが接続されていれば、ウエブカメラで映し出された画像がZoom画面に表示されます。
- Zoom画面で下のメニューの参加者の右上にある「∧」⇒「招待」と順にクリック。
- 招待画面で上部タブで連絡先とメールがあるので、メールタブをクリックすると、デフォルトメール、Gmail、Yahooメールがあるので、自分が使用しているメーラーをクリック。
- 自動的に招待用のURLやミーティングID、パスコードが記入された内容のメールが表示されるので、招待したい人のメールアドレスを入れて送信。
- 招待者にメールが届くので、その中に書かれた招待URLをクリック。
- 相手側にZoomのアプリがインストールされていなければ、自動的にアプリがダウロードされ立ち上がり、「Zoomクライアントをインストールしたら、以下の「ミーティングを起動をクリックしてください」とでるので、「ミーティングを起動」をクリック。
- 左下にZoomアプリが表示されるので、それをクリックするとZoomクライアントアプリがインストールされ立ち上がり、「名前を入力してください」ウインドウが現れますので、名前(自由に記入)を記入して、「ミーティングに参加する」をクリック。
- 参加するパソコンにウエブカメラがあれば、ウエブカメラが映した画像が表示され、下のメニューのビデオ付きで参加、ビデオなしで参加のどりらかをクリック。
- 招待側のZoom画面の参加者をクリックして、右に出る参加者の中から招待者の名前の上にカーソルを持っていくと表示される「許可する」をクリック。
- 招待された側のパソコンのZoom画面にオーディオに接続ウインドウが表示されますので、「コンピュータでオーディオに参加」をクリック。
- これで、お互いにやり取りができるようになります。
スマホ(iphone、ipad、アンロイド)での参加
ここでは、デスクトップパソコンでZoomを起動し、私が所持しているiphoneに招待を送ってみようと思います。
ipadや他のアンドロイドスマホでもiphoneと同様な操作となると思いますので省略します。
Zoomソフトを立ち上げ、上部メニューにホーム、チャット、ミーティング、連絡先とあるが、ホームにあることを確認、もし他の所にあれば「ホーム」をクリックしてください。
すると、左に新規ミーティング、参加、スケジュール、画面の共有の4つのアイコンがあることを確認してください。
- Zoomのホーム画面で左の新規ミーティングのアイコンをクリック。
- 「オーディオに接続」ウインドウがでますので、「コンピュータでオーディオに参加」をクリック。ウエブカメラで映し出された画像がZoom画面に表示されます。
- Zoom画面で下のメニューの参加者の右上にある「∧」⇒「招待」と順にクリック。
- 招待画面で上部タブで連絡先とメールがあるので、メールタブをクリックすると、デフォルトメール、Gmail、Yahooメールがあるので、自分が使用しているメーラーをクリック。
- 自動的に招待用のURLやミーティングID、パスコードが記入された内容のメールが表示されるので、招待したい人のメールアドレスを入れて送信。
- 招待者のiphoneにメールが届くので、その中に書かれた招待URLをタップ。
- 相手側にZoomのアプリがインストールされていなければ、Zoomの案内画面で、「App Storeからダウンロード」をタップし、アプリの「入手」をタップして「インストール」をタップしアプリをiphoneにインストールし、「開く」をタップ。
- ミーティングIDの記入画面が表示されるので、メールに書かれていたミーティングID番号を記入して「参加」をタップ。
- パスコードを求められるので、やはりメールに書かれていたパスコードを入力して「続行」をタップ。
- 招待側のZoom画面の参加者をクリックして、右に出る参加者の中から招待者の名前の上にカーソルを持っていくと表示される「許可する」をクリック。
- これで、お互いにやり取りができるようになります。
画面共有の仕方など
画面の共有は、Zoomに参加している状態を前提に進めます。
Zoomの下のメニューの画面の共有の右上にある「∧」をクリックして、同時に1名の参加者が共有可能か複数の参加者が同時に共有可能のどちらかにチェックをしてください。
デフォルトでは、「同時に1名の参加者が共有可能」にチェックが入っています。
高度な共有オプションでは、同時に共有できる参加者は何名ですか?(同時に1名の参加者が共有可能か複数の参加者が同時に共有可能のどちらかを選択可能)、共有できるのは誰ですか?(ホストのみ、全参加者のどちらかを選択可能)、他の人が共有している場合に共有を開始できるのは誰ですか?(ホストのみ、全参加者のどちらかを選択可能)を設定しておきます。
Zoomの下のメニューの画面共有をクリックすると、共有画面が出てきます。
起動している色々なソフト、パソコンのデスクトップ画面全体、ホワイトボード、ビデオやテレビを起動ている場合は、それらを選択可能。
【上部タブの詳細をクリックした場合】
バーチャル背景としてPowerPoint、パソコン画面のある一部分をカーソルで四角に囲った部分、コンピューターオーディオ、ビデオ、第2のカメラのコンテンツなどから選択可能。
【上部タブのファイルをクリックした場合】
Dropbox、One Drive、Google Drive、Box、Microsoft SharePointを選択可能。
以上のように、画面共有することにより相手とパソコン画面の色々な部分を共有することが可能となります。
これは大変便利な機能ですので、大いに活用したら良いと思います。
おわりに
皆さんいかがだったでしょうか?
Zoomとはどのようなものか?、Zoomの無料版と有料版の違いは?、Zoomのダウンロード及びインストールやZoomをパソコンでの使い方はどうすればよいの?、パソコンで会議の開催と参加の仕方、スマホ(iphone、ipad、アンロイド)での参加、画面共有の仕方などスについて解説してきました。
Zoomは簡単で初心者でもすぐ利用できますので、このコロナ禍の状況で外出があまりできないような時にこのソフトを利用してお茶会などを開いて、友人などの顔を見ながら世間話をし合うのも良いのではないでしょうか?
この記事が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
以上です。
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