はじめに
WordPressを利用していると、色々なプラグインを利用しますよね!
その際に、前のバージョンに戻したいと思うことはありませんか?
新しくプラグインやテーマがバージョンアップしたことにより、WordPressテーマやプラグインなどが相互に干渉して、不具合が生じることなどがあります。
また、バージョンアップにより使い勝手が悪くなったので前のバージョンに戻したい!
その際に利用できるWordPressプラグインのWP Rollbackについて紹介します。
この記事を読むと次の疑問について知ることができます。
- WP Rollbackプラグインとは?
- WP Rollbackの日本語表示
- WP Rollbackのインストールと有効化
- WP Rollbackプラグインの使い方
- テーマのダウングレード
- プラグインのダウングレード
OS、機種などで説明の仕方が変わってくることがありますので、私の使用しているパソコン環境について載せておきます。
パソコンOS : Windows10 Pro
Windowsバージョン : 21H1
WP Rollbackプラグインとは?
WP Rollbackは、公式のテーマ、プラグインを前のバージョンに戻すことができるWordPressプラグインです。
公式のテーマ、プラグインでないと戻せません。
つまり、WordPress上でテーマやプラグインを検索してインストール、有効化ができるテーマやプラグインがダウングレードの対象となります。
WP Rollbackプラグインは、現時点(2021年10月24日)でのバージョンが1.7.1です。
このプラグインの「詳細表示」を見ると、有効インストール数200,000+となっており、プラグインの中でもそれほど多く利用されているとは言えませんが、レビュー157件、評価が
となっており、利用している方の評価は大変高いプラグインです。このプラグインの使う上での利用条件は次の通り。
WP Rollbackの日本語表示
Google ChromeやMicrosft Edgeの場合ですと翻訳機能が付いているので、英語のページなどを日本語に翻訳してくれます。
WP Rollbackで英語表示されているところがあった際には、そのページの翻訳したい英語の表示部分で右クリックして表示されるメニューで「日本語に翻訳」を選択すれば、日本語に翻訳して表示してくれます。
例えば、WP Rollbackプラグイン画面で「詳細を表示」で現れるWP Rollbackの説明は英語で書かれていますが、この英語の部分で右クリックして表示されるメニューで「日本語に翻訳」をクリックすれば、日本語に翻訳して表示してくれます。
この機能は、WP Rollbackのページに限らず、他の英語表記の部分でもできますので、試しにやってみて下さい。
WP Rollbackのインストールと有効化
WordPressのダッシュボードより、「プラグイン」⇒「新規追加」と順にクリックします。
上部右の方にあるキーワードプラグインの検索欄に「WP Rollback」と記入して検索すると、でてくる「WP Rollback」の右上にある「今すぐインストール」をクリックし、その後に出る「有効化」をクリックすると、プラグイン画面の上部に「プラグインを有効化しました」と表示され、プラグイン画面「WP Rollback」が表示されインストールされていることが分かります。
WP Rollbackプラグインの使い方
WP Rollbackの使い方はとても簡単です。
テーマのダウングレード
テーマの場合でも、公式にWordPressに載っているものであれば、ダウングレードがWP Rollbackにより行うことが可能ですが、CocoonのようにCocoonのサイトよりテーマをダウンロードしてインストールしたもののダウングレードは、残念ですがWP Rollbackではできません。
それでは、実際にダウングレードをやってみましょう。
ダウングレードの対象は、現在WordPressにインストールされているテーマで「Twenty Twenty」について行っていきます。
WordPressのダッシュボードの「外観」⇒「テーマ」をクリックし、表示されるテーマでダウングレードしたいテーマ「Twenty Twenty」の「テーマの詳細」をクリックします。
「Twenty Twenty」テーマの詳細の右下にある「Rollback」をクリックします。
WP Rollbackの画面で「Twenty Twenty」の現在のバージョンを含め過去のバージョンが表示されるので、ダウングレードしたいバージョン(バージョン1.7)を選択して「Rollback」をクリックします。
ダウングレードしてよいかの確認画面が表示されますので、良ければ「Rollback」をクリックします。
「テーマの更新に成功しました」と表示されたら、そのままこのテーマを利用するようであれば「有効化」、そうでなくダウングレードを確かめたいのであれば「テーマページへ移動」をクリックし、テーマの詳細をクリックしてバージョンを確認すれば、ダウングレードしたバージョンになっていることが分かります。
プラグインのダウングレード
プラグインのダウングレードは、プラグイン画面でダウングレードしたいプラグインの名前の下に表示されている「Rollback」をクリックします。
インストールしているプラグインの「AddQuicktag」についてダウングレードをしてみます。
WP Rollbackの画面で「AddQuicktag」の現在のバージョンを含め過去のバージョンが表示されるので、ダウングレードしたいバージョン(バージョン2.6.0)を選択して「Rollback」をクリックします。
ダウングレードしてよいかの確認画面が表示されますので、良ければ「Rollback」をクリックします。
「プラグインの更新に成功しました」と表示されたら、そのままこのプラグインを利用するようであれば「プラグインを有効化」、そうでなくダウングレードを確かめたいのであれば「プラグインページへ移動」をクリックしダウングレードしたプラグインのバージョンを確認すれば、ダウングレードしたバージョンになっていることが分かります。
テーマとプラグインのダウングレード方法を解説してきましたが、これは一時的に実施すべきことと考えますので、ダウングレードして不具合の箇所を見つけ出し、それを修正したらできる限り早くもとに戻してアップグレードしておきましょう。
おわりに
如何だったでしょうか?
WP Rollbackプラグインとは?、WP Rollbackの日本語表示、WP Rollbackのインストールと有効化、WP Rollbackプラグインの使い方、テーマのダウングレード、プラグインのダウングレードなどについて解説してきました。
この記事が少しでもあなたのお役に立てれば、これほど嬉しいことはありません。
以上です。
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