初心者でもできるWordPressのローカル環境の移設|Local by flywheelローカル環境から本番のCoreserverへ移設

Wordpressのd移設 WordPress
この記事は約11分で読めます。

はじめに

 こんにちは、エイじーです。

 エイじーは、2020年2月にA8.netのファンブログで初めて自前のブログを開始し、約3か月で約50記事を作成しました。

 記事を色々と読んでいると、自分専用のアドレスでブログを運営するにはWordPressの知識は必要不可欠であることに気付き、Local by flywheelによるWordPressのローカル環境を構築して、そこでWordPressを勉強するとともにファンブログで貯めて記事などをローカル環境へ移設すことを考え、現在やっとその作業を終えた段階です。

 一方、レンタルサーバーについてもできる限り安いレンタルサーバを検討し、その結果として、GMOデジロックのCoreserverのCORE-Aプランを契約し、Value-Domainから独自ドメイン(yanai-ke.com)を購入し、レンタルサーバーは、WordPressがサーバーに初期状態でインストールされている状況です。

 この記事では、Local by flywheelで築いたWordpressのローカル環境からCoreserverのWordpressに移設するための手順等をできる限り画像をふんだんに使って初心者でもわかるように心がけています。

 しかし、この記事を書くにあたりWordpressのローカル環境から本番環境への移設に関する記事はいくつか見られますが、エイじーの環境に全く適合した記事は見つけることができませんでした。

 と言っても、初心者でも分かり易い次にあげる記事を参考にしています。

WordPressのローカル環境から本番環境への移設の手順

 本番の移設作業に入る前にその手順を上述の記事をもとにまとめてみました。

WordPressのローカル環境から本番環境への移設の手順
  • 手順1
    本番環境のデータベースの新規作成
    1. Coreserverの管理画面に入ります。
    2. データベース設定画面に移動
    3. PhpMyAdminのインストール
    4. PhpMyAdminにログインして、データーベースを新規作成
  • 手順2
    WordPressのローカル環境のデータベースをエクスポート

     

  • 手順3
    ローカル環境のデータベースSQLデータ(local.sql)の修正
     
  • 手順4
    wp-config.phpの修正
     
  • 手順5
    修正したSQLデータ(local.sql)のインポート
     
  • 手順6
    ローカル環境のWordPressのファイルを一式アップロード
     
  • ラベル
    結果としてどうなったか?
     

本番環境のデータベースの新規作成

  最初にCoreserverのプランや独自ドメインを購入した際に色々なID、パスーワードがメールで送られてくるのでそれらを記憶しておいて下さい。

Coreserver管理画面に入る

 上述のバナーをクリックしてCoreserverの管理画面に入ってください。(エイじーの場合はすぐにCoreserverの管理画面に入れました。)もし入れないようでしたら、ID、パスワードを入れてCoreserverの管理画面にはいります。

 Coreserverの管理画面が下の画面です。

データーベース画面に移動

 上述の画面で左のメニューにある赤で囲んだ「データベース」をクリックして下さい。すると、下のデータベース設定画面に移ります。

PhpMyAdminのインストール

 データベース設定画面でDB名yanaiの右にあるアクションメニューの左から2番目の赤で囲んだマイクのようなものをクリックして下さい。

 するとMySQLのツール画面が出てきます。その画面の下にある「phpMyAdminをインストール」ボタンを押してください。

 次のようなphpMyAdminをインストール画面が出てきます。下の赤で囲んだ「インストール」ボタンを押してください。

 画面が切り替わり、「phpMyAdminのインストールに成功しました。インストール完了まで5分程度かかります。しばらく時間を置いてからアクセスしてください。」とでてきてphpMyAdminがインストールされたことが分かります。この画面は示していません。

PhpMyAdminにログインして、データーベースを新規作成

 一旦、データベース設定画面に戻りDB名yanaiの右にあるアクションメニューの左から2番目のマイクのようなものをクリックして、PhpMyAdminにログインしデータベースを作成しようとしても、データベース作成の所に赤で「特権なし」とあり、新規データベースは作成することできなかった。

 しかし、MySOL一覧画面に「データベース新規作成」ボタンがあり、Coreserverの場合は、こちらから作成するのかもしれない。

重要

 ここで気が付いたことですが、最初にWordPressがインストールされた時に既にデータベースは作成されていたので、手順「本番環境のデータベースの新規作成」は必要ないと思われます。もちろん、安全を考えればデータベースを新規作成して、そこにローカル環境のデータベースを入れ込む方が安全なのかもしれない。今回の場合は、PhpMyAdminからデータベースが新規作成できなかったので、最初にWordPressをインストールした際に作られたデータベースを使用することで話を進めます。

WordPressのローカル環境のデータベースをエクスポート

 ここの説明に入る前に、Local by flywheelによるWordPressのローカル環境の構築について知りたいのであれば、下の2つの記事を参照ください。

 自分のパソコンのディスクトップにあるLocal by flywheelを起動し、自分の作成したサイトを選択し、右上の「start site」をクリックし、文字が赤く「STOP SITE」となることを確認して下さい。

 この状態で赤で囲んだ「DATABASE」タブをクリックし、すぐ下に表示される「OPEN ADMINER」をクリックして下さい。出てくるテーブルとビュー画面で左上の方にある赤で囲んだ「エクスポート」ボタンを押して下さい。

 出てきたエクスポート画面で、出力の部分を次のように設定してください。

入力項目

出力 : 保存
形式 : SQL
データベース : 横の四角部分の選択は空白、ルーチンとイベントにチェック
テーブル : DRIP+CREAATEを選択、トリガーにチェック
データ : INSERTを選択

 そして、下にある赤で囲んだ「エクスポート」ボタンを押してください。すると、「local.sql」ファイルがパソコンにダウンロードされているはずです。ダウンロードした後は、エクスポート画面は閉じておいてください。

ローカル環境のデータベースSQLデータ(local.sql)の修正

 ローカル環境のデータベースSQLデータ(local.sql)の修正には、エディターが必要になります。エイじーが用いたエディターはAtomと言うエディターです。これについては、記事が色々載っていますが、次の記事を見るとよろしいかと思います。

 Atomを起動し、local.sqlを読み込みます。下は読み込んだ状態の画面です。

 ここで、「Ctrl+F」を押すか、お上述のメニューの検索から置換をクリックして下さい。エディターの下に検索文字列と置換文字列を入れる欄がでたきます。

 検索文字列と置換文字列は次の通りです。

検索と置換

検索文字列 : http:/eijilist.local/ (ローカル環境のURL)

置換文字列 : http://yanai-ke.com/ (移転先のURL)

色々記事を読むと、以下のようにすべきだったようです。

検索文字列 : http:/eijilist.local (ローカル環境のURL)

置換文字列 : http://yanai-ke.com (移転先のURL)

 すべて置換をクリックすると、ローカル環境のURLが移転先のURLに置換されたlocal.sqlファイルが作られます。

 ファイルメニュからlocal.sqlファイルを保存して下さい。

wp-config.phpの修正

 ローカル環境のwp-config.php修正するにあたり、先ず、ローカル環境のWordPressの関連ファイルを丸ごと作業フォルダー(自分のパソコン内のどこでもよいので作業ホルダーを作成して下さい。エイじーの場合は、dドライブの直下に「WordPress作業ホルダー」を作りました。)にコピーして下さい。以後の修正はこの作業フォルダーにあるwp-config.phpを修正していきます。

 Atomエディターでwp-config.phpファイルを開きます。wp-config.phpは、pubricフォラダーを開くとあります。下の画面がwp-config.phpを開いた状態です。

  赤で囲んだ部分を修正します。次のように修正して下さい。

修正箇所

define( 'DB_NAME', 'local' ); ⇒ define( 'DB_NAME', データベース自身の名前' );

define( 'DB_USER', 'root' ); ⇒ define( 'DB_USER', 'データベースのユーザー名' );

define( 'DB_PASSWORD', 'root' ) ⇒ define( 'DB_PASSWORD', 'パスワード' )

define( 'DB_HOST', 'localhost' ); ⇒ define( 'DB_HOST', 'localhost' );

 上述の修正箇所で左側がローカル環境のDB_NAM(データベース自身の名前」、DB_USER(このデータベースを使用するユーザー名)、DB_PASSWORD(データベースを作成した際のパスワード)です。右側の赤く書かれた部分が新規ににレンタルサーバーに作ったWordPressのデータベース自身の名前、データベースを使用するユーザー名、?????はデータベースを作成した際のパスワードとなります。ちなみに、最後の行は、他のレンタルサーバーの場合に変更する必要があるようですが、Coreserverサーバーの場合変更不要です。

 上述のように修正した後、上書き保存して下さい。

修正したSQLデータ(local.sql)のインポート

 修正したSQLデータ(local.sql)のインポートするためには、Coreserverのデータベースにログインし、データベース画面に移り、先にインストールしたPhpMyAdminにログインします。

 左にあるご自分のデータベース名、エイじーの場合は「yanai」をクリックした後、上部にあるインポートをクリックします。アップロードファイルの所の左にある「参照」をクリックして、先に修正した「local.sql」ファイルを指定します。

 下の方にある「実行」をクリックします。何もなければ、「インポートは正常に終了しました。・・・・・」とでるわけですが、私の場合は、以下のエラー画面が出ました。

 何が悪かったのか分かりませんが、作業は最後まで終わらせることにしました。

ローカル環境のWordPressのファイルを一式アップロード

 アップロードするソフトはFilezillaを使いました。アップロードする画面は先にエラーがあったために取っていませんが、言葉で簡単に説明します。

 先にローカル環境のWordPressのバックアップ(wp-config.phpの修正済み)をDドライブにとってあったのでWordPressの「public」以下のファイル一式をFilezillaのソフトを使って、レンタルサーバーのpublic_htmlの下にコピーしました。

結果としてどうなったか?

 不具合が発生しました。全てを把握しきれていませんが、現時点での不具合は次のようなものです。

不具合の発生個所(把握しているもののみ)
 
  • WordPressにレンタルサーバでのID、パスワードでは入れない。しかし、ローカル環境のID、パスワードで入れる。
  • 画像関係はずべて表示されない。再度設定する必要あり。
  • 新しいWordPressでは、jpegファイルは使えない。(これは、移設とは関係ないと思われる。こちら側のサーバ事情と思われる。)
  • 画像のファイル名が英数字などでできている場合、画像の「代替テキスト」を記入しないと記事のエディター画面で表示されないことがある。
  • ローカル環境で用いていたプラグインは全てインストールされない。

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