はじめに
WordPressの入門講座の第五弾として、WordPressの初期設定(!)、初心者向けのおすすめ設定、一般設定、表示設定、パーマリンク、プライバシーポリシーなどについて紹介します。
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この記事を読むと次の疑問について知ることができます。
・一般設定
・投稿設定
・表示設定
・ディスカッション設定
・ メディア設定
・パーマリンク設定
・プライバシーポリシーの設定
WordPressの初心者におすすめな初期設定
前回までに、レンタルサーバーを契約し、あなたのドメインを取得して、そのドメインをあなたのレンタルサーバーに設定し、あなたのドメインにWordPressをインストールしてきました。
これからは、WordPress(あなたの家)に住んで、これからの生活をする上で使い易くしていく必要があります。
つまり、まだ家と言う入れ物だけができた段階であり、最低限生活していく上で必要なキッチン、冷蔵庫、寝具類などの最低限の設備や器具を購入して設置していかなければなりません。
このことを、ここではWordPressの初期設定と呼ぶことにします。
WordPressの初期設定は、レンタルサーバーの種類などに依らずどのレンタルサーバーで実施しても、WordPressのバージョンが同じであれば初期設定の仕方も同一となります。
それでは、初心者におすすめの初期設定を順次紹介していきます。
一般設定
管理権限でWordPressを起動(例えば、https://〇〇〇.com/wp-adomin/)して、左のメニューの「設定」⇒「一般」と順にクリックすると、一般設定に入れます。
一般設定では、サイトのタイトル、キャッチフレーズ、WordPress アドレス (URL)、サイトアドレス (URL)、管理者メールアドレス、メンバーシップ(チェック項目)、新規ユーザーのデフォルト権限グループ、サイトの言語、タイムゾーン、日付形式、時刻形式、週の始まりなどの設定ができます。
- サイトのタイトル
サイトのタイトルは、あなたのサイトの顔となる部分であり、後でも変更が可能ですが、できる限り早く設定した方が良いでしょう。
どのようなサイトを考えているのかを明確な言葉で表現しましょう。
私の実践記のブログのタイトルは「70歳越えの老人が頑張る実践日誌」としています。 - キャッチフレーズ
キャッチフレーズは、あなたのサイトの説明を書く部分であり、後でも変更が可能ですが、最初に書かれている「Just another WordPress site」は必ず消しておきましょう。
明確な説明ができないようであれば、空白にしておくことがおすすめです。
また、WordPressテーマ(以後に出てくる)によっては、キャッチフレーズ設定が「SEO施策」において不利になることがありますので、空白がおすすめです。 - WordPress アドレス (URL)やサイトアドレス (URL)
基本的には、WordPress アドレス (URL)とサイトアドレス (URL)は同一にすべきです。
WordPressをインストールした際に設定したあなたのサイトアドレスになっているかを確認してください。
ここで、大事なことはWordPress アドレス (URL)が「https://あなたのドメイン名/」となっているかどうかを確認してください。 - 管理者メールアドレス
管理者メールアドレスは、あなたのサイトへの問い合わせなどで利用されるもので、「WordPressの始め方(3)、WordPressのインストール、無料SSLの新規設定、FTPの設定、メールの設定など|WordPress入門講座(4)」で作成したメールアドレスを設定してください。 - メンバーシップ
デフォルトの「 だれでもユーザー登録ができるようにする」にはチェックを入れない。 - 新規ユーザーのデフォルト権限グループ
購読者、寄稿者、投稿者、編集者、管理者から選択できますが、これもデフォルトの「購読者」を選択 - サイトの言語
デフォアルトの「日本語」を選択 - タイムゾーン
「UTC+0」となっている場合は、「UTC+9」または、「東京」を選択。 - 日付形式、時刻形式、週の始まり。
日付形式、時刻形式、週の始まりはデフォルトのままでOK。
変更したい場合は、あなたの好きな形式に変更してください。 - 最後に忘れずに「変更を保存」をクリック
投稿設定
左のメニューの「設定」⇒「投稿設定」と順にクリックすると、投稿設定に入れます。
投稿設定では、投稿用カテゴリーの初期設定、デフォルトの投稿フォーマット、メールでの投稿設定、更新情報サービスの設定などが行えますが、ここはデフォルトのままでOKです。
表示設定
左のメニューの「設定」⇒「表示設定」と順にクリックすると、表示設定に入れます。
表示設定では、ホームページの表示設定、1ページに表示する最大投稿数、RSS/Atom フィードで表示する最新の投稿数、フィードの各投稿に含める内容、検索エンジンでの表示などが行えます。
ここで大事になるのが、ホームページの表示設定ですが、最初の時点ではデフォルトの最新の投稿にチェックが入っていればOKです。
あと、あなたのブログを公開したくない準備段階であれば、検索エンジンでの表示設定の「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックを入れておくようにしましょう。
準備段階が終わり公開しても良いとなったら、忘れずに、「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」のチェックを外しましょう。
その他の設定は、デフォルトのままでOK。
いずれか変更した場合は、最後に「変更を保存」をクリックすることを忘れないように。
ディスカッション設定
左のメニューの「設定」⇒「ディスカッション」と順にクリックすると、ディスカッション設定に入れます。
ディスカッション設定では、デフォルトの投稿設定、他のコメント設定、自分宛のメール通知、コメント表示条件、検索エンジンコメントモデレーション、コメント内で許可されないキーワード、アバターなどの設定が行えます。
ここでも、基本的にはデフォルトの設定でOKですが、
確認のために、デフォルトの投稿設定では、「投稿中からリンクしたすべてのブログへの通知を試みる」、「新しい投稿に対し他のブログからの通知 (ピンバック・トラックバック) を受け付ける」、「新しい投稿へのコメントを許可」の3つにチェックが入っていることを確認。
他のコメント設定では、「メントの投稿者の名前とメールアドレスの入力を必須にする」にチェックが入っていることを確認、
自分宛のメール通知では、「
コメント表示条件では、「すでに承認されたコメントの投稿者のコメントを許可し、それ以外のコメントを承認待ちにする」にチェックが入っていることを確認。
その他はデフォルトのままでOK。
いずれか変更した場合は、最後に「変更を保存」をクリックすることを忘れないように。
メディア設定
左のメニューの「設定」⇒「メディア」と順にクリックすると、メディア設定に入れます。
メディア設定では、サムネイルサイズ、中サイズ、大サイズの3つの画像サイズの大きさを決めることができます。
ここも基本は、デフォルトのままでOKです。
パーマリンク設定
左のメニューの「設定」⇒「パーマリンク」と順にクリックすると、パーマリックの設定に入れます。
ここでパーマリンクについて、少し説明をします。
このパーマリンクとは、一つの記事を固有のアドレスで表示するもので、例えば、あなたのドメイン名:〇〇〇.com、記事を:One-day-miscellaneous-notesとした場合に、この記事のパーマリンクは、次のように示すようにすることができます。
https://〇〇〇.com/One-day-miscellaneous-notes/
これにより、どのような記事かを知ることができ、分かり易いです。
デフォルトの設定ですと、https://〇〇〇.com/?p=123というものになり、どのような記事かを予測できませんし、「SEO対策」的にも良くありません。
したがって、カスタム構造で、「/%postname%/」を選択クリックしてください。
最後に「変更を保存」をクリックすることを忘れないように。
プライバシー設定
左のメニューの「設定」⇒「プライバシー」と順にクリックするとプライバシーの設定に入れます。
これからサイトを運営する上では、絶対に必要な設定の一つがプライバシーポリシーの設定です。
WordPressの元々付属しているプライバシーポリシーは英文であり、これを日本語に書き換えて利用しても良いのですが、日本語のひな形がありますので、次のサイトからプライバシーポリシーをコピー&ペーストして、あなた自身で、プライバシーポリシーの固定ページを新規作成し、上述のひな型を基にあなたのサイトのプライバシーポリシーを作成してください。
おわりに
如何だったでしょうか?
WordPressの初心者におすすめな初期設定はどうすればよいの?、一般設定、投稿設定、表示設定、ディスカッション設定、 メディア設定、パーマリンク設定、プライバシーポリシーの設定などについて解説してきました。
この記事があなたにとって少しでもお役に立てればこれほど嬉しいことはありません。
以上です。
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