WordPressの始め方(2)、ドメインとは?、ドメインの取得、ドメインとサーバーの紐づけ!|WordPress入門講座(3)

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はじめに

 WordPressの入門講座の第三弾として、ドメインとは?、ドメインの取得、ドメインとサーバーの紐づけ!について紹介します。

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 この記事を読むと次の疑問について知ることができます。

●ドメインとはどのようなもの?
・サブドメインとサブディレクトリー
●ドメインの価格調査をしたらどうだった?
●ドメインの取得するにはどうするの?
●ドメインとサーバーの紐づけはどうするの?

ドメインとは?

 前回までに、レンタルサーバーを契約したわけですが、このレンタルサーバーと言う自分の土地に住所を付けて、あなたがこれからWordPressと言うあなたの家を建てる際に、「この住所が私の家よ!」とあなたのサイトを訪れた方が迷わないように、世界で1つしかない固有のアドレスを付けなければなりません。

 このアドレスのことを、ドメインと言います。

では、このドメインはどのように表現されるのでしょうか?

 https://〇〇〇〇.(com、site、net、jp、ne.jpなど)

ここで、

 jp、com、site、netなど : トップレベルドメイン
 ne.jp の ne : セカンドレベルドメイン
 〇〇〇〇.(jp、com、site、netなど) : ドメイン名

 私のブログサイトですと、 yanai-ke.com が、私のブログサイトのドメイン名になります。

 ドメインには、色々な種類があります。

 世界中の誰でも利用可能な分野別トップレベルドメイン(gTLD、新gTLD)、国や地域に在住している方のみが取得可能な国コードトップレベルドメイン(ccTLD)、特定の組織ごとに取得可能なドメインで、登録条件があり1組織が登録できるドメインが1つというルールが適用される属性型jpドメインがあります。

 これらを表にまとめると次のようになります。

  ドメインの種類 用途・特徴など
gTLD(分野別トップレベルドメイン) .com 商用サービスや企業向けのドメイン
.net ネットワークに関するサービス向けのドメイン
.biz ビジネスや企業向けのドメイン
.info 情報発信・口コミ向けのドメイン
.org 組織や非営利団体向けのドメイン
gTLDのうち、2012年以降に新たに創られたドメイン .site Webサイト全般に合うドメイン
.blog ブログを意味するドメイン
.cloud クラウドを意味するドメイン
.app アプリケーションやゲーム向けのドメイン
ccTLD(国コードトップレベルドメイン) .jp 日本
.us アメリカ合衆国
.cn 中国
.in インド
.ru ロシア連邦
.eu ヨーロッパ連合
属性型jpドメイン .co.jp
日本国内で登記を行っている会社向けのドメイン
.or.jp
財団法人・社団法人・特殊法人向けのドメイン
.ac.jp
高等教育機関および学校法人向けのドメイン
.go.jp
日本の政府機関や各省庁所管の研究所向けのドメイン
.ne.jp 日本国内のサービス提供者によるネットワークサービス向けのドメイン

 ドメインの作り方は、〇〇〇〇の部分をあなたが自由にやりたいブログサイトにちなんだ名前を付け、トップレベルドメイン(gTLD、新gTLD)やccTLD(国コードトップレベルドメイン)の中から選んで作成します。

 個人が利用しているサイトでは、.com、.net、.site、.jpなどが多いです。

 サイト内の記事が多くなり、色々な種類の記事がある場合に分けたいと思う方もおられるでしょう。

 そのような場合に使われるのが、サブドメインとサブディレクトリがあります。

 それぞれについて簡単に紹介します。

サブドメインとサブディレクトリー

 ドメイン名が〇〇〇〇.comとしましょう。

 その場合に、○○○〇の前にcategory1、category2、category3などを入れて作成するのがサブドメインとなります。

 つまり、category1.〇〇〇〇.com、category2.〇〇〇〇.com、category3.〇〇〇〇.comなどのように作成するのがサブドメインの作り方となります。

  サブディレクトリは、〇〇〇〇.com/category1/、〇〇〇〇.com/category2/、〇〇〇〇.com/category3/などのように作成するのがサブディレクトリーとなります。

 ドメインと内容が大きく異なる記事を集めたいのであれば、サブドメインを作成した方が良いでしょうし、ドメインの内で小さく分けたいと考えるならばサブディレクトリを利用した方が良いでしょう。

  サブドメインとサブディレクトリーの詳細については、初心者にとって意味を理解するには難しい部分があるので、ここでは割愛しますが、もう少し知りたいという方は次の記事を読んで見て下さい。

https://keywordfinder.jp/blog/seo/subdomain-subdirectly/

ドメインの価格調査

 ドメインを取得するには、通常はレンタルサーバーを借りる際にそのレンタルサーバーと付随するドメイン購入サイト(私の場合、Coreserverのレンタルサーバーを借りたので、これに付随するドメイン購入サイトはValue Domeinとなります。)を利用します。

 しかし、中古ドメインを利用したいと思った際には、中古ドメインが最も安い所から購入した方が良いのは当然の話(ただし設定が少し複雑になる。)です。

  その場合にはドメイン購入サイトは色々とキャンペーンを実施しているので、調べて購入する方が良いでしょう。

 ここでは、例として(watasinozaki.com)のドメインを取得する際に、5つのドメインサイトを選んで検討して見ます。

 その検討結果を、次の表に載せます。(2021年6月10日時点)

ドメインサイト 初年度費用 更新料 移管料
エックスドメイン 1円 1,298円 1,298円
Value-Domain 990円 1,408円 1,210円
お名前ドットコム 1円 1,408円 1,408
ムームードメイン 983円 983円 983円
Star Domain 968円 1,298円 1,298円

以上のように初年度は1円と安くとも、長年続ける場合には更新料の安い所を選ぶべきでしょう。

 また、レンタルサーバを借りる際に、Coreserver V2プランでは、1つのドメイン(.comなど)は永年無料の場合もありますので、レンタルスサーバーを借りる際にはそこら辺も考慮に入れる必要があります。

ドメインの取得(登録)

 レンタルサーバーのお試しを実施する際には、そのレンタルサーバーでドメインを登録する必要が出てきます。

  Coreserverの場合は、コアサーバーと紐づいているバリュードメインのユーザー登録が必要になってきます。

 この登録方法については、動画マニュアルが用意されていますので、ご利用ください。

 また、「V2プラン」のアカウントを購入すると、ドメイン( .com .net .org .info .biz )1個の新規登録および、今後の更新料金が無料になります。

ドメインとサーバーの紐づけ

  あなたが取得(登録)したドメインをサーバーと紐づけるためには、DNSサーバーについて知る必要があります。

  レンタルサーバーを借りると、そのサーバーの住所であるIPアドレス(例えば、192.168.1.1)とあなたが取得した人が理解し易いドメイン名(例えば、〇〇〇〇.com)とを置き換えてくれるサーバーDNS(Domain Name System)があります。

 つまり、DNSによって、コンピュータが理解できるIPアドレスと人が理解できるドメイン名の橋渡しをしてくれるわけです。

  このことを前提に頭に入れておいていただき、ドメインとサーバーの紐づけをするとことは、あんたが借りたレンタルサーバーのDMSサーバーにあなたが取得したドメイン名を設定することがあなたが借りたレンタルサーバーとあなたが取得したドメイン名を紐づけることになります。

  DNSに設定し、直ぐに利用できるかと言うとそうではないので注意してください。

  おおよそ、あなたのドメイン名が利用できるまでに、速くて5分~30分(場合によって1時間)程度時間がかかるので注意してください。

  コアサーバーを利用する場合は、マニュアルが用意されていますので下記のマニュアルを参照ください。

おわりに

 如何だったでしょうか?

 ドメインとはどのようなもの?、サブドメインとサブディレクトリー、ドメインの価格調査をしたらどうだった?、ドメインの取得するにはどうするの?、ドメインとサーバーの紐づけはどうするの?などについて解説してきました。

 この記事があなたにとって少しでもお役に立てればこれほど嬉しいことはありません。

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