Vitalbook アプリの使い方、インストール、ヘルスケアとの連携、口コミなどについても解説

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はじめに

 今日は、Vitalbookと言う健康管理アプリについて紹介します。

 この記事を読むと次のことが分かります。

 OSのバージョン、機種などで説明の仕方が変わってくることがありますので、私の使用しているスマホについて記しておきます。

iphoneのスマホの機種 : iphone11(iOSバージョン:15.3.1)
Vitalbookのバージョン : 1.11.1

 それでは、さらに「Vitalbook」を深堀していきたいと思います。

Vitalbookとは?

 このVitalbookは、あなたの身体情報【身長、体重、生年月日、活動レベル(どの程度の運動をしているか?)などを設定し、iphone付属のヘルスケアと連携することにより、iphoneの機能を利用してワークアウトの記録、運動(腕立て、腹筋など)、水分摂取、食事【各種栄養素、日本食品標準成分表2010のデータを使用】、睡眠、血糖値、体重、血圧、心拍数、体温などが記録でき、あなたの健康管理に役立てることができます。

 このアプリは、iOS版しかなく、Naoya Araki氏が開発しており、バージョン履歴を見ると約7年前(2014/11/11)にバージョン1.0.3をリリースしています。

 Naoya Araki氏は主にiOSアプリケーションの開発を行っており、Sleep Meister(睡眠管理)、Walker - 歩数計なども開発しています。

 ホームページは、次を参照ください。

Vitalbookの特徴

 このアプリは、ここで紹介してきた「あすけん」、「カロママ」、「FiNC」、「カロリdiet」と同類のアプリとなりますが、このアプリ1本で健康に関する食事(各種栄養素)、運動、身体情報(体重、血圧、体温、心拍数)、睡眠、血糖値までも管理できるアプリですが、残念なことにiphoneなどのiOS版しかなく、Android版がないのが残念です。

 それでは、「Vitalbook」の特徴を以下に示します。

★iphoneのモーションコプロセッサを利用した歩数計機能
★iphoneのGPS機能を用いたウォーキング、ランニングやサイクリングのルートトラッキングの記録機能
★iphoneの各種センサを用いた腕立て伏せ、腹筋、スクワット、懸垂などのフィットネス計測機能
★水分管理、摂取カロリーを含む全37栄養素を基にした食事管理機能
★Withingsと連携した体重、血圧、心拍数の管理機能
★iphone端末のカメラを用いた心拍数計測機能
★眠りの浅いレム睡眠時に鳴動するアラームを用いた睡眠管理機能
★無料で利用が可能

Vitalbookの有料版はあるの?

 Vitalbookは、無料で利用できますが、広告が下の方に表示されます。

 有料版のVitalbook Pro(370円)を購入することにより、広告を非表示にすることができます。

Vitalbookのインストール

 Vitalbookは、パソコン版やAndroid版はありません。

 iphone場合は、App Storeから「Vitalbook」のアプリをダウンロードしてインストールしてください。

Vitalbook - ヘルスケア & フィットネス

Vitalbook - ヘルスケア & フィットネス
開発元:Naoya Araki
無料
posted withアプリーチ
 
 
このアプリは特に登録しなくとも利用できるようです。

Vitalbookの使い方

単位、身体情報の入力及びヘルスケアとの連携

  以後の解説では、iphone11(iOSバージョン:15.3.1)の画面で解説していきます。

 Vitalbookをインストールすると、スマホの画面にVitalbookのアイコンが作成されます。

 Vitalbookを使うまでには、あなたの身体情報【身長、体重、生年月日、活動レベル(どの程度の運動をしているか?)など】を入力する必要があります。

 身体情報を入力後にヘルスケアとの連携画面が表示されますので連携をしてください。

 なお、ホーム画面の一番下にある「設定」から、再度身体情報や各種設定を行うことが可能です。

 さらに、あなたの必要な項目のみを表示させ、必要のないものを非表示とすることもできます。

 下の画面は、iphoneのVitalbookアイコン⇒Vitalbookのホーム画面⇒「設定」⇒「身体情報」を表示させた画面です。

朝のウォーキング(散歩)の記録

 私は、毎日、天候が雪や雨などが降らなければ近くの黒目川沿いを約40分弱散歩します。

 これを、ワークアウトで記録してみました。

 ワークアウトをタップして、「スタート」をタップした後でスマホを胸ポケットに入れ、記録の途中途中で経過時間、速度などをアナウンスしてくれ、終点で「ストップ」をクリックすると、一時停止し、下の赤で白抜きの「▷」を右にスライドすると終了し、散歩した歩行距離、時速、消費エネルギー、歩行時間などを表示してくれます。

睡眠状態の記録

 Vitalbookのホーム画面から睡眠をタップし、「スタート」ボタンをタップし枕元にスマホを置きます。

 記録は眠っている間記録し続け、起床した段階で「スタート」ボタンを右にスライドして終了すると、睡眠状態の記録を見ることができます。

 上部に覚醒、浅い、深い眠りがグラフで表示され、その下に就寝時刻、入眠時刻、起床時刻、睡眠時間などが表示されます。

食事の記録

 食事の記録は、料理や一般の売られている食品が登録されているわけではないので、他の類似のアプリ「あすけん」、「カロリdiet」などと比較すると、登録しづらいです。

 つまり、ある程度正確に食べた食事の栄養素などを知るには、料理の材料をすべて入力する必要があります。

 このアプリの基本は、日本食品成分表(2010年)であり、この成分表が元になっています。

 この成分表は、現在は2020年に公表された食品成分表(八訂)になっており、少しデータが古いです。

  食事の入力は、検索ボタンをタップし、検索欄に食べた食材を記入して検索した後に、表示された候補の中から、あなたの食べた食材を選択後、朝食、昼食、夕食、間食かを選択して記録します。

 続けて記録する場合は、上述の操作を繰り返します。

 入力補助として、食べた量を入力するのに単位を変更できます。

 例えば、「じゃがいも」を選択した場合、単位として「個」と「g」を選択でき、これは食材により変化し、「バター」を選択した場合、「大さじ」、「小さじ」、「カップ」、「g」を選択して入力できるようになっていますので、一般の栄養計算で栄養価を計算する場合(食材をgで入力)と比較すると、食材の量の入力が量のgへの変換を考える必要がない分簡単になっています。

 下記の画面は、2,022年3月24日に食事した内容を、朝、昼、夕、運動(散歩、腕立て伏せ)を記録した結果の画面を表示したもので、目標のエネルギー、摂取したエネルギー(食事)、運動したエネルギー(運動)、残りのエネルギ(残り)が上部に表示され、その下に朝食、昼食、夕食の食べた食材などのエネルギー、運動して消費されたエネルギーを見ることができます。

 この見方は、目標エネルギーは、普段通りに生活した際の食事などでとれるエネルギーを示しており、この目標エネルギーを超えて食事すると、残りのエネルギがマイナス表示となり、太りますよと言う警告になります。

 普段と異なる運動をするとその運動して消費されたエネルギーの分、食事で多くとることができるので、マイナスのエネルギーで表示されます。

 つまり、(目標エネルギー)+(マイナスを除いた運動して消費されたネルギー)+(マイナスを除いた残りのエネルギー)=(食事のエネルギー)と言う関係になっています。

心拍数の計測

 iphoneのリアカメラを用いて心拍数の計測を行うことができます。

 Vitalbookのホーム画面から「心拍数」⇒「start」すると、リアのライトが点灯するので、リアカメラの部分に人差し指をかざすと、計測が始まりそれが終了すると、測定した時刻と共に下に心拍数の値が表示されます。

 測定した際のメモを残すこともできます。

 私が2022年3月26日4:34分に計測した心拍数は73と言う結果を表示しました。

水の飲料量の記録

 水の飲料量の1日の目標値を設定して、水を飲んだ際に飲んだ量を入力していくと、飲んだ水の量、目標値に対する百分率(%)を表示してくれます。

 Vitalbookのホーム画面から「水分」をタップすると、下の方に飲む水量のおおまかな量250ml、500ml、1ℓ、1.5ℓボタンがあるので、飲んだ量の近い量をタップして、水のメモリを上下するすることにより、飲んだ水量を決定すると、目標量に対する飲んだ水の百分率、飲んだ水の量などが表示されます。

体重、血圧、体温の記録

 体重などを記録する際には、Vitalbookのホーム画面から「体重」をタップすると、体重、体脂肪率を記入する欄があるので、そこに体組成計などで測定した値を記入すると、BMIなどが計算され表示され、そして「保存」をタップすると、その下の方に測定した時刻、体脂肪率、体重が表示されます。

 血圧を記録する際には、Vitalbookのホーム画面から「血圧」をタップすると、最高血圧、最低血圧の記入欄があるので、そこに血圧計などで測定した値を記入し「保存」をタップすると、その下の方に測定した時刻、最高血圧/最低血圧が表示されます。

 体温を記録する際には、Vitalbookのホーム画面から「体温」をタップすると、体温の記入欄があるので、そこに体温計などで測定した値を記入し「保存」をタップすると、その下の方に測定した時刻、体温が表示されます。

Vitalbookの評価・評判、口コミ

 Vitalbookの評価・評判を見るには、アプリの評価を見るのが良いと思います。

 最も簡単なのがApple StoreでVitalbookアプリをダウンロードする際に表示される、評価とレビューを見ると一番分かり易いです。

Apple Store でのVitalbookの評価 : 4.2(レビュー総数2,262件)

 上述の結果から、5点満点中の4.2と非常に評価が高く人気のアプリであることが分かります。

 TwitterのVitalbookの口コミを「話題のツイート」から2つほど拾ってみました。

 上述のように使っている方が結構多いことが伺えます。

おわりに

 いかがだったでしょうか?

 Vitalbookとは?、Vitalbookの特徴、Vitalbookの有料版はあるの?、Vitalbookのインストール、Vitalbookの使い方、単位、身体情報の入力及びヘルスケアとの連携、朝のウォーキング(散歩)の記録、睡眠状態の記録、食事の記録、心拍数の計測、水の飲料量の記録、体重、血圧、体温の記録、Vitalbookの評価・評判、口コミなどについて紹介してきました。

 この記事を読んで少しでも「Vitalbook」に興味を持っていただき、あなた自身の食事の正しい取り方を通して健康管理に役立ててもらえればこれほど嬉しいことはありません。

以上です。

 

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