ソメイヨシノ、河津さくら、八重桜|近所を散歩して見かけたさくら

ソメイヨシノ 雑記
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 まず、桜です。下の写真は近所の公園や、近所の黒目川沿いに咲いていた桜をスマホで撮影したものです。まだ、3分咲きから5分咲といったところでしょうか。(2020年3月21日撮影)

ソメイヨシノ


 桜の種類は、ソメイヨシノです。漢字は「染井吉野」と書きます。江戸彼岸桜(エドヒガンザクラ)大島桜(オオシマザクラ)を交配させて生まれたとあります。


 ソメイヨシノは園芸の町として知られた江戸の染井村で園芸品種として誕生し、桜の名所、奈良県の吉野山にちなみ「吉野桜」として売られましたが、山桜が多い吉野の桜との混同を避けるため、また、染井村で誕生したことから「ソメイヨシノ」とその名が変更されたようです。

 明治時代以降、各地の公園、街路樹、河川敷などに植えられて日本を代表する桜となり、日本全国の桜の約80%を占めるとされています。

 また、ソメイヨシノは種などでは繁殖できず、接木でしか増やせない特性があります。したがって、日本中の「ソメイヨシノ」は、同じ特性を持つということができます。

 バラ科の落葉高木で、樹高は10-15 m、中輪、一重咲きで淡紅色の花を咲かせます。病気にかかりやすく、一般的にソメイヨシノの寿命は60年程度と言われています。

 ソメイヨシノについて、さらに詳細を知りたい方は、次の記事を参照ください。

ソメイヨシノの基本情報

写真ソメイヨシノ
学名 Cerasus × yedoensis (Matsum.) Masam. & Suzuki ‘Somei-yoshino’)
バラ科
属名スモモ属サクラ亜属
英名Tokyo cherry
Potomac cherry
Yoshino cherry
原産地日本
開花期3下旬~4月上旬
北海道や東北などでは、5月になるところもあり
花の色薄ミンク色
別名ヨシノザクラ
花言葉純潔
優れた美人

河津さくら

 次が、同じ黒目川沿いの公園に咲いていた河津さくらです。この桜は、大島桜(オオシマザクラ)とカンヒザクラ の自然交雑種であると推定されています。

 1955年に静岡県賀茂郡河津町田中の飯田勝美が河津川沿いの雑草の中で1mほどの原木を偶然発見し、庭先に植えたことが由来とされています。1966年から開花し、「小峰桜」と地元で言われてきましたが、その後の学術調査で今までに無かった雑種起源の園芸品種であると判明し、1974年に「カワヅザクラ(河津桜)」と命名されたそうです、1975年に河津町の木に指定されており、現在でも原木が河津町に存在しております。

 1981年より、毎年2月10日前後から3月10日前後にかけて河津桜まつりが開催されています。河津駅近辺の河口から河津川にそって「河津桜並木」が約3km続いており、毎年この時期になると大勢の観光客でにぎわい、夜にはライトアップされるとのことです。


 私たちも(私、家内、家内の母、息子)2020年2月20日に河津さくらを見に2泊3日の旅行をしました。このことは、ブログ「河津さくらの見学|その他いちご狩りもしたよ!」に書いています。

 河津さくらについて、さらに詳細を知りたい方は、次の記事を参照ください。

河津さくらの基本情報

写真
学名Cerasus × Kanzakura ‘Kawazu-zakura’
バラ科
属名サクラ属
英名Kawazu-zakra
原産地日本
開花期東京の花期は通常は2月から3月上旬で稀に早い年には12月に開花することもある。
原木のある静岡県河津町での花期は2月頃で花期が1ヶ月と長い。
花の色ピンク色
別名ミナミザクラ
南桜
花言葉思いを託します
淡泊
純潔
優れた美人
精神美

 

八重桜

 次が、2020年4月6日近くのショッピングに行く途中で見かけた桜です。八重桜です。八重桜は、一つのサクラの品種ではなく、八重咲きに花を付けるサクラの総称で、ボタン桜とも呼ばれています。

 私が見た八重桜の品種はよく分かりませんが、白っぽい桜とピンクの色が濃い桜の2種類でした。下に、その桜の写真を載せます。

 八重桜について、さらに詳細を知りたいのであれば、次の記事を参照ください。

八重桜の基本情報

写真八重桜
学名Prunus lannesiana
バラ科
属名サクラ属
英名Cherry Blossom
原産地日本
開花期関東や関西での見頃は4月中旬以降
花の色ピンク
薄いピンク
薄緑
別名サトザクラ(里桜)
フゲンゾウ(普賢象)
ボタンザクラ(牡丹桜)
花言葉理知に富んだ教育
おしとやか
豊かな教養

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