スマート栄養計算の初心者向け使い方、献立の栄養計算をしてみよう!

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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2026年5月21日執筆ーーーーーーーーーーーーーーーーー

  1. スマート栄養計算のPodcast
  2. はじめに
  3. スマート栄養計算の歴史と最新バージョンの特徴
  4. 動作環境とライセンスの確認
    1. 表1:スマート栄養計算 Ver.9.3 の動作環境と基本仕様
  5. 書籍の購入とツールのダウンロード・インストール手順
    1. 1. 特典会員登録とシリアルキーの入力
    2. 2. ファイルのダウンロードと配置
    3. 3. エクセルへのアドイン登録
  6. システム導入とExcelアドイン初期設定
  7. 基本操作ガイド:初めての栄養計算に挑戦
    1. 1. 起動とコマンドバーの表示
    2. 2. 計算する表示項目の選択
    3. 3. 食品名と重量の入力
    4. 4. 栄養成分計算の実行
  8. 食品データの入力と検索フローの比較
  9. 実務で活きる特殊なデータ処理仕様
  10. 応用操作ガイド:食事区分と献立名による詳細集計
    1. 1. 朝昼夕間食の設定と集計
    2. 2. 献立名(料理名)別の分割計算
  11. 食事区分および料理(献立)ごとの栄養成分分割計算例
  12. 応用操作ガイド:ユーザー食品とユーザー料理の新規登録
    1. 1. ユーザー独自のオリジナル食品を登録する(新規食品登録)
    2. 2. よく使う定番の料理レシピを登録する(新規献立登録)
  13. 高度な管理機能:献立カレンダーと摂取アラート
    1. 1. カレンダーの自動生成
    2. 2. 摂取アラート機能による目標管理
    3. 表2:摂取アラートにおける判定基準の設定定義
  14. 自動生成カレンダーとアラート機能による健康管理
  15. 印刷設定とデータ移行・バックアップ手順
    1. 1. 印刷設定の適用
    2. 2. 旧バージョンからのデータ移行とバックアップの重要性
  16. 参考資料
  17. はじめに
  18. スマート栄養計算とは?
  19. スマート栄養計算の特徴
  20. スマート栄養計算のダウンロード、インストール
  21. スマート栄養計算の使い方
    1. スマート栄養計算の起動
    2. 表示項目選択
    3. 食品・献立の登録
      1. 新規食品
      2. 新規献立
    4. 1日の食事献立の入力と栄養計算
    5. エネルギー比率
  22. おわりに

スマート栄養計算のPodcast

下記のPodcastは、Geminiで作成しました。

はじめに

近年、食生活と健康の関わりに対する社会的な関心が高まる中、私たちが日常的に口にする食品の栄養バランスを可視化することの重要性が増しています。2020年4月1日からは、新たな食品表示制度が完全に施行され、一般消費者向けの加工食品において栄養成分表示が義務化されました。自分の健康を守るためには、どのような栄養素がどの程度含まれているかを把握し、それに基づいた献立を作成することが推奨されます。しかし、専門的な知識がない状態で数千種類に及ぶ食品の数値を手計算することは極めて困難です

こうした栄養計算の負担を大幅に軽減し、使い慣れた表計算ソフト上で正確かつ手軽に献立作成を行えるツールが「スマート栄養計算」です。本記事では、医歯薬出版株式会社が提供する最新の書籍『日本食品成分表2026 八訂 栄養計算ソフト・電子版付』の購入者特典である最新版「スマート栄養計算 Ver.9.3」を対象に、初心者の方にも分かりやすいように、その特徴から導入手順、具体的な献立計算のやり方、高度な管理機能までを丁寧に解説します

スマート栄養計算の歴史と最新バージョンの特徴

スマート栄養計算は、エクセルのアドイン(追加機能)として動作する利便性の高い栄養計算ソフトです。その歴史は、医歯薬出版株式会社から発売された『日本食品成分表2015年版(七訂)』に「バージョン1.0」が付属したことから始まりました。その後、国の公的データ更新やユーザーの使いやすさを反映したバージョンアップが毎年重ねられてきました

特に最新の「Ver.9.3」は、文部科学省発表の最新データである「日本食品標準成分表2020年版(八訂)増補2023年」に完全に準拠しています。また、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」にもいち早く対応しており、現代の日本における最新の健康管理基準に基づいた評価が行えます

本ツールでは、エクセルの利点を活かして「本表」だけでなく、詳細な栄養評価に欠かせない「アミノ酸成分表」「脂肪酸成分表」「炭水化物成分表」の各データベースを自在に切り替えて集計することができます。高額な専用ソフトを導入することなく、書籍の購入費のみでこれほど高度な栄養計算環境を構築できる点は、多くの管理栄養士や栄養士、そして一般の健康志向のユーザーから高く評価されています

動作環境とライセンスの確認

スマート栄養計算を導入する前に、ご自身のパソコン環境が本ツールの動作必要条件を満たしているか確認することが大切です。スマート栄養計算は、マイクロソフト社のエクセル上で動作するため、動作要件が細かく規定されています

表1:スマート栄養計算 Ver.9.3 の動作環境と基本仕様

項目条件および仕様
対応OSWindows 10、Windows 11(※Macintoshでは動作しません)
動作確認エクセルExcel 2021(デスクトップアプリ版のみ)、Excel 2024、Microsoft 365
非対応エクセル環境オンライン版(Excel Online)、モバイル版(スマホ・タブレット)、ストアアプリ版
ライセンス制限書籍1部につきパソコン2台まで(同一人の利用に限る)
サポート・利用期間2027年1月31日まで(2027年2月1日以降は最新版への更新やサポートが終了します)

スマート栄養計算はマクロ機能とアドインシステムを使用するため、インターネットブラウザ上で動く無料の「Excel Online」や、iPadなどのモバイルアプリでは起動できませんので注意してください。必ずインストール版(デスクトップアプリ版)のエクセルを使用する必要があります

書籍の購入とツールのダウンロード・インストール手順

スマート栄養計算 Ver.9.3 を利用するには、まず対応書籍である『日本食品成分表2026 八訂 栄養計算ソフト・電子版付』を購入します。書籍のカバー裏などには、購入者専用の「シリアルキー」が記載されていますので、これを手元に控えておきます

1. 特典会員登録とシリアルキーの入力

医歯薬出版株式会社の「購入者専用ページ(https://www.ishiyaku.co.jp/seibunhyo/registration.aspx)」へアクセスします。利用規約に同意した上で、メールアドレス、お名前、資格、勤務先などの必要事項を入力します。登録したメールアドレス宛に会員用ページのURLが届きますので、そこからログインし、お手元のシリアルキーを入力して登録を完了します

2. ファイルのダウンロードと配置

登録が完了すると、特典ダウンロードページから「SmartEiyokeisan9.3.zip」という圧縮ファイルをパソコンにダウンロードできるようになります。 ダウンロードしたファイルを解凍(展開)すると、「SmartEiyokeisan9.3」というフォルダが作成されます。そのフォルダの内部に「医歯薬出版」という名前のフォルダが含まれていますので、このフォルダごとWindowsの「ドキュメント」フォルダの中へコピー(または移動)してペーストします。この配置を間違えると、システムがデータベースファイルを読み込めずエラーとなってしまいますので、必ずマニュアルの指示通りに行ってください

3. エクセルへのアドイン登録

エクセルを新規の「空白のブック」で起動します。「ファイル」タブから「オプション」を開き、左メニューの「アドイン」を選択します。画面下部にある「管理:Excelアドイン」の横にある「設定」ボタンをクリックし、表示されたウィンドウの「参照」から、先ほどドキュメントフォルダに配置したフォルダ内のアドインファイル(通常は拡張子が .xlam のファイル)を指定してチェックを入れて有効化します。設定が完了すると、エクセルの上部リボンメニューに「日本食品成分表」という新しいタブが表示されるようになります

システム導入とExcelアドイン初期設定

基本操作ガイド:初めての栄養計算に挑戦

アドインの設定が無事に完了したら、さっそく食材を入力して栄養計算をしてみましょう。基本的な操作の流れは以下の通りです

1. 起動とコマンドバーの表示

エクセルを起動し、「空白のブック」を開きます。リボンメニューの「日本食品成分表」をクリックし、左下にある「メニュー表示」ボタンをクリックしてください。すると、シートとは別ウィンドウで操作パネルである「コマンドバー」が表示されます。このコマンドバーは、キーボードの [Ctrl + Shift + C] を同時に押すことでも即座に呼び出すことができますので、覚えておくと作業効率が向上します

2. 計算する表示項目の選択

栄養計算を行う前に、どの成分をシートに表示させたいかを設定します。コマンドバーの「表示項目選択」をクリックします。表示された設定画面の「本表」「アミノ酸成分表」「脂肪酸成分表」「炭水化物成分表」の各タブを開き、表示させたい成分項目(エネルギー、たんぱく質、脂質、食塩相当量など)にチェックを入れます。設定の保存欄に分かりやすい名前(例:「基本項目セット」)を入力し、「設定保存」をしてから「OK」をクリックすると、エクセルシート(Sheet1)の上部に、選択した項目がヘッダーとして一括自動入力されます

3. 食品名と重量の入力

食品を入力する方法には、検索画面を使う方法と、食品番号を直接入力する方法の2種類があります

  • 食品・献立検索画面を使う場合: コマンドバーの「食品・献立の選択」ボタンをクリックします。検索用のダイアログが表示されますので、検索キーワード欄に探したい食品名(例:「にんじん」や「ぶた肉」)を入力してEnterキーを押します。該当する食品候補の一覧が表示されますので、使用したい食品をダブルクリックします。すると、エクセルシートに自動的に食品名と食品番号が入力されます。
  • 食品番号を直接入力する場合: 食品成分表に記載されている5桁の「食品番号」が分かっている場合は、検索画面を開かずに、シートの「食品番号」列のセルに直接番号を入力することも可能です。この時、「重量(g)」列にも一緒にグラム数を入力しておきます。

4. 栄養成分計算の実行

食品と重量の入力が完了したら、コマンドバーの「栄養成分計算」ボタンをクリックします。すると、システムが自動的に各食品の100gあたりの成分値と入力された重量を掛け合わせ、実質的な栄養価を瞬時に計算して表示します。同時に、シートの下部には各成分の合計値の行が自動的に追加され、罫線も自動で美しく整えられます

食品データの入力と検索フローの比較

実務で活きる特殊なデータ処理仕様

スマート栄養計算の優れた特徴の一つに、文部科学省の日本食品標準成分表に記載されている特殊な表記記号をそのまま扱える点が挙げられます

食品成分表には、成分値が極めて微量しか含まれていないことを示す「Tr」(微量:Trace)や、データが測定されておらず他から推定された値であることを示すために「(15)」や「(Tr)」のようにカッコが付いた数値が記載されています。スマート栄養計算では、これらの記号をセル内にそのまま文字として表記させることができます

これにより、公的な成分表の学術的な正確性を維持したままデータを作成できます。さらに、システム内部で合計値を算出する際には、「Tr」を自動的に数値の「0」として処理し、カッコ付きの「(15)」などの推定値は自動でカッコを外して「15」として足し算を行ってくれます。ユーザーが手作業でこれらの文字列をゼロや数値に置き換える必要がないため、計算エラーを防ぎながら精緻なデータ管理が行えます

栄養計算における廃棄率の処理も全自動で行われます。食品成分表の廃棄率データ $R$ と、調理時の総重量 $W$、100gあたりの成分値 $C$ から、実際に摂取される正味の栄養素量 $N$ を算出する計算式は、数学的に以下のように定義されます。

N=C×W100×(1R100)N = C \times \frac{W}{100} \times \left(1 - \frac{R}{100}\right)

手計算では非常に煩雑なこの廃棄率換算のプロセスも、スマート栄養計算のシステム内において一瞬で処理され、誤差なくシート上に展開されます。

応用操作ガイド:食事区分と献立名による詳細集計

基本的な計算に慣れてきたら、1日の食事を管理するための高度な応用機能を使ってみましょう。スマート栄養計算では、食事の時間帯や料理ごとに合計値を自動で細分化して集計することができます

1. 朝昼夕間食の設定と集計

1日に食べた食品をまとめて入力した際、B列にある「朝昼夕間食」列を活用します。セルをクリックするとプルダウンリスト(選択メニュー)が表示されますので、該当する食品に対して「朝食」「昼食」「夕食」「間食」をそれぞれ選択して入力します。この状態でコマンドバーの「栄養成分計算」ボタンをクリックすると、それぞれの食事区分ごとの合計行(朝食合計、昼食合計など)が自動で挿入され、時間帯別の栄養摂取量が分割して計算されます

2. 献立名(料理名)別の分割計算

C列の「献立名」欄に、例えば「ごはん」「ハンバーグ」「味噌汁」といった料理の名前を入力して「栄養成分計算」をクリックします。すると、同じ献立名が入力されている区画ごとに小計が自動的に算出され、どの料理からどれだけのカロリーや塩分を摂取しているのかが、視覚的に一目で判別できるようになります

食事区分および料理(献立)ごとの栄養成分分割計算例

AI Prompt: A colorful horizontal bar chart comparing the calorie and protein breakdown across breakfast (orange), lunch (green), dinner (blue), and snacks (purple). The chart is presented on a clean web dashboard template. Minimalist design, high resolution vector art.

応用操作ガイド:ユーザー食品とユーザー料理の新規登録

日常的に食事管理を行う中で、市販の冷凍食品やオリジナルの合わせ調味料など、標準の食品成分表に載っていない独自のデータを計算に取り入れたい場面が多々あります。このような場合には、「新規食品」および「新規献立」の登録機能を使用します

1. ユーザー独自のオリジナル食品を登録する(新規食品登録)

  1. コマンドバーの「新規食品」ボタンをクリックします。
  2. 新しいウィンドウが立ち上がりますので、「食品名」やパッケージ裏に記載されている各栄養成分表示の値を正確に入力します。必要に応じて「ユーザーメモ」も書き込めます。
  3. 該当する「食品群」を選択し、入力内容を確認して「登録」をクリックします。
  4. 登録された食品はユーザー専用の食品として保存され、以降はいつでも他の一般食品と同様に検索してシートに呼び出せるようになります。

2. よく使う定番の料理レシピを登録する(新規献立登録)

  1. コマンドバーの「新規献立」をクリックし、登録したい「献立名」を入力します。
  2. その料理に使用する食品を入力します。「食品選択」ボタンから食材を検索するか、食品番号を入力して重量(g)を決定します。
  3. 「明細追加」ボタンをクリックすると、画面下のリストに食材が追加されます。変更したい場合は対象を選んで新しい内容を入力し、「明細更新」をクリックします。
  4. すべての食材を入力し終えたら、「登録」ボタンをクリックします。これにより「ユーザー献立」としてシステムに保存されます。
  5. 登録されたユーザー献立には、「KU + 6桁の数字」(例:KU000001)という独自の番号ルールで献立番号が割り当てられます。
  6. 登録された献立は、以降「食品・献立の選択」ボタンから簡単に検索し、ワンクリックでシートへ呼び出して食材データを一括入力できるようになります。

高度な管理機能:献立カレンダーと摂取アラート

スマート栄養計算の真髄とも言える強力な機能が「献立カレンダー」と「摂取アラート」です。これらを使いこなすことで、月単位の食事計画や健康指導の質を飛躍的に高めることができます

1. カレンダーの自動生成

A列の「日付」列に日付を入力(例:「2026/04/01」)して「栄養成分計算」を行います。すると、システムは入力された日付データを自動で解析し、「献立」シートとは別に、1か月分の日めくり形式になった「カレンダー」シートを自動的に新規作成します。カレンダー内の各日付のマスには、朝・昼・夕・間食の献立名とともに、「エネルギー」「食塩相当量」「たんぱく質」「脂質」「炭水化物」の主要5項目の1日合計値が自動的に流し込まれます。カレンダーの上部には、献立が入力された日の平均値を算出した「1日あたりの平均栄養摂取量」も表示されますので、長期的なバランスの把握が容易になります

2. 摂取アラート機能による目標管理

「摂取アラート」機能は、設定した栄養基準(エネルギーの摂りすぎ、塩分の超過など)に対して注意が必要な場合に、該当するセルに背景色などの目立つスタイルを設定して警告してくれる機能です。設定は以下のようなきめ細かい条件で行うことができます

表2:摂取アラートにおける判定基準の設定定義

設定の条件式判定仕様
「以上」入力した基準値と同値、およびそれを上回る数値を含む場合に警告します
「以下」入力した基準値と同値、およびそれを下回る数値を含む場合に警告します
「を超過」入力した基準値そのものは含まず、それを超える高い数値の場合に警告します
「未満」入力した基準値そのものは含まず、それを下回る低い数値の場合に警告します

例えば、高血圧予防のために1日の塩分摂取量を「7.0g以下」に抑えたい場合、塩分セルのアラート条件を「7.0gを超過」に設定しておけば、基準を超えた日のカレンダーのセルが自動的に赤く強調表示されます。一目で目標達成状況を視覚認識できるため、指導の現場や個人のモチベーション維持に最適です

自動生成カレンダーとアラート機能による健康管理

印刷設定とデータ移行・バックアップ手順

業務報告書や配布用レシピ、家庭内での冷蔵庫貼り付け用カレンダーとして、作成したデータを紙に印刷したい場合、エクセル本来の印刷設定機能だけではレイアウトが崩れてしまうことがあります。スマート栄養計算 Ver.9.3 には、これらの問題をワンタッチで解決する「印刷設定」機能が追加されました

1. 印刷設定の適用

コマンドバーの「印刷設定」ボタンをクリックします。印刷方向(縦・横)の選択のほか、「日付単位での改ページ設定」などを簡単なダイアログ操作だけでシート全体に一括反映させることができます。通常の操作では手間のかかる、月をまたいだカレンダーや複雑な献立表のレイアウト調整も、システムが自動で最適化し、複数枚の用紙にバランスよく収まるよう自動調整してくれます

2. 旧バージョンからのデータ移行とバックアップの重要性

旧バージョン(例:Ver.8.0)で作成した既存の献立データシートを最新の「Ver.9.3」で再利用したい場合は、以下の手順を行います。 まず、これまでのバージョンで計算された過去のエクセルファイルをコピーして開きます。その状態で、新しいVer.9.3のシステムメニューから「栄養成分計算」をクリックします。すると、古いシートのデータ構造が自動的に解析され、最新の「Ver.9.3」仕様の配列フォーマットと最新成分データベースに基づいて再計算が走り、上書き保存されます

ただし、独自に登録していた「ユーザー食品」や「ユーザー献立」のデータベースは、ソフトウェア自体のインストールやパソコンの移行時に自動では引き継がれません。これらを移行するには、必ず事前に旧環境のメニュー画面(「食品・献立一覧」)からバックアップデータ(食品・献立ファイル)をPC内の任意の分かりやすいフォルダ(デスクトップなど)に書き出しておく必要があります

新しいスマート栄養計算の導入後、コマンドバーの「食品(献立)一覧」から「食品(献立)データの取り込み」を実行し、保存しておいた指定ファイルを読み込ませることで、これまでに作成した貴重なデータベースを完全に復旧させることができます。バックアップを作成しないまま新しいソフトの上書きインストール等を行うと、独自のカスタムデータが消失してしまうため、事前のデータ保護は極めて重要です

参考資料

  1. ヤナイ家「スマート栄養計算の初心者向け使い方、献立の栄養計算をしてみよう!」、https://yanai-ke.com/smarteiyoucalc/
  2. 医歯薬出版株式会社「スマート栄養計算 Ver.9.3 操作マニュアル」、https://www.ishiyaku.co.jp/seibunhyo/download/manual/9.3/manual.pdf
  3. 医歯薬出版株式会社「スマート栄養計算 Ver.7.1 操作マニュアル」、https://www.ishiyaku.co.jp/seibunhyo/download/manual/7.1/manual.pdf
  4. Y-Shinno Blog「スマート栄養計算の使い方・基本」、https://www.y-shinno.com/smarteiyo-1/
  5. Y-Shinno Blog「スマート栄養計算の機能解説」、https://www.y-shinno.com/smart-eiyokeisan/
  6. Y-Shinno Blog「食事区分・ユーザー食品・ユーザー料理の登録」、https://www.y-shinno.com/smarteiyo-2/
  7. ヤナイ家「スマート栄養計算の初心者向け使い方、献立の栄養計算をしてみよう!」(解説記事情報)、https://yanai-ke.com/smarteiyoucalc/
  8. Y-Shinno Blog「スマート栄養計算の機能解説」(バージョン移行情報)、https://www.y-shinno.com/smart-eiyokeisan/
  9. 医歯薬出版株式会社「日本食品成分表 特典案内トップページ」、https://www.ishiyaku.co.jp/seibunhyo/top.aspx
  10. 医歯薬出版株式会社「スマート栄養計算 アップデート情報・お知らせ」、https://www.ishiyaku.co.jp/seibunhyo/information.aspx
  11. 医歯薬出版株式会社「日本食品成分表2026 八訂 栄養計算ソフト・電子版付 書籍詳細」、https://www.ishiyaku.co.jp/search/details?bookcode=701750
  12. 医歯薬出版株式会社「日本食品成分表2025 八訂 栄養計算ソフト・電子版付 書籍詳細」、https://www.ishiyaku.co.jp/search/details?bookcode=701490
  13. 紀伊國屋書店「日本食品成分表2025 八訂 書籍詳細」、https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784263701492
  14. 医歯薬出版株式会社「スマート栄養計算 動作環境・よくある質問」、https://www.ishiyaku.co.jp/seibunhyo/faq_detail.aspx?CID=02
  15. 医歯薬出版株式会社「日本食品成分表 特典ダウンロード・登録・利用規約ページ」、https://www.ishiyaku.co.jp/seibunhyo/registration.aspx

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2021年11月23日執筆ーーーーーーーーーーーーーーーーー

はじめに

 食事の際の献立の栄養計算をしていますか?

 消費者庁の「栄養成分表示について」のページには、次のようなことが書かれており新たに作られた食品には栄養成分表示が義務付けられました。

2020年4月1日から新たな食品表示制度が完全施行となり、栄養成分表示が義務化されました。

 私達も自分の健康を守る上では、食事の栄養を知った上で食事を作り、それを食べることが大切と考えます。

 と言うことで、栄養成分表の本に付属する栄養計算アプリであるスマート栄養計算について紹介しようと思います。

わかりやすくて便利な解説や付録が充実、・八訂の要点がわかる「改訂のポイント」、・食品成分表が楽しくなる「知っておきたい基礎知識」、・3ステップで簡単「栄養計算の基礎」、・調理に役立つ「日常食品の目安量成分表」「調味の基本」「手ばかりの目安量」、・栄養管理に欠かせない「日本人の食事摂取基準(2020年版)」(概要)、その他【特典1】Excelツール「スマート栄養計算 Ver.7」、【特典2】「電子版成分表」

 この記事を読むと次のことが分かります。

 OS、機種などで説明の仕方が変わってくることがありますので、私の使用しているパソコン環境について記しておきます。

パソコンOS : Windows10 Pro
Windowsバージョン : 21H1

 それでは、さらに「スマート栄養計算」を深堀していきたいと思います。

スマート栄養計算とは?

 このスマート栄養計算は、前述したように料理の栄養計算ができるアプリなんです。

 スマート栄養計算は、医歯薬出版株式会社から発売の日本食品成分表2015年版(七訂)にスマート栄養計算バージョン1.0が付属しており、現在では、日本食品成分表2021 八訂 栄養計算ソフト・電子版付の本にVer.7が特典として付属し、2021年7月29日にメールでスマート栄養計算Ver.7.1の案内がありました。

 したがって、現時点でのスマート栄養計算の最新バージョンは、7.1 となります。

 スマート栄養計算を動作させる上での必要条件を次に乗せておきます。

  • Windows(日本語版)のバージョン8.1 、10
  • デスクトップ版 Excel(日本語版)のバージョン2013 、 2016 、 2019以降

(注)オンライン版の Excel(Excel Online)やスマートフォン・タブレット用 Excel では動作しませんのでご注意ください。

スマート栄養計算の特徴

 「スマート栄養計算」の特徴を以下に載せておきます。

★エクセルのアドインとして動作するため、エクセルに慣れたし人にはとっつき易い。
★文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会報告「日本食品標準成分表 2020 年版(八訂)」に準拠
★値段が安い(本の購入費:1,650円)で利用が可能

スマート栄養計算のダウンロード、インストール

 スマート栄養計算を利用するためには、次の本を購入する必要があります。

わかりやすくて便利な解説や付録が充実、・八訂の要点がわかる「改訂のポイント」、・食品成分表が楽しくなる「知っておきたい基礎知識」、・3ステップで簡単「栄養計算の基礎」、・調理に役立つ「日常食品の目安量成分表」「調味の基本」「手ばかりの目安量」、・栄養管理に欠かせない「日本人の食事摂取基準(2020年版)」(概要)、その他【特典1】Excelツール「スマート栄養計算 Ver.7」、【特典2】「電子版成分表」

 上述の本を購入したら、裏の表紙をめくると『日本食品成分表2021 八訂』購入者特典、シリアルキーが表示されてますので、そのシリアルキーをメモなどに記録してください。

特典の利用方法
  • Step1
    購入者専用ページへアクセス
    https://www.ishiyaku.co.jp/seibunhyou

    上述のURLにアクセスしても、現時点ではアクセスできませんので、次のURLにアクセスしてください。

    日本食品成分表 八訂 購入者専用ページ 購入者特典(無料)ダウンロード/医歯薬出版株式会社

  • Step2
    購入者専用ページでメールアドレス、名前、年代、地域、勤務先・学校、資格などを記入して、「規約に同意して確認」ボタンをクリック
  • Step3
    購入者特典ダウンロードページに移り、内容を確認して「登録する」ボタンをクリック
    「ご登録ありがとうございます.ご登録いただいたメールアドレスにメールを送信しました.」と表示されます。
  • Step4
    医歯薬出版株式会社から送られてきたメールに記載のURLから「特典ダウンロードページ」へアクセス
  • Step5
    ダウンロードする特典を選び、特典をダウンロード
    ダウンロードボタンを押下した際にシリアルキーを記入する欄が表示されますので、シリアルキーを記入して、「登録」ボタンをクリックすると、「スマート栄養計算 Ver.7.1 ダウンロード」ボタンが表示されますので、ボタンをクリックすると、パソコンに「SmartEiyokeisan7.1.zip」がダウンロードされます。
  • Step6
    「SmartEiyokeisan7.1.zip」の解凍とインストール
    「SmartEiyokeisan7.1.zip」を解凍すると、「SmartEiyokeisan7.1」のホルダーが作成され、その中に「マニュアル.pdf」があり、そのを見ると最初のページに「インストールマニュアル」がありますので、そこをクリックすると、詳細なインストール方法が書かれているので、そのインストール方法にしたがってインストールしてください。

スマート栄養計算の使い方

スマート栄養計算の起動

 スマート栄養計算は、Excelを起動して、新規で「空白のブック」を選択して起動すると、Book1 - Excelというファイル名で立ち上がります。

 上部のリボンメニューの「日本食品成分表」をクリックすると、左下にある「メニュー表示」をクリックすると、別ウインドウでコマンドバーが表示されます。

 以後の操作は、このコマンドバー内のコマンド類をクリックすることにより行います。

 コマンドバーの表示は、「メニュー表示」をクリックしても表示されますが、ショートカットキー(Ctrl + Shift + Cでも表示させられますので、覚えておいたほうが良いでしょう。

表示項目選択

 栄養計算した際に表示させるエネルギー、廃棄率、栄養成分などの内、どのよな項目につて計算して表示させるかを設定します。

 コマンドバーの「表示項目選択」をクリックし、表示される「表示項目の選択」で表示させたい成分などの項目を本表、アミノ酸成分表、脂肪酸成分表、炭水化物成分表タブから選択チェックを入れたら、下の設定名を入力する欄に名前(何でも良いのであなたがわかり易い名前)を記入して、「設定保存」をクリックし、最後に右隅の「OK」をクリックすると、Excelの「Sheet1」に戻り、シートの上部に上で選択した項目が表示されるようになります。

食品・献立の登録

新規食品

 新規商品は、献立を作成する上で食品成分表にはない食品などを登録する際に行います。

 ここでは、有機豆乳を登録してみます。

 コマンドバーの「食品・献立の登録」にある「新規食品」をクリックすると、食品登録画面が表示されますので、登録する食品名、食品群、登録する食品の100g当たりの登録する食品(ここでは、有機豆乳)の成分値を記入できるところを記入し「登録」をクリックすることにより登録することができます。

新規献立

 それでは、ここでは献立の登録をしてみたいと思います。

 スマート栄養計算では、システム上に30個の献立が登録されていますが、ここでは前に私の家内(栄養士)が保育園児のために作った献立の中から1つ(和風スパゲティ・しょうゆ味)登録してみたいと思います。

 登録の手順は次の通り。

  1. コマンドバーの「食品・献立の登録」にある「新規献立」をクリック
  2. 「献立登録」画面が表示されますので、登録する献立名(ここでは、和風スパゲティ・しょうゆ味)を記入
  3. 「食品選択」ボタンをクリック
  4. 「食品選択」ウインドウが開きますので、食品名又は食品番号記入欄に材料名を記入してリターンをすると候補の材料が表示されますので、その中から目的の材料を選択クリック
  5. 選択した材料が献立登録の食品選択ボタンの横の食品名の欄と食品番号に記入されますので、その材用の使用量を記入
  6. 「明細追加」ボタンをクリックすると、下の材料欄に入力されます。
  7. 3~6の操作を材料数だけ繰り返します。
  8. すべての材料を材料欄に入力したら「登録」をクリック

1日の食事献立の入力と栄養計算

 今度は1日分の食事の献立の入力して栄養計算をしてみましょう。

 記録方法は次の手順で実施。

  1. Sheet1に「日付」を記入、「朝食」を選択
  2. 朝食でした食事の献立名、その献立の食品番号(予め調べておく)、その使用量を記入
  3. 或いは、コマンドバーから「食品・献立の選択」ボタンをクリック
  4. 「食品・献立の選択」ウインドウで食品番号、商品名、献立記号、献立名を記入してリターン
  5. 表示された食品名、献立名から目的のものを選択クリックするとSheet1に自動で記入

さらに次の操作を続けます。

  1. 一日の食事献立を全て記入し終えたら、コマンドバーから「栄養成分計算」ボタンをクリック
  2. 献立シートとカレンダーシート(作成された年月)が作成されます。
  3. カレンダーシートの「印刷プレビュー」ボタンをクリックすると、印刷した際の画面が表示されます。

エネルギー比率

 エネルギ比率を計算するには、「表示項目選択」で栄養計算用タンパク質、栄養計算用脂質、栄養計算用炭水化物にチェックを入れておく必要がありますので、忘れずにチェックを入れておきましょう。

  上述で計算した20日分の食事献立のエネルギー比率を朝食、昼食、夕食、一日全食に対して八訂の食品成分表を用いて計算した画像が次のとおりです。

おわりに

 いかがだったでしょうか?

 スマート栄養計算とは?、スマート栄養計算の特徴、スマート栄養計算のダウンロード、インストール、スマート栄養計算の使い方、スマート栄養計算の起動、表示項目選択、食品・献立の登録、新規食品、新規献立、1日の食事献立の入力と栄養計算、エネルギー比率などについて紹介してきました。

 この記事を読んで少しでも「スマート栄養計算」に興味を持っていただき、あなたが作成した食事の献立の栄養計算をして、健康維持のために活用されてみては如何だろうか?

わかりやすくて便利な解説や付録が充実、・八訂の要点がわかる「改訂のポイント」、・食品成分表が楽しくなる「知っておきたい基礎知識」、・3ステップで簡単「栄養計算の基礎」、・調理に役立つ「日常食品の目安量成分表」「調味の基本」「手ばかりの目安量」、・栄養管理に欠かせない「日本人の食事摂取基準(2020年版)」(概要)、その他【特典1】Excelツール「スマート栄養計算 Ver.7」、【特典2】「電子版成分表」

以上です。

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