はじめに
こんにちは、エイじーです。
皆さんは、サワードウブレッドをご存じでしょうか?
このパンは、昨年2020年にコロナウイルスの影響でしょうか、オーブンで焼く食べ物として最も多く検索されたキーワードなんだそうです。
このことは、Googleトレンドの「Year in Search: 検索で振り返る 2020」に書かれていたことなんです。
それでは、このサワードウブレッドとは、どのようなパンなのでしょうか?
サワードウブレッド又はサワーブレッドは、一般のイースト菌を用いて作るパンとは異なり、イースト菌の代りのサワードウ(サワー種とも呼ばれる)を使って、小麦粉と塩を混ぜて作るパンののことで、とてもシンプルですが栄養価が高く、消化が良く健康にも良いパンとして知られています。
と言うことで、もう少しこのサワードウブレッドについて深堀していきたいと思います。
この記事を読むと、次のことが分かります。
★サワードウのスターターとは?
★サワードウのレシピとそのカロリー、どのように作るの、そのカロリーはどの程度なのか?
★サワードウブレッドの美味しい食べ方
★東京のサワードウブレッドのおすすめ
★通販のサワードウブレッド
サワードウのスターター
サワードウは、小麦粉やライ麦粉と水を混じ合わせて室温に放置して発酵を促したもので、パンを作る前のパンを膨らませる基になるもの(通常のパンですとイースト菌+材料も少し含む)で、スターターと呼ばれるようです。
小麦粉やライ麦粉のデンプンと水が接触すると、小麦粉やライ麦粉自体に含まれる酵素によってデンプンが加水分解され、糖類が生じます。
小麦粉やライ麦粉表面や空気中に存在している乳酸菌はマルトースを代謝して糖類を生産し、さらにこれらを栄養源として酵母が生長します。
新鮮な小麦粉やライ麦粉と水を定期的に補給し、温度などの環境を適切に保持すれば、数日で乳酸菌と酵母が安定に共生したサワードウが出来上がります。
このようなサワードウに含まれる酵母と乳酸菌の種類や比率は、地域の気温や湿度、標高などの環境によって変化し、同じサワードウを使っても出来上がるパンの風味は地域によって変化します。
また、伝統的な製パン所では何年も同じサワードウを培養し続けて使うため、その過程で店ごとに菌類の種類や組成に差が生じ、結果として、出来上がるパンは店ごとに個性的な風味をもつということになります。
したがって、あなた固有のサワードウを作ることも可能なわけです。
サワードウのレシピとそのカロリー
前述に述べたように、サワードウは材料粉だけでなく温度などの環境や作り方によってもサワードウは異なってきます。
ゆえに、ここでは、例としてのサワードウの3つレシピを紹介します。
●一つ目は、次の記事に掲載されていたものです。
7日間かけでジックリと作成しています。
【レシピ、432Kcal/100g】
強力粉 50g+適量 約184kcal
水 50g+適量
ヨーグルト (無糖タイプ)大さじ2 約32Kcal(大さじ1:25gとして計算)
●二つ目のレシピは、次の記事に掲載されたものです。
強力粉と水しか使わない基本的なサワードウの作り方で、やはり1週間程度かけて作っています。
【レシピ、366kcal/100g】
強力粉 300g 1,098kcal
水 300g
明確なレシピはないものの、粉と水の割合が1対0.5の割合で混ぜながら作るようになっています。
強力粉 100g 366kcal
水 50g
サワードウブレッドの美味しい食べ方
サワードブレッドは、サワードウに含まれる乳酸により、特有の強い酸味と風味を持っています。
最もシンプルで美味しい食べ方は、トーストしてバターを塗って食べれば酸味が抑えられて美味しく食べれます。
酸味を抑えるためにジャム(イチゴ)とバターを併用すれば美味しく食べれます。
グリルドチーズサンドイッチに良く合うパンとも言われています。
また、次の記事では「サワードウブルーベリーパンケーキ」を作って美味しく食べておられる方もいます。
東京のすすめなサワードウブレッド
東京には沢山のパン屋さんがありますが、その中でもサワードウブレッドでおすすめのパン屋さんを3つほど紹介します。
●VANER ヴァーネル
北欧のノルウェーでサワードウ・ブレッド作りの修行を積んだお店の主人が作るパン屋さんで、知る人ぞ知るサワードウブレッドの専門店です。
ノルウェーで収穫された風味豊かな小麦を、国内のストーンミルで挽き、サワードウで発酵させて焼き上げたベーカリーです。
所在地: 〒110-0002 東京都台東区上野桜木2丁目15−6
営業時間:水~金(9時~18時)、土、日(9時~17時)、月、火(定休日)
電話: 03-5834-8137
Googleによる口コミ評価(総数135) 。
●Bartizan Bread Factory/バルティザン ブレッドファクトリー
南青山・日赤通り沿い にある「毎日食べられる健康的なパン作り」をコンセプトとしたパン工房で、国産小麦粉を使った「バルティザン サワードウ」は 甘味あり穏やかな酸味のもっちりした食感が特徴です。
ひまわりの種や亜麻仁などの穀物がぎっしりとつまったライ麦ブレッドなどハード系のブレッドを中心に販売しいるお店です。
所在地: 〒107-0062 東京都港区南青山7丁目11−4
営業時間:日~月(8時~16時)
電話: 03-6805-0240
Googleによる口コミ評価(総数14) 。
●NO.4
朝から晩まで自由なスタイルで「ハンドクラフト」を楽しめるカフェを併設したベーカリーで、パンやピザなどが楽しめます。
パンの種類は豊富ですが、サワードウ・ブレッドは名物パンの一つになっていて、大きなサワードゥ・ブレッドは、厚めの皮が香ばしく、中はしっとり、サワードウ特有のさわやかな酸味が特徴です。
所在地:〒102-0081 東京都千代田区四番町5−9
営業時間:日~月(8時~22時)
電話:03-3234-4440
Googleによる口コミ評価(総数1006) 。
通販のサワードウブレッドについて
サワードウブレッドの通販は、楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazon、パン専門店などでもあるようですが、あまり多くはないようです。
例えば、楽天ショップを見てみたところ、ドイツパンの専門店で「サワードウブレッド」の通販がありますが、商品のレビュー評価は(総数8件) となっており、余り需要はないようですが買われた方の評判は良いようです。また、発送日含め5日以内、冷凍の場合発送日含め30日以内に食べるように書かれています。
また、Amazon、Yahoo!ショッピングで「サワードウブレッド」と検索しても、実際のパンを通販している所は見あたらず、Yahoo!ショッピングではでてくるのは「サワードウブレッド」のサンプルパンしかでてません。
ただ、「サワードウブレッド」では見つかりませんでしたが、「天然酵母パン」では売っている所があり、これが「サワードウブレッド」のことと思われますので、「サワードウブレッド」のネーミングが普及していないのかと思いました。
ここで紹介した「Bartizan Bread Factory」では通販もしており、賞味期限は冷凍・未開封で20日/解凍後1日、なるべくお早めに食べるように書かれています。
いずれにしても、通販は送料がかかりますし、賞味期限のことを考えたらあなた自身で作るか、近くの「サワードウブレッド」を売っている店を探して買われるのが良いと思います。
おわりに
皆さん、いかがだったでしょうか?
サワードウのスターターとは?、サワードウのレシピとそのカロリー、どのように作るの、そのカロリーはどの程度なのか?、サワードウブレッドの美味しい食べ方、東京のサワードウブレッドのおすすめ、通販のサワードウブレッドについて紹介してきました。
この記事が皆様の少しでもお役に立てれば幸いに思います。
以上です。
コメント