はじめに
今日は、Redirectionプラグインについて紹介します。
この記事を読むと次の疑問について知ることができます。
♥Redirectionの日本語表示はどうしたらよいの
♥Redirectionプラグインの有料版はあるの?
♥Redirectionプラグインのインストールと有効化はどうするの?
♥Redirectionプラグインの初心者でも分かる使い方はどうするの?
・転送ルール
・グループ
・サイト
・ログ・404エラー
・インポート/エクスポート、オプション
・正規表現
OS、機種などで説明の仕方が変わってくることがありますので、私の使用しているパソコン環境について載せておきます。
パソコンOS : Windows10 Pro
Windowsバージョン : 21H1
Redirectionプラグインとは?
Redirectionプラグインは、サイトを移動したときや記事を新しくした際に自動的に旧サイトから新サイトへ、または、旧い記事のアドレスから新記事のアドレスに自動的に転送して表示してくれるプラグインなんです。
リダイレクションには、種類が色々ありますのでそれらを表にまとめました。
Redirectionに関する ステータスコード |
意 味 |
301 | 旧URLから新URLへ永久的にリダイレクト |
302 | 旧URLを新URLに一時的にリダイレクト |
303 | 新URLにGETメソッドでアクセスすることが決められたリダイレクト |
307 | 302とよく似ているが、リダイレクト前と同一メソッドでリダイレクト先へもアクセスを行うところが異なる。 |
403 Forbiddenエラー | ユーザーのアクセスが禁止されている場合に表示される |
404 Not Foundエラー | 新記事などを作成したために旧記事のURLを見に来た方が表示させようとする時に出るエラーメッセージ(いわゆる、存在しないURLを表示させようとすると出るエラーメッセージ) |
ここでよく使われるリダイレクションが301リダイレクションで、あなたもメインブログの記事が多くなり、それから分離して他のサイトに移すことを考えた際には、301リダイレクションの永久的な転送を利用することになります。
また、「404 Not Foundエラー」についても、画像を貼り替えたり、カテゴリー分類を変えたりした際に前のものが残っておりちゃんと設定していないとあらわれるエラーであり、これからも付き合いの多くなるエラーの一つですので覚えておいてください。
Redirectionプラグインは、現時点(2021年6月18日)でのバージョンが5.1.1です。
このプラグインの「詳細表示」を見ると、有効インストール数2百万以上となっており、かなりの方がインストールして活用し、レビュー561件、評価が
となっており、利用している方の評価は大変高いプラグインの一つです。このプラグインの使う上での利用条件は次の通り。
Redirectionの日本語表示
Google ChromeやMicrosft Edgeの場合ですと翻訳機能が付いているので、英語のページなどを日本語に翻訳してくれます。
Redirectionで英語表示されているところがあった際には、そのページの翻訳したい英語の表示部分で右クリックして表示されるメニューで「日本語に翻訳」を選択すれば、日本語に翻訳して表示してくれます。
例えば、Redirectionプラグイン画面で「詳細を表示」で現れるRedirectionの説明は英語で書かれていますが、この英語の部分で右クリックしてでるメニューで「日本語に翻訳」をクリックすれば、日本語に翻訳して表示してくれます。
この機能は、Redirectionのページに限らず、他の英語表記の部分でもできますので、試しにやってみて下さい。
Redirectionの有料版は?
Redirectionは、現時点では有料版があるわけではなく無料で利用できます。
でも、「Redirection」⇒「設定」で表示される「オプション」の「プラグインサポート」の部分から寄付をすることができます。
Redirectionのインストールと有効化
WordPressのダッシュボードより、「プラグイン」⇒「新規追加」と順にクリックします。
上部右の方にあるキーワードプラグインの検索欄に「Redirection」と記入して検索すると、でてくる「Redirection」の右上にある「今すぐインストール」をクリックします。
その後に出る「有効化」をクリックすると、プラグイン画面の上部に「プラグインを有効化しました」と表示され、プラグイン画面の最上部に「Please complete your Redirection setup to activate the plugin.」とでますので、プラグイン画面の「Redirection」の「設定」をクリックします。
すると、「Redirection へようこそ 」画面がでるので、「セットアップを開始」をクリック、「基本セットアップ」画面がでるので、次のようにすべてにチェックを入れ、「セットアップを続行」をクリックします。
✅すべてのリダイレクトと 404 エラーのログを保存する。
✅Store IP information for redirects and 404 errors.
「REST API」画面が出て、REST APIが「良好」とでていれば、利用する上で大丈夫ですので、「セットアップを完了」⇒「完了」と順にクリックすると、「既存のリダイレクトをインポート」画面がでる場合がありますが、その場合は、デフォルトのままで「次へ」をクリックして、Redirectionの使う準備ができたことになります。
Redirectionプラグインの設定と使い方
上述の「Redirectionプラグイン」のセットアップが終了した段階では、「オプション」タブの部分が表示されます。
設定するタブには、転送ルール | グループ | サイト | ログ | 404 エラー | インポート/エクスポート | オプション | サポート タブがあり、主に利用するのは「転送ルール」タブです。
転送ルール
グループ
グループは、リダイレクションの分類に利用するもので、例えば、Aサイト⇒Bサイトを(AからBサイトへのリダイレクション)のように設定しておけば、リダイレクションがどのリダイレクションかを判別し易くなります。
グループの設定は、「グループ」タブをクリックし、名前欄にグルー名を記入し、「Wordpress」:デフォルトを選んで、「追加」をクリックすれば、新しいグループを作成できます。
サイト
このサイト設定は、このタブを開くと「Options on this page can cause problems if used incorrectly.:(このページのオプションを誤って使用すると、問題が発生する可能性があります。)」とありますので、この部分の設定は、このプラグインを十分理解した上で利用した方が良いでしょう。
したがって、初心者は、この設定は触らないこと。
ログ、404エラー
ログタブでは、外部URLへの転送履歴をログに残せますので、後でいつでも確認ができます。
404エラータブでは、あなたのサイトを訪れた方が404エラーになった場合に、そのログがここに残ります。
また、Redirectionプラグインを設定した段階で既にここにログがある場合は、転送ルールに該当URLを指定して正しいページのURLへのリダイレクト設定を行ってくださいね。
インポート/エクスポート、オプション
インポート/エクスポートタブでは、リダイレクションを沢山したい場合に設定するタブで、こちらからCSVインポートが可能です。
オプションタブでは、最初のセットアップで設定した内容などを再設定することができます。
正規表現
正規表現は、文字列の集合を一つの文字列で表現する方法の一つで、転送ルールを作成する際に、正規表現を利用することにより何個も転送ルールを作らなくとも1つの転送ルールを作れば済むことができ、大変便利ですがその作り方は大変複雑で難しい部分があります。
そこでここでは、正規表現の例の記事とRedirectionを使った移設の具体例が載った記事をそれぞれ1ひとつづつ載せておきます。
●正規表現の例の記事
●Redirectionを使った移設の具体例が載った記事
おわりに
如何だったでしょうか?
Redirectionプラグインとはどのようなもの?、Redirectionの日本語表示はどうしたらよいの、Redirectionプラグインの有料版はあるの?、Redirectionプラグインのインストールと有効化はどうするの?、Redirectionプラグインの初心者でも分かる使い方はどうするの?、転送ルール、グループ、サイト、ログ・404エラー、インポート/エクスポート、オプション、正規表現などについて解説してきました。
この記事が少しでもあなたのお役に立てれば、これほど嬉しいことはありません。
以上です。
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