Pythonとは?、これから始めようとする初心者向けに分かりやすく解説|Python入門(1)

Python
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はじめに

 Python入門の第一弾として、Pythonとは?ついて紹介します。

  この記事を読むと次の疑問について知ることができます。

Pythonとは?

 インターネットをしている方であれば、Pythonと聞いて分からない方がいないほど良く知られたプロラミング言語だと思います。

 例えば、2022年3月最新のTIOBEプログラミング言語ランキングを見ると、Pythonは1位となっていることからも、上記のことが証明されています。

 Pythonは、初心者に優しいシンプルかつ文法も他のプログラミング言語と比較すると簡単なインタープリタ型プログラミング言語になります。

 それでいて、奥が深く色々なものに利用されており、有名どころではYouTube、Instagram、Dropboxなどが挙げられます。

 特に、基のPythonに色々な機能を追加できるフレームワークライブラリーが豊富であるために、色々なことに活用できるわけです。

 例えば、普段の業務の自動化、Webからの情報収集、デスクトップアプリの開発、Webアプリの開発など、また、最近ではAI(人工知能)の開発に利用できることでも人気の一つとなっています。

Pythonの生い立ち

 Pythonは、オランダ出身のアメリカ在住のプログラマーであるGuido van Rossum(グイド・ヴァンロッサム)によって1991年の最初に公開されています。

 その後、1994年1月にPython 1.0が公開され、2000年にはPython 2.0が、続いて2008年にPython 3.0が公開されており、現在の最新バージョンは3.10(2021年10月4日)です。

 Pythonが開発するに当たり影響を受けた言語などに、教育用言語であるABC言語Amoebaがあり、Guido van RossumがPythonの名前を付けたのは、彼が好きな当時のイギリスのBBC(British Broadcasting Corporation)のコメディ番組『空飛ぶモンティ・パイソン』の「パイソン」から名前を取ったとされています。

 Pythonの英語の意味であるニシキヘビ(大蛇)とは関係なかったことになります。

 しかし、Pythonのロゴはニシキヘビのマークとなっていますが・・・・。

Pythonの特徴

 再度、Pythonの特徴について箇条書きにまとめました。

  1. 動的な型付け
    一般的なプログラム言語では、変数などを扱う際には変数の型宣言をする必要がありますが、Python では、実行時に検証するという形式をとっており、わざわざ最初に型宣言をする必要がありません。その意味からも、プログラムコードが少なくて済むことになります。
  2. ガベージコレクション
    コンピュータプログラムが動的に確保したメモリ領域のうち、不要になった領域を自動的に解放する機能で、プログラマーが意識してプログラム上でメモリ領域の開放をする必要がないために、この機能が搭載されたPython2.0でPython言語の利用が増えたという現実があります。
  3. インタープリタ型言語で初心者に利用しやすい開発環境の存在
    Python開発環境内でコードが書け、直ぐにコードの内容結果を見ることができ、一々コンパイルの必要がありません。
  4. マルチパラダイムプログラミング言語
    問題解決に当たって最良の道具となるように設計されたプログラム言語。
  5. オブジェクト指向の言語
    Pythonで扱えるデータ全てがオブジェクトとして扱え、モノを作るようにプログラムを書くことが可能
  6. 初心者向けプログラミング言語
    Pythonは、他の言語と比較すると比較的とっつき易い初心者向け言語
  7. マルチ環境に対応
    Pythonは、Windows、Mac、Linuxなどで動くクロスプラットホームな言語
  8. 多くのフレームーワーク・ライブラリーの存在
    Pythonは、多くのフレームーワーク・ライブラリーが存在するために、最初からコードを全て書く必要がなく作業の時短が可能

Pythonでできること

 Pythonでできることは前にも書いていますがの、ここで再度具体的なものを次に載せておきます。

  1. データ解析や分析による普段の業務の効率化や自動化
  2. WebスプレイピングによりWeb上のデータの自動収集
  3. PCで動作するデスクトップアプリの作成
  4. WebシステムやWebアプリの作成
  5. スマホアプリ(Android)の作成
  6. 機械学習を利用したAI(人工知能)の開発
  7. 機械を動作させるような組み込みのアプリケーションの作成
  8. ブロックチェーン技術の開発

 以上のようないろいろなことが可能ですが、これからの「Python入門」では、上記の初歩的なことを実践していきます。

Pythonの使用環境

 一般にPythonを使ってプログラムを書くには開発環境を構築する必要がありますが、ここでは、最も初心者でも容易に利用が可能なGoogle Colaboratory(以後、Google Colabと呼ぶ)を利用します。

 Google Colabでは、特にPythonのプログラムやエディターをインストールする必要もなく、最新のブラウザー上で利用が可能です。

 ただし、Googleのアカウントを持っている必要がありますが、G-mail を利用されていれば、その際のGoogleアカウントを利用すればよいです。

 Google Colabは次のサイトを利用します。

 次に、Google Colabの簡単な使い方を紹介します。

おわりに

 如何だったでしょうか?

 JPythonとは?、Pythonの生い立ち、Pythonの特徴、Pythonでできること、Pythonの使用環境などについて解説してきました。

 この記事を読みながらPythonを学んでもらえればと思います。

 次をお楽しみに?

以上です。

 

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