PotoScape Xの新機能紹介(1)|初心者のあなたもチャレンジしてみよう!

シンガポール ソフト
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はじめに

 PotoScape Xの記事を書く際に通常使う機能については、次の記事に書きました。

 しかし、PotoScape Xには編集機能だけでも44種類の新機能を持っています。この内、今回は無料版で行うことのできる白く囲った4つの新機能について紹介したいと思います。

  1. SPOT HEALING BRUSH
    不要物を消すツール、例えば、写真を撮っていると不用意に自分の手などが映っていることがあるが、このような不要物を周りの画像となじんだ形で消してくれる機能です。
  2. REMOVE BLEMISHES
    顔などにある小さなシミ、ほくろ、傷などを消す機能。上述のと似ている機能。
  3. LIQUIFY
    顔の輪郭のゆがみを直したり、犬や猫などの目を拡大したり小さくしたりできる機能
  4. RED EYE CORRECTION
    赤目を補正して、通常の目にしてくれる機能
  5. CLONE STAMP(有料版のみ)
    画像内の物体を別の場所にコピーできる機能

 それでは、各機能の説明に移る前に私のパソコン環境を示します。

  • OS : Windows10
  • 画像エディター : PhotoScape X
  • 動画作成ソフト : VideoProc

SPOT HEALING BRUSHの機能

 元の画像は、次の通りです。この写真は、カンボジア旅行の時に撮影した写真に不用意に誰かの手が右に写りこんでしまった画像です。この手を消したいと思います。

 上の写真をPotoScape Xの写真編集画面にドロップし、VideoProcでPotoScape Xのウインドウを動画キャプチャーするように設定し、VideoProcの「REC」をクリックします。カウントダウンするので、録画開始とともに、「道具」⇒「スポット修正ブラシ」⇒左から2番目のブラシを選択⇒写真の手の部分を覆うようにブラシで塗ります。すると、手が消えます。手が消えた段階で録画をストップします。出来上がったファイルは。約12秒のmp4形式の動画ファイルができます。VideoProcの「ビデオ」クリックし、編集画面に先ほど録画した動画ファイルをドロップし、出力形式GIFにして、GIFアニメを作成しました。GIFアニメの作成に関しては、次の私の記事を参照して下さい。

カンボジア旅行(不要な手を削除)

REMOVE BLEMISHESの機能

 元の画像は、次の通りです。この写真は、無料写真ダウンロードサイト「写真AC」からほくろのある写真を拝借しました。目の下にほくろが2つほどあります。このほくろを消します。

 上の写真をPotoScape Xの写真編集画面にドロップし、VideoProcでPotoScape Xのウインドウを動画キャプチャーするように設定し、VideoProcの「REC」をクリックします。カウントダウンするので、録画開始とともに、「道具」⇒「スポット修正ブラシ」⇒左から3番目のブラシを選択⇒写真のほくろの部分を覆うようにブラシで塗ります。すると、ほくろが消えます。ほくろが消えた段階で録画をストップします。出来上がったファイルは。約13秒のmp4形式の動画ファイルができます。VideoProcの「ビデオ」クリックし、編集画面に先ほど録画した動画ファイルをドロップし、出力形式GIFにして、GIFアニメを作成しました。

ほくろの消去

LIQUIFYの機能

  元の画像は、次の通りです。この写真は、「ぱくたそ」から犬の写真を拝借しました。この犬の目を小さくしたいと思います。

 上の写真をPotoScape Xの写真編集画面にドロップし、VideoProcでPotoScape Xのウインドウを動画キャプチャーするように設定し、VideoProcの「REC」をクリックします。カウントダウンするので、録画開始とともに、「道具」⇒「ゆがみフイルター」⇒「縮小」⇒右から2番目のブラシを選択⇒写真の右目の部分を覆うようにてブラシを何度かクリックして目を小さくします。左目についても同様に行います。両方の目が小さくなった段階で録画をストップします。出来上がったファイルは。約24秒のmp4形式の動画ファイルができます。VideoProcの「ビデオ」クリックし、編集画面に先ほど録画した動画ファイルをドロップし、出力形式GIFにして、GIFアニメを作成しました。

RED EYE CORRECTIONの機能

 元の画像は、次の通りです。この写真は、「Pixabay」から猫の赤目の写真を拝借しました。この赤目をなくしたいと思います。

 上の写真をPotoScape Xの写真編集画面にドロップし、VideoProcでPotoScape Xのウインドウを動画キャプチャーするように設定し、VideoProcの「REC」をクリックします。カウントダウンするので、録画開始とともに、「道具」⇒「赤目補正」⇒硬さ50⇒一番右のブラシを選択⇒写真の右目の部分を覆うようにしてブラシを回しながら塗ります。左目についても同様に行います。両方の目の赤目がなくなった段階で録画をストップします。出来上がったファイルは。約17秒のmp4形式の動画ファイルができます。VideoProcの「ビデオ」クリックし、編集画面に先ほど録画した動画ファイルをドロップし、出力形式GIFにして、GIFアニメを作成しました。

猫の赤目をなくす

おわりに

 PotoScape Xの新機能のうち次の4つの機能についてGIFアニメを用いて説明してきました。

  1. SPOT HEALING BRUSH(不要なものを消去)
  2. REMOVE BLEMISHES(顔のほくろなどの消去)
  3. LIQUIFY(顔の輪郭を変更、目の拡大、縮小)
  4. RED EYE CORRECTION(赤目を消去)

 以上の新機能をエイじーでも容易にできてしまう点が、PotoScape Xの素晴らしい点だと思います。

 皆様も試してみてはいかがでしょうか?

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