はじめに
皆さんは、OneDriveをご存じですか?
OneDriveは、前に記事にしたGoogle Oneと同様にオンラインストレージの1つで、Microsoftが提供しているんです。
OneDriveは、Windows10に標準で付いてきていますが、意外と気が付かずに利用していない方も多いのではないでしょうか?
普通のドライブのように利用できますので、是非皆さんも活用してみてはいかがでしょうか?
この記事を読むと次の疑問について知ることができます。
★OneDriveの無料版と有料版の違いとは何が違うの?
★OneDriveアプリのダウンロード、インストールはどうすればよいの?
★Google Oneの簡単な使い方はどうすればよいの?
・サインインしてログイン
・簡単な使い方
・同期と解除
・共有
OneDriveとは?
オンラインストレージには、色々ありますが、皆さんもご存じのGoogleドライブ、DorpBox、iCloud Drive(Apple)、そして、OneDriveがあります。
このうちの、OneDriveはMicrosoftが提供するオンラインストレージになります。
このOneDriveのオンラインストレージのメリットは、自分のパソコンに保存するわけではなく、Microsoftのサーバーに保存しますので、保存されたデータのセキュリティーも高く、機密性も高いことと、どこにいても(自宅で自分のパソコンでなくとも)、どのデバイスからも、OneDriveにアクセスができ、ドライブ内に保存したファイルを開いて利用できることが大きな利点と言えます。
このOneDriveを利用するには、Microsoftのアカウントでサインインする必要があります。
Microsoftが提供するオンラインストレージですので、Microsoftが提供するOffice製品であるWord、Excel、Power Pointなどの皆さんが良く利用するアプリなどとの親和性が高く、普通のドライブのように利用できることが大きなメリットと言えます。
OneDriveには、次のようなメリットもあります。
- 保存容量は、5GB、100GB、1TBの3種類であるが、5GBであれば無料で利用が可能
- 1TB(Microsoft 365 Personal)であれば、最新のデスクトップ版Office製品であるWord、Execl、Power Pointなどが利用可能
- 外付けドライブのように機械的に壊れるという心配がない
- どこにいても、違ったデバイスでもインターネット環境があれば利用可能
OneDriveの無料版と有料版の違い
OneDriveの家庭向け有料プランは、OneDrive Standalone(100GB)、Microsoft 365 Personal(1TB)の2種類です。
以下に、主要な項目のみ比較した表を載せます。
OneDrive Basic | OneDrive Standalone | Microsoft 365 Personal | |
月額料金 (年額) |
無料 | 224円 | 1,284円(12,984円) |
容量 | 5GB | 100GB | 1TB(1000GB) |
含まれるアプリ | OneDrive | OneDrive | OneDrive、最新のOfficeアプリ、Skype、Publisherなど |
個人用 Vault | 3ファイルまで | 3ファイルまで | 無制限(容量上限まで) |
その他の高度なセキュリティ | × | × | 〇 |
オフライン フォルダー | × | × | 〇 |
OneDriveアプリのダウンロード、インストール
OneDriveを利用するには、Microsoftにサインインする必要があります。
ここでは、Microsoftのアカウントの取り方については省略しますが、Windowsパソコンを利用していれば、当然、Microsoftのアカウントも取得しているはずですので、その取得したアカウントでMirosoftにサインインしてください。
また、Windows10であれば、既にインストールされているはずですので、Winスタート⇒Onedriveの順にクリックすれば利用できます。
しかし、Windows10以外などの場合は、以下のサイトに移動します。
このサイトの「OneDrive をダウンロード」の「ダウンロード」をクリックすると、ダウンロードファオルダーに「OneDriveSetup.exe」と言うファイルがダウンロードされますので、この「OneDriveSetup.exe」をダブルクリックしてインストールしてください。
エクスプローラーを起動すると、左の表示にOneDriveがあることが確認できます。
iphone、ipad、Androidスマホの場合は、App StoreやGoogle PlayからOneDriveのアプリをダウンロードしてインストールしてください。
Google Oneの簡単な使い方
私はWindows10パソコンを利用していますので、以後の説明はWindowsでの解説となります。
サインインしてログイン
エクスプローラーを起動し、「左の雲のマーク」のOneDriveをクリックすると、OneDriveの設定画面が表れ、メールアドレスを入力して、「サインイン」をクリックし、パスワードを求められるのでパスワードを入力して、「サインイン」をクリックすると、OneDriveホルダー画面になりますが、内容を読んだ後「次へ」をクリックし、OneDriveを最大限に活用するプレミアムのおすすめ画面がでますが、右上の×をクリックして閉じてください。
これで、OneDriveを利用できるようになります。
簡単な使い方
OneDriveは、エクスプローラーで起動して利用するのが一般的な使い方になりますが、他に次のようにして表示することも可能です。
【OneDriveの表示する別な方法-1】
- Winスタートをクリック
- プログラムを下にスクロールして「OneDrive」をクリック
【OneDriveを表示する別な方法-2】
- パソコンの下のタスクバーの雲のマーク(OneDrive)をクリック
- 下のメニューの「ファオルダーを開く」をクリック
OneDriveのを使うということは、エクスプロラーを使うことと同じです。
エクスプローラーを起動すると、上部に「ファイル」、「ホーム」、「共有」、「表示」と言うメニューがあります。
それぞれについての説明は、以下の通り。
・新しいウインドウを開く : 別ウインドウで新しくエクスプロラーを開きます。
・Windows Power Shellを開く : 別ウインドウでに新しくWindows Power Shellを開きます。
・フォルダと検索のオプションの変更 : ファオルダーオプションのウインドウが開き、全般、表示、検索についての設定が可能
・ヘルプ : ヘルプ画面が別ウインドウで開く。及び、Windowsのバージョンを知ることが可能
・閉じる : エクスプローラーを閉じます。
●ホーム
・クリップボード : ホルダーやファイルを選択して、クイックアクセスにピン留める、コピー、貼り付け、切り取り、パスのコピー、ショートカットの張り付けが可能
・整理 : ホルダー、ファイルを選択して、移動先、コピー先、削除、名前変更が可能
・新規 : 新しいホルダー、新規アイテム(ホルダーからいろいろなファイル形式に対応)、ショートカットの作成可能。
・開く : フォルダー、ファイルを選択した際のプロパティ、履歴、ファイルを開いて表示したり編集が可能。
・選択 : 選択方法の切り替え、選択解除などが可能
●共有
・送信 : ホルダーやファイルを選択した際に、選択したファイルなどを共有するアプリの選択、電子メールへの添付、圧縮(ZIP形式)、別ディスクへの書き込み、印刷、FAXが可能
・共有 : 共有する相手を選択して共有設定、共有の解除、共有の詳細設定が可能
●表示
・ペイン : 右のナビゲーションウインドウや右のエクスプローラーの表示形式の変更
・レイアウト : ホルダーやファイルのアイコンの大きさや、表示形式(アイコン、一覧形式、詳細表示など)
・現在のビュー : ホルダーやファイルをグループ化、昇順などで並べ替えが可能
・表示/非表示 : 項目のチェックボックス、ファイルの拡張子、隠しファイルの表示、非表示の切替が可能
・オプション : ファオルダーオプションのウインドウが開き、全般、表示、検索についての設定が可能
エクスプローラーを起動して、OneDriveをクリックすると、右にOneDrive内のホルダーやファイルが表示されますので、削除したいホルダーやファイルを選択して、右クリックすると現れるメニューから「削除」をクリック
●ファイルのコピー
エクスプローラーを2つ表示させ、1つはOneDriveをクリックし、もう一つはコピーしたいホルダーあるいはファイルのあるドライブやホルダーを表示させます。
コピーしたいファオルダーやファイルを選択して、ドラッグしてOneDriveのあるエクスプローラーのコピーしたい部分でドロップすれば、コピーが行えます。
●ファイルの移動
エクスプローラーを2つ表示させ、1つはOneDriveをクリックし、もう一つは移動したいホルダーあるいはファイルのあるドライブやホルダーを表示させます。
移動したいファオルダーやファイルを右クリックしたままドラッグしてOneDriveのあるエクスプローの移動したい部分でドロップするとメニューが出るので、「ここに移動」をクリックすれば、そのホルダーやファイルを移動できます。
同期と解除
OneDriveの同期と解除は、タスクバーにある「雲マーク(OneDrive)」をクリックして行います。
その手順は、次の通り。
【OneDriveの同期と解除する手順】
- タスクバーにある「雲マーク(OneDrive)」をクリック
- 下にあるメニューの「ヘルプと設定」⇒「設定」をクリック
- アカウントタブをクリック
- フォルダーの選択をクリック
- ここで、他の端末などで同期させたいファイルやホルダーを選択(チェックを入れる)して、「OK」をクリック
- これで、クリックしたファオルダーやファイルは同期されます。
- 逆に、選択されないものは同期されません。
共有
あるフォルダーやファイルを共有して共同で作業するとか、案内状をメールで添付してそこに書かれた案内状のURLクリックしてもらうために他の方と共有したい場合があります。
そのような場合の共有する手順を以下に紹介します。
【フォルダーやファイルの共有手順】
- エクスプローラーを表示させ、右ににあるOneDriveをクリック
- 共有したいフォルダー又はファイルを選択し右クリックして、「共有」をクリック
- 下にある「リンクのコピー」をクリック
- 自分のメールに共有したい方にメールなどで先ほどのリンクのコピーを書き入れて送信すれば、受けた方はそのURLをクリックすることにより共有ができます。
おわりに
皆さん、いかがだったでしょうか?
OneDriveとはどのようなもの?、OneDriveの無料版と有料版の違いとは何が違うの?、OneDriveアプリのダウンロード、インストールはどうすればよいの?、Google Oneの簡単な使い方はどうすればよいの?、サインインしてログイン、簡単な使い方、同期と解除、共有などについて解説してきました。
OneDriveは、普通のドライブやフォルダーと同じように利用でき使い勝手が良いので、皆さんも是非試して利用してください。
この記事が少しでも皆様のお役に立てればこれほど嬉しいことはありません。
以上です。
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