はじめに
デジカメでGPSを搭載したタフなカメラであるNikon Coolpix W300 ファームウェアアップデート(Ver.1.5へ)及びA-GPSファイルの更新について紹介します。
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総品名 | Nikon Coolpix W300 | ||
商品の評価 | (レビュー総数360件) |
(レビュー総数8件) |
(レビュー総数337件) |
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この記事を読むと次の疑問について知ることができます。
★ファームウエア―とはどのようなもの?
★ファームウェアアップデートはどうするの?
★A-GPSファイルとはどのようなもの?
★A-GPSファイルの更新はどうするの?
★W300のGPSログ記録による撮影ポイントと動いた軌跡はどうでした?
Nikon Coolpix W300とは?
Nikon Coolpix W300は、アウトドアで活躍するとにかくタフなデジカメなんです。
このカメラの外観とこのカメラの特徴であるアクティブガイド(日時や位置情報、高度、水深、ロググラフなどをひと目で確認)を並べて示します。
- 水中でもハウジングなしで水深30mまで対応する防水性能
- 2.4mの高さから落としても丈夫な耐衝撃性能
- -10℃の寒冷地に対応した耐寒性能
- JIS/IEC保護等級6(IP6X)相当の防じん性能
- アウトドアで撮影をサポートする充実した性能
・日時や位置情報、高度/水深、ロググラフなどをひと目で確認できるアクティブガイド搭載
・撮影時に、高度や水深、気圧、水圧などが表示可能
・記録した高度や気圧、水深情報などは写真にデータとして写し込むことが可能
・GPS(アメリカの衛星測位システム)、GLONASS(ロシアの衛星測位システム)、QZSS
(日本の準天頂衛星システム)に対応
・位置情報や高度情報、水深情報などの移動情報をログで記録が可能
・撮影した写真に撮影地の地名(POI:Point of Interest)情報を付加することが可能 - 誰でも使い易いカメラデザイン
・電子コンパスや高度計、水深計を表示するアクティブガイドを簡単操作できるツールボタン
・カンタンにカメラ設定を切り換えられるアクションボタン
・暗い場所で手もとを照らすことができるLEDライトを搭載
・斜めからでも見やすい広視野角3型液晶モニターを搭載 - たっぷり撮れる(約280コマ)電池寿命
- アウトドアでの撮影をサポートする多彩なアクセサリー
上述のようにNikon Coolpix W300カメラは、アウトドア用のカメラとして優れた性能を持つため、私は良く旅行での思い出写真を撮影するのに利用しています。
ファームウエア―とは?
ファームウエア―をインターネットのWikipediaで調べると、
ファームウェア (英: firmware) とは、電子機器に組み込まれたコンピュータシステム(ハードウェア)を制御するためのソフトウェアで、ソフトウェアをROM等の集積回路にあらかじめ書き込まれた状態で、機器に組み込んだもの。また、ソフトウェアではなく、プログラマブルロジックデバイスで利用する回路情報も広義のファームウェアと呼ぶことがある。
ファームウェア - Wikipedia
とあります。
機器内部に固定的に組み込まれ、あまり内容の変更が行われないことから、ハードウェアとソフトウェアの中間的な存在としてファームウェア(firm:堅い、固定の)と呼ばれているようです。
言ってみれば、カメラを動かす上で必要なソフトウエアということができます。
ファームウェアアップデート(Ver.1.5へ)
私のこのカメラのファームウエアのバージョンは最初1.0から1.4にバージョンアップし、今回さらにVer1.5にバージョンアップをしました。
ファームウエアのバージョンの確認
バージョンを確認するためにはまずBluetoothがONになっていると、バージョンの確認ができませんので、bluetooothをOFFにしてください。
メニューを押したのち、アンテナから電波を発しているマーク(通信メニュー)を押下してBluetoothを選び、通信機能をOFFにします。
そん後、スパナマーク(セットアップ)に移り、バージョン情報をタップすると現在のファームウエアのバージョンが確認できます。
bluetoothの通信機能をOFFにした画面とバージョン情報を示した画面を並べて示します。
Nikon Coolpix W300のファームウエアのバージョンアップ
先ず、パソコンのインターネットを利用して、Nikonダウンロードセンターの「COOLPIX W300用ファームウェア」画面に移って下さい。
下にスクロールしてプログラム使用許諾契約書を読んで、同意するにチェックして、ファームウエアのファイルをパソコンにダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイル(F-W300-V15W.exe)を、例えば、W300ファームウエアアップデートするフォルダーを作り、そこに移動してください。
「F-W300-V15W.exe」をダブルクリックすると自動的に解凍して、「W300Update」のファルダーが作成されます。
作成されたフォルダー内に「firmwawre」のフォルダーがあり、そのフォルダー内に[firmware.bin]と[gpsfirm.bin]の2つのファイルがあることを確認してください。
フォーマットしたSDカードをパソコンのSDカードリーダーに挿入し、先ほど用意した「firmware」フォルダー(firmware.binとgpsfirm.binの2つのファイルが存在)をSDカードのルートにコピーしてください。
このSDカードを抜いて、W300カメラのSDスロットに差し込みます。カメラの電源を入れ、メニュー画面からメンテナンスを選び、バージョン確認画面に移動し、ファームウエアのバージョンを変更してもよいかと聞いてくるので「はい」をタップしてバージョンアップを実施てください。
ちなみに、バージョンアップの時間は結構長く感じます。
最後に、ファームウエアのバージョンがVer.1.5になっていることを確認して、カメラの電源を切ってください。
詳細なファームウエア―のバージョンアップ方法の動画が下記から見ることができますので参照ください。
A-GPSファイルとは?
GPS機能の測位速度を向上するためのファイルと言うことで明確なことは分かりませんが、更新用のダウンロードしたファイルは有効期間が2週間のようです。
「メニュー」⇒「位置情報設定」でON⇒「A-GPSファイル更新」でONを押すと、「現在のAーGPSデータ(〇〇/△△ー●●/▼▼)更新しますか?」と聞いてきて、この更新ファイルの有効期限(〇〇/△△ー●●/▼▼)が14日間(2週間)であることが分かります。
AーGPSファイルの更新
それでは実際にA-GPSファイルの更新をしてみましょう。
A-GPSファイルの更新手順は次の通り。
W300のGPSログ記録による撮影ポイントと動いた軌跡
いつも朝に散歩している道筋をW300でGPSログを取り、散歩の途中で8枚ほど撮影した撮影ポイントなどをNikonのアプリである「ViewNX-i」に読み込み、散歩の軌跡と撮影ポイントを一緒に地図上に落とした図を画面キャプチャーしたものが下図です。
なお、GPSログの取込間隔は最短の5秒に設定し、紺色の軌跡が歩いた軌跡で赤丸で囲んだ部分が撮影ポイントです。
おわりに