はじめに
家計簿利用率No.1アプリのマネーフォワード MEについて紹介します。
●家計簿ソフト利用率No.1
●毎日のお金の出入りを自動で見える化
●銀行やカードの残高をまとめて見える化
●今月何にいくら使ったかを見える化
●安心のセキュリティー
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この家計簿ソフトは、前に紹介した「Moneytree」と同様なソフトで、どちらかと言うと「マネーフォワード」を勧める方が多いようです。
マネーフォワードで検索すると、コロナ禍にも関わらず株価が大幅に上昇したという記事が見られたので、興味がわきました。
少し関連記事を読むと、マネーフォワードの会社がIT関連を扱う業者でコロナ禍の影響を受け難いと言うこともありますが、同社が販売する家計簿ソフト「マネーフォワードME」が2020年には1,100万人を突破し、お金を管理するアプリとして「国内シェア1位」の座を取っているということが書かれていました。
さらに、マネーフォワードの会社(株式会社マネーフォワード)を調べると、2012年5月に設立されたインターネットサービス開発を事業内容とした新興会社と言うことができます。
株式会社マネーフォワードは、本社オフィスを東京都港区芝浦に置き、日本中に支社8社、その他グループ関連会社も多数存在し、資本金2020年11月現在で9,614(百万円)、従業員504名、「金を前へ。人生をもっと前へ。」と言うミッションを掲げた会社であることが分かりました。
このような会社が販売する家計簿アプリを知らなければいけないと言う私の思いもあり、マネーフォワードについて調べて紹介しようと思った次第です。
この記事を読むと、次のことが理解できます。
◆ログイン、共有方法、レシート読み取りその他使い方を知ることができます。
◆マネーフォワードクラウ型の給与・会計・確定申告:倦怠管理を知ることができます。
◆ネーフォワードの危険性(安全性)を知ることができます。
それでは、マネーフォワードについて、もう少し深堀していきたいと思います。
マネーフォワードミーとは?
「はじめに」でも述べましたが、マネーフォワードミーとは、「Moneyforwad me」のことであり、同社が販売する家計簿アプリのことです。
このアプリは、銀行口座、クレジットカード、ポイントカードに紐づいているポイント、現金の収支などを全て、このアプリで見ることができ、自分の資産がどのぐらいあるのかを一目で見ることができます。
このアプリがあれば、複数の銀行のサイトに入って資産の残高、何に使ったかなど確認したり、複数のクレジットカードのサイトに入り、今月はいくら使ったか、ポイントはいくら貯まったかなどを調べる必要がありません。
このソフト1つで、全て確認できます。
あと、重要なことにこの家計簿アプリはWindows、Macなどパソコン(Web版)だけでなく、スマホ用のiOS版Android版があり、スマホやパソコンなどの両面から資産管理ができますので大変便利です。
このアプリには、無料版と有料のプレミアム版があり、プレミアム版(月額500円)ですと登録金融機関などが無制限、広告の非表示にできるなど無料で不満の残る部分が全て解消して便利に使えます。
プレミアム版には、30日間無料お試し期間があるのであなた自身でアプリを実際に触ってこのアプリの使い勝手を見てみることができますので、是非試してみてはいかがだろうか?
マネーフォワードの使い方
登録はどうしたらよい?
はじめに、どのような端末でマネーフォワード家計簿を使うかにより、少し違ってきます。
Web版の場合は、次のURLをクリックしてMoneyForward MEの公式サイトに移って下さい。
iphone、Androidスマホの場合は、App StoreやGoogle Playからマネーフォワード MEのアプリをダウンロードしてインストールしてください。
ログイン方法
マネーフォワード MEへのログインは、Web版でも、スマホ版でも同じでメールアドレス、パスワードを入力すれば、ログインでき利用することができます。
金融機関、クレジットカード、ポイントカードなどの登録
次に、皆さんが主に利用されている銀行口座、クレジットカード、ポイントカードなどを登録しましょう。
登録方法については、Web版とスマホ版では画面が異なます。
ここでは、Web版で解説します。
- マネーフォワード MEにログインしたら、上部の「資産」又は「口座」をクリックします。
- でてきた画面で「金融機関を追加」をクリックします。
- 色々なカテゴリー(銀行、カード、ポイントなど15種のカテゴリー)から登録したいカテゴリーを選んでクリックし、さらにその中にあるあなたの登録するべき件名をクリックしてあなたのID、パスワードを登録して、そこと接続します。
すると、件名が銀行ならば、銀行の残高や明細がマネーフォワード MEに読み込まれます。 - もう一つ別な方法は、最初の検索画面であなたが登録しようとする銀行などの件名を入力して検索し、でてきた件名で間違いがなければ、あなたのID、パスワードを登録して、そこと接続します。
すると、件名が銀行ならば、銀行の残高や明細がマネーフォワード MEに読み込まれます。
現金入力(現金記録)
現金入力前に上部メニューの「ホーム」⇒「予算」をクリックして、毎月の予算をたてましょう。
毎月の手取り収入を入力し、支出の予算は下の表の形になっていて、日用品や食費のような「手元で管理するお金(変動費)」が8項目あり、そこの毎月の支出予算をを書き入れます。
また、住宅、水道・光熱費のような「毎月決まった支出(固定費)」が6項目ありますので、そちらも毎月の支出予算を書き入れます。
これで、毎月の予算を立てることができました。
次が、毎月買い物などで支払った金額を入力していきます。
「ホーム」⇒「予算」⇒「手入力」と順にクリックします。
家計簿入力画面が現れますので、上部の「支出」、「収入」、「振替」を選択します。
- 「支出」を選択した場合、日付、支出金額、支出項目、その内容を記入して「保存する」をクリックします。続ける際には、連続して上述のことを実施します。
- 「収入」を選択した場合、日付、収入金額、収入項目、その内容を記入して「保存する」をクリックします。続ける際には、連続して上述のことを実施します。
- 「振替」を選択した場合、、日付、振替金額、その内容を記入して「保存する」をクリックします。続ける際には、連続して上述のことを実施します。ただし、この機能を利用するには、財布(現金管理口座)もしくは未対応金融機関を手動登録する必要があります。
なお、ここでは財布機能については省略します。
共有方法
共有方法はとっても簡単です。
例えば、共有したい人と同じマネーフォワード MEを使いたい場合、マネーフォワード MEの同じアカウントとパスワードでログインすればそれで共有が自動的にされます。
と言うより、同じマネーフォワード MEを違う端末で使用しているということになります。
ですので、最初に作ったアカウントで2つ目にインストールしたマネーフォワード MEに入る時に、最初に作成したメールアドレス、パスワードのアカウントで「ログイン」すればよいことになります。
マネーフォワードクラウ型の給与・会計・確定申告・倦怠管理
マネーフォワードクラウ型の給与・会計・確定申告・倦怠管理は、会社用の給与、会計、倦怠管理をしてくれるソフトで、年末には確定申告も可能な便利なアプリと言うことができます。
それでは、簡単に順を追ってそれぞれについて紹介します。
給与管理
月給制・日給制・時給制や扶養人数の自動集計などに対応した給与計算、Web給与明細
Web賞与明細、Web源泉徴収票などのWeb給与明細、各種控除額の自動計算、自動端数処理に対応した賞与計算、通勤手当の課税・非課税区分の自動計算、出張旅費や立替経費精算の課税・非課税も自由に設定などに対応した所得税計算、その他、社会保険料計算、雇用保険料計算、年末調整、他のサービスとの連携などが行えるクラウド型アプリです。
会計管理
このアプリも給与管理と共に扱える会計ソフトで、日々の取引の入力など面倒な作業は自動化し、業務効率を大幅に改善すると共にデータをクラウドに集め、データをグラフで分かり易く表示してくれます。
このアプリの特徴(メリット)を次にあげます。
- データが消えない
- 無料でアップデート
- いつでもどこでも使える
- データ入力の手間を削減
- 人工知能(AI)で賢くなる
倦怠管理
このアプリも給与管理と連携して扱える業務ソフトで、従業員の働き方改革をサポートする倦怠管理システムアプリと言えます。
次のような機能を持っています。
- 勤怠チェック
- 様々な雇用形態に対応
- シフト管理
- 有給休暇管理
- 異動履歴管理
- ワークフロー
- 多彩なインポート
- 充実したサポート体制
- 他のクラウド型アプリとの連携
クラウド型アプリの料金体系
大きく個人事業者と従業員を持つ企業向けに分かれます。
●個人事業者向け
3つの料金体系になっています。
- パーソナルミニプラン
基本料金:月額980円(税抜)・年額9,600円(税抜) - パーソナルプラン
月額1,280円(税抜)・ 年額11,760円(税抜) - パーソナルプラスプラン
年額35,760円(税抜)
●事業者向け
3つの料金体系になっています。
- スモールビジネス(小規模の法人向け)
基本料 : 3,980円/月(年額 35,760 円)税抜 - ビジネス(中規模の法人向け)
基本料 : 5,980円/月(年額 59,760 円)税抜 - エンタープライズ(大規模の法人向け)
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マネーフォワードの危険性(安全性)
マネーフォワードは本社が 東京都港区芝浦にある株式会社マネーフォワードが提供するソフトであり、2012年5月に設立され、現在の資本金が約96億円(2020年11月時点)となっています。
この手のアプリ業者ではかなり大きな企業であり、東証マザーズにも2017年9月に上場しており信頼のおける企業と言えます。
さらに、マネーフォワードの安全性の取り組みとして次のようことをしています。
- データは通信時も保管時も全て暗号化
通信は最高水準の暗号方式「2048bit」のSSL証明書を利用した方式を採用しており、データと銀行等の認証情報は、異なるサーバに暗号化して保存し、アクセスについては制限を設け、厳重な管理・運用を徹底して実行。 - 二段階認証でセキュリティを強化
最近ほとんどが採用している二段階認証により、第3者が無断でログインするのを防止できます。 - パスコードロック、指紋認証・顔認証により二重の認証システム
パスコードロックや指紋認証を設定することによりスマートフォン紛失による情報漏洩を防ぎ、あなただけが入れるようにする指紋認証や顔認証があります。 - 経験豊かな金融機関システムのプロが運用
金融機関のシステム構築、運用に長年携わったプロフェショナルが、マネーフォワードのシステム構築を行っています。
以上のことより、マネーフォワードは危険性は全くないとは言えませんが、かなり安全性は高いと言えます。
それでも、不安の方は自ら安全性に気を付けることが必要でしょう。例えば、次のようなことは安全性をさらに上げるうえで必要なことです。
- パスワードは簡単なものを使わづ、使い回しもしないこと。
パスワード管理ソフトを利用するなどして、パスワードの管理には十分に気を付ける必要があります。 - ログインの履歴や登録済みの金融機関、クレジットカードなどの収支に気を配ること。
不正なログインや不正にお金が引き出されていたり、使われていないかを何時も気を付けてみることにより、不正な取引などがあれば、カードの利用停止、銀行口座のパスワード変更などの対処ができます。 - 公共のWi-Fiを使わないようにすること。
公共のWi-Fiを使用することで通信ログを不正に盗まれる可能性があるため、公共のWi-Fiを利用するのは避けた方が良いでしょう。
おわりに
皆さん、いかがだったでしょうか?
マネーフォワードを扱う業者はどのようなメーカーから始まり、ログイン、共有方法、その他使い方を、業務で扱うマネーフォワードクラウ型の給与・会計・確定申告・倦怠管理アプリ、マネーフォワードの危険性(安全性)について紹介してきました。
マネーフォワードは、使い込めば使い込むほど味が出る家計簿ソフトであり、財産の全体像を見ることができますので、このようなコロナ禍の節約時代には是非使って欲しいソフトの一つです。
皆さんも、この記事を見て少しでも使ってもらえれば、これほど嬉しいことはありません。
以上です。
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