南大東島に生息する動物|国指定天然記念物やその他動物など5種

minamidaitoujimadoubutu 旅行
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はじめに

 こんいちは、エイじーです。

 日本に南大東島と言う小さな島が沖縄本島の東にあります。
 この島は、人間が住むようになって約100年ほどしかたっておらず、また、変わった動物が生息すると言われています。

 私は、旅行が好きでこれまでにも海外旅行などに出かけていましたが、コロナウイルスの影響で今では行くこともありません。

 インターネットで色々調べ、そこに旅行した気分になることが唯一の楽しみでもあります。

 と言うことで、今回は南大東島に生息する変った動物に焦点を当てて紹介したいと思います。

南大東島はどこになるの?どのような島?

 南大東島の概要は次の通り。

  • 面積30.53km2、周囲21.2km、標高75mの島で沖縄本島から東側約400kmの位置する。
    Wikipediaを参照
  • 人口 : 約1,400人
  • 気候 : 亜熱帯海洋性気候
    年平均気温:23.3℃、南大東島も7月に最も暑くなり、7月の平均気温は28.5℃、最も寒い月は1月で平均気温は17.7℃で温暖の差が少ない。
    詳しくは、南大東島の気候と特徴を参照
    年平均水量:1,700ミリ前後
  • 南大東島のホームページ

 南大東島に位置は下図を参照(GoogleMap)

 次は、南大東島に生息する珍しい動物について紹介したいと思います。

南大東島に生息する珍しい動物

 南大東島に生息する固有種、固有亜種の動物は11種いますが、ここでは国指定天然記念物、足の短い珍しい犬、その他3種について紹介します。

ダイトウオオコウモリ

 ダイトウオオコウモリは、国指定天然記念物となっています。

 体長20~25センチ、体重300~500グラムほど。日中はモクマオウなど高い木の上で眠り、夕暮れから餌を探して動きだす。
 ネコなどの食肉目が存在しない環境で進化したため、警戒心が薄い。雄は首回りの毛が黄金色で、雌は淡い。6月ごろに子どもを産む。

 ダイトウオオコウモリノのYouTubeは以下を参照。

 その他、ダイトウオオコウモリの記事を2つほど載せますので参考にしてください。

大東犬

 南大東島には、足の短い珍しい犬がいます。
その名は、大東犬と呼びます。

 大東犬のWikipediaより一部抜粋すると、

大東犬(だいとういぬ、だいとうけん)は、沖縄県大東諸島南大東島地犬で、日本犬の一種。血統書はない。
【概要】
大東諸島はかつて無人島であったが、1900年八丈島からの移住者によって開拓が始まった。大東犬はこれらの移住者によって約100年前に持ち込まれたものである。起源はよく解っていないが、外部から隔絶した環境で近親交配を繰り返すことにより現在の容姿に変化したとの説がある[1]
顔つきや体つきは、典型的な日本犬の姿をしている。しかし、他の日本犬には無い、大東犬独特の特徴は、足が非常に短く、がに股であることである。純粋な大東犬はウェルシュ・コーギーダックスフントのように脚がかなり短く、ちょこちょことした歩き方をするが、これの血が薄い犬は脚が長めになっていることもある。耳は立ち耳で、尾は巻き尾若しくは刺し尾で、巻き尾の犬はやはり他犬種同様、老化によって尾の巻き具合がゆるくなる傾向がある。コートは通常の日本犬と同じ硬めのショートコートで、毛色に制限は無い。暑さに強いが、寒さにはそれほど強くない。性格は主人に忠実だが人馴れはあまりよくなく、気性はやや荒っぽい。この荒っぽさはいわゆる猟犬気質と呼ばれるもので、本種特有のものではない。家庭犬としては番犬として見張りをする傍ら、主人や家族と一緒に過ごすことを幸せに感じている犬種である。脚は短いが運動量は普通の日本犬と同じで、罹りやすい病気は皮膚病椎間板ヘルニアなどである。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%9D%B1%E7%8A%AC

 大東犬のYouTubeは以下を参照。 

ダイトウコノハズク

 フクロウの仲間でリュウキュウコノハズクの亜種になります。

  全長20cmほどで、フクロウの仲間では日本で最も小型です。上面は灰褐色で不明瞭な黒色のまだら模様があり、耳羽は小さく目(虹彩)は黄色です。南・北大東島にのみ分布しており、モクマオウなどの林に生息し、主に昆虫類を捕食します。農地開発による森林の減少や、農薬の散布に伴う昆虫類の減少により絶滅が危惧されています。

 Twitterの投稿にダイトウコノハズクがありました。下を参照。

 ダイトウコノハズクの記事も少なく、下にいくつかを示す。

ダイトウウグイス(絶滅亜種)

 ダイトウウグイスのWikipediaより一部抜粋すると、

ダイトウウグイス(学名:Cettia diphone restricta)は、スズメ目ウグイス科分類される鳥類ウグイスの一亜種。別名ダイトウハシナガウグイス。
【分布】
南西諸島固有亜種
1922年南大東島折居彪二郎により初めて捕獲されたが、その後1984年北大東島での目撃を最後に[2]記録がなく絶滅したと考えられており[3]、2006年に発表された環境省の鳥類レッドリストでも絶滅と記載されている[1]。 ところが2001年沖縄本島でダイトウウグイスと区別出来ない個体群が確認され[4]、その後鹿児島県奄美群島での目撃情報があり、国立科学博物館による調査が行われたところ、喜界島でオス10羽、メス5羽と巣7個が発見されたことが2008年5月21日に発表された[5][6]
【特徴】
亜種ウグイス (Cettia diphone cantans) に比べ上面(頭、背、腰、尾羽)と翼の赤褐色が強く、羽色は亜種ハシナガウグイス (C. d. diphone) に似るが、嘴が長く、翼が短いとされる[3]

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A6%E3%82%B0%E3%82%A4%E3%82%B9

ダイトウウグイスの動画にニコニコ動画がありました。下の動画のURL を参照下さい。

ダイトウヒラタクワガタ

 体長はオスが23.5 - 53.5mm、メスが21 - 33mm、飼育下の最大オスは65mm。
 日本のヒラタクワガタの亜種では、最も小型で、体型は太短く、足も太短い。
  大アゴは、先端歯は あまり発達しないが、内歯(内側のトゲ)は小型個体でも強く出ている。
  体色は やや赤みがかった黒色である。
  後足脛節のトゲは小さい。 野生では30mm台が多い。

 Wikipediaより一部抜粋すると、「ダイトウヒラタクワガタ」は、

ダイトウヒラタクワガタ(大東平鍬形、Dorcus titanus daitoensis)は、クワガタムシ科オオクワガタ属ヒラタクワガタ亜属ヒラタクワガタ亜種で、 日本産亜種では最も小型で、最も古いといわれている。
日本のヒラタクワガタの亜種は、放虫による遺伝子汚染が問題となっている。
【生態】
広葉樹の森林に生息し、生息数はやや少ない。 人の出入りの少ない島に生息しているため、生態は分かっていないことが多い。
成虫は、真冬にも活動しているようだが、外灯に飛来した例がないので、はっきりしたことは分かっていない。 をほとんど取らずに繁殖活動を行っていることが多い。 幼虫は、成虫のサイズの割に大きく育ち、モクマオウなどの倒木などから発見されている。 羽化する時期が5月から6月と11月から12月の2回あり、越冬せずに活動を開始すると考えられている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%A6%E3%83%92%E3%83%A9%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%83%AF%E3%82%AC%E3%82%BF

 「ダイトウヒラタクワガタ」の記事を幾つか載せるので参考にしてください。

おわりに

 いかがだったでしょうか?

 日本にもこのような島が残っているのですね。交通の便があまり良くないので訪れるには大変ですが、沖縄本島を起点にすれば1泊2日で観光旅行(LINEトラベルjp)ができます。

  南大東島は、コロナウイルスの影響下においても、観光の受け入れをストップしている訳ではないので、一度は行ってみたいと思います。

 皆さんも、訪問してみてはいかだでしょうか?

 この情報が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いに思います。

以上です。

 

 
 

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