はじめに
こんにちは、エイじーです。
皆さん、Microsoft TeamsはWindowsをやっている方であれば、見たことがあると思いますが本当の意味でMicrosoft Teamsのことを知っている方は少ないのではないでしょうか?
Microsoft Teamsは、社内などのコミュニケーションに利用されることが多く、社内でのオンライン会議、チャットなどで利用でき、Zoomと同じ部類のアプリなんです。
Microsoft Teamsは、マイクロソフトのOffice 365(現在はMicrosoft 365と名前変更)を持っていれば、その中に含まれていますので、有料版として利用できますが、もちろん無料でも利用できます。
Microsoft TeamsはSkype for Busines(Skypeの法人版)の後継アプリとしてマイクロソフトは考えているようで、Skype for Busines Onlineにスレッド機能やツールの連携などコミュニケーションをとるために必要な機能を追加したアプリがMicrosoft Teamsと言うアプリであり、Skype for Business Onlineの提供を2021年7月31日に終了すると発表し、Teamsへの移行を推進しています。
実際のサービスは、2017年3月14日に世界中で開始され、2018年7月12日、マイクロソフトはMicrosoft Teamsの無料バージョンを発表しています。
2017年3月にサービスが開始され、2019年12月に2000万に利用者は増え、2020年10月27日時点で月間アクティブユーザー数が1億5千万人を超えたとしています。
Microsoft Teamsは、世界のマイクロソフトが提供する製品であり、皆さんが利用しているOfficeとの親和性も高く、これからますます利用者は増えていくものと予想されます。
これは、コロナ禍の中、実際に会社などに出かけて行って会議を聞くことが前ほど容易でなくなったことと、Microsoft Teamsそのものが遠く離れたところから複数の人が同じ会場に入り、チャットや画面共有ができ、お互いのコミュニケーションがスムーズに行うことができる素晴らしいアプリであるのもMicrosoft Teamsの利用者が増えた要因の一つではないかと思います。
それでは、このMicrosft Teamsについて順を追って使い方などを紹介していきます。
この記事を読むと次のような疑問について知ることができます。
♠Microsft Teamsの無料版と有料版の違いとはどこが違うの?
♠Microsoft Teamsアプリのダウンロード、インストールはどうすればよいの?
・pc版
・iphone、ipad、Androidのスマホ版
♠Microsoft Teams 初心者のための使い方はどうすればよいの?
・ログイン
・参加
・背景
・会議
・招待
・画面共有
♠Microsoft Teamsのマニュアルはどこを見ればあるの?
Microsoft Teamsとは?
Microsoft Teamsのホームページを見ると、色々と特徴などが書かれていますので、そこからピックアップしてみました。
Microsoft Teamsの特徴を挙げると次の通り。
- 仕事、学校、家庭のどこにいても、グループチャットやビデオ通話を1クリックで開始可能
- Microsoft Teams内であれば、アクセス、共有、リアルタイムの共同編集がセキュア環境で実現
- 情報を集約して、ノート、ドキュメント、予定表などを管理可能
- GIF、ステッカー、絵文字などを送り合えるチャット機能を搭載
- One on Oneの1対1から10,000人もの多くの人と1クリックで参加できるビデオ会議システムを搭載
- 通話の発信も、受信も、直接 Microsoft Teams からできる便利機能を搭載
- ファイルを共有し、Word、PowerPoint、Excel などの使い慣れたアプリでの共同編集をリアルタイムで行うことが可能
Microsft Teamsの無料版と有料版の違い
Microsft Teamsには、無料版、Microsoft 365 Business Basic、Microsoft 365 Business Standard、Office 365 E3 があり、無料版と有料版でどのような違いがあるのかを紹介します。
無料版でも十分利用できますが、もっといろいろ活用したいのであれば有料版を購入されることをお勧めします。
以下は、無料版と有料版の違いを表にしてまとめました。
項目 | 無料版 | Microsoft 365 Business Basic | Microsoft 365 Business Standard | Office 365 E3 |
価格/ユーザー・月 (年間契約の場合) |
無料 | 540円 | 1,360 円 | 2,170円 |
会議 可能最大参加人数(人) |
100 | 300人 | 300人 | 10,000人 |
グループ会議 の最大時間(分) |
60 | 24時間 | 24時間 | 24時間 |
会議の記録 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
チャットとコラボレーション | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
OneDrive での個人用ファイル ストレージと共有 | × | 1 TB/人 | 1 TB/人 | 無制限 |
画面共有 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
仮想背景 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Office アプリ (Word、Excel、PowerPoint) でのリアルタイムの共同作業 |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Microsoft 365 のすべてのアプリとサービスへのシングル サインオン | × | 〇 | 〇 | 〇 |
強制的な多要素認証 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
Web 版の Word、Excel、PowerPoint | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
デスクトップ版の Outlook、Word、Excel、Access、PowerPoint、Publisher | × | × | 〇 | 〇 |
管理者機能 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
24 時間年中無休の電話/Web サポート | × | 〇 | 〇 | 〇 |
Microsft Teamsのダウンロード及びインストール
はじめに、私はWindowsパソコンを利用していますので、以後は、Windowsでの解説となります。
なお、Web版もありますが、これについては後に「Microsoft Teams 初心者のための使い方」で解説します。
pc版
上のダウンロードサイトに移り、「Teams をダウンロード」をクリックすると、「Teams_windows_x64.exe」がダウンロードされるので、このファイルをダブルクリックして指示にしたがってインストールしてください。
私の場合は、いつの間にかインストールされていたので、何時から利用できるようになっていたのかは不明ですが、パソコンを起動すると必ずMicrosoft Teamsが起動するようになっており、何時もは直ぐに消しておりましたが、Microsoft Teamsの所在場所は、Winスタート⇒Microsoftcorporation⇒Microsoft Teamsを順にクリックすればMicrosoft Teamsを立ち上げることができます。
後で分かったことですが、最初からあるMicrosoft Teamsはビデオ会議での背景の設定などで上手くできませんので、前のるMicrosoft Teamsのアプリは奇麗に削除して、再度ダウンロードしてインストールすることをお勧めします。
iphon、ipad、Androidのスマホ版
iphone、Androidスマホの場合は、App StoreやGoogle PlayからMicrosoft Teamsのアプリをダウンロードしてインストールしてください。
Microsoft Teams 初心者のための使い方
ここでは、Web版のMicrosoft Teamsを利用してみようと思います。
対応するブラウザーは、Google Chrome、Microsoft Edge、Firefox、Safari、Internet Explorer 11ですので、このうちの何れかを使っていれば、Web版のMicrosoft Teamsを利用できます。
ログイン方法
使うのは、Microsoft Teamsのホーム(下のバナーをクリック)に移り、ログインしてください。
ログインの手順は次の通り。
【ログインの手順】
- Microsoft Teamsのホーム(下のバナーをクリック)に移り、上部の右にある「サインイン」をクリック
- Microsoft サインイン画面がでるので、メールアドレスを記入して「次へ」をクリック
- パスワード入力画面がでるので、パスワードを記入てして「サインイン」をクリック
- 電話番号追加画面がでるので、電話番号を入力して「次へ」をクリック
- 電話番号にコードが送られてくるので、そのコード(4桁の数字)を記入して「次へ」をクリック
- 「Teamsへようこそ」画面が表れ、名、姓、電話、メールがデフォルトで記入されておりますので、「続行」をクリック
- これで、Microsoft Teamsのホーム画面にログインできたことになります。
Microsoft Teamsへの招待
ここでは、Microsoft Teamsに招待する方法を紹介します。
私のノートパソコンに別のメールアドレスで招待状を送ることをしてみます。
【友達や家族を招待する手順】
- Teamsのホーム画面での左メニューの「チャット」をクリック
- 「チャット」の右横にある「友達や家族を招待する」をクリック
- 「友達を招待して、Microsoft Teams に参加できるようにします。」がでて、その下のアドレスをコピーします。
- メールで先ほどコピーした「招待用URL」を入れて相手に送ります。
- 招待メールを受けた方は、「Teamsに参加する」ボタンをクリック
- これで、チャットが可能となります。
Microsoft Teamsのビデオ会議での背景
ビデオ会議の背景は、古いバージョンですと、背景のメニューが出てきません。
初めて、Microsoft Teamsを利用する場合は、一度前のMicrosoft Teamsを奇麗に削除して、「Microsft Teamsのダウンロード及びインストール」の「pc版」を参考にして、再度ダウンロードしてインストールしてください。
背景機能は、デスクトップ版Microsoft Teamsアプリとモバイル端末向けのアプリのみで、さらに、モバイル端末向けのアプリは、背景のぼかししかできませんのでご注意ください。
それでは、背景の設定方法の手順を次に示します。
【ビデオ会議における自分の背景を変更して設定する手順】
- ビデオマークをクリックして「新しい会議」を開始するか、誰かからの招待がある場合は、「参加」をクリック
- ビデオ会議が立ち上がりますので、下のメニューのビデオマークをクリックしてONにし、「人の裏に背景画があるマーク」をクリック
- 背景の設定画面が右側に表示されるので、その中から好きな画像を選べますので、選んだ画像が背景画となります。
- あとは、ビデオ会議に出席するために「今すぐ参加」をクリックすれば、背景を設定した画像にした状態でビデオ会議に参加できます。
画面共有
画面の共有は、同じチャットにいた者同士でビデオ通話を行い、そこで画面共有すると、お互いのパソコン画面に共有した相手のパソコン画面が表示されます。
したがって、同じチャットに入っていることを前提に話を進めます。
【画面共有をする手順】
- ビデオ会議を開催しており、それぞれが自分の映像が映し出されており、ある人が画面共有したいのであれば、その人のビデオ会議の画面の上部にあるメニューの「上向き↑」をクリック
- 下部に画面共有する選択画面が表示されるので、共有したい画面としてデスクトップ全体、開いている各ウインドウのどれかを選択してクリック
- すると共有した画面が、他の方々のディスプレイ上に表示されます。
- 共有した方の右下の方にはビデオのON、OFF切り替え、マイクのON、OFF切り替え、共有の取り止め、切断のメニューが現れます。
- その他の方の右下には、自分のカメラで映し出された画像がでます。
- 共有を止めたい場合は、「四角内に☓」のマークをクリックすれば、画面共有は停止して元の画面に戻ります。
Microsoft Teamsのマニュアルの紹介
マイクロソフトがMicrosoft Teamsのマニュアル類(PDF)や動画を色々出しており、それを以下のサイトからダウンロードして勉強してください
おわりに
皆さんいかがだったでしょうか?
Microsoft Teamsとは?どのよなもの?、Microsft Teamsの無料版と有料版の違いとはどこが違うの?、Microsoft Teamsアプリのダウンロード、インストールはどうすればよいの?、pc版、iphone、ipad、Androidのスマホ版、Microsoft Teams 初心者のための使い方はどうすればよいの?、ログイン、参加、背景、会議、招待、画面共有、Microsoft Teamsのマニュアルはどこを見ればあるの?などについて解説してきました。
Microsoft Teamsは簡単で初心者でもすぐ利用できますので、このコロナ禍の状況で外出があまりできないような時にこのソフトを利用してお茶会などを開いて、友人などの顔を見ながら世間話をし合うのも良いのではないでしょうか?
この記事が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
以上です。
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