はじめに
プレゼンテーション、旅の思い出、色々な作り方、ブログ、ニュースレターなどに利用でき、簡単にしかも無料で作成できる、Microsoft Swayについて紹介します。
この記事を読むと、次の疑問について知ることができます。
- Microsoft Swayとは?
- Microsoft Swayの有料版はあるの?
- Microsoft Swayの起動の仕方
- Microsoft Swayの使い方
- ドキュメントから開始(PDF文書を読み込み)
- テンプレートを用いてSway文書を作成
- 新規作成からSway文書の作成
- Microsoft Swayを使った感想
OS、機種などで説明の仕方が変わってくることがありますので、私の使用しているパソコン環境やスマホについて載せておきます。
パソコンOS : Windows10 Pro
Windowsバージョン : 21H1
Microsoft Swayとは?
Microsoft Swayとは、現時点ではWindows10とWeb上で動作するプレゼンテーション、ブログなどのWebページ、ニュースレターなどを作成できる無料のアプリなんです。
Microsoft Swayは、Microsoftの社内で2014年に開発されましたが、Windows10用、Office 用としてのSwayの一般へのリリースは、2015年8月5日となっています。
iOS版も2014年10月31日にプレビュー版としてリリースされていますが、利用者が少ないため、2018年12月17日に廃止されています。
MicrosoftOfficeロードマップには、Microsoft Swayに関する項目がないことから、開発はストップしていると思われます。
これは、プレゼンテーションというとPower Pointがあまりにも有名であり、Microsoft Swayでもかなり説得のある、しかも、初心者でも簡単な操作でプレゼンテーションの資料を作成でき、初心者には優しいアプリでありながら、認知度がないためにあまり利用されていないと推測されます。
このような素晴らしいアプリがあることを皆さんに知ってもらう上でもここに紹介しようと思った次第です。
ここで、Microsoft Swayの特徴などをまとめてみましょう。
Microsoft Swayの有料版はあるの?
Microsoft Swayは、上述の素晴らしい機能を無料で利用できます。
この無料で利用できるMicrosoft Swayは、Microsft アカウントを持っていれば利用できます。
これ以外に、Microsoft 365 Personal(月額 1,280円)を購入することで、1TBのクラウドストレージ(One Drive)、プレミアムバージョンのMicrosoft Officeなどのアプリ群が利用でき、Microsoft 365 を最大限に活用することが可能となります。
このプレミアム版については、次のサイトに移り、上部メニューの「今すぐ購入」をクリックすることにより、プレミアム版でのメリットなどが色々書かれていますので参考にして、購入してください。
Microsoft Swayの起動の仕方
Microsoft Swayを利用するには、Microsoftのアカウントを取る必要があります。
ここでは、Microsoftアカウントの取り方については省略しますが、Windows10パソコンを利用していれば、すでにインストールされていますし、Web版であればMicrosoft Swayのページにあなたが使っているブラウザーでアクセスすれば、利用できます。
Microsoft Swayのページは次の通り。
以後の説明では、Windows10用にMicrosoft Swayで解説します。
Winスタートキーの右にある検索欄(Cortana)に「sway」と記入して表示されるアプリ「Swayアプリ」をクリックします。
すると、「Swayへようこそ」と言うアプリウインドウが立ち上がります。
Microsoft Swayの使い方
Microsoft Swayを起動すると、新規作成、ドキュメントから開始(Word、Power Point、PDFなど)、テンプレートを選択して開始の3つから選択して始められます。
あなたの作成しようとする内容がすでに文書(Word、Power Point、PDFなど)がある際には、「ドキュメントから開始」を選べば、新規作成に比較して容易にSway文書が作成できます。
また、作成しようとする内容のWord、Power Point、PDFなどの文書がないが、あなたの作成しようとする内容のテンプレートがあれば、テンプレートを選択してSway文書を作成すれば、新規作成に比較して容易にSway文書が作成できます。
ここでは、それぞれについて紹介していきます。
ドキュメントから開始(PDF文書を読み込み)
前に南大東島の珍しい動物について記事にした際にGoogle スライドを作成し、それをPDFに落としたものがあるので、それを読み込んで見ます。
Microsoft Swayを起動した「Swayへようこそ」画面で「ドキュメントからの開始」をクリックします。
次に、ファイル読み込み画面が表示されますので、Sway文書を作成したいPDF文書を指定して読み込むと、「少し待ち下さい。 読み込む文書名からSwayを作成しています。」と表示されます。
暫くすると、PDF文書が読み込まれ「ストーリーライン」が表示されます。
これだけでも、Swayが勝手にPDF文書から作成してくれますが、最初のタイトル画面がファイル名がそのまま入っているので、少し変更(Rare_animals_on_Minamidaito_Island ⇒ Rare animals on Minamidaito Island)しました。
また、南大東島関係の画像をSwayソフトが勝手に表示してくれます。
それらの画像から好きな画像を選択し、さらに、ビデオも選択して上部の「追加」をクリックすることにより、画像やビデオが追加されます。
ビデオを選択した場合は、次のカード(Power Pointで言うスライドに相当)に挿入されます。
文字スタイル、文字の背景などはデザインタブをクリックして「リミックス!」をクリックしていくと、ソフト側が勝手に色々表示してくれるので、好きな所で選べばそれでOKです。
作成したこのSwayの文書を共有設定によりリンクのURLをコピーして、それをメールなどに挿入して送れば、送られた方はそのURLをクリックすることにより、Swayの文書を見ることが可能です。
また、「</>埋め込みコードを入手する」をクリクすることにより、ブログなどへ張り込むことができます。
以下は、その埋め込みコードで張り込んだ南大東島のSway文書です。
上述の画像の下にある「>」順次クリックすることによりスライド式に右に次々に表示されます。
テンプレートを用いてSway文書を作成
テンプレートの中から「ポートフォリオ(写真のコラージュ」を選んで、中身を花の写真に変更して作成してみます。
「このSwayの編集を始める」をクリックすると、テンプレートが読み込まれ、ストーリーラインが表示されます。
作成途中の画像等は省きますが、中の元からある画像を削除し、変わりに花の画像をドラッグ&ドロップして、キャプションに花の名前などを入れれば良いので初心者でも簡単に作成できます。
ストーリーラインの各カードを花に置き換えて色々設定し直して作成したSway文書(これを作成するのに1時間もかかりませんでした。)を次に示します。
上述画像の右のスライドバーを下げていけば全て見ることができます。
新規作成からSway文書の作成
それでは、新規作成からSway文書を作成してみます。
ここでは、簡単に作成するために、ブログ記事から画像と文書をコーピー&ドラッグして作成していきます。
記事は、「ソメイヨシノ、河津さくら、八重桜|近所を散歩して見かけたさくら」です。
テンプレートの中から「新規作成」を選んで、ストーリーラインを表示させると、「Swayのタイトルを入力」にタイトルを入力し、下の「+」をクリックして見出し、画像、テキストなどを追加していきます。
詳細は省略しますが、作成にするのに30分もかかりませんでした。
作ったSway文書は次のとおりです。
上述画像の右のスライドバーを下げていけば全て見ることができます。
Microsoft Swayを使った感想
使い方は大変簡単で初心者(私みたいな70過ぎの老人)でも容易に見栄えの良い文書を作成できます。
これは是非とも皆さんも試してみてはいかがだろうか?
Microsoftアカウントがあれば無料で利用できますので是非試して下さい。
その簡単さに驚くことでしょう?
ただ、最後一言、画像などが多くなると再読み込みが度々起きましたので、ここら辺は今後の改良に期待したい所です。
おわりに
如何だったでしょうか?
Microsoft Swayとは?、Microsoft Swayの有料版はあるの?、Microsoft Swayの起動の仕方、Microsoft Swayの使い方、ドキュメントから開始(PDF文書を読み込み)、テンプレートを用いてSway文書を作成、新規作成からSway文書の作成、Microsoft Swayを使った感想などについて解説してきました。
この記事が少しでもあなたにとって役に立てればこれほど嬉しいことはありません。
以上です。
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