Microsoftフォトの動画編集機能「ビデオエディター」の使い方、旅行写真のスライドショーで使ってみたよ!

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はじめに

 今日は、Microsoftフォトの動画編集機能「ビデオエディター」について紹介します。

 この記事を読むと、次の疑問について知ることができます。

★Microsoftフォトの動画編集機能「ビデオエディター」とはどのような機能?
★ビデオエディターの初心者でもわかる使い方はどうするの?
・ビデオエディターの画面構成
・最も簡単なビデオの作成
・基本的な動画の作り方
★北ベトナムに旅行した際のスライドショーのビデオをどのようにして作成したの?

 OS、機種などで説明の仕方が変わってくることがありますので、私の使用しているパソコン環境について載せておきます。

パソコンOS : Windows10 Pro
Windowsバージョン : 20H2

Microsoftフォトの動画編集機能「ビデオエディター」とは?

 Microsoftフォトアプリは、Windows10に標準で付属するアプリであり、写真やビデオの表示と編集に、動画の作成(別記事で執筆予定)、アルバムの作成などをすることができますが、これらの機能以外に大きな機能として動画編集機能である「ビデオエディター」があります。

 Microsoftフォトの動画編集機能である「ビデオエディター」は、別の「ビデオエディター」と言うアプリがMicrosoftフォトに統合された形になっています。

 色々調べてみると、「ビデオエディター」の原型は、Windowsムービーメーカーのようで、2000年の Windows Meに搭載初めて搭載され、Windows Live ムービーメーカー(後にWindowsムービーメーカーと改名)に引き継がれ、このソフトが同梱されているWindows Essentials 2012の配布・サポート終了にともない、2017年1月10日にサポートと配布を終了しています。

 しかし、サポートは終了していますが、ダウンロードしようと思えば次のサイトからダウンロードが可能です。

Windows10には標準でビデオエディターが付属しますが、Microsoft Storeから350円で購入することも可能です。

 この初版のリリース日をみると、2017年10月11日となっており、Windowsムービーメーカーのサポートが終了した2017年1月10日から推測すると、やはり、Windowsムービーメーカーの後継アプリであることが明らかです。

Microsoftフォトのビデオエディターの特徴をまとめてみました。

  1. 思い出や旅行などの写真を繋げて作成するスライドショーなどは、写真を選べまBGM、タイトルまで自動で選んで作成が可能
  2. 写真やビデオを組み合わせ、音楽やフィルター、テキスト、効果を使って新しいビデオ プロジェクトを作成でき、ビデオエディターによりさまざまな細かい調整が可能
  3. 複雑な編集はできないが、効果音、アニメ、テキストの挿入などが簡単に利用可能
  4. YouTubeへの公開もできる映像ファオーマット形式をサポート

Microsoftフォトの動画編集機能「ビデオエディター」の初心者でも分かる使い方

 以後の説明は、パソコンで(OS:Windows10 Pro、Windowsバージョン:20H2)での解説となります。

ビデオエディターの画面構成

 Microsoftフォトを起動(Winスタート⇒フォト)して、上部メニューの「ビデオエディター」をクリックすると、ビデオエディターへようこそ!とでて、その下に「新しいビデをプロジェクト」ボタンがあり、その下にマイビデオプロジェクトがサムネイルで一覧になっています。

 マイビデオプロジェクトの中には、自分が作成したビデオや自動で作成されたビデオが並んでいます。

 マイビデオ内のサムネイルをクリックすると、そのビデオの編集や再生が行える画面に切り替わります。

上部ではそのビデオの再生ができ、下部にはそのもとになる写真がストリーボードに並んでおり、このストリーボードでタイトルカードの挿入、1枚1枚の写真の継続時間、テキストの挿入、3D効果、フィルターによる編集などが行えます。

最も簡単なビデオの作成

 これは、Microsoftフォトでも解説しましたが、「アルバム作成」をあなたが自由に作りたい内容にあった写真を選べば、それらを繋ぎ、タイトル、BGMも自動で挿入してくれて1本のビデを作成してくれます。

 これについては、Microsoftフォトの記事の「アルバム機能」の部分を参照ください。

基本的な動画の作り方

Microsoftフォトでアルバムを作成すると、アルバムの中の写真を自動で選んで、BGMとタイトルを入れた動画が作成されます。

 この作成された動画は、アルバムの写真がいくら多くても、全てが選ばれるわけではなく、あくまでMicrosoftフォトのAIが自動で選びますので、自分好みのものが必ずしも選ばれるとは限りません。

 そこで、MicrosoftフォトのAIが作成した仮の動画を、あなたが自分好みに写真や動画を入れ替えたりして作成する必要が出てきます。

 その手順を次に挙げます。

  1. Microsoftフォトでアルバムを作成します。
  2. ビデオエディターに移り、アルバムを作成してできた自動で作られる動画をクリックすると、上部の左にプロジェクトライブラリー(アルバム内の全ての写真)、右に作られた動画再生画面、下部がストリーボードの3つの画面に区切られたウインドウが表示されます。
  3. ストリートボード内にあなたが入れたい写真や動画をプロジェクトライブラリーから選んでストリートボードの入れたい部分にドラッグ&ドロップで移動させます。
  4. ストリートボード内のいらない写真や動画があれば、そのいらない写真や動画を右クリックしてでてくるメニューでその「写真や動画の削除」を選択、クリックして削除します。
  5. このようにしてあなた好みの動画が作成されたら、一度、作成した動画を再生し、それでよければ、右上の「ビデオ完了」をクリックし、ビデオ画質、その他のオプションを選択して「エクスポート」をクリックします。
  6. エクスポートするファイル名とエクスポートする場所を指定して、「エクスポート」をクリック。
  7. 動画形式がmp4形式の動画が、指定した保存場所に作成されます。

 ビデオエディターに移り、「新しいビデオプロジェクト」ボタンをクリックして、ビデオの名前を入力して、最初に空のビデオプロジェクトライブラリーを作成しした場合の、ビデオ作成手順を次に載せます。

  1. ビデオエディターで「新しいビデオプロジェクト」ボタンをクリックして、空のビデオを作成します。
  2. 左上の「>」をクリックすると、プロジェクトライブラリーのウインドウが表れますので、そこのあなたの動画で必要な写真や動画をドラッグ&ドロップ又は、「+追加」をクリックして、「このPCから」、「コレクションから」、「Webから」のいずれかを選んであなたの動画で必要な写真や動画をプロジェクトライブラリーに読み込みます。
  3. プロジェクトライブラリーから、動画に必要な写真や動画をストリートボードにドラッグ&ドロップします。
  4. このようにしてあなた好みの動画が作成されたら、一度、作成した動画を再生し、それでよければ、右上の「ビデオ完了」をクリックし、ビデオ画質、その他のオプションを選択して「エクスポート」をクリックします。
  5. エクスポートするファイル名とエクスポートする場所を指定して、「エクスポート」をクリック。
  6. 動画形式がmp4形式の動画が、指定した保存場所に作成されます。

北ベトナムに旅行した際のスライドショーのビデオ作成

 今回のビデオは、北ベトナムに旅行した際のスライドショーを作成します。

 行きと帰りの飛行機で目的地に行く所をGoogle Earth Proを利用して作成します。

 この作成法については、ここでは省略します。

 そして、スライドショーの本体は上述の「基本的操作」で本体動画を作成し、最後の編集はFilmora 10を利用して、タイトルと顔のモザイク、テロップ、エンディングなどを入れて作成することにしました。

できた動画を次に載せます。

おわりに

 如何だったでしょうか?

 Microsoftフォトの動画編集機能「ビデオエディター」とはどのような機能?、ビデオエディターの初心者でもわかる使い方はどうするの?、ビデオエディターの画面構成、最も簡単なビデオの作成、基本的な動画の作り方、北ベトナムに旅行した際のスライドショーのビデオをどのようにして作成したの?などについて解説してきました。

 この記事が少しでもあなたにとって役に立てればこれほど嬉しいことはありません。

以上です。

 

 

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