はじめに
色々なフォーム、テスト、クイズを簡単にしかも無料で作成できる、Microsoft Formsについて紹介します。
この記事を読むと、次の疑問について知ることができます。
★Microsoft Formsの有料版はあるの?
★Microsoft Formsの起動の仕方はどうするの?
★Microsoft Formsの使い方はどうするの?
・基本的操作
フォームの名前を入力
新規追加:日付
新規追加:テキスト
新規追加:選択肢(ラジオボタン)
新規追加:選択肢(チェックボックス)
新規追加:ドロップダウンリスト
新規追加:評価
新規追加:ランキング
新規追加:リッカート
新規追加:Net Promoter Score
新規追加:セッションと分岐
・Formsのその他の機能
プレビュー機能
テーマ
送信
設定
OS、機種などで説明の仕方が変わってくることがありますので、私の使用しているパソコン環境やスマホについて載せておきます。
パソコンOS : Windows10 Pro
Windowsバージョン : 21H1
Microsoft Formsとは?
Microsoft Formsは、Web上で動作する色々なアンケート、フォーム、テスト、クイズなどを作成でき、管理などもできる無料のアプリなんです。
ここで、Microsoftフォームの特徴などをまとめてみましょう。
Microsoft Formsの有料版はあるの?
Microsoft Formsは、上述の素晴らしい機能を無料で利用できます。
この無料で利用できるMicrosoft Formsは、Microsft アカウントを持っていれば利用できます。
これ以外に、Microsoft 365 Personal(月額 1,280円)を購入することで、1TBのクラウドストレージ(One Drive)、プレミアムバージョンのMicrosoft Officeなどのアプリ群が利用でき、本格的なアンケートやクイズを作成し、Microsoft 365 を最大限に活用することが可能となります。
このプレミアム版については、次のサイトに移り、上部メニューの「今すぐ購入」をクリックすることにより、プレミアム版でのメリットなどが色々書かれていますので参考にして、購入してください。
Microsoft Formsの起動の仕方
Microsoft Formsを利用するには、Microsoftのアカウントを取る必要があります。
ここでは、Microsoftアカウントの取り方については省略しますが、Windowsパソコンを利用していれば、当然Microsftのアカウントも取得しているはずですので、その取得したアカウン利用してください。
Microsoft Formsのホーム画面に移ります。
画面の左にある「サインイン」をクリックします。
Microsoft Sign in画面が表示され、あなたのメールアドレスを記入して、「Next」をクリックします。
続いて、Enter Password と表示されますので、Microsoftアカウントを登録した際に用いたパスワードを記入して、「Sgin in」をクリックします。
2段階認証でスマホなどに認証コードを送付される場合は、それを記入してサインインをしてください。
これで、Formsの初期画面に入れます。
Microsoft Formsの使い方
Microsoft Formsを起動すると、フォーム、クイズを新規に作成するか、予め登録されているテンプレートを利用するか選べます。
あなたの作成しようとするフォームやクイズがテンプレートにあるようであれば、そのテンプレートを利用すれば簡単にあなたのフォームも作成できます。
基本的操作
ここでは、フォームを新規作成して、基本的操作を紹介します。
「Microsoft Formsの起動の仕方」にしたがって、Microsoft Formsを起動した初期画面から紹介します。
フォームの名前を入力
上述の画像で「新しいフォーム」をクリックすると、新しく画面が切り替わり「無題のフォーム」が立ち上がります。
「無題のフォーム」部分をクリックすると、フォーム名を変更できますので、あなたが作るフォームの名前を記入します。
ここでは、「記事の感想アンケート」と記入し、その下の「説明欄」にこのフォームの簡単な説明を記入します。
ここでは、「この記事を読んでどのように感じたかをお知らせください。簡単な選択式ですので5分もあればすべて記入できます。」と記入しました。
これで、あなたが作成するフォーム名が「記事の感想アンケート」を作成する準備ができました。
また、ここでは説明しませんでしたが、フォーム名の横にある「メディアの挿入」をクリックすることにより、好きな画像を選択でき、ここでは、私のmyprofileの画像を入れてみました。
新規追加:日付
この質問形式は、アンケートを記入した日付を入れてもらうなどに使えます。
「新規追加」⇒「日付」① ⇒ 「質問のタイトル」② ⇒ 「日付記入欄 カレンダーから選択も可能」③ ⇒ 「必須をON」④の順に記入していきます。
新規追加:テキスト
「新規追加」をクリックして「テキスト」をクリックします。
テキストの質問形式の画面がでるので、1の記入欄の「ここに質問のタイトルを入力します。」に質問内容を記入します。
ここでは、「お名前」としました。
さらに、右にある「…」の質問の詳細設定で、サブタイトルをクリックするとサブタイトル記入欄が表示されるので、ここに「お名前を記入してください。(ニックネーム、匿名でもOKです。)」を記入。
さらに、この質問形式は、記入は必須としたいので、「必須」をONにする。
同様に、メールアドレス記入欄も、テキストで作成します。
新規追加:選択肢(ラジオボタン)
ここではラジオボタンによる選択肢形式の質問を入れてみます。
この質問形式は、選んでどれか一つのラジオボタンにチェックできる形式の質問形式で、「この記事を読んでどう思いましたか?」と言う質問項目を作り、「大変ためになった」、「まあまあためになった」、「余りためにならなかった」、「全然ためにならなかった」から選んでもらう(必須)ことにします。
「新規追加」⇒「選択肢」① ⇒ 「質問のタイトル」② ⇒ 「サブタイトル」③ ⇒ 「選択肢のオプションを記入」④ ⇒ 「必須をON」⑤の順に記入していきます。
新規追加:選択肢(チェックボックス)
ここでは、「この記事に何を求めますか? 」と言う質問項目を作り、「何も求めない」、「もう少し図解が欲しい」、「もっと分かり易く書いて欲しい」、「その他:具体的に質問事項を記入」から、「チェックボックス」で選んでもらう(必須)ことにします。
チェックボックスの場合は、一つ以上を同時に選択できます。
「新規追加」⇒「選択肢」① ⇒ 「質問のタイトル」② ⇒ 「サブタイトル」③ ⇒ 「選択肢のオプションを記入」④ ⇒ 「複数回答ON」⑤ ⇒ 「必須をON」⑥の順に記入していきます。
新規追加:ドロップダウンリスト
ここでは、「どのような記事が読みたいですか?」と言う質問項目を作り、「スマートウォッチに関すること」、「WordPressに関すること」、「Google関係のアプリに関すること」、「その他( )」から、「ドロップダウンリスト」で選んでもらう(必須)ことにします。
ドロップダウンリストの場合は、「選択」をクリックしてドロップダウンリストから一つを選んでもらう形式となります。
「新規追加」⇒「選択肢」① ⇒ 「質問のタイトル」② ⇒ 「サブタイトル」③ ⇒ 「選択肢のオプションを記入」④ ⇒ 「必須をON」⑤ ⇒ 右の「…」をクリックして「ドロップダウンリスト」と「サブタイトル」にチェックを入れる⑥、順に記入していきます。
新規追加:評価
この質問項目は、この記事の満足度などを☆や数字で評価するのもので、ここでは、「この記事を読んでどの程度満足しましたか?」と言う質問項目を作り、5段階評価で星をクリックしてもらい、星1つの場合は、全然満足できなかった、☆5で十分満足できたの評価とする質問形式です。
「新規追加」⇒「評価」① ⇒ 「質問のタイトル」② ⇒ 右の「…」をクリックして「ラベル」と「サブタイトル」にチェック③を入れるて「サブタイトル」 及び「☆1と☆5のラベル追加」 ⇒ 「星による評価」④ ⇒ 「必須をON」⑤ 順に記入していきます。
新規追加:ランキング
この質問項目は、例えば、読みたい記事などをランキング形式で選んで並べてもらう形式の質問形式です。
ここでは、「スマートウォッチの記事」、「WordPressの記事」、「Googleアプリの記事」、「Microsoftアプリの記事」、「言語関係の記事」から最も読みたいものから順に選んでもらいます。
「新規追加」⇒右の「…」をクリックして「ランキング」① ⇒ 「質問のタイトル」② ⇒ 「ランキングしてもらう記事の列挙」③ ⇒ 「必須をON」④ 順に記入していきます。
新規追加:リッカート
この質問形式は、2次元的な回答を必要とする場合に利用できます。
例えば、Microsoft Formsの記事内の内容を項目(Forms とは?、Formsの起動方法、Formsの使い方)に対して、全く理解できなかった、まあまあ理解できた、ほぼ理解できた、完全に理解できた、をそれぞれの記事内容に対して回答してもらうような場合に利用できます。
「新規追加」⇒右の「…」をクリックして「リッカート」① ⇒ 「質問のタイトル」② ⇒ 「記事の内容」③ ⇒ 「記事内容に対しての理解度」④ ⇒ 「それぞれの記事に対して理解度をチェックしてもらう領域」⑤ ⇒ 「必須をON」⑥ を順に記入していきます。
新規追加:Net Promoter Score
この質問項目は、顧客満足度を測る指標になるもので、企業やブランドに対して「どれくらいの愛着や信頼があるか」を数値化することができます。
ここでは、この記事を読んだ結果として、どの程度他の方(友人などの仲間、仕事の関係者など)に進められるかを10段階で評価してもらいます。
「新規追加」⇒右の「…」をクリックして「Net Promoter Score」① ⇒ 「質問タイトル」② ⇒ 「この記事の他の方へのどの程度進められるかの評価」③ ⇒ 「必須をON」④ を順に記入していきます。
新規追加:セッションと分岐
セッションと分岐を使うと質問を分岐させてそれぞれの質問を行うことができます。
例えば、このアンケートの最後に「この記事を読んでどう思いましたか?」と言う質問を選択肢で実施し、「また記事を読みたくなった」と回答した方には、セッション2でその理由を書いてもらい、「もうこのような記事は読みたくない」と回答した方には、セッション3で同様にその理由を書いてもらうことをMicrosoft Formsで実施してみました。
Formsのその他の機能
プレビュー機能
Forms画面の上部メニューの右の方にある「プレビュー」をクリックすると、作成したアンケートなどのフォームをパソコンの画面で見た場合(コンピューター)とスマホなどで見た場合(携帯電話/タブレット)の表示を切り替えて見ることができます。
また、ファームの上部の方にあるアンケートタイトルの説明の右横にある「…」をクリックしてイマーシブリーダーを有効にすると、右にスピーカーマークが表れ、それをクリックすると、画面が切り替わり、下の方にある「再生」をクリックすることにより、女性の声で「アンケートのタイトル」その説明を読んでもらえます。
テーマ
Forms画面の上部メニューの右の方にある「テーマ」をクリックすると、作成したアンケートの背景画像を変更することができ、予めあるテーマを選ぶ方法と、画像を選んでそれを背景画とする方法などが行えます。
ここでは、自分のパソコン内にある花の画像を読み込んでみました。
送信
Forms画面の上部メニューの右の方にある「送信」クリックすると、作成したフォームを回答してもらうためのリンク、バーコード、埋め込みコード、メールによる送信が行えます。
ここで作成したリンクコード(短縮)は次の通りです。
バーコードは、次の通りです。
埋め込みコードは次の通りです。(アコーデオン形式になっており、下の記事の感想アンケートをクリックすると、アンケートが表示されます。
メールを選択すると、メーラーが立ち上がり、送信先を選択して、送れば、メール本文にはアンケートのリンク先が入っており、送られた方は、そのリンク先をクリックしてアンケートに答えて送信すれば、アンケート結果がFormsの応答に届くようになっています」。
また、Facebookでアンケートをシェアーしたり、Twitterでアンケートをツイートすることもできるようです。
設定
Forms画面の上部メニューの右の方にある「…」⇒「設定」をクリックすると、回答オプションのチェックを付けることができます。
おわりに
如何だったでしょうか?
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この記事が少しでもあなたにとって役に立てればこれほど嬉しいことはありません。
以上です。
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