LibreCAD 使い方、初心者向けに分かり易く解説、インストール、基本操作など

CAD
この記事は約19分で読めます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2026年5月11日執筆ーーーーーーーーーーーーーーーーー

  1. LibreCAD 使い方のPodcast
  2. はじめに
  3. LibreCADの概要と2026年における重要性
  4. システム要件とインストール手順
    1. 推奨ハードウェア環境
    2. インストールプロセスの詳細
    3. インストールと初期設定のナビゲーション
  5. ユーザーインターフェースと基本設定
    1. 主要なインターフェース要素
    2. 重要な初期設定:図面設定とアプリケーション設定
  6. CADにおける座標系と数学的基礎
    1. デカルト座標と極座標の使い分け
    2. スナップ機能による精密作図
    3. 座標系とスナップの仕組み
  7. 基本的な作図ツールの操作
    1. 線(Line)の作成
    2. 円(Circle)と四角形(Rectangle)
  8. 図面の編集と修正(モディファイ)
  9. 画層(レイヤー)管理の極意
    1. レイヤーの構成例
    2. レイヤー属性の設定
    3. レイヤー構造による図面の階層化
  10. ブロックとライブラリの活用
    1. ブロックの作り方と使い方
  11. 印刷とPDF出力の最終ステップ
    1. 縮尺(スケール)の設定
    2. PDFへの書き出し
  12. 2026年最新版のトラブル解決と将来展望
    1. 高解像度モニターでの描画問題(High-DPI)
    2. 日本語フォントと文字化けの対応
    3. 印刷とPDF書き出しのワークフロー
  13. 結論と継続的な学習
  14. 参考資料
  15. はじめに
  16. LibreCADとは?
  17. LibreCADのダウンロード、インストール
  18. LibreCADアプリの使い方
    1. LibreCADの日本語化
    2. 画面構成
    3. 基本操作
      1. ショートカットキー
    4. 作図の操作
      1. 線分関係の作図
      2. 円の作図
      3. 曲線の作図
      4. 楕円の作図
      5. ポリラインの作図
      6. 図形の選択
      7. 寸法線、角度などの作図
      8. 図形の移動・複写、回転、拡大・縮小、反転
      9. 図形の長な。角度、面積などの測定
      10. マルチテキスト
      11. ハッチング
  19. おわりに

LibreCAD 使い方のPodcast

下記のPodcastは、Geminiで作成しました。

はじめに

2026年現在、オープンソースの設計ツールは、教育、個人プロジェクト、そしてプロフェッショナルなエンジニアリングの現場において、かつてないほど重要な役割を果たしています。特に2次元(2D)設計の分野で、LibreCADは信頼性と柔軟性を兼ね備えた標準的な選択肢としての地位を確立しました。最新の安定版であるバージョン2.2.1.4(2026年3月リリース)は、従来の操作性を継承しつつ、現代の高解像度ディスプレイ環境への最適化や、基盤となるQt5フレームワークによる安定性の向上を実現しています 。本報告書では、CADを初めて利用する初心者の皆様を対象に、LibreCADの導入から高度な基本操作までを、専門的な知見に基づき丁寧に解説します。

LibreCADの概要と2026年における重要性

LibreCADは、Windows、macOS、Linux、さらにはBSDやChromeOSなど、多種多様なプラットフォームで動作するオープンソースの2D CADアプリケーションです 。このソフトウェアは、歴史的にQCAD CEから派生し、世界中の開発者コミュニティによって十数年以上にわたり洗練されてきました 。その最大の特長は、商用CADのデファクトスタンダードであるAutoCADに近い操作体系を持ちながら、完全に無料(GPLv2ライセンス)で提供されている点にあります

2026年時点での設計環境において、LibreCADは単なる「無料の代替品」ではありません。産業標準のDXFファイル形式をネイティブにサポートし、DWG形式の読み込みにも対応しているため、他の設計者や製造現場とのデータ受け渡しにおいて極めて高い互換性を発揮します 。また、最新のバグ修正アップデート(2.2.1.4)では、ファイルの関連付けやコピー&ペーストの不整合など、日常的なワークフローにおける細かなストレスが解消されています

システム要件とインストール手順

LibreCADは軽量なソフトウェアとして知られていますが、現代的な大規模図面や複雑なハッチング(塗りつぶし)処理を快適に行うためには、一定のハードウェアスペックが推奨されます

推奨ハードウェア環境

快適な作図体験を確保するためのハードウェア設定は以下の通りです。

コンポーネント推奨設定備考
メモリ (RAM)8GB 以上複雑な図面の処理やシステムクラッシュ回避に推奨
プロセッサ (CPU)1.9 GHz 以上低クロックでも動作しますが、描画が遅れる可能性があります
ストレージ1GB 以上の空き容量図面データの蓄積に合わせて十分な余裕が必要です
ディスプレイHigh-DPI 対応推奨最新版(2.2.1.4以降)で高解像度描画が最適化されました

インストールプロセスの詳細

インストールは、各OSの公式リポジトリまたはGitHubの最新リリースから実行ファイルを取得することから始まります

  1. インストーラの取得: 公式サイト(librecad.org)またはGitHubのReleasesページにアクセスします 。Windowsユーザーは「-win64-msvc.exe」、macOSユーザーは「.dmg」ファイルを選択してください 。
  2. 実行と配置: ダウンロードしたファイルをダブルクリックし、セットアップウィザードに従います 。特別な設定は不要ですが、ポータブル版(PortableApps形式)を利用すれば、USBメモリなどで持ち運ぶことも可能です 。
  3. 初期起動と日本語化: ソフトウェアを初めて起動すると「Welcome to LibreCAD」というダイアログが表示されます 。ここで、GUI Language(画面表示)とCommand Line Language(コマンド入力)の両方で「Japanese 日本語」を選択します 。これにより、メニューからツールチップに至るまで日本語で表示されるようになります 。

インストールと初期設定のナビゲーション

ユーザーインターフェースと基本設定

LibreCADのインターフェースは、初心者にも分かりやすい論理的な配置になっています 。効率的な作図のために、画面の各部位の名称と役割を理解しましょう。

主要なインターフェース要素

  • メインメニュー: ファイルの保存、印刷、アプリケーション全体の設定を行います 。
  • 作図ツールバー(左側): 線、円、四角形などの基本的な形状を描くためのボタンが並んでいます 。
  • スナップツールバー: 特定の点(端点や中心点)にカーソルを吸い付かせるための設定です 。
  • レイヤー(画層)リスト(右側): 図面の要素を透明なシートのように重ねて管理するパネルです 。
  • コマンドライン(下部): 座標値を入力したり、現在実行中の操作に対する指示を確認したりする重要な対話窓口です 。

重要な初期設定:図面設定とアプリケーション設定

作図を始める前に、描画のルールを統一しておく必要があります

  1. 図面単位の設定: 「Options(オプション)」メニューから「Current Drawing Preferences(現在の図面の設定)」を開きます 。ここで「Units(単位)」タブを選択し、Main drawing unit(主単位)を「Millimeter(ミリメートル)」に設定します 。
  2. 用紙サイズの設定: 同じダイアログの「Paper(用紙)」タブで、出力予定のサイズ(例:A4)を選択します 。
  3. 自動保存の有効化: 「Application Preferences(アプリケーションの設定)」の「Defaults」タブで「Auto save time(自動保存の間隔)」を設定しておくことで、不測の事態によるデータ消失を防げます 。

CADにおける座標系と数学的基礎

CADでの作図が一般的なペイントソフトと決定的に異なるのは、すべてが正確な数学的座標に基づいている点です

デカルト座標と極座標の使い分け

LibreCADでは、以下の2つの方式で位置を指定します

  1. デカルト座標(X, Y): 図面の原点(0, 0)からの水平・垂直距離で指定します。例えば、原点から右に50、上に30の点は「50,30」と入力します 。
  2. 極座標(距離 < 角度): 基準点からの距離と、反時計回りの角度で指定します。例えば、長さ100、角度45度の線を描く場合は「100<45」となります 。

さらに、直前に打った点を基準にする「相対座標」を利用する際は、数値の前に「@」を付けます 。例えば「@50,0」は「今いる場所から右に50移動する」という意味になります

スナップ機能による精密作図

「目分量」でのクリックは、CADでは厳禁です 。線と線を正確に繋ぐためには「スナップ機能」を使い分けます

  • 端点スナップ: 既存の線の端に吸い付きます 。
  • 中点スナップ: 線のちょうど中心に吸い付きます 。
  • 交点スナップ: 2つの線が重なるポイントを正確に捉えます 。

座標系とスナップの仕組み

基本的な作図ツールの操作

準備が整ったら、実際に形を描いてみましょう。LibreCADでは、マウスとキーボード(コマンドライン)を組み合わせて操作するのが最も効率的です

線(Line)の作成

最も基本的な「2点を通る直線」ツールを選択します

  1. ツールバーの「直線」アイコンをクリックします。
  2. コマンドラインに「Specify first point(始点を指定してください)」と表示されます 。
  3. 画面をクリックするか、座標(例:0,0)を入力してEnterキーを押します 。
  4. 次に「Specify next point(次の点を指定してください)」と出るので、終点を指定します 。
  5. 操作を終了するには、右クリックするかEscキーを押します 。

円(Circle)と四角形(Rectangle)

  • : 「中心と半径」ツールが使いやすく、中心を指定した後にコマンドラインで半径の数値を入力するだけで描画できます 。
  • 四角形: 対角線上の2つの点を指定します 。寸法が決まっている場合は、相対座標(例:始点クリック後、@100,50と入力)を活用すると正確な長方形が描けます 。

図面の編集と修正(モディファイ)

一度描いた図形を加工して、複雑な設計を完成させていくプロセスです

修正ツール機能活用シーン
オフセット (Offset)指定した距離だけ離れた平行線を作成 壁の厚みや一定の間隔を持つ部品の作成
トリム (Trim)境界線で不要な部分をカット 線の突き抜けや余分な部分の整理
面取り (Fillet)2本の線の角を丸く繋ぐ 金属部品の角R加工やデザインの調整
移動・コピー (Move)選択した図形を移動または複製 同じ形状の再配置やレイアウト調整
鏡像 (Mirror)線対称な位置に反転コピー左右対称な部品(半分だけ描けば完成)

これらのツールを使用する際も、スナップ機能を併用することで、隙間やズレのない精密な修正が可能になります

画層(レイヤー)管理の極意

プロフェッショナルな図面において、すべての線を一つのレイヤーに描くことはありません 。レイヤーは、図面の情報を整理し、視認性と作業性を高めるための「透明な重なり」です

レイヤーの構成例

一般的には、以下のようなレイヤー分けが推奨されます

  1. 中心線 (Center): 部品の中心や軸を示す。点線や細い線に設定します 。
  2. 外形線 (Outline): 部品の本質的な形。太めの実線に設定します 。
  3. 寸法線 (Dimension): 長さや角度を示す線。別の色にしておくと見やすくなります 。
  4. 補助線 (Construction): 作図のガイド用。LibreCADには印刷されない「補助線レイヤー」機能があり、これを利用すると非常に便利です 。

レイヤー属性の設定

レイヤーリスト上で、各レイヤーに「色」「線の太さ」「線種(実線、破線、鎖線)」を割り当てることができます 。図面全体で一貫したルールを適用することで、誰が見ても理解しやすい図面になります

レイヤー構造による図面の階層化

ブロックとライブラリの活用

同じ形状を何度も描く作業は、時間の浪費であるだけでなく、ミスを誘発します 。LibreCADの「ブロック」機能は、複雑な図形を一塊のユニットとして登録し、何度でも呼び出せるようにする仕組みです

ブロックの作り方と使い方

  1. 作成: 登録したい図形をすべて選択し、「ブロック作成(Create Block)」をクリックします 。基準となる点(挿入点)を指定し、名前を付けます 。
  2. 挿入: ブロックリストから名前を選んで挿入します 。挿入時には角度やサイズを自由に変更できます 。
  3. 更新: ブロックの中身を編集すると、図面内に配置されたすべての同じブロックが一斉に更新されます 。

また、作成したブロックをDXF形式で特定のフォルダに保存しておけば、他の図面でも「パーツライブラリ」として再利用することが可能です

印刷とPDF出力の最終ステップ

図面が完成したら、成果物として出力します。CADの印刷は「縮尺」の概念が非常に重要です

縮尺(スケール)の設定

CAD上では現実世界のサイズ(1:1)で描きますが、それを小さな紙に収めるためには縮小が必要です

  1. 印刷プレビューモード: 画面をプレビューに切り替えます 。
  2. スケールの指定: 1:10(1/10の大きさ)などの数値を指定し、図面が用紙に収まるか確認します 。
  3. 位置調整: 「ページ中央に配置(Center to Page)」ツールを使用して、レイアウトを整えます 。

PDFへの書き出し

2026年現在のビジネス環境では、紙よりもPDFでの共有が一般的です。LibreCADは高品質なPDF書き出しに対応しており、ベクトル形式(拡大してもぼやけない形式)で図面を保存できます 。PDF化することで、CADを持っていない相手でも、ブラウザやスマートフォンで正確な図面を確認できるようになります

2026年最新版のトラブル解決と将来展望

最新の2.2.1.4バージョンでも、特定の環境下で問題が発生することがあります。

高解像度モニターでの描画問題(High-DPI)

4Kモニターなどを使用している際、線がカクカクして見えたり、アイコンが極端に小さくなったりすることがありました 。最新のアップデートでは、Qtフレームワーク側の設定を見直すことで、これらの表示不良が大幅に改善されています 。もし表示に違和感がある場合は、アプリケーション設定の「Appearance(外観)」からアンチエイリアスの設定を確認してください

日本語フォントと文字化けの対応

LibreCADで日本語を使用する場合、内部で保持しているLFFフォントだけでなく、システムのTTF(TrueTypeフォント)を指定することも可能です 。文字が「?」になってしまう場合は、図面設定の「Fonts」タブで、日本語に対応したフォントが選択されているか、またはフォントの検索パスが正しいかを確認してください

印刷とPDF書き出しのワークフロー

結論と継続的な学習

LibreCADは、2D CAD의基本を習得するための最良の入り口です。本ガイドで紹介した基本操作をマスターすれば、日曜大工の設計図から、プロ向けの機械部品図、建築の平面図まで、幅広いニーズに対応できるはずです

オープンソース・ソフトウェアの利点は、世界中のユーザーが解決策を共有している点にあります。操作に行き詰まった際は、公式フォーラムやコミュニティのWikiを参照することで、さらに深い知識を得ることができます 。CADの習得にはある程度の練習が必要ですが、一度そのロジックを理解すれば、あなたのアイデアを精密な形に変える強力な武器となるでしょう。

参考資料

  1. ASOR Tutorial 03-02: LibreCAD Download and Installation Guide, https://www.asor.org/wp-content/uploads/2022/05/ASOR_Tutorial_03-02_LibreCAD-Install.pdf
  2. LibreCAD Official Documentation - Installation Section, https://docs.librecad.org/en/latest/getstart/install.html
  3. LibreCAD Official Website - Project Overview and Downloads, https://librecad.org/
  4. SourceForge LibreCAD Project Summary and File Archives, https://sourceforge.net/projects/librecad/
  5. Wikipedia: LibreCAD History, Features and Technical Specifications, https://en.wikipedia.org/wiki/LibreCAD
  6. LibreCAD User Manual - Configuration and Initial Setup, https://docs.librecad.org/en/latest/getstart/configure.html
  7. LibreCAD User Manual - Command Line and Advanced Functions, https://docs.librecad.org/en/latest/guides/cmdline.html
  8. LibreCAD User Manual - Coordinate Systems and Entities, https://docs.librecad.org/en/latest/ref/fundamentals.html
  9. LibreCAD User Manual - Drawing Setup and Paper Preferences, https://docs.librecad.org/en/latest/guides/dwg-setup.html
  10. LibreCAD GitHub Issue #2529: High-DPI Rendering Fixes, https://github.com/LibreCAD/LibreCAD/issues/2529
  11. LibreCAD v2.2.1.4 Release Notes and Changelog, https://github.com/LibreCAD/LibreCAD/releases/tag/v2.2.1.4
  12. LibreCAD PortableApps Release and Features, https://portableapps.com/news/2026-05-04--librecad-portable-2.2.1.4-rev-2-released
  13. LibreCAD Tutorial for Beginners: Basic Tools and Concepts, https://all3dp.com/2/librecad-tutorial-for-beginners-x-easy-steps/
  14. Seeck.jp: LibreCAD 日本語設定とインストール手順 (2026年確認済み), https://kb.seeck.jp/archives/25098
  15. LibreCAD Forum: Troubleshooting Font and Layer Issues, https://forum.librecad.org/Troubleshooting-f5706789.html

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2021年9月22日執筆ーーーーーーーーーーーーーーーーー

はじめに

 無料で利用できるオープンソースの2DCADソフトのLibreCADについて紹介します

 この記事を読むと次の疑問について分かるようになります。

  • LibreCADとは?
  • LibreCADのダウンロード、インストール
  • LibreCADアプリの使い方
    • LibreCADの日本語化
    • 画面構成
    • 基本操作
      • ショートカットキー
    • 作図の操作
      • 線分関係の作図
      • 円の作図
      • 曲線の作図
      • 楕円の作図
      • ポリラインの作図
      • 図形の選択
      • 寸法線、角度などの作図
      • 図形の移動・複写、回転、拡大・縮小、反転
      • 図形の長な。角度、面積などの測定
      • マルチテキスト
      • ハッチング
と言うことで、LibreCADについて、もう少し深堀して紹介しようと思います。
 なお、OS、機種などで説明の仕方が変わってくることがありますので、私の使用しているパソコン環境について載せておきます。

パソコンOS : Windows10 Pro
Windowsバージョン : 21H1
Chromebook : HP Chromebook x360 14b (型番:48J49PA-AAAD)

LibreCADとは?

 LibreCADとは、2D設計用の無料のCAD(Computer Aided Design)ソフトで、人間が手作業で行っていた設計図面などをコンピュータ上で行うことができるアプリで、日本では同様なソフトとしてJw_cadが有名です。

 LibreCADは、Wikipediaを見ると非営利団体である LibreCADコミュニティが開発をしており、オープンソースで無料の2DCADソフトウェアです。

 LibreCADは、Windows、Mac、Linuxなど異なるOSで利用できるクロスプラットフォームなソフトウエアであり、初版が 2011年12月15日にリリースされ、安定板はバージョンが2.1.3(2016年9月23日) になっています。

 ここで使用しているバージョンは、安定板のバージョン 2.1.3 です。

LibreCADのダウンロード、インストール

 ここからはWindows版のLibreCADについて、話を進めていきます。

 先ず、LibreCADrのダウンロードサイトに進み、「ダウンロード」をクリックします。

 すると、ダウンロードフォルダーに「LibreCAD-Installer-2.1.3.exe」がダウンロードされます。

 ダウンロードしたファイル「LibreCAD-Installer-2.1.3.exe」をダブルクリックして起動すると、「この不明な発行元からのアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と聞いてくるので、「はい」をクリックすると、LibreCAD Setupプログラムが立ち上がり、License Agreement画面が表示されますので、「I Agree」をクリックします。

 「Choose Install Location」画面が表示されますので、そのままでよいので「Install」をクリックします。

 

 「Installation Complete」画面が表示されますので、「close」をクリックします。

 

 これで、パソコンにLibreCADがインストールされ、デスクトップ上に「LibreCAD」のアイコンが作成されているはずです。

 起動する際には、このLibreCADのアイコンをダブルクリックすれば起動できます。

LibreCADアプリの使い方

LibreCADの日本語化

 LibreCADを最初に起動すると、「Welcome to LibreCAD」画面が表示され、単位、GUIの言語、コマンドの言を選択する画面が出るので、「GUI Language」と「Command Language」を「Japanese 日本語」に変更し、「OK」をクリックします。

 

画面構成

 LibreCADの画面は大きく分けると6つの部分に分けることができます。

 

① : メインメニューおよびアイコンメニュー
 ファイル、Options、編集、表示、Plugins、Tools、Widgets、Drawings、ヘルプメニューの他にファイルメニュー内の新規作成、などのアイコン、UNDO機能のアイコン、作図、縮小・拡大、移動などよく利用するコマンドアイコンが並んでいます。
② : 作図ウインドウ
 線、円、楕円、曲線、スライン曲線、選択、寸法線、長さ計測などの作図や計測が行えるアイコンが並んでいます。
③ : 描画ウインドウ
 作図した図形が表示される部分
④ : スナップ、ステータス表示ウインドウ
 線、点、曲線、円、楕円などをスナップして移動などが行えるアイコンや行ったことのステータスが一番下に表示される部分
➄ : ライブラリー、ブロック、レイヤー一覧ウインドウ
 ライブラリー、図形のブロック、レイヤーを表示される部分
⑥ : コマンドラインウインドウ
 読み込んだり、線を描いたりした際の実行内容が表示される部分

基本操作

 基本的には、メインメニューや作図アイコンをクリックしてマウスで始点、終点を指定したり、ドラッグしたりして作図をしていきますが、それらについては別項で説明します。

 ここでは。LibreCADでの主要な操作のショートカットキーを表にまとめました。

ショートカットキー

ショートカットキー意味ショートカットキー意味
 Ctrl + N 
ファイルの新規作成
 Ctrl + C 
選択したののをコピー
 Ctrl + O 
フィルを開く
 Ctrl + V 貼り付け
 Ctrl + S 
ファイルを保存
 Del 
選択した部分を削除
 Ctrl + P 
作図した図面の印刷
 F11 全画面表示
 Ctrl + F4 
アプリを閉じる。
 Ctrl + I ステータスバーの表示の切り替え
 Ctrl + T   Ctrl + G 
グリッド表示の切り替え
 Ctrl + Z 
取り消し
 F5 再描画
 Ctrl + Y 
やり直し
 Ctrl + + 拡大
 Ctrl + X 
選択範囲を切り取り
 Ctrl + - 
縮小

作図の操作

 作図アイコンにより、線分関係の作図、円関係の作図、曲線関係の作図、楕円関係の作図、ポリラインの作図、図形の選択、寸法線、図形の移動・回転・拡大・縮小など、測定、マルチテキスト、ハッチング、画像挿入、ブロック作成場ぢが行えますが、ここでは、これらの中から、線関係の作図、円関係の作図、曲線関係の作図、寸法線、図形の移動など、測定、マルチテキストなどについて紹介します。

線分関係の作図

 線分関係の作図でも、種類が多く、普通の線分、平行線、2つの線の間の角度の等分線、円の接戦、四角形、三角形などが描けます。

円の作図

 作図メニューの円を選択すると、色々な円の作図が可能となります。

 

曲線の作図

 図メニューの曲線を選択すると、スプライン曲線、フリーハンドな曲線、色々な円弧などの作図が可能となります。

楕円の作図

 作図メニューの楕円を選択すると、色々な楕円の作図が可能となります。

 

ポリラインの作図

 作図メニューのポリラインをを選択すると、ポリラインの作図が可能となります。

図形の選択

 作図メニューの「図形の選択」を選択すると、描いた図形のいろいろな選択ができます。

 選択された図形は、薄い赤の破線で表示されます。

寸法線、角度などの作図

 作図メニューの「寸法線」を選択すると、描いた図形の長さや角度、円の半径、直径などの寸法を作図できます。

図形の移動・複写、回転、拡大・縮小、反転

  作図メニューの「+の周りに円の矢印のマーク」を選択すると、描いた図形の移動・複写、回転、拡大・縮小、反転などができます。

図形の長な。角度、面積などの測定

 作図メニューの「図形の測定」を選択すると、描いた図形の長さ、角度、面積などを測定し、コマンドウインドウに測定結果を表示します。

マルチテキスト

 作図メニューの「マルチテキスト」を選択すると、マルチテキストウインドウが表示され、文字を入力し文字の高さ、配置、行間、角度、文字種などを選択して「OK」をクリックして。描画ウインドウで文字を入れるところでクリックするとそこに文字が表示されます。

 表示させた結果、日本語関係やギリシャ文字などは正常に表示されませんでした。

ハッチング

 ハッチングする図形を選択しておき、作図メニューの「ハッチング」を選択すると、ハッチ属性選択画面が表示されますので、ハッチングするパターンを模様とその大きさ、角度を入力して「OK」をクリックします。

 すると、図形内に選択したハッチング模様で図形が塗りつぶされます。

おわりに

 如何だったでしょうか?

 LibreCADとは?、LibreCADのダウンロード、インストール、LibreCADアプリの使い方、LibreCADの日本語化、画面構成、基本操作、ショートカットキー、作図の操作、線分関係の作図、円の作図、曲線の作図、楕円の作図、ポリラインの作図、図形の選択、寸法線、角度などの作図、図形の移動・複写、回転、拡大・縮小、反転、図形の長な。角度、面積などの測定、マルチテキスト、ハッチングなどについて解説してきました。

 この記事があなたにとって少しでもお役に立つのであれば、これほど嬉しいことはありません。

以上です。

コメント

  1. t.takemoto より:

    フォントを追加したいのですが 上手くゆきません 何かアドバイスはございませんか

  2. 目黒 弘 より:

    Freeのメカ用キャドを探していまして、LibreCADに出会いました。取扱説明書を探していまして、貴殿のブログに会わせていただきました。ご丁寧な説明書をありがとうございます。読んでいました時は、ブログとは気づきませんでした。私は、終戦の年の生まれです。
    オーディオ関係の仕事をしていまして、電気屋なので、メカ関連は中途半端な知識です。
    よろしくお願いします。

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