はじめに
ECサイトやアフィリエイトなどをやていると、商品の情報や価格を比較検討できるように、その商品のamazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、その他の売り場のボタンリンクがあれば有益な情報になり、商品の購入を考えている訪問者にとっても大変便利です。
例えば、「WD ポータブルHDD 2TB USB3.0 ブラック My Passport 暗号化 パスワード保護 外付けハードディスク」の購入を考えている方にとっては、次のような商品リンクがあると良いですよね!
そのような際に利用できるWordPressプラグインのカッテネについて紹介します。
この記事を読むと次の疑問について知ることができます。
- カッテネプラグインとは?
- カッテネのインストールと有効化
- カッテネの使い方
- カッテネのショートコード
- テーマCocoonを利用した場合のショートコードの利用
- 画像URL、タイトル、説明文
- メインのURLとそのラベル
- 販売BのURLとそのラベル
- 販売CのURLとそのラベル
- 販売DのURLとそのラベル
- 販売EのURLとそのラベル
パソコンOS : Windows10 Pro
Windowsバージョン : 21H1
カッテネプラグインとは?
カッテネとは、前述したように同名商品のAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピンなどのリンクボタンを作成してくれるWordPressプラグインです。
カッテネは、WebFoodの「感情ブログで稼ごう」を運営する「たいさん」が開発されたWordPressプラグインで、現時点(2021年11月2日)でのバージョンが1.5です。
このプラグインの「詳細表示」を見ると、有効インストール数 3,000+となっており、プラグインの中でもそれほど多く利用されているとは言えませんし、レビューもまだありませんが、Twitterで「カッテネ」で検索すると、話題のツイートには結構な書き込みが見られ、かなりの方が利用していることが伺えます。
このカッテネのプラグインの使う上での利用条件は次の通り。
カッテネの特徴を次に上げておきます。
カッテネのインストールと有効化
WordPressのダッシュボードより、「プラグイン」⇒「新規追加」でプラグインの検索入力欄に「kattene」と入力すると表示される「Kattene」プラグインの「今すぐインストール」をクリックすると、暫くして「今すぐインストール」⇒「有効化」に変化するので、「有効化」をクリックします。
すると、プラグイン画面の上部に「プラグインを有効化しました。」と表示されますので、下にスクロールすると、「kattene」プラグインがインストールされ有効化されていることが分かります。
カッテネの使い方
カッテネを利用するには、紹介しょうとする商品のURLや画像のURLを把握していなければなりません。
カエレバなどのようにキーワードを入力すると、それに関する商品を検索して表示などはしてくれませんので、その点が初心者にとって難しい点です。
カッテネのショートコード
カッテネは、次のようなショートコードを商品毎に作成する必要があります。
[kattene]
{
"image": "【画像URL】",
"title": "【タイトル】",
"description": "【説明】",
"sites": [
{
"color": "orange",
"url": "【メインのURL】",
"label": "販売A",
"main": "true"
},
{
"color": "blue",
"url": "【販売Bの商品のURL】",
"label": "販売B"
},
{
"color": "red",
"url": "【販売Cの商品のURL】",
"label": "販売C"
},
{
"color": "green",
"url": "【販売Dの商品のURL】",
"label": "販売D"
},
{
"color": "pink",
"url": "【販売Eの商品のURL】",
"label": "販売E"
}
]
}
[/kattene]
ここでは、例として「コンサル一年目が学ぶこと」という本の商品リンクを作成していきます。
テーマCocoonを利用した場合のショートコードの利用
テーマCocoonには、テンプレート機能があり、このテンプレートにショートコードやアフィリエイトタグなどを登録ができます。
登録すると、登録したショートコードなどを簡単なCocoon用のショートコードで記事内に書き込めますので、「カッテネ」のようにショートコードが長いコードを、短いショートコードで利用できるようになり大変便利に使えます。
ショートコードをCocoonのテンプレートに登録する方法は、WordPressのだダッシュボードの「Cocoon設定」⇒「テンプレート」をクリックすると、テキストテンプレートの一覧ページが表示されますので、上部の「新規作成」をクリックして、テキストテンプレートが新たに作成されます。
新しく作成されたテンプレートのタイトルに例えば、「カッテネのショートコード」と記入して、内容欄に、「カッテネ」のショートコードをコピー&ペーストして「保存」をクリックするれば、それで利用が可能となります。
このテンプレートを元にして、今度は新たに「新規作成」で今回の例の「コンサル一年目が学ぶこと」という本のテンプレートを作成して、画像URL、タイトル、説明文、各販売での本の販売しているURL、それらの販売店名などを書き換えれば良いことになります
画像URL、タイトル、説明文
Amazonアソシエイトを利用するのであれば、Amazonアソシエイトに登録し、アソシエイトIDを持っていることを前提に話を進めます。
「カッテネ」のショートコードで商品リンクの右に表示される画像、その横に表示されるタイトル、その下の説明文を、どこの販売所から引用するかを決めなければなりませんが、ここでは、一番インターネット通販として利用者が最も多いAmazonのKindleから取ってきます。
Amazonの本の売れ筋ランキングの右のカテゴリーから「ビジネル・経済」をクリックすると、「ビジネス・経済」の「売れ筋ランキングが表示されます。
この中から、ベスト1の「コンサル一年目が学ぶこと」をクリックし、上部メニューの「アソシエイトツールバーの「画像」をクリックし、画像のコードをテキストエディターなどに貼り付け、そのコード内の「//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&ASIN=B00MA671WW&Format=_SL160_&ID=AsinImage&MarketPlace=JP&ServiceVersion=20070822&WS=1&tag=〇〇○○&language=ja_JP」を画像URLとして利用します。ここに、〇〇○○は、AmazonアソシエイトのアソシエイトIDが入ります。
本のタイトルは、本の説明文から「コンサル一年目が学ぶこと、大石哲之 (著)」とし、説明文に「新人からベテランまで今日から使える、外資系コンサル出身者が必ず身に付けているベーシックスキルを30個に厳選!」を入れます。
まとめると次のようになります。
これを、あたらに新規作成したテンプレート[temp id=31]の「画像URL」、「タイトル」「説明文」の部分に張り込みます。
このようににして作成した「カッテネ」の「コンサル一年目が学ぶこと」という本の商品リンクは次のようになります。
上述の画像URL、タイトル、説明文を入れた「カッテネ」の各販売商品ボタンリンクは、この時点では使えません。
メインのURLとそのラベル
メインのURLは、Amazonの本のランキングから取っていますので、「コンサル一年目が学ぶこと」本のの「アソシエイトツールバーの「画像」をクリックして表示される画像のコード内に「メインのURL」が含まれています。
そして、本はKindle版なのでラベルを「Kindle」とします。
このようにして、「メインのURL」とそのラベルを入れて作成した「カッテネ」の「コンサル一年目が学ぶこと」という本の商品リンクは次のようになります。
上述の画像URL、タイトル、説明文、メインURLを入れたカッテネの商品リンクの中で、「販売B」~「販売E」はまだ設定していないので利用できません。
販売BのURLとそのラベル
販売BのURLは、Amazonの単行本のアフィリエイトURLを調べます。
Amazonの単行本のページに飛び、そこで上部メニューのアソシエイトツールバーの「テキスト」⇒「短縮URL」をクリックして、短縮URLをコピーして販売BのURLにペーストします。
そして、本は単行本なのでラベルを「Amazon」とします。
このようにして、「販売BのURL」とそのラベルを入れて作成した「カッテネ」の「コンサル一年目が学ぶこと」という本の商品リンクは次のようになります。
上述の画像URL、タイトル、説明文、メインURL、Amazon単行本のURL、Amazonを入れたカッテネの商品リンクの中で、「販売C」~「販売E」はまだ設定していないので利用できません。
販売CのURLとそのラベル
楽天ショップを利用するのであれば、楽天アフィリエイトに登録していることを前提に話を進めます。
販売Cは、楽天ショップのリンクを張ります。
楽天アソシエイトに移動し、商品検索欄に「コンサル一年目が学ぶこと」と入力して、表示された商品の中から目的の本を選び、その「商品リンク」をクリックします。
「商品リンクを作成」画面でリンクタイプを「短縮URL」でクリックして、コードをコピーして販売CのURLにペーストします。
そして、本は単行本なのでラベルを「楽天」とします。
このようにして、「販売CのURL」とそのラベルを入れて作成した「カッテネ」の「コンサル一年目が学ぶこと」という本の商品リンクは次のようになります。
上述の画像URL、タイトル、説明文、メインURL、Amazon単行本のURL、Amazon、楽天での本のURL、楽天を入れたカッテネの商品リンクの中で、「販売D」~「販売E」はまだ設定していないので利用できません。
販売DのURLとそのラベル
Yahoo!ショッピングを利用する場合、ここではバリューコマースアフィリエイトに登録し、Yahoo!ショッピングと提携していることを前提に話を進めます。
販売Dは、Yahoo!ショピングのリンクを張ります。
Yahoo!ショッピングのリンクは、バリューコマースアフィリエイトから販売DのURLを取得します。
先ず、Yahoo!ショッピングで「コンサル一年目が学ぶこと」の本の販売ページのURLを調べます。
バリューコマースアフィリエイトに移動し、広告検索欄に「Yahoo!ショッピング」と入力して、表示されたプログラムの中から「ヤフーショッピング 自動提携機能用プロモーション 」を選択して、「広告素材を選ぶ」をクリックします。
左のメニューの広告タイプを「MyLink」にチェックを入れ、「再検索」をクリック、少し下にスクロールすると、MyLink作成画面があるので、②のURL記入欄に先程調べたYahoo!ショッピングでの本の販売ページのURLをペースト、広告テキストには、例えば「Yahoo!ショッピング」を記入して、「MyLinkコードを取得」をクリックします。
Mylinkコードが表示されるので、コードを選択してテキストエディターにコピーをし、そのコード内の淡赤の網掛け部分をコピーし、販売DのURLにペーストします。
そして、本は単行本なのでラベルを「Yahoo!ショッピング」とします。
このようにして、「販売DのURL」とそのラベルを入れて作成した「カッテネ」の「コンサル一年目が学ぶこと」という本の商品リンクは次のようになります。
上述の画像URL、タイトル、説明文、メインURL、Amazon単行本のURL、Amazon、楽天での本のURL、楽天、Yahoo!ショッピングでの本のURL、Yahoo!ショッピングを入れたカッテネの商品リンクの中で、「販売E」はまだ設定していないので利用できません。
販売EのURLとそのラベル
セブンネットを利用する場合、ここではもしもアフィリエイトに登録し、セブンネットと提携していることを前提に話を進めます。
販売Eは、セブンネットのリンクを張ります。
セブンネットのリンクは、もしもアフィリエイトから販売EのURLを取得します。
先ず、セブンネットで「コンサル一年目が学ぶこと」の本の販売ページのURLを調べます。
もしもアフィリエイトに移動し、検索欄に「セブンネット」と入力して、表示されたプロモーションの中から、「本・CD・DVDが約150万点の品揃え セブンネットショッピング商品購入 / 株式会社セブンネットショッピング」を選択し、「どこでもリンクへ」をクリックします。
「どこでもリンク」作成画面が表示されるので、「リンク先URL」に先にセブンネットで調べた本のURLを記入、リンクテキストには「セブンネット」を記入して、「どこでもリンクを作成する」をクリックすると、そのコードが表示されますので、そのコードをテキストエディターにペーストし、その中から淡赤で網掛けした部分をコピーして販売EのURLにペーストします。
そして、本は単行本なのでラベルを「7.net」とします。
このようにして、「販売EのURL」とそのラベルを入れて作成した「カッテネ」の「コンサル一年目が学ぶこと」という本の商品リンクは次のようになります。
これで、「カッテネ」の「コンサル一年目が学ぶこと」という本の商品リンクの完成です。
おわりに
如何だったでしょうか?
カッテネプラグインとは?、カッテネのインストールと有効化、カッテネの使い方、カッテネのショートコード、テーマCocoonを利用した場合のショートコードの利用、画像URL、タイトル、説明文、メインのURLとそのラベル、販売BのURLとそのラベル、販売CのURLとそのラベル、販売DのURLとそのラベルなどについて解説してきました。
この記事が少しでもあなたのお役に立てれば、これほど嬉しいことはありません。
以上です。
コメント