はじめに
JavaScript入門講座の第一弾として、JavaScriptとは?ついて紹介します。
この記事を読むと次の疑問について知ることができます。
- JavaScriptとは?
- JavaScriptの生い立ち
- JavaScriptの特徴
- JavaScriptでできること
- JavaScriptの使用環境
JavaScriptとは?
インターネットをしている方であれば、JavaScriptと聞いて分からない方がいないほど良く知られたプロラミング言語だと思います。
JavaScriptは、Webのブラウザー上で動く唯一のインタープリタ型のスクリプト言語(コンパイルが必要なく、読み込まれながら実行できるプログラミング言語)で。Webデザインでの動的な動きなどを与えるのに利用されます。
しかし、JavaScriptの詳細について知る人は意外と少ないのではないでしょうか?
最初に、JavaScriptの生い立ちを見ていきましょう。
JavaScriptの生い立ち
JavaScriptは、アメリカ合衆国のプログラマーであるブレンダン・アイク氏が1995年4月にネットスケープコミュニケーションズに転職し、ウェブブラウザである Netscape Navigator で動くJavaScriptを開発しました。
しかしその当時は、LiveScriptという名前でした。
同時期に、サン・マイクロシステズ社(現オラクル社)からJavaと言う言語が開発され、注目を浴びていたこと、また、ネットスケープコミュニケーションズとサン・マイクロシステズ社は業務提携していたこともあり、LiveScriptをJavaScriptと改名したとのことです。
したがって、JavaScriptとJavaは全く違うプログラミング言語です。
JavaScriptは、ブラウザー上で動作することもあり、ブラウザーと共に改良され、発展していったといっても間違いではありません。
JavaScriptの発表当初は、ブラウザーごとの独自仕様により互換性が低かったのが事実であり、その互換性を高めるためにJavaScriptの標準化が情報通信システム分野の国際的な標準化団体であるEcmaインターナショナルによって進められ、JavaScriptの中核部分はECMAScriptであり、有名なブラウザーではこのECMAScriptを採用しているのが実情です。
現時点での最新版は、2021年6月22日にES2021(ECMAScript2021年版)となっています。
JavaScriptの特徴
再度、JavaScriptの特徴について箇条書きにまとめました。
JavaScriptでできること
JavaScriptでできることの主要な具体的なものを次に載せておきます。
以上のようないろいろなことが可能ですが、これからの「JavaScriptの入門講座」では、上記の初歩的なことを実践していきます。
JavaScriptの使用環境
JavaScriptは、ブラウザーとテキストエディターがあれば利用できますが、ここでは、テキストエディターとしてVSコード(Visual Studio Code)を使います。
VSコードのダウンロード、インストール、簡単な使い方などは次の記事を参照ください。
JavaScriptをVSコードを使って実践していく上では、上述の記事でインストールした拡張機能以外に次の拡張機能はインストールしておいてください。
拡張機能 | 意味 |
Debugger for Chrome | Chromeでデベロッパーツールを立ち上げなくとも、ステップ実行ができたり、ブレークポイントで止めたり、コンソール出力が見れるツール |
Material Icon Theme | ファイルのアイコンでHTML、CSS、JSなどの判別ができるツール |
JavaScript code snippets | JavaScriptのコードスニペット集 |
おわりに
如何だったでしょうか?
JavaScriptとは?、JavaScriptの生い立ち、JavaScriptの特徴、JavaScriptでできること、JavaScriptの使用環境などについて解説してきました。
この記事があなたにとって少しでもお役に立てればこれほど嬉しいことはありません。
以上です。
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