【2022年】iTransor for LINE 使い方、無料版と有料版の違い、口コミ、評判、安全性なども解説(レビュー)

LINE
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はじめに

 日本において最も利用されているSNSであるLINEは、「【2022年2月版】人気ソーシャルメディアのユーザー数まとめ」の記事によると、全国の多くの世代に利用され、月間アクティブユーザー数が8,900万人と日本の人口の70%以上をカバーしており、生活に定着していると言ってよいでしょう。

 このように多くの利用者がいるLINEにおいて、スマホを買い替えたり(特に、Iphone ⇔ Android)した際に今まで利用していたLINEと同様な状態で使えるようにしてくれる大変便利なアプリがあります。

 そのような際のLINEバックアップ&転送アプリである「iTransor for LINE 」について紹介します。

LINEのトーク履歴のバックアップと引き継ぎをより簡単に・LINEのデータを iPhone / Android からパソコンへバックアップ、・LINEのバックアップファイルからデータを自由に選択してPCに保存、・AndroidとiOSデバイスの間(iOS⇔Android)、同Android / iOS間の直接転送、・LINEデータをバックアップファイルからiOS / Androidに復元、・HTMLやPDF、CSV / XLSなど、多様な形式でトーク履歴をエクスポート

 この記事を読むと次の疑問について知ることができます。

 パソコンのOS、機種などで説明の仕方が変わってくることがありますので、私の使用しているパソコン環境、スマホの機種、ソフトバージョンなどについて記しておきます。

パソコンOS : Windows10 Pro
Windowsバージョン : 21H2
iOS版のスマホ機種 : iphone11
Android版のスマホ機種 : Xiaomi Redmi Note 10 Pro
iTransor for LINEバージョン : 3.6.1

iTransor for LINEとは?

 iTransor for LINEとは、前述したようにLINEのデータのPCへのバックアップ、PCからスマホ機種(iOS、Android両機種)へのLINEデータの転送、スマホ機種同士でのLINEデータの転送などが容易に行えるアプリです。

 iTransor for LINEは、2021年5月28日にリリースされたばかりの生まれたてのアプリですが、このアプリを販売しているiMyFone Technology Co., Ltd.(以後、iMyFone)は120以上の権威のあるメディアから評価されており、iMyFoneが開発販売しているアプリは190カ国の3500万人のユーザーがおり、5800 万ダウンロードがされており、安心して利用できるアプリと言えます。(iMyFoneの公式サイトより)

 iMyFoneは、2015年3月設立した中国の広東深センに事務所を置き、社員21人、資本金(不明)(Linkedinより)ですが、Wikipediaにも載っている企業です。

 iMyFoneが販売するアプリには、ユーティリティソフト、マルチメディアソフト、GPS変更ソフト合わせて9ソフトを販売しており、ユーティリティソフトの中の1つに「iTransor for LINE」があります。

 このiTransor for LINEの特徴をホームページから抜粋して以下に載せます。

  • iOSスマホ(iphone)やタブレットとAndroidスマホやタブレット間でのLINEを簡単に転送が可能
    従来の方法ではできない又は難しい機種変更の際のLINEデータを新機種へ簡単に転送ができます。転送できるデータには、トークメッセージ、画像、ファイル、ビデオ、スタンプなどがあります。
  • LINEを完全バックアップが可能
    スマホの機種、OSにより違いなどに左右されずにパソコンにLINEデータのバックアップが容易にでき、バックアップファイルはバックアップするごとに異なるファイルでバックアップできるために前のLINEデータを消す心配がありません。
  • iOSやAndroidデバイスにLINEのバックアップを高速かつ柔軟に復元可能
    iTransor for LINEでバックアップしたLINEでーたファイルであれば、任意のiOS・Androidデバイスに復元することができます。また、バックアップファイルは別々に保存されますので、古いデータをバックアップしたい際にも対応ができます。
  • LINEデータを自由に閲覧、選択し、種々なファイル形式で出力可能
    バックアップしたファイルは、トーク履歴、写真、添付ファイルなどの中身を見ることができますので、あなたの判断で自由に取捨選択してLINEでーたをエクスポートができます。また、HTML、PDF、CSV / XLSなどの形式で出力ができ色々な所で活用ができます。
  • Windows版、Mac版で利用可能
  • 無料でも利用が可能

iTransor for LINEの無料版と有料版の違い

 iTransor for LINEには、有料版として月間ライセンス、年間ライセンス、永久ライセンスがあります。

 月間ライセンス、年間ライセンスは自動更新ですが、更新前にお知らせメールが届きますので、いつでも解約が可能、永久ライセンスは、一度購入すれば永続的に利用でき、その後のバージョンアップにも対応しています。

  無料版(体験版) 月間ライセンス 年間ライセンス 永久ライセンス
料金 0円
2,980 円 3,980円 5,980 円
インストール範囲(1PC) 5デバイス
iOS/AndroidのLINEデータをバックアップ  ○ ○ 
LINEバックアップからすべてのデータを確認  ○
AndroidとiOSの間でLINEデータの転送  ×
2台のiPhoneまたは2台のAndroidスマホの間で直接にLINEデータを移行
×
LINEバックアップをiOS・Androidデバイスに復元  ×
LINEバックアップをコンピューターにエクスポート ×
アプリ更新とサポート サポート 1ヶ月間無料更新&サポート 1年間無料更新&サポート 生涯無料更新&サポート

iTransor for LINEの評判・評価、口コミ

 iTransor for LINEのダウンロードページを見ると、合計ダウンロード数10,236,715評価が5点満点で4.7 (レビュー数 31 )と非常に高く、大変人気のアプリであることが伺えます。

 リリースされて1年も見たないのにダウンロード数が1千万を超えていることは驚きを感じますし、評価も4点満点中4.7と満点に近い評価を受けており、利用している人は大変満足して使っていることが分かります。

 次に、Twitterで「iTransor for LINE」で検索して中から、2つほど以下に載せます。

 以上、まだそれほど書き込みが多くはないですが、おおむね評価は良いようです。

iTransor for LINEのダウンロード、インストール

 iTransor for LINEのホーム画面に移動して、無料ダウンロードをクリックしてください。

 ダウンロードフォルダーに「itransor-for-line_setup.exe」のセットアッププログラムがダウンロードされますので、このファイルをダブルクックします。

 「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と聞いてくるので、「はい」をクリックすると、itransor-for-lineのインストーラーが立ち上がりますので、「インストール」をクリックします。

 しばらくすると、iTransor for LINEがパソコンにインストールされ、「iMyFone iTransor for LINE Win版インストール完了!」とブラウザーの別タブで表示されると同時に、下図に示すようにiMyFone iTransor for LINE Win版が立ち上がっていますので、直ぐ利用しないようであれば右上の「☓」をクリックして閉じて下さい。

 また、パソコンのデスクトップ画面上に「iTransor for LINE」のアイコンが作られているはずですので、起動する際には、このアイコンをダブルクリックすれば起動することができます。

iTransor for LINEの使い方

iTransor for LINEの使用条件

 iTransor for LINEを利用する上でのパソコンの条件を以下に載せておきます。

Window版
  • Windows 10 / 8 / 7
  • プロセッサ(CPU)
    1GHz以上(32 ビット版 or 64 ビット版)
  • RAM
    256MB以上 (1024MB が推奨)
  • ハードディスクの空き容量
    200 MB以上
Mac版
  • 11.2 (macOS Big Sur), 10.15 (macOS Catalina), 10.14 (macOS Mojave), Mac OS X 10.13 (High Sierra), 10.12 (macOS Sierra), 10.11(El Capitan), 10.10 (Yosemite), 10.9 (Mavericks)
  • プロセッサ(CPU)
    1GHz Intel 以上
  • RAM
    512 MB以上
  • ハードディスクの空き容量
    200 MB以上

そして、対応するデバイスやOSバージョンは次の通りです。

iOS
  • 機種
    iPhone 13 シリーズ, iPhone 12 シリーズ, iPhone 11 シリーズ, iPhone Xs シリーズ, iPhone Xr, iPhone X, iPhone 8/8 Plus, iPhone 7/7 Plus, iPhone 6 シリーズ, iPhone 5 シリーズ, iPhone 4 シリーズ 全モデルに対応
  • OSバージョン
    iOS 15, iOS 14, iOS 13, iOS 12, iOS 11, iOS 10, iOS 9
Android
  • 機種
    SONY、Sharp、Fujitsu、Kyocera、Samsung、Google、Motorola、Huawei、OPPO、LG、Xiaomi、Vivo、Oneplusなど、すべてのAndroidスマートフォンとタブレットをサポート
  • OSバージョン
    Android 5.0 から Android 12まで対応

ホーム画面の説明

 最初起動すると、画面の中央付近にメッセージセンターからのメッセージ画面が表示されますので内容を確認後、右上の「×」をクリックして閉じて下さい。

 最初の画面をホーム画面とすると、3つの画面構成となっており、画面構成を簡単に説明すると以下のようになります。

 LINEバックアップ&転送のツールバー
 ・ Android と iOSデバイス間でのLINEデータの転送
 ・ Android と iOSデバイスからLINEデータのバックアップ
 ・iTransorでバックアップしたLINEデータをAndroid と iOSデバイスに復元
 ・iTransorでバックアップしたデータの表示及びエクスポート

 メインアイコン
 購入、登録、メッセージセンター、フィードバック、メニュー(三)、最小化(-)、閉じる(×)アイコンが右上に並んで表示
 メニュー(三)には、ユーザーガイド、レビュー、サポートセンター、 iMyFone Facebook、 iMyFone Twitter、 iMyfone YouTube、アップデートの確認、言語、製品情報があります。

③ 操作指示画面
 ①のLINEバックアップ&転送のツールバーで選択されたツールバーの操作内容の表示や指示

 それでは、次に体験版(無料)でできる「Android と iOSデバイスからLINEデータのバックアップ」、「バックアップデータの表示、エクスポート(有料版の機能)」、「iphone11⇒Xiaomi Redmi Note 10 ProへのLINEデータの転送(有料機能)」、「iphoneのバックアップデータからXiaomi Redmi Note 10 Pro上にLINEデータの復元(有料機能)」のについて順次紹介していきます。

iphone11内のLINEデータのバックアップ(体験版で利用可能)

 左のツールバーの上から2番目の「AndroidとiOSデバイスからLINEデータをバックアップ」をクリックし、iphone付属のUSBコードでiTransor for LINEをインストールしたパソコンに接続します。

 すると、iTransor for LINE画面に説明が表示され、画面にしたがって操作し、iphone画面上に「このコンピュータを信頼しますか?」と表示されますので「信頼」をタップします。

 「デバイスをパソコンに接続してください。」と表示されますので、接続していない場合は付属のケーブルで接続し、「スタート」をクリックします。

 「❷デバイスの接続状態を確認する」画面で説明がでますので、説明にしたがいLINEのパスワードを記入すると共に、iphone上にパスコードの入力を求められるので、パスコードを入力します。

 バックアップが開始され、LINEのデータ量により異なりますが数分待つと、「おめでとうございます。データのバックアップに成功しました。」と表示されますので「完了」をクリックします。

 iphone上のLINEデータがパソコン上にバックアップができました。

 データ容量を見てみると、357.42MBありました。

バックアップデータの表示・エクスポート

バックアップデータの表示(体験版でも利用可能)

 バックアップデータの表示までは体験版でできますが、データのエクスポートは有料版でないとできません。

 左のツールバーの上から4番目の「iTransorバックアップからLINEデータを表示&エクスポート」をクリック、表示あるいはエクスポートしたいLINEデータをクリックして選択、「確認/エクスポート」をクリックします。

 すると、選んだLINEのバックアップデータのトーク履歴、添付ファイル(写真、動画、オーディオ、ファイル)が表示、その横にトークした方が上から表示、さらに左横に選択した方とのトーク履歴が表示されます。

バックアップデータのエクスポート(有料版)

 上述の図でエクスポートしたいLINEデータを選択し、保存先(デフォルト:デスクトップ)、エクスポートするファイル形式を選択し「エクスポート」をクリックすると、指定したファイル形式で保存先にエクスポートできます。

 例えば、ある人とのトーク履歴と添付ファイル一式をエクスポートすると、デスクトップのホルダー(iMyFone_LINE_Export)にエクスポートした日時(西暦年-月-日-時-分-秒)のホルダーが作成され、さらにその下に「オーディオ」、「トーク履歴(選択した人)」、「写真」、「動画」のホルダーが作成され、それぞれのホルダーに該当するファイルが収められてエクスポートされます。

 動画のファイルは、上手くエクスポートされていませんでした。

 これについては、今後のバージョンアップに期待したいとことです。

 下図は、HTML形式でエクスポートしたトーク履歴の一部を切り取ったものです。

iphone11⇒Xiaomi Redmi Note 10 ProへのLINEデータの転送(有料機能)

 左のツールバーの一番上の「Android と iOS デバイスとの間でLINEデータの転送」をクリック、転送元の iphone11 を付属のUSBケーブルで iTransor for LINE をインストールしているパソコンに接続すると、ソフト画面上には繋がれた iphone11 が左側に表示、次に転送先の Xiaomi Redmi Note 10 Pro を付属のUSBケーブルでパソコンに繋ぎます。

 この時に、Xiaomi Redmi Note 10 Proが認識されない場合は、「デバイスが認識されない場合」をクリックして、書かれていることを実施します。

  この中で、「開発向けオプション」の設定方法のやり方がスマホの機種ごとに異なりますので、初心者にとっては難しいと感じました。

 また、デバイスドライバーをダウンロードしてインストール部分がありますが、Xiaomi Redmi Note 10 Proの場合は、私がやっても上手くスマホが認識されず、サポート係(これは大変応答も早く優秀です。)とやり取りを何度か行ってみましたが、結局、認識するまでには至りませんでした。

 ということで、異機種間でのLINEデータの転送、及び、次に紹介しようと考えていたiphone11のLINEのバックアップデータをXiaomi Redmi Note 10へ転送することはできませんでした。

 ここら辺のマニュアルの充実が必要であろうと思います。

 つまり、Androidスマホなどには、メーカも大変多くそれぞれに開発向けオプションの仕方やドライバーのダウンロードやインストールがスマホ機種ごと異なると思われますので、これらのことをスムーズにできるようなマニュアル、Q&Aなどの充実が必要と感じた次第です。

 現時点でのQ&Aでは、サムソンの機種に対しての説明しかなく、その他の機種などについては、サポート係とのやり取りが必要になり、初心者にとっては敷居が高いと思いました。

おわりに

 皆さんいかがだったでしょうか?

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 iTransor for LINEは、機種変更の際のLINEデータの移し替えなどができる大変便利なアプリです。

 是非皆さんも利用して見てはいかがだろうか?

 買い切り版でもそれ程価格も高くなく、良心的であり、サポート係も大変親切に分からない所を教えてくれます。

 この記事が少しでも皆様のお役に立てればこれほど嬉しいことはありません。

以上です。

LINEのトーク履歴のバックアップと引き継ぎをより簡単に・LINEのデータを iPhone / Android からパソコンへバックアップ、・LINEのバックアップファイルからデータを自由に選択してPCに保存、・AndroidとiOSデバイスの間(iOS⇔Android)、同Android / iOS間の直接転送、・LINEデータをバックアップファイルからiOS / Androidに復元、・HTMLやPDF、CSV / XLSなど、多様な形式でトーク履歴をエクスポート

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