はじめに
こんにちは、エイじーです。
年をとってくると物忘れが激しく、昨日食べたもの、人の名前など思い出せないことが良くあります。
また、このことは役に立つことだなとか、このアイデアは何かに使えるな、と思った時にそのまましておくとあの時何お考えていたんだろうと思い出せないことが多いこともあります。
このような時には、付箋紙感覚でメモを取れる多機能なアプリがあると大変便利だと思うのです。
以前に、メモやノートを取るアプリとしてOneNote、Google Keep、Evernote、Notionを紹介して、これらのアプリはそれぞれ良いところ悪い所があるにせよ、どれもかなり良くできたアプリであり大変便利に使えると思いました。
AppleのオンラインストレージサービスのiCloudを調べていると、iphoneで利用するメモアプリが大変便利だと知りました。
iphoneのメモアプリについて、もう少し深堀して調べたことを紹介したいと思います。
この記事を読むと次のことが分かります。
★iphoneのメモアプリのダウンロード・インストールはどうすればよいの?
・スマホ用
・pc用
★iphoneメモアプリの使い方をまとめました。
・ホルダーの作成
・メモの作成
・メモを作成する際の色々な便利機能
表作成機能
文字修飾
チェックリスト
画像の挿入
手書きの挿入
・メモの削除と復元
・pdf化や印刷
★iphoneメモの保存先及びバクアップ
iphoneのメモアプリとは?
iphoneのメモアプリの特徴や機能を箇条書きにしてみました。
- 付箋紙感覚で気楽にメモを残せる。
- 画像、動画、文書なども張り込みが可能
- 特に音声記録では、喋った音声を自動で文字にしてくれて大変便利
- 異なるデバイスでも参照でき、機器をまたいだ利用が可能(例えば、家ではパソコン、外に出た際にはスマホで同じメモアプリを利用参照できます。)
- Appleの製品なので他のApple製品との親和性が高い。
- 無料で利用可能
いかがですか、上述のことが無料で使えるのですよ!
以下は、もう少しiphoneのメモアプリについて深堀していきます。
iphoneのメモアプリのダウンロード、インストール
スマホ版
メモアプリは、iphone、ipad、MacなどのApple製品を購入すれば、標準で付いてくるアプリです。
しかし、何らかの理由で削除したり、Android版メモアプリを利用したい場合はダウンロードしてインストールする必要があります。
スマホのメモアプリの場合で、iOSのiphoneやipadの場合はApp Storeから、Androidスマホの場合は、Google Playからメモアプリをダウンロードしてインストールしてください。
そして、当然、このメモアプリは、無料で利用できますが、Apple のアカウントが必要です。
Windowsで利用する場合は、iCloudをWindowsパソコンにインストールして、そこから、iCloud.comに入る必要があります。
それらの方法などについては、次の記事の「iCloudの簡単な使い方」の部分を参照ください。
iCloud.comに入りましたら、「メモ」をクリックすれば、メモアプリを起動できます。
iphoneメモアプリの使い方をまとめ
私は、iphone11(iOSバージョン:14.4.2)を持っていますので、以後の説明はこの機種での説明となります。
ホルダーの作成
メモをどんどん作っていくとどこにどのようなメモを作成したのかが分かりずらくなります。
勿論、検索機能を利用して調べることも可能ですが、デスクの脇机にファイルが納めてあった際に、そこにどのようなファイルがあるかの目印のインデックスを付けて、容易に目的のファイルを探し出すことができます。
このインデックスに相当するのがフォルダー機能です。
【フォルダーを作成する手順】
- iphoneのメモアプリをタップして起動します。
- iCloud、ドコモメールの2つの大きなホルダーがあり、この名前の編集はできません。
- 左下の「ファイルマーク」をタップ
- 新規ホルダーの作成画面がでるので、新規ホルダー名を入力して、「保存」をタップ
- すると、iCloud内に新しくホルダーが作成されていることが分かります。
メモの作成
次にメモを作成する手順を紹介します。
【メモの作成手順】
- メモを作成したいホルダーをタップ
- 右下の「メモマーク」をタップ
- 色々メモを書き入れ、表の作成、画像の挿入、チェックリスト、音声入力などを利用してメモを作成
- 作成し終えたら、右上の「完了」をタップ
- これで、今作成したメモがiCloud内に記憶されましたので、他のデバイスでも見ることが可能となります。
メモを作成する際の色々な便利機能
ここでは、メモを作成する際に色々な便利機能がありますのでそれぞれについて紹介します。
【メモ作成する際の色々な便利機能】
●表作成機能
- メモ作成中に表を入れたい所をタップ
- 入力画面の上に表示させる表マークをタップ
- 2列2行の表が作成されます。
- 表のセルをタップすると、上に「…マーク」が表れるので、それをタップすると「列を追加」又は「列を削除」ができます。
- 表のセルをタップすると、横に「…縦マーク」が表れるので、それをタップすると「行を追加」又は「行を削除」ができます。
- 自分で作りたい表組を作成し、表を完成させます。
●文字修飾
- メモ作成中に文字に修飾したい所で入力画面上部に表示される「Aa」をクリックすると、タイトル、見出し、小見出し、本文、等幅がでますので、それらをタップすることにより入力した文字を大きくしてタイトルにしたり、見出しや小見出しにしたり、本文の通常の文字サイズにしたり、等幅フォントにしたりすることができます。
- また、B、I、U、Sの中心に横棒(取り消し)が表示されていますので、Bをタップすれば強調できるボールド体に、Iをタップすれば、イタリック体に、Uをタップすれば入力した文字にアンダーラインを、Sの中心に横棒(取り消し)をタップすれば、入力した文字の中心に横線が入り取り消しをすることができます。
- さらに、リスト表示を選択することにより、通常のリスト、-のリスト、数字のリストを作成できます。
●チェックリスト
買い物の際の買い物リスト、旅行に行く際の持ち物リストなどを作成する際に利用します。
- メモ作成中にチェックリストを作成したい部分で、入力画面上部に表示される「○にチェックが入った」マークをタップ
- ○が表示されその横にリストを書いて改行すると又〇が表示されリストを書くことができ、最後で改行を2度タップすれば、チェックリストを終了することができます。
- チェックリストの○をタップすると、○にチェックマークが入ります。
- すなわち、チェックを入れることにより、書いたリストを忘れにくくすることが可能です。
●画像などの挿入
ここでは、iphone内にある画像や動画ファイルを選択してメモ内に貼り込んだり、iphoneのカメラを使って撮影した画像や動画をメモに貼り付けたり、文書をiphoneのカメラを用いて映してスキャンさせて取り込んだものをメモに貼り込んだりすることができます。
- 画像を挿入したい部分で、入力画面上部に表示される「カメラ」マークをタップ
- 表示されたメニューで「写真またはビデオを選択」をタップすると、iCloud内の写真やアルバムホルダーから写真やビデオを選択することができますので、メモに貼り付けたい画像やビデオをタップして、上部の右の「追加」をタップするとメモに選択した画像やビデオを貼り付けることができます。
- 表示されたメニューで「写真またはビデオを撮る」をタップすると、iphoneのカメラが立ち上がり、写真またはビデオを撮ることができ、撮った写真やビデオの右下の方に表示される「写真を使用」、「ビデオを使用」をタップすると、撮った写真やビデオをメモに貼り込むことが可能です。
- 表示されたメニューで「書類をスキャン」をタップすると、iphoneのカメラが立ち上がり、書類上にカメラを持っていきスキャンし、スキャンした画像をの四隅の〇で調節して「スキャンを保持」をタップした後、「保存」をタップすると、文書ファイルをメモに添付することができます。
●手書きの挿入
ここでは、iphoneで手書きで描いた絵や簡単なメモなどをメモに貼り付けられます。
- 手書きを挿入したい部分で、入力画面上部に表示される「○に鉛筆」マークをタップ
- 表示されたメニューで、マジック、蛍光ペン、鉛筆、消しゴムなどを選んでiphone上に絵やメモ書きをしたら、上部にある「完了」をタップすれば、絵や文字を書いたものがメモに貼り付けられます。
メモの削除と復元
いらなくなったメモは削除できますが、30日以内なら、完全に削除されるわけではないので簡単に復元が可能です。
削除するのは、簡単で削除したいメモをタップして開き、右上にある「〇に…マーク」をタップして、出てくる上部メニューの右にあるゴミ箱をタップすれば削除できます。
間違って削除したり、削除したが再度必要になったメモについては、メモを起動した最初の画面でiCloud内の「最近削除した項目」ホルダーをタップして、復元したいメモをタップしどこでも良いのでタップすると、キャンセルと復元が出るので「復元」⇒「完了」をタップすれば、メモを復元できます。
メモのpdf化や印刷
メモを文書としてpdf化することができ、また、印刷することも可能です。
メモのpdf化は、pdf化したいメモをタップし、右上にある「〇に…マーク」をタップして、出てくるメニューで「コピーを送信」⇒「マークアップ」⇒「完了」⇒「ファイルを保存」⇒保存先を選択して「保存」をタップすればメモをpdf化したファイルが指定した保存先に保存されます。
また、印刷は、スマホ用にあなたのプリンターのAir Printerドライバーをインストールする必要があります。
私の場合は、Canon MG6130のプリンターを利用していまして、残念ですがAir Printerには対応していないために、メモアプリから直接プリントすることはできません。
しかし、CanonのWiFiプリントアプリ「Canon Print inkjet/SELPHY」からメモファイルを選んで印刷が行えます。
もう一つの方法は、パソコンのiCloud.comを立ち上げ、そこから保存したメモを開いて印刷ができます。
共有の仕方
共有は、フォルダーやメモの共有ができます。
その手順は次の通り。
【メモフォルダーの共有の仕方の手順】
- 最初のメモを起動したホルダー画面で右上の「編集」をタップ
- 共有したいホルダーの右にある「〇に…マーク」をタップして、「ホルダーを共有」をタップ
- 共有オプションを変更可能、閲覧のみのどちらかをタップして選択
- 共有するアプリを選択、例えば、メールの場合は、メールの宛先のメールアドレスを記入して、右上の「↑」をタップして送信
- 共有された方はメールが届いたら、共有したファオルダーをクリックすれば共有ができます。
【メモの共有の仕方の手順】
- 共有したいメモをタップ
- 右上にある「〇に…マーク」をタップして、「メモを共有」をタップ
- 共有オプションを変更可能、閲覧のみのどちらかをタップして選択
- 共有するアプリを選択、例えば、メールの場合は、メールの宛先のメールアドレスを記入して、右上の「↑」をタップして送信
- 共有された方はメールが届いたら、共有したファオルダーをクリックすれば共有ができます。
iphoneメモの保存先及びバクアップ
iphoneメモのバックアップには色々な方法がありますが、ここでは比較的簡単な方法を紹介します。
その手順は次の通り。
【iphoneメモをiCloudにバックアップする手順】
- iphoneの「設定」⇒「名前」⇒「iCloud」と順にタップ
- 下にスクローしていき、「iCloudバックアップ」をON
- 直ぐにバックアップしたい場合は、「今すぐバックアップを作成」をタップ
- バックアップした日付が下に表示されます。
【iphoneメモをGoole Drive、One Drive、DropBoxにコピーをバックアップ】
ここでは例として、Goole Driveへのコピーのバックを手順を紹介します。
- iphoneのメモを起動して、バックアップを取りたいメモをタップ
- 右上にある「〇に…マーク」をタップして、「コピーを送信」をタップ
- Google Driveをタップ
- アカウント選択画面がでるので、何時も使っているGoogle アカウントを選択してタップ
- 右上にある「アップロード」をタップ
【iphoneメモを他のノートアプリにコピーをバックアップ】
ここでは、他のメモ、ノートアプリである、OneNote、Google Keep、Evernote、Notionなどへバックアップします。例として、Google Keepへのコピーのバックを手順を紹介します。
- iphoneのメモを起動して、バックアップを取りたいメモをタップ
- 右上にある「〇に…マーク」をタップして、「コピーを送信」をタップ
- Google Keepをタップして、「投稿」をタップ
- これで、Google Keepにメモのコピーがバックアップされます。
おわりに
皆さんいかがだったでしょうか?
iphoneのメモアプリとはどのようなアプリ?、iphoneのメモアプリのダウンロード・インストールはどうすればよいの?、スマホ用、pc用、iphoneメモアプリの使い方をまとめました。ホルダーの作成、メモの作成、メモを作成する際の色々な便利機能、表作成機能、文字修飾、チェックリスト、画像の挿入、手書きの挿入、メモの削除と復元、pdf化や印刷、iphoneメモの保存先及びバクアップなどについて解説してきました。
この記事が少しでも皆様のお役に立てればこれほど嬉しいことはありません。
以上です。
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