【CSS】色々な文字修飾の仕方|HTML&CSS入門講座(10)

HTML&CSS
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はじめに

 HTML&CSS入門講座の第十弾として、【CSS】色々な文字修飾の仕方ついて紹介します。

 この記事を読むと次の疑問について知ることができます。

● 基本の文字修飾はどうするの?
・文字サイズ変更、文字色変更、文字を太字に変更、文字を斜体に変更
・行間を指定、字間を指定、下線をひく、取り消し線をひく
・実線、点線、破線、二重線で囲む、文字の上下、左右に線をひく
・文字の位置変更
・フォント種類を指定
●特殊な文字修飾は何があるの?
・段落の初めの字下げ
・縦書き
・文字に影を付ける
 HTML&CSS入門講座(9)では、font-familyn の使い方、font-family の使い方、font-familyの一覧、おすすめの設定例は?について解説してきました。
 
 CSSの中の色々な文字修飾の仕方について深堀していきます。

基本の文字修飾

文字サイズ変更、文字色変更、文字を太字に変更、文字を斜体に変更

文字サイズ変更 : font-size; ○○px; fonnt-size; ○○em;
文字色の変更 : color: 色名(英語);、color; カラーコード;
文字の太字に変更 :  font-weight: bold;
文字を車体に変更 : font-style: italic;
 それでは実際に、実例を書いてみましょう。
 
<h1>文字のサイズ、色、太字、斜体の例</h1>
<p class="car1">文字のサイズが20pxだよ”</p>
<p class="car2">文字のサイズが普通サイズの1.5倍(1.5em)だよ!”</p>
<p class="iro1">文字色(red)を赤にしたよ”</p>
<p class="iro2">文字色のカラーコード(rgb(13, 176, 240)を赤にしたよ”</p>
<p class="bol1">文字を太字にしたよ!(bold)”</p>
<p class="ita1">文字を斜体(italic)にしたよ!”</p>
.car1 {
font-size: 20px;
}
.car2 {
font-size: 1.5em;
}
.iro1 {
color: red;
}
.iro2 {
color: rgb(13, 240, 240);
}
.bol1 {
font-weight: bold;
}
.ita1 {
font-style: italic;
} }
 結果は次の通り。
 

行間を指定、字間を指定、下線をひく、取り消し線をひく

行間を指定 : line-height: ○○;(文字の高さの倍率指定)
字間を指定 : t: ○○em;
下線をひく : text-decoration: underline;
取り消し線をひく : text-decoration: line-through;
  それでは実際に、実例を書いてみましょう。
 
<h1>行間指定、字間指定、文字の下線を引く、取り消し線を引く例</h1>
<p id="gyoukan">行間を2.0倍にしたよ!”</p>
<p id="jikan">字間(1.5em)にしたよ!”</p>
<p id="sitasen">下線を引いたよ!”</p>
<p id="torikesi">取り消し線を引いたよ!”</p>
#gyoukan {
line-height: 1.5;
}
#jikan {
letter-spacing: 0.5em;
}
#sitasen {
text-decoration: underline;
}
#torikesi {
text-decoration: line-through;
}
 結果は次の通り。
 

実線、点線、破線、二重線で囲む、文字の上下、左右に線をひく

実線で囲む : border: 線の太さ solid 色;
点線で囲む : border: 線の太さ dotted 色;
破線で囲む : border: 線の太さ dashed 色;
二重線で囲む : border: 線の太さ double 色;
文字の上下に線を引く : border-top: 線の太さ 線種 色;
                                      border-bottom: 線の太さ 線種 色;
文字の左右に線を引く : border-right: 線の太さ 線種 色;
                                      border-left: 線の太さ 線種 色;

 それでは実際に、実例を書いてみましょう。

  <h1>実線、点線、破線、二重線で囲む、文字の上下、左右に線をひく例</h1>
  <p class="kakomu1">文字を赤の実線で囲ったよ!</p>
  <p class="kakomu2">文字を青の点線で囲ったよ!</p>
  <p class="kakomu3">文字を緑の破線で囲ったよ!</p>
  <p class="kakomu4">文字を黒の二重線で囲ったよ!</p>
  <p id="jouge">文字の上下に赤の実線で引いたよ!</p>
  <p id="sayu">文字の左右に青の二重線で引いたよ!</p>
.kakomu1 {
border: 2px solid red;
}
.kakomu2 {
border: 2px dotted blue;
}
.kakomu3 {
border: 2px dashed green;
}
.kakomu4 {
border:5px double black;
}
#jouge {
border-top: 2px solid red;
border-bottom: 2px solid red;
}
#sayu {
border-right: 5px double blue;
border-left: 5px double blue;
}
結果は次の通り。
 

文字の位置変更

左寄せ : text-align: left; (初期値)
中央寄せ : text-align: center;
右寄せ : text-align: right;
 それでは実際に、実例を書いてみましょう。
 
<h1>文字の位置変更の例</h1>
<h3 class="mojihidari">文字を左寄せにしたよ!(初期値)</h3>
<h3 class="mojicyuou">文字を中央寄せにしたよ!</h3>
<h3 class="mojimigi">文字を右寄せにしたよ!</h3>
.mojihidari {  
}
.mojicyuou {
    text-align: center;
}
.mojimigi {
    text-align: right;
}
 結果は次の通り。
 

フォント種類を指定

font-family: フォント名;
ここでは、ゴチック系フォントと明朝系フォント、欧文フォントの違いを見てみましょう。
 
<h1>フォントファミリーの例</h1>
<div class="gotic">
<p>文字のサイズ、色、太字、斜体、行間指定、字間指定、文字</p>
<p>ABCDEFGHIJKLMN abcghijklmn</p>
</div>
<div class="mincho">
<p>文字のサイズ、色、太字、斜体、行間指定、字間指定、文字</p>
<p>ABCDEFGHIJKLMN abcghijklmn</p>
</div>
.gotic {
font-family: Verdana, 'Yu Gothic',sans-serif;
font-size: 30px;
}
.mincho {
font-family:'Times New', 'MS Mincho',serif;
font-size: 30px;
}
 結果は次の通り。
 

特殊な文字修飾

段落の初めの字下げ

 これは、文字修飾ではないですが、段落の最初の文字の字下げの方法をどのようにすればよいか?と言う話です。

 WordPressでは、段落の最初に1文字分のスペース(字下げ)ができないのです。

 私は、古い人間ですので段落で字下げがないことが現在では普通のようですが、私には気になってしょうがないのです。

 したがって、私は文書を書くときにできる限り段落の文頭の初めの字下げをするようにして記事を書いています。

 その方法は、いたって簡単で、一文字分のスペースをイタリックで指定してやり、その後に普通の文書を書けばよいのです。

<em> </em>1文字のスペースを取った文です。

 また、表作成には大変便利なプラグインに「Advanced Editor Tools (旧名 TinyMCE Advanced)」がありますが、これを利用している方は、このプラグインの設定で、「クラシックブロックとクラシックエディター内のパラグラフタグを保持」にチェックを入れることにより、段落の最初の頭のスペースは削除されません。

 したがって、「Advanced Editor Tools (旧名 TinyMCE Advanced)」を利用している方は、上述の設定をすれば、わざわざ「<em> </em>」を入れる必要もなく、普通通りにスペースを入れて書けばよいことになります。

縦書き

 これも、文字修飾ではないですが、次のように設定することにより縦書きも行えます。

writing-mode: vertical-rl;   
-ms-writing-mode: tb-rl;  
writing-mode: vertical-rl;
 それでは実際に、実例を書いてみましょう。
 
<h1>縦書きの例</h1>
<div id="tategaki">
<p>
これは、文字修飾ではないですが、段落の最初の文字の字下げの方法をどのようにすればよいか?と言う話です。
 WordPressでは、段落の最初に1文字分のスペース(字下げ)ができないのです。
 私は、古い人間ですので段落で字下げがないことが現在では普通のようですが、私はは気になってしょうがないんです。
 したがって、私は文書を書くときにできる限り段落後に閉じ下げをするようにして記事を書いています。
 その方法は、いたって簡単で、一文字分のスペースをイタリックで指定してやり、その後に普通の文書を書けばよいのです。
</p>
</div>
#tategaki {
writing-mode: vertical-rl;
-ms-writing-mode: tb-rl;
writing-mode: vertical-rl;
height: 150px;
}
 結果は次の通り。
 

文字に影を付ける

text-shadow: 影の右への長さ 影の下への長さ 影のぼけ具合 影の色;

各数値の間には、半角のスペースを空けること。
 それでは実際に、実例を書いてみましょう。
 
<h1>文字の影の例</h1>
<div class="mojikage1">
文字の影(Character shadow)
</div>
<div class="mojikage2">
文字の影(Character shadow)
</div>
<div class="mojikage3">
文字の影(Character shadow)
</div>
.mojikage1 {
  font-size: 4em;
  text-align: center;
  line-height: 2em;
  font-weight: bold;
  color: hsl(0, 93%, 49%);
  text-shadow: 
    0 0.07em 0.1em rgba(0,0,0,0.7);
}
.mojikage2 {
  font-size:4em;
  text-align:center;
  line-height:2em;
  font-weight:bold;
  color: #A5D6A7;
  text-shadow:
    1px -1px 1px #BDBDBD,
    -1px 2px 1px #737272,
    -2px 4px 1px #767474,
    -3px 6px 1px #787777,
    -4px 8px 1px #424242,
    -5px 10px 1px #616161,
    -6px 12px 1px #757575,
    -7px 14px 1px #9E9E9E,
    -8px 16px 1px #BDBDBD,
    -9px 18px 1px #E0E0E0;
}
.mojikage3 {
  font-size:4em;
  text-align:center;
  line-height:2em;
  font-weight:bold;
  color: #000;
  text-shadow: 
    0 0 0.05em #75736b,
    0 0 0.06em #75736b,
    0 0 0.07em #75736b,
    0 0 0.08em #75736b,
    0 0 0.09em #75736b,
    0 0 0.20em #75736b,
    0 0 0.20em #75736b,
    0 0 0.20em #75736b,
    0 0 0.50em #75736b;
}
 結果は次の通り。
 

おわりに

 如何だったでしょうか?

 基本の文字修飾はどうするの?、文字サイズ変更、文字色変更、文字を太字に変更、文字を斜体に変更、行間を指定、字間を指定、下線をひく、取り消し線をひく、実線、点線、破線、二重線で囲む、文字の上下、左右に線をひく、文字の位置変更、フォント種類を指定、特殊な文字修飾は何があるの?、段落の初めの字下げ、縦書き、文字に影を付けるなどについて解説してきました。

 この記事があなたにとって少しでもお役に立てればこれほど嬉しいことはありません。

以上です。

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