はじめに
今回はHP Chromebookの使用記の第五弾としてベンチマーク、Octane2.0、JetStream2、Speedmerter 2.0、GeekBench5による性能比較を紹介します。
この機種の購入を考えておられるならば次を参照にして下さい。
なお、Amazonについては、旧モデルのものを載せておきます。
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総品名 | HP Chromebook x360 14b-cb0000 シリーズ コンフォートモデル ンテル® Pentium® Silver N6000 プロセッサー(1.10GHz-3.30GHz, キャッシュ 4MB) 14b-cb0005TU (楽天市場、Yahoo!ショッピング) Google Chromebook HP ノートパソコン インテル Pentium® Silver 8GBメモリ 64GB eMMC 14インチ フルHDブライトビュー・IPSタッチディスプレイ 2in1 コンバーチブルタイプ 日本語キーボード HP Chromebook x360 14b (Amazon) |
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商品の評価 | (レビュー総数433件) |
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価格はこちらから | Amazonから | 楽天市場から | Yahoo!ショッピングから |
この記事を読むと、次の疑問について知ることができます。
- HP Chromebook x360 14b (型番:48J49PA-AAAD)のベンチマーク
- ベンチマークとは?
- Octane 2.0によるベンチマークテスト
- JetStream2によるベンチマークテスト
- Speedmerter 2.0によるベンチマークテスト
- GeekBench5によるベンチマークテスト
OS、機種などで説明の仕方が変わってくることがありますので、私の使用しているパソコン環境について記しておきます。
パソコンOS : Windows10 Pro
Windowsバージョン : 21H1
Chromebook : Chromebook Pentium Silver N6000 8GB 128GB eMMC フラッシュメモリ 14.0型 IPS タッチディスプレイ Wi-Fi 6 HP Chromebook x360 14b (型番:48J49PA-AAAD)
HP Chromebook x360 14b (型番:48J49PA-AAAD)のベンチマーク
ベンチマークとは?
コンピューター分野でのベンチマークは、「ベンチマークテスト」により客観的にパソコンの性能を評価するための評価手法やプログラムのことを指します。
具体的には、パソコンに負荷をかけて計算。描画、読み書きなどをさせてパソコンの性能を数値で表現し、その数値の大小でパソコンの性能を評価するものがベンチマークテストであり、そのベンチマークテストを実施するプログラムには色々なもののが用意されています。
ここでは、Chromebookのベンチマークテストのプログラムとして、多くの方が利用しているOctane 2.0、JetStream2、Speedmeter 2.0と他のパソコンを含めて利用されているベンチマークテストのプログラムGeekbench5を用いて、私の購入したChromebookのCPU性能を調べたいと思います。
Octane 2.0によるベンチマークテスト
Octane 2.0とは、現在は開発が中止されていますが、Googleが提供していたWeb版のJavaScriptベンチマークテストプログラムで、17のテストが含まれています。
Octane 2.0は、2013年11月6日にGoogleから公開されましたが、2017年4月12日で開発を中止しております。
Octane2.0のテストは次のWebサイトから行うことができます。
しかし、なおChromebookのベンチマークテストにはよく利用されていますのでここでもHP Chromebook x360 14b (型番:48J49PA-AAAD)のベンチマークをテストしてみました。
ベンチマークテストでは5回測定し、その平均を用いています。
他の機種なども比較のために載せ、赤横棒グラフでHP Chromebook x360 14b (型番:48J49PA-AAAD)がわかるようにしてあります。
なお、参考に私の所有するWindowsパソコン Intel(R) Core(TM) i7-6700K CPU、32GB(茶色)、Xiaomi Redmi Note 10 Pro(黒)、 iphone 11(黄色)についても、一緒に載せてあります。
このグラフを見ると、私が所有するスマホやパソコンの中での性能順はiphone11>Windows10パソコン>Chromebook>Xiaomi Redmi Note 10 Proの順でした。
iphone11の性能の高さに驚きました。
私が購入したChromebookの旧タイプと比較すると、21000台から33000台にアップしていますので、旧タイプの性能をもとにして計算すると、約1.5倍に性能がアップしていることになります。
JetStream2によるベンチマークテスト
JetStream 2とは、Appleが中心となって開発しているオープンソースのレンダリングエンジンなどを扱っているWebkit開発チームが、2019年3月27日に公表したJavaScriptベンチマークプログラムです。
JetStream 2は、Octane 2.0のベンチマークツールを包含し、Web Assembly、Web Workersなどのパフォーマンス性能を測定できるツール群が含まれています。
JetStream2.0のテストは次のWebサイトから行うことができます。
ベンチマークテストでは5回測定し、その平均を用いています。
他の機種なども比較のために載せ、赤横棒グラフでHP Chromebook x360 14b (型番:48J49PA-AAAD)がわかるようにしてあります。
なお、参考に私の所有するWindowsパソコン Intel(R) Core(TM) i7-6700K CPU、32GB(茶色)、Xiaomi Redmi Note 10 Pro(黒)、 iphone 11(黄色)についても、一緒に載せてあります。
このグラフを見ると、私が所有するスマホやパソコンの中での性能順はiphone11>Windows10パソコン>Chromebook>Xiaomi Redmi Note 10 Proの順でした。
Speedmerter 2.0によるベンチマークテスト
Speedmerter 2.0とは、Appleの「Webkit開発チーム」が2018年1月15日に公表したWebブラウザー向けのベンチマークテストツールで、ユーザーのWebアプリケーションの操作を模擬し、その反応を調べるようなベンチマークテストになっています。
Speedmeter2.0のテストは次のWebサイトから行うことができます。
これも、JetStream2と同じ開発チームが公表したものであり、JetStream2.0と同様の結果が得られると考えられます。
このグラフを見ると、私が所有するスマホやパソコンの中での性能順はiphone11>Windows10パソコン>Chromebook>Xiaomi Redmi Note 10 Proの順でした。
GeekBench5によるベンチマークテスト
GeekBench5とは、Android、iOS、macOS、Windows、およびLinuxで動作するクロスプラットフォームのベンチマークテストツールです。
Geekbench 5は、有料でWindows、Mac、Linux用が約10ドル、Geekbench 5(macOS、Windows、およびLinuxのシングルユーザーライセンス)が約15ドルとなっています。
Google playからGeekbench5をChrombookにダウンロードし、インストールして計測しました。
現在(2023年2月15日現在)は、Geekbench 5がApp StoreやGoogle playにはなく、Geekbench 5 ⇒ Geekbench 6 にバージョンアップしていました。
この図を見ると、マルチコアでは性能がかなり低い値を示しており、AndroidスマホのXiaomi Redmi Note 10 Proよりも低い値となっています。
「Intel Pentium Silver N6000 - ベンチマーク、テスト、および仕様」によると、Geekbench5のマルチコアスコアが「1806」となっており、この値と比較すると527ほど低く、これは誤差とは言えず、何らかの原因があると思われますが、思い当たりません。
Geekbench5のシングルコアスコアの値は、650となっており、これに関しても上述の記事の値「729」より低いものの、それほど大きな違いがなく、旧タイプのPentium N5030などよりも高いので順当な値と考えられます。
私の購入したHP Chrombook特有の結果なのか不明ですが、少し残念な結果となりました。