はじめに
皆さん、Google MeetはブラウザーでGoogle Chromeを利用していると見たことがあると思いますが、実際に利用したり、本当の意味でGoogle Meetのことを知っている方は少ないのではないでしょうか?
Google Meetは、社内などのコミュニケーションに利用されることが多く、社内でのオンライン会議、チャットなどで利用でき、ZoomやMicrosoft Teamsと同じ部類のアプリなんです。
Google Meetは、GoogleのG Suite(現在はGoogle Workspaceと名前変更)を持っていれば、その中に含まれていますので、有料版として利用できますが、もちろん無料でも利用できます。
Google Meet(旧名Hangouts Meet)はGoogle ハングアウトに参加者数の増大(25人から最大10,000人)、Googleユーザー以外の人も会議参加可能、会議の録画機能の付加機能などを追加したアプリがGoogle Meetと言うアプリであり、Google ハングアウトは、2021年後半にGoogle Chatへ移行し利用不可(サービス終了)となる予定のようです。
Googleハングアウトが2013年5月15日にGoogle トークの後継として発表され、2020年4月にビデオ会議機能の部分が分離してGoogle Meetとなった経緯があり、2020年5月に無償で利用できるようになりました。
Google Meetは、世界のGoogleが提供する製品であり、皆さんが利用しているGoogle製品との親和性も高く、これからますます利用者は増えていくものと予想されます。
これは、コロナ禍の中、実際に会社などに出かけて行って会議を聞くことが前ほど容易でなくなったことと、Google Meetそのものが遠く離れたところから複数の人が同じ会場に入り、チャットや画面共有ができ、お互いのコミュニケーションがスムーズに行うことができる素晴らしいアプリであるので、これからますます利用する方が増えていくのではないでしょうか。
それでは、このGoogle Meetについて順を追って使い方などを紹介していきます。
この記事を読むと次のような疑問について知ることができます。
♠Google Meetの無料版と有料版の違いとはどこが違うの?
♠Google Meetアプリのダウンロード、インストールはどうすればよいの?
・pcで利用する場合
・iphone、ipad、Androidのスマホ版
♠Google Meet 初心者のためのパソコンやスマホでの使い方はどうすればよいの?
【パソコンで使う場合】
・ログイン
・会議への招待と参加
・背景
・画面共有
【スマホで使う場合】
・ログイン
・会議への招待と参加
・背景
・画面共有
Google Meetとは?
Google Meetのホームページを見ると、色々と特徴などが書かれていますので、そこからピックアップしてみました。
Google Meetの特徴を挙げると次の通り。
- スケジュール設定、録画機能、レイアウト切り替え機能などにより、全員が参加できる会議を開催可能
- 画面全体やウィンドウを選択することで、ドキュメント、スライド、スプレッドシートを使ったプレゼンテーションを実施可能
- 会議には 250 人まで招待可能
- Google Meet アプリなら、ビデオ通話や音声通話で参加可能
- 会議の安全性が確保され、会議の主催者は会議に参加できるユーザーを制限する機能、主催者が承認したユーザーのみ参加させる機能を付加
- 討論会や営業会議などのイベントをライブ配信でき、ライブ配信はドメイン内の最大 10 万人のユーザーが視聴可能
- ブラウザーや専用アプリで、また、個人、企業、教育機関の方々も安全で安心なビデオ会議を開催可能
- 無料でも利用可能できますが、有料にすとさらに便利な機能が利用可能
Google Meetの無料版と有料版の違い
Google Meetには、無料版、Google Workspace Essentials、Google Workspace Enterpriseがあり、無料版と有料版でどのような違いがあるのかを紹介します。
無料版でも十分利用できますが、もっといろいろ活用したいのであれば有料版を購入されることをお勧めします。
以下は、無料版と有料版の主要な違いを表にしてまとめました。
項目 | 無料版 | Google Workspace Essentials | Google Workspace Enterprise |
価格/アクティブユーザー・月 (年間契約の場合) |
無料 | 8 米ドル | 問い合わせ |
会議 可能最大参加人数(人) |
100 | 150 | 200 |
グループ会議 の最大時間 |
60分(1対1) 24時間(3人以上) |
24時間(1対1) 24時間(3人以上) |
24時間(1対1) 24時間(3人以上) |
会議の録画と Google ドライブへの保存 | × | 〇 | 〇 |
Google ドライブ ストレージ | 15GB/ユーザー | 100GB/ユーザー (最大2TBまで) |
無制限 |
画面共有と固定表示 | 〇 | 〇 | 〇 |
ブラウザからの参加、外部ユーザーの招待 | 〇 | 〇 | 〇 |
自動字幕起こし | 〇 | 〇 | 〇 |
挙手機能 | × | 〇 | 〇 |
2 段階認証プロセス | 〇 | 〇 | 〇 |
調査ツール | × | × | 〇 |
年中無休 24 時間対応のスタンダードサポート(複数の言語に対応) | × | 〇 | 〇 |
Google Meet のダウンロード及びインストール
はじめに、私はWindowsパソコンを利用していますので、以後は、Windowsでの解説となります。
Google Meetを利用するには、Googleのアカウントを取る必要があります。
Gmailを利用しているようであれば、既にGoogleアカウントは登録済みですので、そのアカウントでGoogle Meetを利用することができます。
また、利用可能なブラザーとして、Google Chroem、Firefox、Microsoft Edge、Safari、Internet Explore 11がありますが、いずれにしても最新版にバージョンアップして利用した方が良いでしょう。
pcで利用する場合
Google Meetのホームに移動してください。
Google Meetのホームサイトの「会議を開始」をクリックします。
場合によっては、「Meetにカメラとマイクの使用を許可してください。」とでるので、左上の「許可」をクリックすると、マイクを使用する、カメラを使用する、と再度でるので、「許可」をクリック
これで、Google Meetにログインまで済ましたことになります。
iphon、ipad、Androidのスマホ版
iphone、Androidスマホの場合は、App StoreやGoogle PlayからGoogle Meetのアプリをダウンロードしてインストールしてください。
Google Meet 初心者のためのパソコンやスマホでの使い方
ここでは、「pcで利用する場合」の続きで解説していきます。
Google Meetをパソコンで使う場合
ログイン方法
ログインは、とっても簡単です。
既に「pcで利用する場合」説明したように、Google Meetのホームに移り、その画面で「会議の開始」をクリックすれば、ログイン状態となります。
会議への招待と参加
ここでは、Google Meetに招待する方法を紹介します。
私のノートパソコンに別のメールアドレスで招待状を送ることをしてみます。
【友達や家族を招待する手順】
- Google Meetにログインし、まだ会議を設定していない状態では、左の方に「会議の準備が整いました」とでて、その下にある「ユーザーの追加」をクリック
- ユーザーの追加画面で登録されているメールアドレスなどがでますのでそれから選択しても良いし、その中に友達を追加するメールアドレスがなければ、メールアドレスを入力して、「メールを送信」をクリック
- これで、相手側に招待メールを送信できたことになります。
- 相手がGoogle Meetに入ると、相手の画像が映し出されます。
【招待された方が会議に参加する手順】
- 招待メールの「ミーティングに参加」をクリック
- パソコンによっては、マイクを使用する、カメラを使用するの許可を求めるウインドウが左上に出るので「許可」をくクリック
- 「参加の準備は整いましたか?」画面で「今すぐ参加」をクリック
- すると、相手の画像が映し出されます。
会議での背景
背景機能は、会議に参加する前でも参加してからでも背景の変更はできます。
それでは、背景の設定方法の手順を次に示します。
【ビデオ会議における自分の背景を変更して設定する手順】
- 「参加の準備は整いましたか?」画面で、映し出された画像の右下隅にある背景変更「人マーク」をクリック
- 下に色々な背景画像が表れるので、好きな背景画像を選択してクリック
- すると、背景画像が変更されれることが分かります。
- この操作は、会議に参加してからでも、同様の操作で背景を変更できます。
画面共有
画面の共有は、同じビデオ会議に入った者同士でビデオ通話を行い、そこで画面共有すると、お互いのパソコン画面に共有した相手のパソコン画面が表示されます。
したがって、同じビデオ会議に入っていることを前提に話を進めます。
【画面共有をする手順】
- ビデオ会議を開催しており、それぞれが自分の映像が映し出されており、ある人が画面共有したいのであれば、その人のビデオ会議の画面の下のメニュの右にある画面共有「四角の中に↑」をクリック
- 下部に画面共有する選択画面が表示されるので、共有したい画面として「あなたの全画面」、ウインドウ、タブ(Google Chromeの開いているタブのいずれか)クリック
- すると共有した画面が、他の方々のディスプレイ上に表示されます。
- 共有を止める場合は、Google Meet画面で「画面共有を停止」をクリック
Google Meetをスマホで使う場合
「Google Meet のダウンロード及びインストール」の「iphon、ipad、Androidのスマホ版」の部分でGoogle Meetのアプリをスマホにダウンロードしてインストールしてあることが前提で話を進めます。
ログイン方法
ログインは、とっても簡単です。
Meetのアイコンをクリックするだけです。
はじめは、マイクやカメラの使用許可のメッセージが出て、許可をすれば、後は、Meetのアイコンをクリックすれば、ログインしたことになります。
会議への招待と参加
ここでは、Google Meetに招待する方法を紹介します。
私のデスクトップパソコンに別のメールアドレスで招待状を送ることをしてみます。
【友達や家族を招待する手順】
- Google Meetにログインし、「新しい会議」をタップ
- 「会議の共有用リンクを取得」、「会議を今すぐ開始」、「Googleカレンダーでスケジュールを設定」の何れかを選択する画面がでますので、ここでは「会議の共有用リンクを取得」を選択してタップ
- 作成した会議のリンクウインドウが出て、「招待状を共有」タップすると、色々アプリが表れるので、「メール」をタップすると、メールが立ち上がり、宛先に招待する人のメールアドレスを記入するか選択して「送信」してください。
- 相手が招待状からGoogle Meetに入ると、相手の画像が映し出されます。
- また、右隅のその他のオプションでレイアウトの変更をすることにより、自分の映像と相手の映像を並べて表示させることも可能です。
【招待された方が会議に参加する手順】
- 招待メールのリックをクリックするか、Google Meetを開いて、書いてあるコードを記入するかどちらかを選びますが、リックの方は変な文字までリンクになっているので、Google Meetを開いて、書いてあるコードを記入しして、「参加」をクリックした方が良いでしょう。
- 「参加の準備は整いましたか?」画面がでるので、「今すぐ参加」をクリック
- すると、相手の画像が映し出されます。
- また、右隅のその他のオプションでレイアウトの変更をすることにより、自分の映像と相手の映像を並べて表示させることも可能です。
会議での背景
背景機能は、スマホ版ではできないようです。
画面共有
画面の共有は、同じビデオ会議に入った者同士でビデオ通話を行い、そこで画面共有すると、お互いのパソコン画面に共有した相手のパソコン画面が表示されます。
したがって、同じビデオ会議に入っていることを前提に話を進めます。
スマホの場合、スマホからの画面共有はブロードキャストのみとなります。
【画面共有をする手順】
- ビデオ会議を開催しており、それぞれが自分の映像が映し出されており、ある人が画面共有したいのであれば、その人のビデオ会議の画面の下のメニュの右にある「縦3点マーク」をタップ
- 「画面共有」をタップし、「ブロードキャストを開始」をタップ
- すると相手のパソコンなどにスマホの画面がでますが、映像が出るわけではなく、喋ればその音声が流れます。
- 止めたければ、共有を停止をタップ。
- すると、元に戻ります。
おわりに
皆さんいかがだったでしょうか?
Google Meetとは?どのよなもの?、Google Meetの無料版と有料版の違いとはどこが違うの?、Google Meetアプリのダウンロード、インストールはどうすればよいの?、pcで利用する場合、iphone、ipad、Androidのスマホ版、Google Meet 初心者のためのパソコンやスマホでの使い方はどうすればよいの?、【パソコンで使う場合】、ログイン、会議への招待と参加、背景、画面共有、【スマホで使う場合】、ログイン、会議への招待と参加、背景、画面共有などについて解説してきました。
Google Meetは簡単で初心者でもすぐ利用できますので、このコロナ禍の状況で外出があまりできないような時にこのソフトを利用してお茶会などを開いて、友人などの顔を見ながら世間話をし合うのも良いのではないでしょうか?
この記事が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
以上です。
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