はじめに
色々なフォームを簡単にしかも無料で作成できる、Googleフォームについて紹介します。
この記事を読むと、次の疑問について知ることができます。
★Googleフォームの有料版はあるの?
★Googleフォームの起動の仕方はどうするの?
★Googleフォームの使い方はどうするの?
・基本操作
フォームの名前を入力
質問の追加:記述式
質問の追加:段落
質問の追加:ラジオボタン
質問の追加:チェックボックス
質問の追加:プルダウン
質問の追加:ファイルのアップロード
質問の追加:均等メモリ
質問の追加:選択式(グリッド)
質問の追加:チェックボックス(グリッド)
質問の追加:日付、時刻
・テーマのカスタマイズ
・Googleシートとの連携
・設定
・フォームの送信
OS、機種などで説明の仕方が変わってくることがありますので、私の使用しているパソコン環境やスマホについて載せておきます。
パソコンOS : Windows10 Pro
Windowsバージョン : 21H1
Googleフォームとは?
Googleフォームは、Web上で動作する色々なアンケートやフォームを作成でき、管理などもできる無料のアプリなんです。
ここで、Googleフォームの特徴などをまとめてみましょう。
Googleフォームの有料版はあるの?
Googleフォームは、上述の素晴らしい機能を無料で利用できます。
この無料で利用できるGoogle フォームは、パーソナル版になります。
これ以外に、チームで利用ができるようにセキュリティー機能や管理機能が追加されたビジネス版があります。
このビジネス版にについては、次のサイトを参照。
Googleフォームの起動の仕方
Googleフォームを利用するには、Googleのアカウントを取る必要があります。
ここでは、Googleアカウントの取り方については省略しますが、Gmailを利用していれば、当然Googleのアカウントも取得しているはずですので、その取得したアカウントでGoogleにログインしておいてください。
Google Chromeのブラウザーを利用していれば、新しいタブを開き、右上に表示される「Googleアプリ」アイコン(点が3×3並んでいるアイコン)をクリックして、「Forms」をクリックすれば、Googleフォームを起動できます。
また、Chrome以外のブラウザー(Microsoft Edge、FireFox)などを利用している場合は、検索欄に「Google」と入力してでた検索結果で、Googleの検索サイトを表示させると、Chromeブラウザーと同様にGoogleアプリアイコンが右上に現れますので、「Googleアプリ」アイコンをクリックして、Google フォームにアクセスするために、Googleno認証を求められますが、あなたが何時も利用しているメールアドレスと、パスワードを入力して認証に通れば、Googleフォームを起動できます。
私のおすすめの起動方法は、Googleドライブから起動する方法です。
Google Chromeのブラウザーを利用していれば、新しいタブを開き、右上に表示される「Googleアプリ」アイコン(点が3×3並んでいるアイコン)をクリックして、「ドライブ」をクリックすれば、Googleドライブが起動し、先ず、マイドライブ内にGoogleフォーム用のホルダーを作成し、それから左上の「+新規」⇒「Google フォーム」として起動します。
そうすることにより、Googleフォーム関係のデータがGoogleドライブ内のあなたの作成したホルダー内に作られ、どこからでも参照できますので便利です。
Googleフォームの使い方
Googleフォームを起動すると、新規に作成するか、予め登録されているテンプレートを利用するか選べます。
あなたの作成しようとするフォームがテンプレートにあるようであれば、そのテンプレートを利用すれば簡単にあなたのフォームも作成できます。
基本的操作
ここでは、フォームを新規作成して、基本的操作を紹介します。
Googleドライブのあなたの作成したGoogleフォームのホルダーに移動して、左上の「+新規」⇒「Googleフォーム」⇒「空白のフォーム」と順にクリックすると「無題のフォーム」が立ち上がります。
フォームの名前を入力
「無題のフォーム」をクリックすると、全部選択された状態となるので、フォームの名前を記入します。
ここでは、「記事の感想」と記入して、左上のフォームアイコンの右横にある「無題のフォーム」をクリックすると、「記事の感想」となることを確認。
これで、あなたが作成するフォーム名が「記事の感想」に変更されました。
質問の追加:記述式
「記事の感想」フォームの右上にある「〇に+が入ったアイコン」(質問を追加)をクリックすると、「質問」項目が追加され、右横に「絵のアイコン」(画像を挿入できる)、その横に「ラジオボタン」が表示されるので、「ラジオボタン」をクリックすると、「記述式」、「段落」、「ラジオボタン(デフォルト値)」、「チェックボックス」、「プルダウン」、「ファイルのアップロード」、「均等メモリ」、「選択式(グリッド)」、「チェックボックス(グリッド)」、「日付」、「時刻」を選択できます。
ここでは、名前を記入してもらうために「質問」と書かれた部分に「お名前」と記入して、「記述式」を選択し、この項目は必ず記入してもらいたいので、右下にある「必須」のボタンをONにしておきます。
さらに、「お名前」の説明を入れるために、右横の「縦三点記号」⇒「説明」をクリックして、「お名前を記入してください。ニックネーム、匿名でも結構です。」と書き入れます。
そうすることにより、「お名前」欄には、実名、ニックネーム、匿名でも書き入れても良いことになり回答がしやすくなります。
さらに、「メールアドレス」についても、「記述式」で作成。
質問の追加:段落
同様にして、次は長い文書を書き込める「自由記入欄」と言う質問項目を作成してみましょう。
「記事の感想」フォームの右上にある「〇に+が入ったアイコン」(質問を追加)をクリックして、「質問」を「自由記入欄」と書き換え、「段落」を選択し、説明に「ご自由に記入してください。」とします。
これで、質問項目「自由記入欄」(記入は必須にしていませんので、無記入でもOKにします)が追加されました。
質問の追加:ラジオボタン
ここでは、「この記事を読んでどう思いましたか? 」と言う質問項目を作り、「大変ためになった」、「まあまあためになった」、「余りためにならなかった」、「全然ためにならなかった」から、「ラジオボタン」で選んでもらう(必須)ことにします。
ラジオボタンの場合、どれか一つを選んでもらう形式となります。
質問の追加:チェックボックス
ここでは、「この記事に何を求めますか? 」と言う質問項目を作り、「何も求めない」、「も少し図解が欲しい」、「もっと分かり易く書いて欲しい」、「その他:具体的に質問事項を記入」から、「チェックボックス」で選んでもらう(必須)ことにします。
チェックボックスの場合は、一つ以上を同時に選択できます。
質問の追加:プルダウン
ここでは、「どのような記事が読みたいですか?」と言う質問項目を作り、「スマートウォッチに関すること」、「WordPressに関すること」、「Google関係のアプリに関すること」、「その他( )」から、「プルダウン」で選んでもらう(必須)ことにします。
プルダウンの場合は、「選択」をクリックしてブルダウンメニューから一つを選んでもらう形式となります。
質問の追加:ファイルのアップロード
この質問項目は、回答者が質問に関するファイルをアップロードして詳細な質問などをしたい場合に利用します。
「ファイルのアップロード」を選択すると「回答者によるドライブへのファイルのアップロードを許可」と言う画面がでて中の注意事項が書かれていますので、よく読んで理解した上で利用します。
「次へ進む」をクリックすると、ファイルのアップロードのファイル形式、アップロードできるファイルの数、アップロードできるファイルの最大容量を設定できます。
ここでは、「詳細な質問事項を添付」と言う質問項目とし、ファイル形式をGoogleドキュメント、ファイル数を1つ、ファイルの最大容量を1MB(必須としない)としました。
質問の追加:均等メモリ
この質問項目は、例えば理解度チェックを入れたいとした際に、5段階で理解度を見たい場合は、1に「全く分からなかった。」、5に「全て理解できた。」といれると、回答者が、3にチェックが入っていれば、理解度が中間であることを意味し、回答者の理解度を数字で評価ができます。
質問の追加:選択式(グリッド)
この質問項目は、複数の理解度チェックを一つの質問でしたい場合、例えば、この記事の節ごとに区切って理解度を調べるために、「Googleフォームとは?」、「Googleフォームの有料版について」、「Googleフォームの起動の方法」、「Googleフォームの使い方」に対して、「全く理解できない。」、「少し理解できた。」、「だいたい理解できた。」、「完全に理解できた。」とすることにより、それぞれに対して理解度のチェックが一度でできます。
質問の追加:チェックボックス(グリッド)
この質問項目は、複数の項目に対して、重複してチェックできるような質問をする場合で、例えば、「あなたが学びたいことは?(各項目ごと)」に対して、「スマートウォッチに関すること」、「WordPressに関すること」、「Google関係のアプリに関すること」、「その他( )」とし、これらに対して、初心者、初級、中級、上級、マスターと言う5つのコースを設けると、回答者は重複して回答ができる質問ができるようになります。
Googleドキュメントに対しては、初級、中級コースを、「Googleシート」に対しては、初心者コースをなどと重複して選択ができることです。
質問の追加:日付、時刻
質問項目に、日付や時刻を入力してもらいたい際に利用します。
例えば、この質問フォームを入力した日付・時刻を記入してもらいたい場合、「質問の追加」して「日付」を選択し、下の「縦三点マーク」をクリックし。時刻を含めるとすると、日付と時刻を同時に質問項目に追加できます。
テーマのカスタマイズ
テーマは、Googleフォームのヘッダーを変更したり、テーマの色、フォントスタイルを変更したりでき、Googleフォームの外観(見映え)を変更できます。
テーマのヘッダー画像を変更すると、それに適合した背景色に自動で変更されます。
なお、テーマの画像には元々登録されている画像以外に、あなたのパソコンからアップロードすることも、あなたのGoogleファオトから写真などの画像をアップロードすることもできます。
ここでは、テーマの中から「イラスト」を選び、緑系のイラストを選んでみました。
設定
設定(歯車アイコン)では、「全般」、「プレゼンテーション」、「テスト」のタブがあり、それぞれ次のような設定ができます。
Googleシートとの連携
質問フォームの上部にある「回答」をクリックし、右にある「スプレッドシートの作成」をクリックし、「新しいスプレッドシートを作成(記事の感想(回答)」にチェックが入っていることを確認後、「作成」をクリックすれば、記事の感想(回答)と言うGoogleシートがあなたが最初に作成したGoogleフォームのホルダーに作成されます。
これで、質問に回答があるたびに、このGoogleシート内に回答データが書き込まれることになります。
フォームの送信
右上の「歯車マーク」の右隣の「送信」をクリックすると、「メールアドレスを収集するかどうか」のチェック、送信方法として、「メール」、「リンク」、「埋め込み」、Facwbook、Twittrerを選択して送信することができます。
ここでは、この記事にボタンを作成し、そのボタンにリンクを貼り付けて見られるようにします。
「リンク」をクリックすると、リンクアドレスが表示されますが、これは長いアドレスになりますので、アドレスの下にある「URLを短縮」にチェックを入れると、短縮されたURLがが表示されますので、この状態で右下の「コピー」をクリックします。
このコピーしたURLアドレスをボタンと関連付けるためにボタンのリンクに貼り付けます。
その貼り付けた結果が下のボタンです。
おわりに
如何だったでしょうか?
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この記事が少しでもあなたにとって役に立てればこれほど嬉しいことはありません。
以上です。
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