はじめに
こんにちは、エイじーです。
メモを取るアプリとして、MicrosoftのOneNote、GoogleのKeepを解説してきましたが、ノートのランキングを見ると必ず出てくるのがEvernoteと言うアプリです。
MicrosoftのOneNote、GoogleのKeepの記事については、次を参照。
解説記事やYuTubeでも良く使い方などの動画が登録されており、人気のアプリであることが分かります。
私は、名前は聞くけど、実際にどうのようなアプリであるかは知りません。
そこで、Evernoteについても、色々調べてみたいと思いました。
Evernoteは、 アメリカ合衆国のカルフォルニアにあるRedwood Cityに本拠を持つEvernote Corporation(株式会社)が提供しているアプリで、株式には上場しておらず、資本金や、従業員数は調べられませんでした。
Evernoteはホームページの「Evernote 10 周年 〜日本のみなさまに感謝の気持ちを込めて〜」を見ると、2008年に一般公開して、2018年6月24日で10周年を迎えるとのことですので、現在(2021年4月)では約13年経過していることになります。
しかも、
Evernote はこの 10 年間で、累計ユーザ数が 2 億人を超えるまでに成長いたしました。ユーザがこれまでに Evernote で作成したノートの数は、約 80 億に上ります。人種・言語・文化も異なる世界の 200 ヶ国以上で、アイデア、目標、夢、趣味など様々な情報を記憶させる第二の脳として、仕事やプライベートなど多岐に渡る場面でご活用いただいています。
https://evernote.com/blog/jp/evernote10th-message-for-japanese-users/#:~:text=Evernote%20%E3%81%AF%E3%80%812018%20%E5%B9%B4%206,10%20%E5%B9%B4%E3%82%92%E8%BF%8E%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
とあり、かなりの方が利用されてる事が伺えます。
ただ気がかりなのは、前のEvernoteに比較して最近のEvernoteの評判がよろしくないことです。
どうもバージョンアップした際に改悪なバージョンアップがされたようです。
それでも、Evernoteは、ノートのアプリを語るには知る必要があるアプリであろうと思います。
この記事を読むと次のことが分かります。
♦Evernoteのダウンロード、インストールはどうするの?
・pc版
・iphone、ipad、Androidなどのスマホ版
♦Evernote初心者のための使い方はどうするの
・共有の仕方
・手書き
・名刺への応用
♦Evernoteの主婦のための応用例とは?
Evernoteとは?
Evernoteには色々な特徴や機能がありますがここでは、その特徴や機能を箇条書きにしてみました。
- 一般的なノートの使い方である、ちょっとしたメモを書き込む機能+機能拡張
テキストだけでなく、画像・動画・音声・PDFデータ・WordなどのOffice系ファイル、ハイパーリンクなども張り込みが可能 - テンプレートを利用することにより、定常的な予定などにも利用が可能
- 場所を離れてても、共同で同じEvernoteで利用が可能
- デバイス、OSに依らないで色々なバージョンのEvernoteを利用可能
- Microsoftの製品ではないが、Microsoft Officeのデータが取り込み可能
- 無料でも利用可能ですが、有料版にすることによりさらに便利に利用が可能
EvernoteはMicrosoftのOneNoteと近い印象を受けます。
プレミアム版(600円/月)とビジネス版(1,100円/ユーザー・月)は、無料版の機能拡張、ノートの上限サイズアップ、月間アップロード容量アップなどの機能が追加されています。
以下は、もう少しEvernoteについて深堀していきます。
Evernoteのダウンロード、インストール
Evernoteには、Windows版、Web版、Mac版、iphone、Androidのスマホ版などがありますが、ここでは、Mac版以外のEvernoteのダウンロードサイトを紹介します。
pc版
Windows版のEvernoteは、下記のサイトの上部に右にある「ダウンロード」をクリックすると、現時点では、vernote-10.10.5-win-ddl-ga-2487-setup.exe」が自分のパソコンにダウンロードされますので、それをダブルクリックして起動して指示にしたがってインストールしてください。
または、次のMicrosoft StoreのEvernote画面で「入手」をクリックしてダウンロードしてインストールすることもできます。
これらのpc版Evernoteをインストールして最後の部分で「Evernote」のアカウント登録画面がでますので、メールアドレス、パスワードを入力して「無料新規登録」をクリックすると利用できるようになります。
また、登録の際にGoogleアカウント、Appleアカウントのいずれかを選択しても使えるようにはなります。
Web版を利用するには、次のサイトから、あなたのメールアドレスとパスワードを入力してログインするとWeb版が利用できるようになります。
iphone、ipad、Androidなどのスマホ版
スマホ版のEvernoteは、次のバナーからiOSのiphoneやipadの場合はApp Storeから、Androidスマホの場合は、Google PlayからEvernoteのアプリをダウンロードしてインストールしてください。
Evernote初心者のための使い方
ここでは、Windows版Evernoteを利用して簡単な使い方を紹介します。
簡単な文書入力と貼り付け、Webからの画像とハイパーリンクをする方法、録音をEvernoteに保存する方法についてそれぞれの手順を解説します。
【簡単な文書入力と貼り付け手順】
- Evernoteのアイコンをダブルクリックして起動すると、左メニューの新規ノートが選択され、上部に「おはようございます」とその日の日付が記されているホーム画面が表示されます。
- 最近使用したノートが無題となっていますので、これに色々試すために「テスト」と題目に入れると、最近使用したノートがテストに変わるのが分かります。
- 「テスト」をクリックすると、題目が「テスト」となった入力画面が表示されるので、本文の記入欄にメモを残したいことを自由に記入していきます。
- 記入する際に、フォントの種類、フォントのサイズ、強調、イタリック、箇条書きなどを指定してメモを記入することができます。これで、自動的に保存されていきます。
- 他の文書などの一部をEvernoteに保存しておきたい場合は、保存したい文書をコピーしてクリップボードに取り込み(ショートカットキー:Ctrl+c)、Evernote画面のノートの空いている部分にペーストすればそのまま書き込まれます。
- 違うノートに記録したい場合は、新しくのノートを作成し題目を入れ、そこに貼り込めば、別なノートが作成され記録されます。
【Webからの画像とハイパーリンクをする手順】
- あなたがEvernoteに貼り付けたいWebページを表示させます。
- 貼り付けたい画像があるところで、右クリックしてでたメニューで、「画像をコピー」をクリックするとクリップボードに取り込まれます。
- 「画像コピー」がない所では、画像コピーを取り込むことはできませんが、画像のアドレスはコピーできますので、画像アドレスをコピーして貼り込むことは可能です。
- Evernoteのノートの本文欄にペーストしても、OneNoteのように画像がそのままペーストされないでクリップの形で貼り込まれます。このクリップをダブルクリックすれば画像が表示されます。
- Webページそのものや画像のアドレスのハイパーリンクを貼り付けたいのであれば、クリップボードに取り込んだURLをノートの本文欄にペーストしただけではハイパーリンクにならないので、その部分を選択してコピーして、右クリックして「リンクの追加」でリンク欄に「Ctrl+v」でペーストしてやれば、そのURLのハイパーリンクを作成することができます。
パソコンには、この機能はありません。(無料版だけかもしれません)
スマホに上述で記述した方法で、Evernoteをダウンロードしてインストールしてください。
- Evernoteのアイコンをタップして、Evernoteを起動
- ノートを表示した状態で、下のメニューの右の「マイクのマーク」をタップして、音声入力が可能となるので、音声を録音していくと喋った内容が文字として表示されます。
- 音声を録音したい場合は、ノートブックの画面で下にある「+ノート∧」をタップして「音声を録音」をタップして喋れば録音が始まり、終わりたい所で右上の「〇に■の入ったマーク」をクリックすると終了して録音が記録されます。
共有の仕方
共有には、ノートの共有とノートブック(ノートが合わさったもの)の共有があります。
【ノートの共有手順】
- Evernoteを起動し、共有したいノートをクリック
- 右上の共有をクリックし、共有したい方のメールアドレスを「他の人を招待」欄に記入して「招待状を送信」をクリック。
- 招待された人には、招待メールが届きますので「Evernoteでノートを表示」をクリックすれば、共有したノートを見れたり編集したりすることが可能
【ノートブックの共有手順】
- Evernoteを起動し、共有したいノートブックの右にある「…」をクリック
- 「ノートブックを共有...」をクリックして、共有したい方のメールアドレスを「他の人を招待」欄に記入して「招待状を送信」をクリック。
- 招待された人には、招待メールが届きますので「招待を受託する」をクリックすれば、共有したノートブックを見れたり編集したりすることが可能
手書き
手書きで何かメモを残したい場合は、ノートの空いている部分をクリックして、左り上部にある「+挿入∨」をクリックして、「スケッチ」を選択クリックすると、描画画面が現れるので、左にある描画用のペンや太さを選び、描画画面にメモを描き、描き終えたら右上の「DONE」をクリックすれば、それが記録されます。
名刺への適用
Evernoteには、スマホを利用した名刺管理が行えます。
ただし、有料版のプレミアム版の「名刺スキャン」が必要です。
したがって、無料では使えない機能ですので、これについては省略します。
Evernoteの主婦のための応用例
Evernoteには、テンプレートを利用すると自分がしたい内容のノートの記録ができるので、そのひな型(テンプレート)を選択利用すれば、主婦の方が便利に利用するテンプレートもあると思います。
テンプレートを利用する手順は次の通り。
【テンプレートを利用手順】
- Evernoteを起動し、新しいノートを開きます。
- 題目を入力し、その下の「テンプレート」をクリック
- 57個のテンプレートがあり、その中で主婦が役立ちそうなテンプレートを以下に示します。
●家事分担表
●ショッピングリスト
●献立プラン
●健康づくり
●旅の日程
●貯蓄計画
●2021年間カレンダー
●週間プランナー
●日間プランナー - これから自分が役立ちそうなものを選んでクリックすれば、そのひな形(テンプレート)が読み込まれ、そのひな形に入力すればよいだけになります。
- 自分で作成したものをテンプレートとして登録するには、有料版のプレミアム版が必要になります。
おわりに
皆さんいかがだったでしょうか?
Evernoteとはどのようなアプリ?、Evernoteのダウンロード、インストールはどうするの?、pc版、iphone、ipad、Androidなどのスマホ版、Evernote初心者のための使い方はどうするの、共有の仕方、手書き、名刺への応用、Evernoteの主婦のための応用例とは?などについて解説してきました。
この記事が少しでも皆様のお役に立てればこれほど嬉しいことはありません。
以上です。
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