ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2026年5月26日執筆ーーーーーーーーーーーーーーーーー
栄養算ツールのPodcast
下記のPodcastは、Geminiで作成しました。
はじめに
日々の食事管理や集団給食の運営において、栄養計算は健康管理の根幹を支える極めて重要な業務です。しかし、手作業で食品成分表を参照し、使用重量に応じた栄養価を個別に算出する作業は、膨大な時間と労力を要するだけでなく、計算ミスのリスクも常につきまといます。このような現場の負担を軽減し、効率的かつ正確な栄養管理を実現するために広く活用されているのが、Excel®ベースの無料栄養価計算支援ツール「栄養算(えいようさん)」です。
「栄養算」は、大阪市などの地方自治体でも公式な栄養価計算ツールとして推奨され、仕様改訂を重ねながら広く配布されています。本稿では、最新版である「栄養算 ver2.7」(令和6年3月改訂)の仕様に基づき、その導入手順から応用的な給食管理機能、さらには他の主要な栄養計算ソフトとの比較分析に至るまで、初心者の方にも分かりやすく体系的に解説します。
【イラスト挿入位置 1】 タイトル:Excel栄養計算ツール「栄養算」のインターフェース構成イメージ AI画像生成プロンプト: "A friendly and warm vector illustration of a modern office desk with a laptop screen displaying a colorful, organized Excel spreadsheet labeled 'Nutrition Calculator'. Around the laptop, icons of fresh fruits, vegetables, a glass of milk, and a measuring scale are displayed in a clean, flat design. The background is simple and white, conveying a helpful and easy-to-use digital tool for beginners."
1. 栄養価計算ツール「栄養算」の最新概要
「栄養算」は、Microsoft Excel®上で動作するマクロ有効ブック(.xlsm形式)であり、直感的な操作で高度な栄養計算を行えるように設計されています。メニューから特定の食品名を選択し、その「使用重量(可食部重量)」を入力するだけで、エネルギーをはじめとする基本栄養素や、現代の健康管理において極めて重要視される食塩相当量などが瞬時に自動計算されます。
最新バージョンである「栄養算 ver2.7」は、文部科学省公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」に対応したデータベースを内蔵しています。本ツールで自動算出される具体的な項目は以下の通りです。
- エネルギー(kcal):日本食品標準成分表の最新のエネルギー算出法に準拠しています。
- 基本栄養素:たんぱく質(g)、脂質(g)、炭水化物(g)の主要3大栄養素を網羅しています。
- 食塩相当量(g):高血圧予防や減塩指導に不可欠な塩分量が自動集計されます。
- 野菜量(g):健康増進法や各種栄養指針で目標値が設定されている「野菜の摂取量」についても、独自のロジックにより自動で抽出・計算されます。
さらに、利便性を高める工夫として、日常の献立で頻繁に使用される主要な食品にはあらかじめ「〇」印が付加されており、数千種類に及ぶ食品リストの中から目的の食材を素早く見つけ出すことができるよう工夫されています。
2. なぜExcelで栄養計算を行うのか:自作と市販ソフトの比較
デジタル技術が発展した現代において、栄養計算を行う手段はスマートフォンの簡易アプリから、医療機関向けの本格的な専用システムまで多岐にわたります。その中で、あえて「Excelベースのツール」を導入すること、あるいは自ら計算シートを設計することには、極めて大きな教育的・実務的意義が存在します。
車輪の再発明がもたらす高い学習効果
IT分野には、広く確立された技術や解決法を一から作り直すことを意味する「車輪の再発明」という言葉があります。一見すると非効率的な作業に思えますが、栄養計算のプロセスをExcel上で組み立てる、あるいは「栄養算」のようなオープンなExcelマクロの構造に触れることは、栄養学の深い理解を促す「極めて有益な学習機会」となります。
市販のブラックボックス化された専用ソフトでは、食品名と重量を打ち込むだけで一瞬にして計算結果が出力されるため、その計算過程が見えなくなってしまいます。一方で、Excelベースのシステムに触れることで、食品成分表に記載されている「食品100gあたりの成分値」に対して、使用重量を掛け合わせ、100で割るという基礎的な換算処理の構造(アルゴリズム)を視覚的に体験できます。これにより、システムに依存しない本質的な栄養計算能力が身に付き、Excelのデータ処理スキル自体も向上するという相乗効果が得られます。
市販ツールと「栄養算」の機能・コスト比較
実務における意思決定を支援するため、代表的なExcelベースの栄養計算ツールおよび市販ソフトの仕様を以下のテーブルにまとめました。
| ツール名 | 開発・販売元 | 主なプラットフォーム | コスト構造 | 8訂対応状況 | 主な特徴と適した用途 |
| 栄養算 ver2.7 | エイじー(大阪市等で配布) | Excelアドイン / VBA | 無料(フリーウェア) | 八訂増補2023年対応 | 個人、小規模施設、保育園に最適。動作が極めて軽量。 |
| スマート栄養計算 | 医歯薬出版 | Excelリボンメニュー | 書籍付属ライセンス等 | 八訂対応 | コマンドバーによる高い操作性、グループ化集計機能。 |
| エクセル栄養君 | 建帛社 | Excelアドイン | 販売終了(旧製品) | 非対応(八訂未対応) | 長年業界標準であったが、現在はサポート及び販売を終了。 |
| 栄養プラス® | 建帛社 | Excelアドイン(リニューアル版) | 年間サブスクリプション制(通常版:年額7,200円〜) | 八訂および食事摂取基準対応 | 「エクセル栄養君」の後継ソフト。クラウド連携やUIの大幅改善。 |
市販の「栄養プラス®」は、食事摂取基準を参照した高度な栄養評価や結果表出力、未収載食品のユーザー登録など、プロフェッショナルが必要とする多機能性を備えています。しかしながら、年間サブスクリプション費用(通常版で年額7,200円+税、買い切り版は28,000円+税)が発生するため、予算の限られた小規模施設や個人ボランティアにとっては導入のハードルとなります。
これに対し、大阪市などが公式に推奨する「栄養算」は、完全無料で導入できるにもかかわらず、最大100件の料理登録や30件の独自食品登録をサポートしており、コストパフォーマンスの面で他の追随を許さない圧倒的な優位性を持っています。
【イラスト挿入位置 2】 タイトル:無料ツール「栄養算」と市販有料ソフトの選択マトリクス AI画像生成プロンプト: "A balance scale or comparison vector diagram illustrating a free Excel-based sheet versus a premium subscription software. On one side, there is a simple, glowing Excel icon with fresh ingredients (representing 'Eiyosan' as accessible and flexible). On the other side, there is a complex, heavy database software box with a price tag (representing advanced paid software). The design is modern, flat, with light pastel colors, on a clean white background."
3. 「栄養算」の導入と初期設定手順
「栄養算」を使い始めるためのステップは非常にシンプルですが、Excelのマクロ(VBA)機能を使用しているため、セキュリティ設定に関する注意点を理解しておく必要があります。
ステップ1:ファイルのダウンロード
- 大阪市の公式ホームページ、または信頼できるソフトウェア配布サイト(Vectorなど)にアクセスします。
- 「栄養価計算ツール 栄養算 ver2.7 (XLSM形式)」のリンクをクリックし、ローカル環境(デスクトップなど)に保存します。
- 初めて使用する際は、操作ミスを防ぐために、同ページに用意されている「操作手順書(PDF形式)」および「利用規約」も併せてダウンロードしておくことを強く推奨します。
ステップ2:Windowsの「Webからのマーク」ブロック解除
近年、Microsoft社はインターネットからダウンロードしたマクロ有効ブックに対するセキュリティ制限を厳格化しています。ファイルを開く前に、以下の設定を行ってください。
- ダウンロードした「栄養算」のファイル(拡張子
.xlsm)を右クリックし、「プロパティ」を開きます。 - 「全般」タブの最下部にある「セキュリティ」項目を確認します。
- 「このファイルは他のコンピューターから取得したもので、このコンピューターを保護するためにブロックされている可能性があります」というメッセージの横にある「ブロックの解除」チェックボックスにチェックを入れ、「適用」および「OK」をクリックします。
ステップ3:Excelマクロの有効化
ファイルを開くと、Excelシートの上部に「セキュリティ警告:マクロが無効にされました」という黄色いメッセージバーが表示されます。このバーにある「コンテンツの有効化」ボタンをクリックすることで、ツール内のすべての自動計算マクロプログラムが作動可能状態になります。この手順を踏まないと、食品番号を入力しても名前が表示されないなどの不具合が生じるため、必ず実施してください。
4. 基本的な使い方と操作手順
設定が完了したら、いよいよ料理の栄養価を計算してみましょう。基本的な操作は「食品の選択」と「重量の入力」の2つのアクションで完結します。
検索から入力までの実務フロー
まずは、料理を構成する食材を一つずつ登録していきます。検索には以下の2つのスマートなアプローチが用意されています。
- 食品のキーワード検索: 計算シートに配置されている検索用インターフェースを利用し、「キャベツ」や「豚肉」といった一般的な名称を入力します。部分一致による高速な絞り込みが行われ、目的の食品を簡単に見つけ出すことができます。
- 食品番号のダイレクト入力: あらかじめ食品成分表のコード番号が分かっている場合(あるいは手元に抜粋表がある場合)、食品番号入力欄にその数値を直接入力し、Enterキーを1回押します。マクロプログラムがデータベース内を瞬時にスキャンし、該当する食品名を自動で引き当てて表示します。
食品名が正しく表示されたら、続いて「重量(可食部重量:g)」の列に使用する食材の分量を数値で入力します。この時、事前に「重量(g)」列にも数値を入力した状態で食品番号を確定させると、よりスピーディに栄養価の自動計算が実行され、作業効率が向上します。
複数人数から1人分の栄養価を割り出す「オートスケーリング」
集団給食や一般家庭のレシピでは、複数人分(例:5人分や50人分など)の調合比率をベースに食材を計量することがよくあります。「栄養算」には、合計の食材重量を入力した上で、指定のセルに「人数」を数値入力するだけで、1人あたりの正確な栄養量や野菜量を自動的に逆算する機能が標準装備されています。これにより、面倒な除算処理を行う必要がなく、ケアレスミスを大幅に削減できます。
【イラスト挿入位置 3】 タイトル:レシピ登録と複数人分から1人分への自動スケーリング概念 AI画像生成プロンプト: "An informative infographic-style vector illustration showing a cooking pot preparing a large family meal (representing multiple servings) which is then divided into individual plates with precise nutritional values labeled above them. A laptop with a spreadsheet is in the background, showing automatic division. Modern flat style, warm colors, simple and clean UI elements."
5. 料理登録・修正・削除機能の活用方法
「栄養算 ver2.7」の大きな強みの一つは、作成した食材データのセットを「オリジナル料理(レシピ)」として最大100個まで登録・保存できるシステムを搭載している点にあります。
新規料理のデータベース登録手順
- 計算シート上で、一つの料理を構成する食材(調味料を含め、最大20種類まで)の食品番号と重量をすべて正しく入力します。
- シート内に配置されている「登録」ボタンをクリックします。
- ポップアップ画面が表示されるため、右下にあるプルダウンメニュー(▼)から主食・主菜・副菜・汁物などの「料理区分」を選択します。
- 「料理名」の入力欄に、任意の具体的な名前(例:「特製肉じゃが」など)を入力します。
- 確定ボタンを押すことで、料理データベースにメニュー情報と栄養価が安全に記録されます。
登録データの保守(修正・削除)
メニューの内容を変更したい場合、あるいは不要になった古いデータを整理したい場合は、以下の手順でデータベースのメンテナンスを行うことができます。
- データの修正: 「修正」ボタンを押し、修正したい料理の管理番号(No.)を入力してEnterキーを押すことで、登録データを呼び出します。必要に応じて重量や食品番号を変更し、再保存します。
- データの削除: 「登録済献立の削除機能」を実行することで、特定の管理番号に割り当てられたデータを完全に初期化し、新たなレシピを登録するための空き枠を確保できます。
6. 保育園・施設給食に特化した機能
「栄養算」が他の一般的なExcelテンプレートと一線を画すのは、乳幼児給食の現場で必要とされる特殊な計算ニーズを完全にカバーしている点です。
幼児食に対する乳児食の比率計算
保育園の給食業務では、幼児向けに作成した基本献立(幼児食)の栄養価や食材量をベースに、乳児の消化吸収能力に合わせて量を調整した「乳児食」を並行して作成します。「栄養算」では、幼児に対する乳児食の支給比率(例:「70%」など)を一度設定するだけで、乳児1人分に換算された給食の可食量および詳細な栄養成分値をシステムが完全自動で計算します。 ※注意点として、料理の登録や修正を行った際、この乳児比率の数値設定はそのまま引き継がれる仕様となっているため、メニューを更新する都度、比率の設定に誤りがないか必ず目視で確認してください。
31日分の月間献立管理と自動集計
集団給食の運営には、日単位だけでなく、週単位・月単位での栄養管理状況の把握が欠かせません。「栄養算」には最大31日分のカレンダー型入力シートが統合されており、ここに登録済みの「料理番号」を入力していくだけで、以下の複雑な処理が自動で行われます。
- 幼児向けの昼食および午後おやつの合算栄養価の集計。
- 乳児向けに配慮された午前おやつ入力欄との連携計算。
- 1か月を通じた曜日ごとの供給平均栄養価および野菜量の全自動計算。
さらに、これらの登録データとシームレスに連動し、日付、提供料理名、使用食材名が美しくレイアウトされた、保護者配布用や厨房管理用の「献立表」を自動生成する出力システムも完備されています。これにより、管理栄養士の事務作業負担は大幅に軽減されます。
【イラスト挿入位置 4】 タイトル:幼児食から乳児食への自動割合計算と月間献立管理 AI画像生成プロンプト: "A cute and professional vector illustration depicting a preschool cafeteria environment. On a tray, there is a standard portion of a healthy children's meal (toddler meal) and next to it, a smaller, scaled-down version (infant meal). A graphic arrow connects them with a percentage label (e.g., '70%'). A colorful calendar planner showing a 31-day menu schedule is visible in the background. Friendly, soft pastel colors, flat design."
7. 独自食品の登録方法
標準の日本食品標準成分表に掲載されていない最新の市販の代替肉、特定の特定保健用食品、アレルギー対応調整粉乳などを栄養計算に取り入れたい場面は多々あります。「栄養算 ver2.7」では、標準データベースを拡張し、ユーザー独自の未収載食品を最大30件まで追加登録することができます。
独自食品の追加手順
- ワークブック内の「食品成分表(抜粋)」シートを選択して開きます。
- 登録されている既存の食品リストの最下行(最後のデータ行の真下の空行)を確認します。
- 新たに追加する食品名と、パッケージに記載されている「100gあたり」の栄養成分数値を入力します。 ※他シートからコピーしたデータを貼り付ける場合は、数式や不要な書式が混入してシステムエラーが発生するのを防ぐため、必ず「右クリック」→「値として貼り付け」の操作を徹底してください。
- リストの食品名欄の先頭にある「★」マークを維持したまま、使いやすく識別しやすい食品名に変更します。
- 登録完了後は、通常の検索機能や、新しく割り当てられた食品番号を用いることで、他の食品と全く同様にスムーズに計算へ反映させることができます。
結論
「栄養算(ver2.7)」は、使い慣れたExcelというプラットフォームの機動性を最大限に引き出しつつ、実務に十分な精度と高度な年齢別スケーリング機能を備えた、非常に優秀なフリーの栄養計算支援ツールです。導入コストが一切かからず、独自のレシピ登録機能も非常に直感的に操作できるため、これからパソコンでの栄養計算に挑戦する初心者にとって、最も推奨される選択肢の一つと言えます。
日々の健康管理、介護食の調整、さらには複雑な保育園の月間献立管理に至るまで、「栄養算」の持つポテンシャルは計り知れません。本稿で解説した導入方法や初期設定、データベース登録手順を活用し、正確でストレスのないスマートな栄養管理業務を実現してください。
参考資料
- 大阪市:栄養価計算ツール「栄養算(えいようさん)」、https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000506951.html
- Vector:エイじー(yanai-ke.com)ソフト作者情報、http://www.vector.co.jp/vpack/browse/person/an062562.html
- Excelで栄養計算できる自作ツールのメリットと仕組み、https://www.y-shinno.com/excel-nutcalc-self-1/
- スマート栄養計算 操作マニュアル、https://www.ishiyaku.co.jp/seibunhyo/download/manual/9.3/manual.pdf
- エクセル栄養君/FFQg 販売終了案内、https://www.kenpakusha.co.jp/exceleiyou.html
- Excelアドイン「栄養プラス®」、https://www.kenpakusha.co.jp/eiyo-plus/
- 大阪市こども青少年局:栄養価計算等操作手順、https://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/cmsfiles/contents/0000309/309034/eiyoukasi-tosousatezyun2.pdf
- 東京法令出版:日本人の食事摂取基準(2025年版)、https://toho.tokyo-horei.co.jp/shop/g.php?10718
- 女子栄養大学出版部:日本食品標準成分表2026年版付き食品成分表、https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784789510264
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2021年12月6日執筆ーーーーーーーーーーーーーーーーー
はじめに
大阪市所有の無料の栄養計算アプリを前に2つほど紹介しました。
これらのソフトの紹介記事は次を参照。






今回は、エクセルで動く栄養計算アプリである栄養算ツールについて紹介しようと思います。
この記事を読むと次のことが分かります。
OS、機種などで説明の仕方が変わってくることがありますので、私の使用しているパソコン環境について記しておきます。
パソコンOS : Windows10 Pro
Windowsバージョン : 21H1
栄養算ツールバージョン : 2.4
それでは、さらに栄養価計算ソフトの栄養算ツールを深堀していきたいと思います。
栄養算ツールとは?
この栄養算ツールは、前述したように献立が40個まで登録ができ、料理の栄養価計算ができるアプリなんです。
栄養算ツールは、大阪市のホームページの「健康づくりに関する情報」の中に栄養算ツールのリンクがあり、そこで案内されていました。
それによると、次のようなことが書かれていました。
飲食店での栄養成分表示や、健康づくりのための食事管理など、知りたい栄養価を自動で計算できるツールとして「栄養算(えいようさん)」を作成しました。ぜひご活用ください。
この栄養価計算ができるの栄養算ツールは、このマニュアルによると令和2年8月11日にバージョン1.0がリリースされ、現在は2.4になっており、かなりの勢いでバージョンアップがなされています。
栄養価計算ができるの栄養算ソフトの利用規約内に著作権、知的財産権等は大阪市が持っているように書かれています。
このツールを利用する上では利用規約を守ってご利用ください。
また、栄養価計算ができる栄養算ソフトを利用する上では、詳細なマニュアルが付属していますので、そちらも参照してください。
栄養価計算ソフトの栄養算ツールの特徴
栄養価計算ソフトの栄養算ツールの特徴を以下に載せておきます。
★令和2年8月11日に発表れ「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」に対応
★無料で利用が可能
栄養価計算ソフトの栄養算ツールのダウンロード、インストール
栄養価計算ソフト栄養算ソフトを利用するためには、大阪市のホームページの「健康づくりに関する情報」の中にある栄養算ソフトに移り、「栄養算のデータについて」と書かれた下にある栄養価計算ツール「栄養算(えいようさん)ver.2.4」(XLSM形式, 600.44KB)、操作手順書_ver2.4(PDF形式, 1.46MB)、利用規約(PDF形式, 270.08KB)の3つのファイルをダウンロードして、誤って消してしまわないような場所にこれら3つのファイルを移動しておきましょう。
特にインストールする必要がなく、マクロを含む「栄養算(えいようさん)ver.2.4」(XLSM形式, 600.44KB)」をダブルクリックすれば起動して利用することができます。
したがって、栄養算(えいようさん)ver.2.4のマクロを含む実行ファイルはデスクトップ上に置けば、直ぐにアクセスができ使い勝手も良いと思います。
栄養算ツールの使い方
栄養算ツールの起動した際に最初にすべきこと
マクロなどを含んだExcelファイルを起動すると、このマクロを含んだExcelファイルが信用のおけるものかどうかを警告で知らせてきます。
「セキュリティー警告 マクロが無効にされました。 コンテンツの有効化」と上部に表示されますので、「コンテンツの有効化」をクリックしてください。
これで、栄養算ツールを使う準備が整いましたので、早速使ってみましょう。
栄養算ツールの起動画面
栄養算ツールを立ち上げると、「食品入力フォーム」が立ち上がった状態で表示されますので、「食品入力フォーム」の右上の「X」をクリックして閉じてください。
料理の栄養価計算をしてみよう!
料理名の記入
最初は、栄養算ツールの「計算シート」の上部にある料理名の右横の欄(薄黄色の部分)に栄養価計算をしたい料理名を記入します。
ここでは、クラシルから「時短でおいしいレシピがいっぱい」の中の「疲れた日でも10分で作れる」レシピから「鮭とみそバターの混ぜご飯」の栄養価計算をしてみたいと思います。
料理名に「鮭とみそバターの混ぜご飯」と記入します。
料理に使う食品の入力
料理名に「鮭とみそバターの混ぜご飯」に使う食品は、クラシルから次の通り。
| 材料(1人前) | 目安量 | 使用量(重量、g) |
| ごはん | - | 180 |
| 鮭 | 1切れ | 60 |
| 料理酒 | 子さじ 1杯 | 5 |
| みそ | 子さじ 1杯 | 6 |
| しょう油 | 子さじ 1/2杯 | 3 |
| 溶かしバター(有塩) | 大さじ 2杯 | 5 |
| 小ねぎ(小口切り) | 適量 | 7 |
上述の表の材料量を、「栄養算ツール」の「食品入力フォーム」から入力して栄養価計算を行います。 

次いで、「鮭」を入力してきますが、「食品を検索」を利用して入力してみます。
「食品を検索」ボタンをクリックすると、商品検索ウインドウが立ち上がり食品入力欄に「鮭」と入力して「検索」ボタンをクリックすると、下に候補が表示されるのでその中から目的のものを選択クリックして、使用重量を記入した後、「追加」ボタンをクリックすると、食品が計算シートに書き込まれます。
他の食品材料についても同様に入力し、すべて入力し終えたら「料理の登録・上書き」ボタンをクリックします。
すると、「入力した料理を登録しました。」と表示されますので「OK」をクリック、今まで入力していた料理の食品データがが消え、新たな料理の食品データを入力できるようになります。
もう一品料理の登録
今度は、料理レシピの「Nadia」から「タルトタタン」の栄養価計算をしてみます。
| 材料(6人前) | 目安量 | 使用量(重量、g) |
| りんご | 4個 | 1,400 |
| グラニュー糖 | ー | 100 |
| レモン汁 | 大さじ 2杯 | 30 |
| 無塩バター | ー | 95 |
| 薄力粉 | ー | 100 |
| しお | 少々 | 0.3 |
| 卵黄 | 1個 | 20 |
上述の表にしたがって、食品を検索して入力していきます。
料理に使われている食品を全て記入し終えたら「料理の登録・上書き」ボタンをクリックし、料理を登録します。
栄養価データ
栄養算ツールの下のタブの「計算シート」の右横に「栄養価データ」シートがあります。
このシートには、今まで作成してきた料理の栄養価データが1料理に付き1行で表示され、今回は2つの料理を登録したので、2行に表示されます。
料理の栄養価データは、40個の料理まで登録できます。
料理が40を超える場合は、どれか必要ない料理データを読み込み、その料理データに新しい料理データで上書きをすることになります。
料理データ
栄養算ツールの下のタブの「栄養価データ」の右横に「料理データ」シートがあります。
このシートには、今まで作成してきた料理の料理データ(食品番号、食品群、食品名、重量)が表示され、料理に使われる食品名や使用量を見ることができ、今回は2つの料理を登録したので、2つ料理の使用量などを見ることができます。
料理データは、40個まで登録ができます。
印刷
作成した料理の栄養価計算データ(計算シート)は印刷することができます。
計算シート上の「印刷」をクリックすると、「印刷しますか?」と聞いてくるので「OK」をクリックすると、表示している計算シートを印刷することができます。
おわりに
いかがだったでしょうか?
栄養算ツールとは?、栄養価計算ソフトの栄養算ツールの特徴、栄養価計算ソフトの栄養算ツールのダウンロード、インストール、栄養算ツールの使い方、栄養算ツールの起動した際に最初にすべきこと、栄養算ツールの起動画面、料理の栄養価計算をしてみよう!、料理名の記入、料理に使う食品の入力、もう一品料理の登録、栄養価データ、料理データ、印刷などについて解説してきました。
この記事を読んで少しでも栄養価計算ソフトの栄養算ツールに興味を持っていただき、あなたが作成した食事の献立の栄養計算をして、健康維持のために活用されてみては如何だろうか?
以上です。











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