ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2026年7月20日執筆ーーーーーーーーーーーーーーーーー
- ClipDropのPodcast
- 1. はじめに
- 2. ClipDropとは?画期的な画像編集ツールの概要と最新動向
- 3. 無料プランと有料(Pro)プランの徹底比較
- 4. アカウント開設およびアプリの導入方法
- 5. 各種AIツールの具体的な活用手順
- 5.1 Stable Diffusion XL (テキストからの画像生成)
- 5.2 Reimagine XL (画像バリエーション生成)
- 5.3 Image Upscaler (画像高画質化・拡大機能)
- 5.4 Uncrop (画像の外枠自動拡張機能)
- Uncrop(キャンバス拡張)機能におけるAI補完プロセス
- 5.5 Text Remover (文字自動消去)
- 5.6 Relight (照明効果の3D調整機能)
- 5.7 Photo Cleanup (不要物部分消去機能)
- 5.8 Remove Background & Replace Background (背景透過・背景の自動置換)
- 5.9 Clip & Drop (ARオブジェクトキャプチャ)
- 5.10 Universal Resizer (ユニバーサルリサイザー)
- Relight(照明・陰影コントロール)機能の3Dデプスマップ光彩効果
- 6. トラブルシューティング:2026年最新エラー対処法
- 7. おわりに
- 参考資料
- はじめに
- ClipDropとは?
- ClipDropの評判
- ClipDropアプリの無料版と有料版の違い
- ClipDropへ登録
- スマホ用ClipDropのインストール
- ClipDropアプリの使い方
- おわりに
ClipDropのPodcast
下記のPodcastは、Geminiで作成しました。
1. はじめに
人工知能技術の急速な進化は、デジタルクリエイティブの制作プロセスを根本から変えつつあります。かつては専門のデザイナーが高度な編集ソフトを使い、多大な時間を費やしていた高度な画像加工が、現在ではAIの支援によって誰でも数秒で行える時代になりました。このような最先端の画像編集体験を直感的に提供し、初心者からプロのクリエイターまで広く魅了しているのが、クラウドベースのAI画像編集プラットフォーム「ClipDrop(クリップドロップ)」です。
本稿は、定年後の充実したライフスタイルやデジタルツールの活用方法を優しく発信するブログ「定年後のスローライフブログ」に掲載された人気解説記事「【初心者向け】ClipDropの使い方を徹底解説!ダウンロードから基本的な操作まで」の内容を、2026年現在の最新状況に合わせて徹底的に書き換えたものです。
ClipDropは元々、フランスのパリを拠点とするスタートアップ企業が提供する比較的新しいサービスとして誕生しました。その後、画像生成AI「Stable Diffusion」の開発元として知られるStability AI社による買収を経て、2024年2月にはエンタープライズ向けAIマーケティング分野のグローバルリーダーであるJasper AI社(以下、Jasper)へと事業が引き継がれました。
一部のユーザーの間では、開発主体が短期間で遷移したことから「サービスの開発や提供がすでに終了してしまったのではないか」という懸念が生じているようですが、そのような事実はありません。ClipDropの開発およびサービス運用は現在も終了しておらず、Jasperの強力なAI開発体制とクラウドインフラのもとで、2026年現在も非常に活発に継続・更新されています。
現在では、個人向けの画像編集ツールとしてのみならず、企業のマーケティング担当者が高度なクリエイティブをシームレスに作成できるエンタープライズ機能の統合も進められています。本稿では、ClipDropの最新の変遷、データ処理における安全上の注意点、無料版と有料版の機能差、アカウント登録手順から各AIツールの具体的な活用手順まで、初心者に向けて徹底的に分かりやすく丁寧に解説します。
ClipDropのプロダクト構造と機能連携の概念図


2. ClipDropとは?画期的な画像編集ツールの概要と最新動向
2.1 ClipDropの歴史と運営主体の変遷
ClipDropは、2020年10月にフランス・パリで設立された「Init ML」というスタートアップ企業によって初めて市場にリリースされました。創業者であるシリル・ディアニュ氏、ジョナサン・ブランシェ氏、ダミアン・ヘンリー氏の3名は、元々GoogleのArts & Culture Labなどで革新的な技術開発に携わっていた一流の技術者たちです。彼らはY Combinatorの支援を受けながら、現実の物体をスマートフォンのカメラで撮影するだけで、瞬時に背景を透過してPC画面上にコピー&ペーストできる革新的なAR技術「AR Copy Paste」を世に送り出し、大きな注目を集めました。
その後、Init ML社は2023年にStability AI社に買収され、同社の誇る最高峰の画像生成モデル「Stable Diffusion XL」を直接体験できるプラットフォームへと進化を遂げました。さらに2024年2月、財務状況の適正化とB2B向けAIプラットフォームの拡充を狙う戦略的な取引により、エンタープライズ向け生成AIの先駆者であるJasper社へと買収されました。創業者メンバーを含むClipDropの開発チームは現在、Jasper社において製品開発やエンジニアリングの要職に就いており、製品のコアテクノロジーを維持しながら機能向上に努めています。現在では全世界で1,500万人を超えるアクティブユーザーを抱える巨大サービスへと成長しています。
2.2 日本語対応と高い直感性
海外発のAIツールの多くは英語による操作が必須であり、これが日本の初心者にとって大きな障壁となっていました。しかし、ClipDropは現在、公式に完全な日本語対応を果たしています。ブラウザ上の表示だけでなく、各種編集ツールの説明、さらには画像生成AIに対する指示文(プロンプト)も日本語で直接入力して解釈させることが可能です。これにより、専門用語に不慣れな初心者であっても、戸惑うことなく最初から思い通りの編集を体験できます。
2.3 セキュリティとデータ取り扱いにおける留意点
AIツールを利用する上で避けて通れないのが、データの安全性に関する問題です。ClipDropにアップロードされた画像や入力されたプロンプトは、すべてクラウド上のサーバーに送信され、強力なGPU群を用いて処理されます。この処理プロセスの過程で、送信されたデータがAIの学習やサービス向上のために収集・保存される可能性が否定できません。
企業の未発表の機密文書や製品の図面、極めて秘匿性の高いプライベートな写真などを不用意にアップロードすることは、意図しない漏洩や不正なデータインシデントに繋がる危険性があります。近年、開発プロセスにおける認証情報の管理不備やクラウドセキュリティの隙を突いたデータアクセスが問題視されることもあるため、利用にあたっては「公表されて困る情報はアップロードしない」という基本的なリテラシーを持つことが推奨されます。
2.4 誤認しやすい他の類似アプリ・名称との峻別
インターネット検索や各種アプリストアにおいて、「ClipDrop」と非常によく似た名称を持つ無関係のサービスがいくつか存在します。安全かつ正しい利用を行うため、あらかじめそれらの混同しやすい対象との違いを把握しておくことが重要です。
- Clip Money(クリップマネー) 北米市場において店舗ビジネスを展開する小規模事業者向けに、キャッシュ回収や入金管理を簡素化するフィンテックサービスプラットフォームです。このサービスの中には「ClipDrop Box」と呼ばれる実物の金庫型デポジットボックスが存在し、売上金を店舗近くの指定ボックスに投函すると即座に口座に反映されるネットワークを構築しています。しかし、これは純粋な「現金管理(金融)ソリューション」であり、画像編集AIであるClipDropとは名前が一部一致しているだけで、何の関係もありません。
- 非公式のサードパーティ製品・説明アプリ Google Play Storeなどの一部ストアには、「Clipdrop AI Photo Hints Guide」といった名称の非公式のガイドブックアプリや、無関係の「Millenial App」などが開発した「Clipdrop」の商標を騙る非承認のアプリケーションが見受けられます。これらは公式ツールではなく、公式の開発元であるInit MLやJasper社からは一切承認やスポンサーシップを受けていません。
- 個人開発者による酷似名のアプリ App Storeに「Khang Hoang Le Quoc」という開発者が登録しているユーティリティカテゴリの「Clip Drop」というアプリが存在します。これも公式の画像編集プラットフォームとは全く異なる個人用ソフトです。
- Clipdrop - Interview App 同じくApp Store上に同名で登録されている、就職活動における模擬面接対策やビジネス特化型のアプリです。こちらも当然ながら画像編集AIツールとは一切無関係です。
モバイルアプリをインストールする際は、必ずデベロッパー(開発元)名が「Init ML」または「Jasper」になっていることを確認した上で、正規のバージョンを取得するよう徹底してください。
3. 無料プランと有料(Pro)プランの徹底比較
ClipDropは初期費用なしで基本的なすべての機能を体験できるように設計されていますが、無料(Free)プランと有料(Pro)プランの間には、作成できる画質や処理できる枚数において明確な機能差が設けられています。ユーザー自身の制作ボリュームや要求される画質基準に合わせて、プランを選択する必要があります。
以前の古いシステムでは無料プランでも画像生成をかなりの割合で行えましたが、現在の最新バージョンではインフラ維持と商用利用権限の明確化のため、画像生成をはじめとする一部の先進的な機能については、Proプラン限定にするか、あるいはダウンロード画像に透かしが入る仕組みに変更されています。
以下の比較テーブルは、現在のClipDropにおける無料版と有料版の決定的な違いをまとめたものです。
| 機能および制限事項 | 無料プラン(Free) | 有料プラン(Pro) |
| 利用価格(月額換算) | 0円 | 月額1,280円(年一括払いの場合は月額換算約749円) |
| Text to Image(画像生成) | 生成可能、解像度は1024×1024ピクセル、右下に透かし(Watermark)が自動挿入 | 生成枚数無制限、透かしなし、商用利用権利が付与 |
| 背景削除(Remove Background) | 最大1024×1024ピクセル制限、10回の利用枠 | HD品質、処理回数の制限なし、Photoshopプラグインが利用可能 |
| 不要物除去(Cleanup) | 最大1024×1024ピクセル制限 | HD品質で制限なし、滑らかな描画補完 |
| Relight(照明効果調整) | 最大1024×1024ピクセル制限 | HD品質で光源の追加・色調整が無制限 |
| 画像アップスケーラ | 最大2倍まで(処理後の画像上限は2048×2048ピクセル) | 最大16倍の超高解像度化に対応、ノイズ除去処理を同時実行 |
| Uncrop(キャンバス拡張) | 利用可能(ただし生成枠制限あり) | 制限なし、多様なアスペクト比を選択可能 |
| Replace Background(背景置き換え) | 利用不可 | 制限なし、AIによる自然な環境合成 |
| iOS / Androidアプリ連携 | 機能制限あり、保存時に透かしが入る仕様 | アプリ内すべての機能を制限なし・高画質で使い放題 |
初心者として最初に触れてみる段階であれば、まずは無料プランを使用して、各ツールの効果の高さや操作性を検証するのが合理的です。自身のブログ用アイキャッチ画像を作成したい、フリマアプリに出品する商品の背景を白一色に切り抜いてプロのように見せたい、といった具体的な課題が生じた時点で、Proプランを契約すると無駄がありません。
無料プランと有料(Pro)プランの価値比較グラフ


4. アカウント開設およびアプリの導入方法
ClipDropを利用するためには、まず最初にアカウントを開設する必要があります。登録は非常にシンプルで、数分あればすぐに完了します。
4.1 Web版における会員登録手順
パソコンのブラウザ、またはスマートフォンのブラウザ(SafariやChromeなど)からアクセスして登録を行う場合の手順は以下の通りです。
- ClipDropの公式サイト(https://clipdrop.co/ )にアクセスします。
- 画面の右上隅に配置されている 「Sign-in/Sign-up」 というリンクをクリックします。
- アカウント登録用のサインイン画面が表示されます。ここでは、「Google」「Facebook」「Apple」のアカウントと連携して即座にログインするか、通常の「Eメールアドレス」を使用するかを選択できます。
- 最も標準的なEメールアドレスを使用する場合、所定の入力欄に受信可能なアドレスを入力し、「Sign in with email link」 という青いボタンをクリックします。
- 入力したアドレス宛てに「Sign in ClipDrop」という題名のメールが自動送信されます。メールの本文内にある 「Sign in ClipDrop」 と記載された認証リンクをクリックします。
- 自動的にブラウザに戻り、「正常にサインインしました。これでこのウインドウを閉じることができます」という日本語のメッセージが表示され、セットアップがすべて完了します。
4.2 モバイル版アプリのセットアップ手順
スマートフォンからClipDropを最大限に活用するために、専用のiOS版またはAndroid版アプリを導入する手順を丁寧に解説します。
- お持ちのスマートフォン端末に合わせて、App Store(iPhone)または Google Play Store(Android)を開きます。
- 検索窓に 「ClipDrop」 と入力し、公式デベロッパーによる本物のアプリを探してダウンロードを実行します。
- ダウンロードが完了すると、Android端末では自動的なセキュリティ確認プロセスが作動し、「セキュリティーに合格」といった通知画面が出現します。当時の公式アプリのデータ容量は11.5MB前後と、非常に軽量でスマートに設計されています。
- インストールされたClipDropのアイコンをタップして起動します。最初のエントリー画面に表示される 「始める(Get Started)」 をタップします。
- 「すでにアカウントをお持ちですか?」という問いかけのリンクが表示されるため、「サインイン」 を選択します。
- 先ほどWeb版で登録した情報を使用し、Googleやメールアドレス等の認証方式を選んでサインインを完了させます。メールアドレスでログインした際、端末側から「パスワードをGoogleまたはAppleのキーチェーンに保存しますか?」と尋ねられた場合は「はい」を選択しておくと、今後の利用時にスムーズに自動ログインが行えます。画面右上にある「×」ボタンを押して初期広告を閉じれば、各種編集ツールが網羅されたダッシュボード画面が表示されます。
5. 各種AIツールの具体的な活用手順
アカウントの設定と環境構築が完了したら、いよいよ実際の画像編集ツールを使ってみましょう。ClipDropに実装されている最も主要で効果的な各種ツールの実際の操作方法を、初心者が一切迷わないように分かりやすく順を追って解説します。
5.1 Stable Diffusion XL (テキストからの画像生成)
「Stable Diffusion XL」は、自分が頭の中で思い描いた風景やキャラクター、イメージなどを、具体的な言葉(プロンプト)で指示するだけで、AIがリアルタイムに高解像度画像として出力する機能です。
- 手順:
- ClipDropのダッシュボードに表示されているツールリストから「Stable Diffusion XL」をクリックします。
- 表示された大きな入力窓に、生成したい画像の説明文を直接テキストで入力します。日本語の自動解釈能力が高いため、「日本の未来都市、ネオンが輝く大通り、夜間」といった直感的かつ自然な日本語で構いません。
- テキストボックスの右側または下部に配置されているスタイル設定を開きます。ここでは「Anime(アニメ風)」「Photographic(リアル写真風)」「Cinematic(映画のワンシーンのような美しい仕上がり)」「DigitalArt(デジタルアート)」「Line Art(線画)」など、15種類もの異なるスタイルから選ぶことができます。このスタイル設定を変更するだけで、同一の指示テキストであっても全く異なる雰囲気の傑作が仕上がります。
- 生成ボタンを押すと、AIが自動的に4パターンの構図やディテールを持った画像候補を作成し、画面に並べて表示します。
- 提案された4枚の中から最も完成度が高く気に入った画像をクリックすると、画面全体に大きく拡大されます。右上に表示される「Download」ボタンをクリックしてパソコンやスマートフォンに保存してください。無料版では右下に自動で透かしが配置され、解像度は標準的な1024×1024ピクセルで保存されます。
5.2 Reimagine XL (画像バリエーション生成)
アップロードしたお気に入りの写真やイラストをベースに、その基本的なテーマや色味をしっかりと維持しつつ、物の配置や細かな構成要素のみを変化させた「よく似た別のバリエーション」を自動で大量生産する機能です。
- 手順:
- 上部のメインメニューバーから「Tools」をクリックし、展開された選択肢の中から「Reimagine XL」を選択します。
- 「Click, paste, or drop a file here to start」と書かれた中央のドラッグ&ドロップエリアに、ベースとなる画像ファイルをアップロードします。例えば、前述の画像生成AIで「パソコンとコーヒーカップが置かれた仕事用デスク」という指示で作成した映画風の写真をここにアップロードしてみます。
- アップロードが完了すると、AIが即座にその画像の「本質的な意味合い」を再構成し、マグカップの色を変えたり、パソコンの角度を少し変更したりした、非常に自然で新しい複数の別テイクの画像を生成してくれます。
5.3 Image Upscaler (画像高画質化・拡大機能)
解像度が低くて画質が荒れてしまっている画像や、昔のスマートフォンで撮影した写真を、AIが独自の復元テクノロジーを駆使して、画質を滑らかに維持しながら拡大する極めて実用的な機能です。
- 手順:
- 生成した画像または任意の保存画像をClipDropのビューアー画面で拡大した状態で、右上にある「縦の三点リーダー(︙)」マークのメニューを開きます。
- メニューの中から 「Enhance/ Upscale」 を選択します(ツール一覧から直接「Image Upscaler」を選択して開始することも可能です)。
- AIが画像の微細なテクスチャや境界線を自動分析し、ノイズをきれいに除去しながらアップスケーリングを実行します。
- 無料プランであれば「2倍」の大きさ(上限は最大2048×2048ピクセル)に拡大され、有料プランではなんと最大「16倍」という超高解像度まで鮮明に拡大保存することが可能です。
5.4 Uncrop (画像の外枠自動拡張機能)
写真の端を引き伸ばして、元画像には写っていなかった「フレームの外側の風景」を、AIが辻褄が合うように推測して、極めて自然に描き足してくれる驚異的なツールです。
Uncrop(キャンバス拡張)機能におけるAI補完プロセス


- 手順:
- メニューの「Tools」から、画像キャンバスの拡張機能である「Unclop(Uncrop)」をタップまたはクリックします。
- 描き足したい元の画像(例:先ほど生成した未来都市の画像など)を画面中央にアップロードします。
- キャンバスの全体フレームが表示されますので、画像の四隅に表示されているドラッグハンドルを対角線上に動かして、元画像を好みの大きさに縮小配置します。この時に作られた「外側の何もない空白領域」こそが、AIに新しく背景を描き足させたい指定エリアとなります。
- 構図の比率や余白のバランスに問題がなければ、画面下部にある「Next」ボタンをクリックします。
- クラウドサーバー側で演算が行われ、空白の枠内に周囲のネオン光やビル群の構造をそのまま自然に延長させた、全く違和感のない完璧な背景が新たに描き足された4つの完成形候補が提示されます。
- 最も風景の一体感が優れたものを選択し、右上の「Download」を押すことで、ワイドに生まれ変わった画像が手に入ります。
5.5 Text Remover (文字自動消去)
写真の中に含まれている文字情報や看板の文字、あるいはデザイン作成時にテストで挿入してしまった邪魔な文字列などを、1クリックで完全に消去し、元々文字など存在しなかったかのような綺麗な背景へと修復する機能です。
- 手順:
- 「Tools」メニューから「Text remover」を選択して機能をアクティブにします。
- 文字を消去したい対象の画像をドラッグ&ドロップでアップロードします。この際、最大10個の異なるファイルを一度に一括アップロードして同時にバッチ処理することも可能です。
- AIが画像全体の文字パターンを視覚的アルゴリズムによって全自動検出します。検出された文字領域は、周囲の背景のテクスチャや色合いと滑らかに馴染む形で消去・置換されます。たとえば、別のデザインアプリで作成したフラワー紹介スライドなどから、背景の花のディテールを傷つけることなく文字部分だけを完璧に抜き去ることができます。
5.6 Relight (照明効果の3D調整機能)
撮影した写真や描いたキャラクターに対して、自由自在に仮想の「LEDライト」を設置し、照射する角度、照明の色、光の強さを完璧にシミュレートし直すことができるユニークな機能です。
- 手順:
- 「Tools」メニューから「Relight」を選択し、陰影を変更したい人物や物体の画像をアップロードします。
- 画面内に丸い「光源オブジェクト」が表示されますので、この光源をドラッグして左右、上下、あるいは前後へと動かします。
- AIが自動的に対象の「立体的な奥行き(デプスマップ)」を瞬時に推測・レンダリングするため、光源を動かすたびに本物のスタジオで照明器具を回しているかのように、服のシワや顔の凹凸に沿って、驚くほどリアルな光と影がインタラクティブに変化します。
- 光源自体のカラーパレットを変更して暖色系のオレンジやサイバーパンクなネオンピンクに変更することや、複数の新しいライトソースを追加してマルチカラーライティングを楽しむことも可能です。このリライトツールはリアルな人物写真だけでなく、フラットになりがちな二次元のアニメ絵やイラストにも劇的な効果を発揮します。
5.7 Photo Cleanup (不要物部分消去機能)
写真に写り込んでしまった無関係な観光客、散らかった部屋のノイズ、不必要な看板や道路のゴミなど、あらゆる不要なオブジェクトを「ブラシでなぞるだけ」で綺麗に消去する定番機能です。
- 手順:
- 「Cleanup」ツールを選択し、編集したい任意の写真をアップロードします。
- マウスのカーソルまたはスマホの指先を使い、画面上の消去したい物体を少しはみ出るくらいに赤くペイントして塗りつぶします。
- ペイントを完了すると、独自のインペインティングアルゴリズムが作動し、塗りつぶした物体の下にあるはずの「本来の背景(地面、芝生、壁面など)」を自動計算によって見事に描き直し、完全にその物体を消し去ります。
5.8 Remove Background & Replace Background (背景透過・背景の自動置換)
商品写真や人物プロフィールの背景を一瞬で完全に切り抜いて透過させ、プロが使用する商品カタログのようなクリーンなPNG画像を作成したり、別の全く新しいロケーションに被写体を配置(テレポート)したりできる、実務に欠かせない極めて付加価値の高い機能群です。
- 背景削除(Remove Background)の手順:
- メニューから「Remove Background」を起動し、切り抜きたい被写体が写った画像を読み込ませます。
- 高精度のエッジ検出AIが髪の毛の細部や物体の輪郭を極限の精度で認識し、1クリックするだけで背景を瞬時に見えなくして完璧な透明化を実行します。
- 切り抜かれた被写体の透過画像はそのまま高解像度でローカル環境にダウンロードでき、PowerPointのスライドやウェブサイトのデザインパーツとして即座に役立てることができます。さらに、Adobe Photoshop上で直接この素晴らしい背景切り抜きテクノロジーを呼び出してレイヤー処理を実行するためのPhotoshop専用プラグインも提供されています。
- 背景置き換え(Replace Background)の手順:
- 有料のProプランを契約している場合は、透過した被写体をそのままに「Replace Background」を選択します。
- 背景に設定したいシーンを「大理石の豪華なテーブルの上」「晴れ渡るパリの街並み」といったテキストで指定すると、AIがその架空の背景を新規作成し、さらにその背景の明るさや光源環境に合わせて、主役の被写体に落ちる反射光や影まで完全に馴染むように、高度なライティング補正を施しながら自然に一枚の絵として融合させます。
5.9 Clip & Drop (ARオブジェクトキャプチャ)
ClipDropの名前の由来にもなった、現実世界とデジタル環境をAR(拡張現実)の力でシームレスに繋ぐ画期的な原点機能です。
- 手順:
- スマートフォンのClipDrop公式アプリを開き、「Clip(撮影)」を選択します。
- カメラを使用して、現実世界にある目の前の物体(例:コップ、おもちゃ、植物など)に向け、シャッターを押します。
- アプリ内のARテクノロジーが物体の輪郭を即座に感知・切り抜きを行い、スマートフォンの画面上に浮き上がった形でプレビューされます。
- そのスマートフォンをPCブラウザで表示しているClipDropのダッシュボード、あるいはPhotoshopが開かれたPC画面に向けながら、スマートフォンをスライドするように操作して「Drop」を実行します。これだけで、ケーブルも使わずにカメラで捉えた現実の物体を、一瞬にしてPC上のデジタルデザイン素材としてドラッグ&ドロップで配置できます。
5.10 Universal Resizer (ユニバーサルリサイザー)
作成したグラフィックを、各種SNSやメディアプラットフォームに適合する縦横比へ、AIのスマートクロップ技術を応用して自動サイズ調整する便利な機能です。
- 手順:
- 「Universal Resizer」ツールを開き、元画像をアップロードします。
- 画面上のプリセットから、Instagram(正方形)、YouTubeサムネイル(16:9)、TikTok(9:16)、X(旧Twitter)用バナーなどのプリセットレイアウトを指定するだけで、AIが最も重要な被写体が決して画面から切れてしまわないよう、構図の重要部分をセンターに維持しつつ、自動的に完璧なクロップや余白の補完を行って最適なサイズへと書き出します。
Relight(照明・陰影コントロール)機能の3Dデプスマップ光彩効果


6. トラブルシューティング:2026年最新エラー対処法
6.1 一般的なエラーメッセージとその具体的なトラブル解決ステップ
オンラインAI処理という性質上、世界中からのアクセス集中や一時的なシステム負荷の増大、アップロードする画像ファイル自体の容量制限、あるいは利用しているWebブラウザ特有の環境によって、処理プロセスが途中で動かなくなったり「システムエラーが発生しました」などのメッセージが表示されるケースがあります。
このような動作不良に直面した場合には、以下の手順に従って順次トラブルシューティングを行ってください。
- ブラウザキャッシュのクリアとシークレットモードの試行: ブラウザのクッキー(Cookie)や過去の古いキャッシュデータが読み込み処理を阻害しているケースが非常に多く見られます。一度ブラウザ設定からキャッシュをクリアするか、または拡張機能をすべて無効化した状態の「シークレットウィンドウ(プライベート閲覧)」を立ち上げてからClipDropにログインして再実行してみてください。
- ファイルの形式および解像度限界の再確認: アップロードした画像ファイルが壊れていないか、サポートされているファイル拡張子(主に
.jpg.jpeg.pngwebp等)であるかを確認してください。特に、無料プランの解像度上限である「1024×1024ピクセル」枠に対して、元ファイルが何千万画素もあるような巨大すぎるデータを送信すると、タイムアウトエラーの原因となります。その場合はあらかじめ別のツールで画像を小さくリサイズしてから読み込ませるのが有効です。 - 通信環境およびサーバー障害のチェック: 高負荷な画像処理データを常時送受信するため、接続しているインターネット回線が極めて不安定な場合、通信が途切れて失敗します。スマートフォンのモバイルデータ通信とWi-Fi接続の切り替えを試してください。また、世界的なアクセス集中が疑われる場合は、Jasper社のサービス稼働状況ステータスページを確認するか、少し時間を置いてアクセスの少ない深夜や早朝の時間帯に再トライすることをおすすめします。
6.2 目的別の代替AIツールの紹介
もしClipDropがメンテナンス中で利用できない場合や、特定の機能について他の異なるテイストも試してみたいという場合に活躍する、代表的な画像編集AIツールをまとめました。
- PhotoRoom(フォトルーム) 特にスマートフォンでの商品撮影や、フリマアプリ等に掲載するクリエイティブ画像を瞬時に美しくプロ並みの仕上がりに加工することにおいて、スタジオ級の洗練された背景テンプレートを誇る最高の切り抜き代替アプリです。
- remove.bg 背景を切り抜いて完全に透過させるという単一の処理に極限まで特化し、シンプルさとスピード、そして精度の高さにおいて世界中で長年愛され続けている100%無料の背景除去サイトです。
- Pokecut & Phot.ai AIプロンプトを利用した一括バッチ画像編集や、デザイン用のグラフィック生成、モバイル端末での素早いトリミングや特殊効果演出を可能にする次世代型のクリエイティブプラットフォーム群です。
7. おわりに
ClipDropは、設立時のInit MLによるARコピー&ペーストの衝撃的なデモンストレーションから始まり、Stability AIの画像生成モデルとの統合を経て、現在のJasper AIによる強固なAIソリューションとしての洗練に至るまで、常に最先端のデザイン領域を牽引し続けてきました。
開発が終了したという誤った噂を完全に否定するように、現在もクラウド上でより速く、より正確な画像処理プラットフォームとしての進化を2026年現在も最速ペースで継続しています。
完全な日本語サポートによって、画像生成AIの世界に初めて足を踏み入れる初心者であっても、まったく迷うことなく今日から自分のアイデアをビジュアル化し、プロレベルの作品へと昇華させることが可能です。まずは無料プランでお気に入りの写真をアップロードし、その素晴らしい変化を体感することから始めてみてください。あなたのデジタルクリエイティブ活動が、もっと自由で豊かなものに変化することを確信しています。
参考資料
- 定年後のスローライフブログ「【初心者向け】ClipDropの使い方を徹底解説!ダウンロードから基本的な操作まで」、https://yanai-ke.com/clipdrop/
- WEEL「AIツール ClipDropの使い方」、https://weel.co.jp/media/innovator/clipdrop/
- ClipDrop「Official Website」、https://clipdrop.co/
- Binance Square「Jasper Acquires Clipdrop in Strategic Expansion」、https://www.binance.com/en/square/post/4471699011882
- Damien Henry「ClipDrop Portfolio and Context」、https://damien-henry.com/clipdrop
- Reddit「Jasper acquires Clipdrop from Stability AI」、https://www.reddit.com/r/Multiplatform_AI/comments/1az4uoo/jasper_acquires_clipdrop_an_ai_image_creation_and/
- AI Base「JasperがStability AIからClipdropの買収を完了」、https://news.aibase.com/ja/news/5598
- Voicebot.ai「Jasper Buys Generative AI Image Editor Clipdrop from Stability AI」、https://voicebot.ai/2024/02/22/jasper-buys-generative-ai-image-editor-clipdrop-from-stability-ai/
- Google Play「Clipdrop AI Photo Hints Guide」、https://play.google.com/store/apps/details?id=com.wall.phant.mnf&hl=ja
- Google Play「Clipdrop - Millenial App Disclaimer」、https://play.google.com/store/apps/details?id=com.sportcar.millenial&hl=ja
- Clip Money Inc.「Reports 2025 Year-End Results and Network Expansion」、https://clipmoney.com/releases/clip-money-inc.-reports-2025-year-end-results
- YouTube「How to fix Clipdrop error message problem step by step in 2026」、https://www.youtube.com/watch?v=rZFMOV-00cE
- GitGuardian「State of Secrets Sprawl Report 2026」、https://www.gitguardian.com/state-of-secrets-sprawl-report-2026
- Product Hunt「ClipDrop Alternatives and Competitors」、https://www.producthunt.com/products/clipdrop-2/alternatives
- App Store「Clip Drop Utility App by Khang Hoang Le Quoc」、https://apps.apple.com/jp/app/clip-drop/id6759026914
- GIGAZINE「カメラでパシャリと撮影したオブジェクトを即背景透過してPCに送れる『ClipDrop』を使ってみた」、https://gigazine.net/news/20201123-clipdrop/
- App Store「ClipDrop App - Official Store」、https://apps.apple.com/no/app/clipdrop/id6760578041
- App Store「Clipdrop - Interview App」、https://apps.apple.com/us/app/clipdrop-interview/id6450964427
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2023年3月20日執筆ーーーーーーーーーーーーーーーーー
はじめに
画像の不要な部分を自動的に削除したり、主要な被写体を高精度に切り抜いたり、美しいライトで画像を照らしたり、画像を2倍や4倍に拡大したりできるAI画像編集ツールであるClipDropについて紹介します。
2023年3月20から現時点(2023年6月11日)までにClipDropに新しく搭載された機能などについて記事内容を追加して加筆しました。
今回、加筆や修正した部分は、Web版のClipDropを用いて解説しています。
この記事を読むと次の疑問について分かるようになります。
iOS版のスマホ機種 : iphone11
Android版のスマホ機種 : Xiaomi Redmi Note 10 Pro
ClipDropとは?
ClipDropは、2020年10月12日にリリース(Androidアプリ内に記述あり、恐らくiOS版も同時期にリリースされたものと思われます。)された比較的新しいアプリで、その後、Webサイトでも利用可能となりました。
ClipDropは、前述したように、初心者でも容易に画像内の物体を切り抜いたりして取り出すことが可能であり、また、画像から不要な部分を自動的に削除したり、背景を透明にしたり、ライトや影の効果を加えたり、画像の解像度や品質を向上させたりできます。
ClipDropの開発会社は、フランスのパリに拠点を置く2020年に設立されたInit ML社が開発したもので、後にStable Diffusionを開発したStability AI社に2023年7月に買収されました。
ClipDropは、2023年03月時点で1500万人以上のユーザーがいるとされており、これからも伸びていくアプリであろうと思います。
ClipDropの特徴を箇条書きで以下に示します。(ClipDropのホームページから抜粋)
ClipDropの評判
ClipDropは、今話題のAI画像生成のStable Diffusionを開発したStability AI社が買収し、iOS、Android、WindowsWeb上で動くアプリです。
Twitterで「ClipDrop」で検索した結果を、最新のもの2つほど載せておきます。
4/
ライティング:Clipdrop @clipdropapp
Leonard AIで出力した画像を取り込み
暖色系のライトで温かみをだした。ライトは色も簡単に変えれる
数も足せるようだhttps://t.co/erXlUUDEgH pic.twitter.com/9CsmlIS1R6— ミケタマ@世界をつなぐ猫🐈 🌎🥚 (@happymiketama) March 14, 2023
StabilityAIが先週買収したClipdropの『Relight』というツールがヤバい🔥
・簡単にいうとAIが照明を当ててくれるツール
・深度マップを生成して、光と影をいい感じに再現
・実際の写真はもちろん、アニメ画像にも適応実際に使ってみたけどめちゃいい感じだった...特にアニメの画像OKなの凄くないか pic.twitter.com/WhlwXedQVz
— 木内翔大|海外AIサービスの最新情報を毎日発信📣 (@shota7180) March 14, 2023
このツイートを見ると、人気があることがうかがえます。
ClipDropアプリの無料版と有料版の違い
FlexClipの無料版で利用し、気に入ったら有料版にすることにより画像サイズなどを変更できるので、先ずは無料版でお試しをすることをおすすめします。
無料版と有料版の違いについて表にまとめました。(ClipDropページから抜粋)
| 項目 | 無料版 | プロ版 |
| 月額価格 (年間契約での月額価格) | 0円 | 749円 (1,280円) |
| テキスト⇒画像生成機能 (Stable Diffusion HD) | 透かし | 無制限 |
| 背景除去機能 | 最大1024×1024まで | 無制限HD画質の背景除去 |
| クリーンアップ機能 | 最大 1024x1024まで | 無制限の クリーンアップ写真 HD |
| リライト機能 | 最大 1024x1024まで | アンリミテッド リライト HD |
| 画像アップスケーラ機能 | 2倍(最大2048x2048) | 無制限の 画像アップスケーラー x16倍 |
| Web エディター | 10個の無料クリップ | 無制限 |
| テキスト取り除き機能 (Text Remover) | 最大 1024x1024まで | 無制限 |
| Uncrop機能 | 〇 | 〇 |
| iOS版 ClipDrop | 限定 + 透かし | 無制限 |
| Android版 ClipDrop | 限定 + 透かし | 無制限 |
| 背景の置き換え機能 | なし | 無制限 |
ClipDropへ登録
ClipDropを利用するには、ClipDropのページに移り、右上隅にある「Sign-in/Sign-up」をクリックします。
Login画面が表示され、E-mailまたはGoogle、Facebook、Appleのアカウントのいずれかを選択。ここでは、E-mailを記入後「Sign in with email link」をクリック。


登録したemailアドレス宛に確認のメールが届くので、中に書かれて「Sign in ClipDrop」をクリック。
元のページに戻り、日本語を選択すると、「正常にサインインしました これでこのウインドウを閉じることができます。」と書かれた画面が表示されます
スマホ用ClipDropのインストール
スマホ用のClipDropは、iOS版の場合はApp Storeから、Androidスマホの場合は、Google Playから「ClipDrop」のアプリをダウンロードしてインストールしてください。
- 「AIで圧倒的なビジュアルを一瞬で作成」という画面が表示されますので「始める」をタップ
- すでにアカウントをお持ちですか?と聞かれるので、ここでは「サインイン」をタップ
- サインイン画面で、Google、Facebook、メールアドレスのいずれかでサインインしますが、ここでは、「メールでサインイン」をタップ
- 登録したメールアドレスとパスワードを記入して、「サインイン」をタップ
- パスワードをGoogleに保存しますか?と聞かれるので「はい」をタップ後、右上の「×」をタップ
ClipDropアプリの使い方
無料でも利用できる機能について、スマホはAndroidスマホを用い、そのスクリーンショットを利用して順次説明していきます。
Stable Diffusion XL(テキストから画像を生成)
Stable Diffusion XL は、Stability AI社が開発したAI画像生成の最新モデルで、テキストから高解像度でリアルな画像を生成でき、ClipDropでは、2023年4月14日からStable Diffusion XLを利用できるようになりました。
画像生成画面を見ると、「スタイル」(No style、 Anime、Photographic、DilgitalArt、Comic Book、Fantasy Art、Analog Film、Neon Punk、 Isometric、Low Poly、Origami、Line Art、Cinematic、3D Model、Pixcel Artなどの15種類から選択可能)を選択できるボタンがあり、同じテキストからでも雰囲気の異なる画像を生成できます。
ここでは、「日本の未来都市」とPromptに入力してみて、No styleで画像を生成してもらいます。4つの画像が生成され、日本語でもちゃんと理解して画像を生成してくれました。なお、一つの画像を選択して保存すると1024×1024ピクセルの解像度の画像であり、無料版ですと、右下に「ClipDrop by Stability.ai」と言う透かしが入ります。
Reimagine XL
この機能は、一枚の画像から複数のバリエーションを生成できる機能で、2023年5月15日(現地時間)にリリースされました。
この機能を利用するには、ClipDropのホーム画面の上のメニューの「Tools」⇒「Reimagine XL」と順にクリックし、「Click, paste, or drop a file here to start。」と書かれた部分にReimagine XLしたい画像をドラッグ&ドロップします。ここでは、「Work desk with computer and a coffee cup」と言うPromptを入力し、「スタイル」を「Cinematic」にして、Stable Diffusion XLで描いた画像の1つを選び使いました。
画像アップスケーラ機能
ここでは、「Woman in beautiful blue dress holding cat」と言う英語でのPromptで、スタイルを「Photographic」として、作成した画像をアップスケールしてみましょう。
4枚の画像が生成され、その中から1つを選択クリックして大きく表示させた後に右上の「縦三点マーク」をクリックして表示されるメニューで「Enhance/ Upscale」をクリック。
下記は、元画像(1024 x 1024)とUpscaleした画像(2048 X 2048)を対比した画像です。
Unclop機能
この機能は、画像の足りない背景をAIが生成してくれる機能で、2023年6月9日にリリースされました。
この機能を利用するには、ClipDropのホーム画面の上のメニューの「Tools」⇒「Unclop」と順にクリックし、「Click, paste, or drop a file here to start。」と書かれた部分にUnclopしたい画像をドラッグ&ドロップします。ここでは、前に画像生成したの「日本の未来都市」を使います。
Unclop画面で読み込んだ画像の端を対角方向に動かして適当な大きさにして、移動して描かせたい余白を空けて配置し、「Next」をクリック
余白部分をAIが自動で描き4枚の絵の候補を出力しますので、その中から好きな絵を選んで右上の「Download」をクリックすれば、その生成した画像をパソコン上にダウンロードすることができます。
テキスト取り除き機能(Text remover)
この機能は、画像からテキストを自動的に消去できる機能です。
使うのは簡単で、ClipDropのホーム画面の上のメニューの「Tools」⇒「Text remover」と順にクリックし、「Click, paste or drop upto10 files here to start.」と書かれた部分に画像内のテキストを消去したい画像をドラッグ&ドロップします。ここでは、前にMicrosoft Designer で描かせた「朝の散歩で見かけた「シラン」という花についてInstagramに投稿」スライド画像内の文字を除いてみます。
Relight機能
画像に美しい光を加えたり、光の角度や明るさを変えたりできる機能です。
この機能を利用するには、ClipDropのホーム画面の上のメニューの「Tools」⇒「Relight」と順にクリックし、「Click, paste, or drop a file here to start。」と書かれた部分にRelightしたい画像をドラッグ&ドロップします。ここでは、Adobe Firefly(ベータ版)で作成した「犬の画像」を用いました。
丸い明りの照明源が3つ表示(緑、青、赤、さらに明かりを増やすことも可能)され、これらの明かり源の位置、明かりの半径や強などを変化させ良いと思うところで右上の明かりのマーク(目のようなマーク)をクリックすると、明かりの源が消えて、右上の「Download」をクリックすることにより、Relightされた画像をパソコンにダウンロードできます。
写真のクリーンアップ機能
この機能は、スマホのカメラで撮影した写真やフォトーロールから選んだ写真内の不要物、人物、あるいはテキストを消しゴムで消したいものをなぞって、「クリーンアップ」をタップすることにより消したい物体を削除することができます。

背景削除機能
邪魔なものを削除した虫眼鏡の背景を削除するのは、スマホのClipDropのホーム画面からクイックアクションの「…」をタップ、表示された画面のMost popular の下の画面を左にスワイプすると表示される「背景を削除」をタップし、先ほどの写真をフォトロールから選択すると、背景が除かれた画像がすぐに作成されますので、「保存」をタップすれば、フォトロールに保存されます。


オートデザイン機能
オートデザイン機能を使うためには、スマホのClipDropのホーム画面のクイックアクションの「…」をタップすると、表示される「オートデザイン」をタップ、カメラまたはフォトロールを選択します。(ここではフォトロールを選択タップ)
背景のない画像(虫眼鏡)を選択後、オリジナル、Eコマース(Proの有料版)、ソーシャル、ホップカラー(背景が8種類に色から選択可能)のどれかを選択してタップ。
背景及び画像の大きさなどがそれぞれに適合した画像が生成された画像が(ここでは、ホップカラーの黄色を選択)表示され、その部分でレイヤー(透かし、画像、背景)、画像の置き換え(フォトロールから選択)、画像の回転、スケール(倍率)、不透明度などの変更を加えたのちに右上の「エクスポート」をタップ。
エクスポートと保存のどちらかを選択画面が表示されますので、ここでは「エクスポート」をタップすると、どこのエクスポートするか聞いてくるので。Google ドライブに保存してみました。
下記は、Googleドライブに保存した画像のスクリーンショットです。
クリップ&ドロップ機能
クリップ&ドロップ機能を使うためには、スマホのClipDropのホーム画面のクイックアクションの「クリップ&ドロップ」をタップすると、カメラの撮影画面が立ち上がるので、クリップしたい物体を撮影し。物体のみ(背景なし)が取り出された画面が表示され、リトライ、保存、ドロップにいずれかを選んでタップすると、それに応じた動作を実行します。
撮影した物体をドロップするには、同じアカウントでWeb版ClipDropにサインインし、https://clipdrop.co/drop/を起動し、そこにドロップしたい物体を撮影したスマホを持っていき「Drop」をタップすると、切り抜かれた物体の画像がhttps://clipdrop.co/drop/に映し出されますので、もしよろしければ、右上のダウンロードのマークをタップするとその画像がダウンロードできます。
下記は、デジタル時計と花の模造品をクリップドロップしたそれぞれの画像を別の画像編集ソフトで2つの画像を並べて置いた画像をスクリーンショットした画像です。
おわりに
如何だったでしょうか?
ClipDropとは?、ClipDropの評判、ClipDropアプリの無料版と有料版の違い、ClipDropへ登録、スマホ用、ClipDropのインストール、ClipDropアプリの使い方、写真のクリーンアップ機能、背景削除機能、オートデザイン機能、クリップ&ドロップ機能、Relight 機能(Proの有料版)などについて解説してきました。
ClipDropは、私のように初めて利用する者でも簡単に絵の切り抜きができたり、間違って撮影した不要な物体を容易に消したりすることができ、大変使いやすいアプリであると感じまいた。
是非皆さんも使ってみてはいかがだろうか?
この記事が皆さんの多少なりともお役に立てればこれほど嬉しいことはありません。
以上です。


















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