はじめに
今日は、「CALカロリーR 」と言う料理レシピ、栄養計算、食品の栄養成分値検索ができるアプリについて紹介します。
この記事を読むと次のことが分かります。
それでは、さらに「CALカロリーR」を深堀していきたいと思います。
「CALカロリーR」とは?
この「CALカロリーR 」は、管理栄養士、栄養士さんのための料理レシピの作成、栄養計算、食品の栄養成分値検索ができるアプリなんです。
「CALカロリーR」の初版がリリースされたのは調べても分かりませんでしたが、Google Playのアプリ説明欄を見ると、「2017年2月下旬 七訂バージョンアップ対応!■成分表2015年版(七訂)追補2016年対応!」と書かれており、これより前にリリースされていることは明らかです。
「CALカロリーR」のAndroid版の現在のバージョンは、1.2.0(2018年1月31日に更新) と書かれていましたが、実際にアプリをインストールしたCalカロリーR(料理対応版)には、バージョン2.1となっていました。
一方、「CALカロリーR」のiOS版の現在のバージョンは、1.11(4年前) と書かれており、開発が止まっていることが分かります。
では、この「CALカロリーR」のソフトを開発している会社についてもう少し詳しく見てみましょう。
1988年01月30日に設立された株式会社タスと言う会社で、東京都新宿区内藤町に事務所をおいていましたが、株式会社カイテクノロジーと2021年9月1日に吸収合併したようです。
株式会社タスが販売していた業務用の栄養・給食管理アプリのMr,献ダテマン、その他の栄養系のアプリは、現在は株式会社カイテクノロジーで扱っています。
このMr,献ダテマンは、ホームページを見ると、「30年以上の販売実績」と書かれており、かなり古くから販売されていたアプリであることが予想されます。
したがって、「CALカロリーR」は、Mr,献ダテマンのノウハウが利用されていることは明らかであり、それだけ信用がおけるアプリであろうと思われます。
「CALカロリーR」の特徴
このアプリは、管理栄養士、栄養士さんのための料理レシピの作成、栄養計算、食品の栄養成分値検索ができるアプリです。
食品栄養データは、日本食品標準成分表2015年版(七訂)に対応しており、現在の「八訂」には対応しておりませ。
それでは、「CALカロリーR」の特徴を以下に載せておきます。
★工程ごとのレシピ、写真登録、できあがり料理の写真登録、料理区分による料理検索が行える料理レシピ登録機能
★食品の栄養成分値検索がいろいろな方法で実施可能
★登録した料理の共有が可能
★無料で利用が可能
「CALカロリーR」の使い方
「CALカロリーR」のインストール
「CALカロリーR」は、iOS版はApp Storeから、Android版はGoogle Playからダウンロードしてインストールしてください。
「CALカロリーR」の起動画面
Android版のスマホのXiaomi Redmi Note 10 Proの画面で解説しようと思いましたが、実際にアプリを起動したら動作が作動しないメニューがあったりしたために、iOS版のiphone11で以後の解説をしてきます。
CALカロリーRをインストールすると、スマホの画面にCALカロリーRのアイコンが作成されます。
CALカロリーRのアイコンをタップすると、「料理検索」画面が表示されます。
かなりシンプルな画面ですし、ちょっと物足りなさを感じますね。
最初は、料理を登録するところから始めることになりますが、その前に設定部分の紹介をします。
「CALカロリーR」の設定
このアプリを起動した画面の下のメニューの一番右に「設定」のメニューがあります。
設定のメニューでは、次のようなことが設定できます。
料理
料理登録をしてみましょう。
料理登録の手順は次の通り。
食品名
CALカロリーRの下部メニューの「食品名」をタップすると、食品を検索することができます。
この食材はどの程度のエネルギーがあるのか?、この栄養素はどのくらいあるのか?などを簡単に検索して調べることができます。
食品名の欄に食品の一部の名前を入れることによりその食品を検索ができます。
ここでは、例として「ジャム」で検索した結果が次の画像です。
新たに食品を登録することも可能です。
ここでは、例としてカゴメの野菜ジュースを、既に登録されている「トマトジュース無添加」のデータをコピーして、そのデータにカゴメ野菜ジュースのラベルに書かれているデータを入れ替え、ラベルに書かれていない部分は、そのままとして追加登録しました。
新規食品の追加手順は次の通り。
栄養値検索
栄養値検索では、食品名以外にエネルー値の範囲、各栄養素の範囲を指定して検索ができます。
食事記録アプリ(例えば、「あすけん」、「FiNC」、「カロママ」など)などでは、栄養士からのアドバイスなどが見れますが、このアドバイスの中である栄養素が足りないなどの情報を知ることができます。
そのような場合に、足らない栄養素を含む食材にはどのようなものがあるのかなどを調べられるというわけです。
ここでは、例としてエネルギーが300kcal~400kcalある食品の検索、繊維(総量)が10.0g~10.1gの範囲にある食品を検索したものです。
(注意)これはこのアプリのバグと思われますが、上図の左から3枚目にあるように、栄養素の値の範囲を入力する際に「桁数エラー」が表示されますが、その場合でも「OK」をタップして、右上の「検索実行」をタップすれば、正常に検索が行なえます。
レシピ
CALカロリーRの下部メニューの「レシピ」をタップすると、登録した料理のレシピを検索することができます。
料理名欄に料理名の一部の言葉を入力して検索すると、その言葉を含む料理が検索されて表示されます。
例では、「トマト」を含む料理名を検索したものです。
料理のできあがり写真、作り方、ポイント・メモなどを登録料理に記録できますが、この操作はこの「レシピ」メニューからではできません。
料理のできあがり写真、作り方、ポイント・メモなどを記録したい場合は、下のメニューの「料理」から行うことができます。
下の図は、「大根のべっこう煮」の写真、作り方(写真を含む)などを記録する手順を示したものです。
「CALカロリーR 」の評価・評判、口コミ
「CALカロリーR 」の評価・評判を見るには、各アプリの評価を見るのが良いと思います。
最も簡単なのがGoogle PlayやApple Storeで「CALカロリーR 」アプリをダウンロードする際に表示される、評価とレビューを見ると一番分かり易いです。
上述の結果から、5点満点中のiOS版3.6,Android版3.2と中位の上程度の評価になっています。
これは、一つに開発がAndroid版では3~4年前、iOS版では4年前に開発が止まっていること、そのため所々でバグが見られること、私のAndroidスマホではまともに動作しなかったことなどが人気に大きく影響していると思われます。
しかし、少し癖がありますが触ってみると使い勝手はよく、開発が止まっていることは残念に思います。ぜひ、開発を再開してもらいたいものです。
Twitterの「CALカロリーR」の口コミを「最新」から2つほど拾ってみました。
一瞬だけつけてみたときは
はメインとしてロレインって栄養計算アプリで計算して、
食材のgとか探す補助としてCALカロリーRを使ってたよー
めんどくさくてやめたけど栄養面から食生活見るの結構面白かった!
探したらもっと楽ちんなアプリもあるかも!
(iPhoneじゃなかったらごめんっ pic.twitter.com/60i4rOQx2v— CoTon (@96ka07de) September 6, 2021
今まで
栄養価は
エクセル栄養君を使って💻で計算してたけど、壊れて新しく買ったのがChromebookでエクセル入っていないからどうしようかなーと思ってたけどCALカロリーR
っていうアプリめっちゃいい!!スマホで計算できるし
操作性もいいし
とってもいい🙌💕好き☺️ pic.twitter.com/xDqEMAI8Gv
— グルメリー@管理栄養士 (@gourmerry_t) May 16, 2021
上述の書き込みを見ると、利用している人の評価は良いことが伺えます。
おわりに
いかがだったでしょうか?
「CALカロリーR」とは?、「CALカロリーR」の特徴、「CALカロリーR」の使い方、「CALカロリーR」のインストール、「CALカロリーR」の起動画面、「CALカロリーR」の設定、料理、食品名、栄養値検索、レシピ、「CALカロリーR 」の評価・評判、口コミなどについて紹介してきました。
この記事を読んで少しでも「CALカロリーR」に興味を持っていただき、あなた自身の食事の栄養計算をして頂き健康管理に役立ててもらえればこれほど嬉しいことはありません。
以上です。
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