はじめに
こんにちは、エイじーです。
Backlogと言うアプリをご存じでしょうか。
私が、Backlogと言う言葉を知ったのは、2021年3月22日にASPのafbからBacklogの無料トライアルの案内があって、その内容を読んで「Backlog」と言う言葉もおおよその意味を初めて知りました。
今まで、色々のアプリを紹介した中で一番近いのがTrelloと言うタスク管理アプリかなと思っています。
私は、プロジェクト管理、スケジュール管理、タスク管理など管理という堅苦しいことは嫌いで、自由に何でもできる方が好きです。
ですので、多機能メモアプリのOneNote、Google Keep、Evernote、Notionなどの方が好きで、これでプロジェクト管理、タスク管理まどもやってしまいたいとも思っています。
今まで、スケジュール管理などはGoogleカレンダーなどを利用していましたが、長続きしません。
長続きしない理由を考えてみると、管理アプリが自分にとって必要性をあまり感じないことが一番の大きな理由のように思います。
しかし、このBacklogと言うプロジェクト管理、タスク管理ツールは、人気も高く、YouTubeでも使い方などの解説動画を見ることができますので、勉強がてら一度実際に触ってみようと思いました。
Baklogは、2004年3月に設立した「株式会社ヌーラボ」が提供しているプロジェクト管理ツールであり、本社を福岡県福岡市中央区に置き、調達後評価額5,142百万円(2020-02-21時点)、従業員96人(2021-03-11確認)の会社であり、2017年には80万人だった利用者数が、2018年8月に100万人、2020年4月には170万人、有料契約数が10,000件を突破したとあります。
日本の会社が作ったツールであり、ホームページでも「80.8%が最も使いやすいと答えたチームのタスク管理ツール」と謳っており、かなり会社としても自信があるツールであると共に誰でも使い易いように作られているのだと思います。
それでは、これからBacklogについてもう少し深堀して紹介していきます。
この記事を読むと次のような疑問を解決することができます。
●Backlogを無料と有料版の違いは?
●Backlogツールのダウンロード、インストールはどうすればよいの?
・pc版
・iphone、Androidのスマホ版
●Backlogを個人での使い方はどうするの?
・スペースid
・チケット
・スター
・コメント
Backlogとは?
Backlogの特徴は、簡単で容易に操作できるが奥が深いプロジェクト管理、タスク管理ツールと一言で言うことができます。
以下に、Backlogの特徴をまとめました。
- 色々な職種でも活用できる柔軟で、強力なプロダクト管理、タスク管理ツール
- プロジェクトの進捗状況を見易くする機能が満載
- 作業の日程などを一括管理、見易くしてミスを防止する機能
- Subversion と Git リポジトリを利用可能
- 作業を効率化する機能(カンバンボード、Wiki、ガントチャート、カスタム属性、親子課題、ファイル共有、お知らせ機能、IPアドレス制限、Jira・Redmineからの移行)が満載
- 無料で利用できますが、有料にすることによりさらに便利な機能などを利用可能
Backlogを無料と有料版の違い
Backlogには、フリー版、スタータープラン、スタンダードプラン、プレミアムプラン、プラチナプランがあり、どのような違いがあるのかを紹介します。
無料版でも利用できますが、もっといろいろ活用したいのであれば有料版を購入されることをお勧めします。
以下は、無料版と有料版の主要な違いを表にしてまとめました。
項目 | フリー版 | スタータープラン | スタンダードプラン | プレミアムプラン | プラチナプラン |
対象 | 無料で試したい方向け | 個人のタスクを管理する方向け | 個人や小規模なチーム向け | 小〜中規模のチーム向け | 中〜大規模のチーム向け |
価格/月 |
無料 | 2,640円 | 12,980円 | 21,780円 | 55,000円 |
ユーザー数(人) | 10人 | 30人 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
プロジェクト数 | 1 | 5 | 100 | 無制限 | 無制限 |
ストレージ(容量) | 100MB | 1GB | 30GB | 100GB | 300GB |
1つの課題やWikiに添付できる 最大ファイル数、ファイルサイズ |
1個 5MB |
10個 10MB |
30個 10MB |
50個 10MB |
50個 10MB |
カンバンボード | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ガントチャート | × | × | 〇 | 〇 | 〇 |
バーンダウンチャート | × | × | 〇 | 〇 | 〇 |
課題テンプレート | × | × | 〇 | 〇 | 〇 |
属性のカスタマイズ | × | × | × | 〇 | 〇 |
2段階認証 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
メールサポート | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
チャットサポート | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Backlogアプリのダウンロードとインストール
【パソコンで利用する場合】
Backlogをパソコンで利用する場合は、SaaS( サーズ、Software as aServiceの略語)サービスが基本ですので、Webブラウザーで利用します。
したがって、利用するためのWindowsとMacのパソコン環境の条件がそれぞれあります。
OS : Windows 8, Windows 10
ブラウザー : Microsoft Edge、Mozilla Firefox、Google Chromeのそれぞれの最新版
OS : macOS (最新版の1世代前まで)
ブラウザー : Apple Safari、Mozilla Firefox、Google Chromeのそれぞれの最新版
ここでは、フリープランを利用しますので、画面を下にスクロールして、右下に小さく書いてある「フリープランはこちら」をクリックします。
次に、アカウント作成画面がでますので、スペースid、組織名、名前、メールアドレス、パスワード、私はロボットではありませんにチェックを入れ、「無料で試してみる」をクリックします。
Backlogへようこそ画面がでますので、そこでプロジェクト名、プロジェクトキーを入力します。
その後、招待する方のメールアドレスを入力して「招待する」をクリックします。
これで、あなたのBacklogのダッシュボードの画面になります。
【スマホで利用する場合】
iphone、ipad、Androidスマホの場合は、App StoreやGoogle PlayからBacklogのアプリをダウンロードしてインストールしてください。
Backlogを個人で活用
私のパソオン環境はWindows10ですので、以後はWindows10での解説となります。
フリー版では、プロジェクトは1つまでしか作れません。Backlogのアカウント作成時に1つ作っていますので、後は課題【タスク)を作成していきます。
また、招待も先に住んでいる場合や一人で利用する場合は必要ありません。
それでは、課題の作成をしてみましょう。
課題の入力手順
- あなたのダッシュボードで、まず最初に行う3ステップで、1プロジェクトを作成しょう、2.メンバーを招待しょうは、既にアカウント登録時に済ましていますので、チェックが入っているはずです。したがって、3.課題を追加しよう、の「追加する」をクリック
- プロジェクト選択画面がでるので、自分の作成したプロジェクトで課題を追加するプロジェクトを選択してクリック
- 課題の追加画面になりますので、この課題が(タスク、バグ、要望、その他のいずれかを選択、デフォルト:タスク)を選択し、最初に件名を入力
- 説明、担当者、優先度(髙、中、低のいずれか選択)、マイルストー(記入なしでOK)、カテゴリー(最初は追加で作成)、発生バージョン(記入なしでOK)、期日(フリーでは記入しても未対応)、何かファイルを添付する場合は添付、などを記入して「追加」をクリック
- これを繰り返し、課題を全て入力します。
- ホーム画面から左メニューのボードをクリックすれば、Trelloで見るタスク進行画面になり、未対応、処理中、処理済み、完了の4ステップに分かれた画面が出て、最初は、登録した課題はすべて未対応に入っています。
- ここで、対応したものは処理中に課題をドラッグして持って行ったり、完了したものは完了までドラッグして持って行ったりすることが可能です。
- これが、課題作成から、ボードで簡単に課題をどのような状態にするかまでの説明です。
後、Baclogで私が面白いなと思ったのは、Wikiの機能です。
分からないことは、このWikiに書いていき、何時でも参照できるようにすることができることです。
少しこのWikiについて解説していきます。
ここでは、Backlogで利用する、スペースid、コメント機能、チケット、スターについてWikiに書いてみようと思います。
Wikiに書き込む手順
- ダッシュボードからプロジェクトをダブルクリックすると、ホーム画面がでますので、その左メニューのWikiをクリック
- 既に、HOME、キックオフテンプレート、振り返りテンプレート、進捗報告テンプレートができていますが、新しく自分が作成したいWikiのページを作成
- ここでは、仮に「語句の説明」ページを追加するために、右上の「+」新規作成をクリック
- ページの新規作成画面になりますので、ページ名に「語句の説明」と入力して、その下のページの内容に色々書きこんでいきます。
- 書き込む内容は、スペースid、コメント機能、チケット、スターについて書きこんでみます。書き込む際にマークダウンが利用できますので、それをHOMEを参照しながら書き入れていきます。
- 最後に「登録」をクリック
- すると、Wikiに書き込んだページが表示されます。
以下に、Wikiに書き込んだ私が分からなかった語句について、解説します。
スペースid
スペースIDとはBacklogのURLの一部です。
例:https:// [スペースID] .backlog.jp、https:// [スペースID] .backlog.com
半角英数・ハイフンからなる3〜10文字のIDです。
このURLを、ブラウザーの上部の欄に入れることにより、あなたのBacklogのページに飛ぶことができます。
また、Backlogを利用するためにログインする際にも、最初にスペースidを記入する必要がありますので、忘れないようにしましょう。
コメント
課題をクリックして、下の方に出てくるコメント欄を使って、課題に対してコメントを記述できます。
その際に、テキスト整形のルールが使用でき、絵文字、画像なども挿入できま。
そして、コメントしたい相手を選んで、「登録」をクリック。
チケット
チケットは、課題のことです。
「チケットを立てえる」 ⇒ 「課題を追加する」 と言う意味になります。
スター
プロジェクトのメンバーに対して感謝の気持ちを伝える機能で、コメント欄のスターボタンをクリックするとスターを1つ付けることができます。
誰からもらったスターかを確認するには、スター部分にカーソルを重ねると、スターをつけた人のアイコンが全て表示されます。
スターは何回でも連打でき、スターの数が増えると、スターの色が変化します。
スターの数 表示
1〜9個の場合 ⇒ オレンジ
10〜19個の場合 ⇒ 薄緑色
20〜29個の場合 ⇒ 緑色
30〜39個の場合 ⇒ 赤色
40個以上の場合 ⇒ 黒色
おわりに
皆さんいかがだったでしょうか?
Bacllogとはどのようなツール?、Backlogを無料と有料版の違いは?、Backlogツールのダウンロード、インストールはどうすればよいの?、pc版、iphone、Androidのスマホ版、Backlogを個人での使い方はどうするの?、スペースid、チェケット、スター、コメントなどについて解説してきました。
BacklogのWikiは大変役に立ちそうな機能のように思います。
分からないことの解説ページとして役に立ちます。
この言葉の意味は「どこかに書いたのだけれどどこに書いたか忘れてしまった」など、一発で調べることができます。
また。Backlogは自分の課題を立て、その中でどのようにその課題に立ち向かっていくかなどに利用できますが、残念なことにプロジェクトはフリー版では1つしか立てられません。
色々なことをするには不十分と言わざる負えません。
Backlogは、日本のメーカが作ったツールですので分かり易く、使い易いと思いました。
このBacklogを有料版で試してみたいとお思いの方は、次のバナーから申し込みをしてみてはいかがでしょうか?
この記事が少しでも皆様のお役に立てればこれほど嬉しいことはありません。
以上です。
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