ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2026年8月17日執筆ーーーーーーーーーーーーーーーーー
- Automatic1111 WebUIで利用できる超便利なプロンプト(呪文)の入力補助「Easy Prompt Selector」のPodcast
- はじめに:画像生成AIにおけるプロンプト入力の課題と本拡張機能の役割
- Easy Prompt Selectorの概要と5つの主要特徴
- 拡張機能の開発ステータスと現在の利用における注意点
- 動作環境と導入に必要な前提条件
- 初心者でも迷わないEasy Prompt Selectorのインストール手順
- 基本機能の使い方と実践的活用テクニック
- 自分好みに完全カスタマイズ!YAML(.yml)ファイルの作成と編集方法
- トラブルシューティングとよくある質問(FAQ)
- 10. まとめと今後の活用展望
- 参考資料
- はじめに
- Easy Prompt Selectorとは
- Easy Prompt Selectorを利用する条件
- Easy Prompt Selector のインストール方法
- Easy Prompt Selector 使用方法
- 「Easy Prompt Selector」へのプロンプトの登録と編集方法
- 「Easy Prompt Selector」用のymlファイル配布先
- 「Easy Prompt Selector」のアンインストール方法
- まとめ
Automatic1111 WebUIで利用できる超便利なプロンプト(呪文)の入力補助「Easy Prompt Selector」のPodcast
下記のPodcastは、Geminiで作成しました。
はじめに:画像生成AIにおけるプロンプト入力の課題と本拡張機能の役割
画像生成AIの世界において、標準的な生成環境として広く普及している「Automatic1111 WebUI(Stable Diffusion WebUI)」では、ユーザーが望むグラフィックを描き出すために「プロンプト(通称:呪文)」の指定が極めて重要な役割を果たします [1]。プロンプトは基本的に英語で記述する必要があり、画質調整タグ、人物の服装、表情、背景、照明効果など、多岐にわたる単語を組み合わせる必要があります [1]。
しかし、画像生成を始めたばかりの初心者にとって、膨大な英単語を毎回手動でタイピングしたり、外部のメモ帳からコピー&ペーストを繰り返したりする作業は大きな負担となります [2]。また、「スペルミスによって意図した効果が出ない」「しばらく使っていない英単語の意味を忘れてしまう」「ネガティブプロンプトの管理が煩雑になる」といった問題も頻繁に発生します [4]。
こうした作業上の課題を根本から解決するために開発されたツールが、ぶるぺん(blue-pen5805)氏によって手掛けられた拡張機能「Easy Prompt Selector」です [2]。本ツールをAutomatic1111 WebUIに導入することにより、あらかじめ登録しておいたプロンプトを画面上のボタン操作だけで直感的に選択・入力できるようになります [1]。タイピングの手間を劇的に削減し、クリエイターが画像生成そのもののアイデア出しやクオリティ向上に集中できる環境が整います [1]。
本記事では、Easy Prompt Selectorの最新情報に基づき、基本概要から導入手順、実践的な使用方法、カスタムYAMLファイルの作成技法、トラブルシューティングに至るまで、初心者の方にも分かりやすく丁寧に解説いたします [1]。
Easy Prompt Selectorのコンセプトと仕組み


Easy Prompt Selectorの概要と5つの主要特徴
Easy Prompt Selectorは、Automatic1111 WebUIの操作画面上にカテゴリー分けされたボタンパネルを追加し、ワンクリックでプロンプト入力欄にタグを反映させる拡張機能です [2]。単なるショートカットボタンにとどまらず、プロンプト構築を強力にアシストする洗練された機能を多数備えています [2]。
本拡張機能が持つ主な特徴とメリットは以下の通りです [2]。
| 機能項目 | 機能の仕組みと仕様 | クリエイターが得られる実用上のメリット |
| ワンクリック追加・削除 | 左クリックでタグ追加、右クリックで該当タグを削除 [2] | タイピングミスや手動消去の手間を完全に排除 [2] |
| 日本語表示ラベル対応 | 「表示名: 英語タグ」形式でボタン名を日本語化可能 [2] | 英語の意味を忘れても直感的にタグを選択可能 [4] |
| ネガティブプロンプト切替 | チェックボックスおよびCtrlキー併用での反対欄入力 [2] | ポジティブ・ネガティブの指定を1つの画面で完結 [4] |
| ワイルドカードランダム機能 | カテゴリー内の要素を生成時にランダム自動抽出 [2] | 構図や服装のバリエーション生成・試行錯誤が容易 [5] |
| 高度なYAMLカスタマイズ | 独自の.ymlファイル追加による完全自作タグ集の構築 [2] | LoRAのトリガーワードやキャラクター設定を一括管理 [2] |
ボタン一つで適切なタグが自動的にカンマ区切りで入力されるため、文法エラーやスペースの詰まりといった初期トラブルを防ぐことができます [2]。
従来の手動入力とEasy Prompt Selector導入後の作業効率比較


拡張機能の開発ステータスと現在の利用における注意点
本記事をご活用いただくにあたり、非常に重要な情報として「Easy Prompt Selector」の現在の開発ステータスについて明確にお伝えいたします [2]。
本拡張機能(sdweb-easy-prompt-selector)は、開発者であるぶるぺん氏による主要機能の実装および動作検証が完了しており、すでに開発が終了(完成・安定状態)しております [2]。2023年4月に実施された大型アップデート(ランダム抽出機能の拡張、ネスト構造への対応、抽出個数指定など)をもって機能拡張が一巡しており、現在は仕様変更を行わない安定版として提供されています [2]。
また、有志によって作成された海外ユーザー向けの英訳フォークリポジトリ(Haoming02/sd-webui-easy-prompt-selector-en)につきましては、2023年5月31日をもって公式にアーカイブ(読み取り専用化)されております [3]。
新規機能の追加や積極的なコード改修はすでに行われておりませんが、本ツールは現在のAutomatic1111 WebUI環境(Ver1.5〜Ver1.6以降、およびSDXLやWebUI Forge環境等)においても非常に高い安定性を持って動作いたします [2]。開発が完了した成熟した拡張機能として、安心してご導入いただけます [2]。
動作環境と導入に必要な前提条件
Easy Prompt Selectorを快適に動作させるためには、以下の動作環境と前提条件を満たしている必要があります [1]。
- Automatic1111 WebUIが正常に動作する環境PCのローカル環境(特にWindows環境)に「Stable Diffusion WebUI」が正しくインストールされている必要があります [1]。
- クラウド環境・Mac環境における注意点開発時の動作テストは主にWindowsのローカル環境で行われています [2]。Google Colabなどのクラウド環境やMac環境でも基本的に動作いたしますが、後述するカスタムタグファイル(YAMLファイル)を編集する際には、改行コードを「CRLF」に統一しておくことが推奨されます [2]。
初心者でも迷わないEasy Prompt Selectorのインストール手順
Easy Prompt Selectorのインストール作業は、WebUIの画面上から数クリックで完了します [1]。初心者の方でも確実に設定できるよう、順を追って解説いたします [1]。
- Automatic1111 WebUIの起動お使いのブラウザでWebUIを開きます(UIの視認性を高めるため、ダークモードでの使用が推奨されます) [1]。
- 「Extensions」タブへ移動上部メニューバーにある「Extensions(拡張機能)」タブをクリックします [1]。
- 「Install from URL」タブを選択Extensions内のサブタブから「Install from URL(URLからインストール)」を選択します [1]。
- リポジトリURLの入力「URL for extension's git repository(拡張機能のリポジトリのURL)」の入力欄に、以下の公式GitHubリポジトリURLを正確に貼り付けます [1]。https://github.com/blue-pen5805/sdweb-easy-prompt-selector
- インストールの実行URL入力欄の下にある「Install」ボタンをクリックし、処理が完了するまで数十秒ほど待ちます [1]。
- WebUIの再起動と適用画面にインストール完了のメッセージが表示されたら、「Installed(インストール済み)」タブへ移動し、「Apply and restart UI(適用してUIを再起動)」ボタンを押します [1]。
- 設置確認UIが再読み込みされた後、画面中央付近(Styleドロップダウンの下部など)に「Select Tag(タグを選択)」というボタンが表示されていればインストール成功です [1]。
AUTOMATIC1111 WebUIにおける画面配置と操作インターフェース


基本機能の使い方と実践的活用テクニック
タグの入力と削除操作
インストール後に「Select Tag」ボタンをクリックすると、登録されているカテゴリーがアコーディオン形式で展開されます [2]。
- プロンプトの追加(左クリック)目的のタグボタンを「左クリック」すると、現在カーソルがあるプロンプト入力欄の末尾に、自動的にカンマ付きで英単語が挿入されます [2]。
- プロンプトの削除(右クリック)プロンプト欄に存在するタグのボタンを「右クリック」すると、入力欄から該当する英単語が自動的に検索され、即座に削除されます [2]。手動でバックスペースを連打する必要はありません [2]。
ネガティブプロンプトへの入力テクニック
除外したい要素を指定するネガティブプロンプトの入力も非常にスムーズです [4]。
パネル上部にある「Add to Negative(ネガティブプロンプトに入力)」のチェックボックスを有効にすると、ボタンクリック時の入力先が自動的にネガティブプロンプト欄へ切り替わります [2]。また、チェックボックスを操作せずに「Ctrlキーを押しながらボタンをクリック」することでも、一時的に反対のプロンプト欄へタグを送信することが可能です [2]。
LoRAトリガーワードの効率的な呼び出し
Easy Prompt Selectorは、LoRAモデルを使用する際に必須となるトリガーワードの指定において絶大な効果を発揮します [2]。キャラクターの固有衣装や特定の画風タグなど、間違えやすい英単語を専用のYAMLファイルとして登録しておくことで、呼び出しミスを未然に防止できます [2]。
実際の生成設定例(動作検証)
Easy Prompt Selectorを使用してタグを指定し、画像を生成する際の標準的なパラメーター構成例をご紹介いたします [1]。
- 使用モデル: Anything V4.5 [1]
- SD VAE: vae-ftmse-840000-ema_pruned.safetensors [1]
- Sampling method: DPM++ 2M [1]
- Sampling steps: 30 [1]
- CFG Scale: 7 [1]
- 画像サイズ: 512×512 [1]
- Seed: -1 (ランダム) [1]
- Easy Prompt Selectorで選択したタグ:
- 人物(People): teen, pale skin, tan, model, medium breasts [1]
- 表情・顔(Face): brown eyes, angelic smile [1]
- 髪型(Hair): black hair, long hair, wavy hair [1]
上記のようにボタンを押していくことで、複雑な人物設定プロンプトが一瞬で構築され、高品質なイラストが生成されます [1]。
自分好みに完全カスタマイズ!YAML(.yml)ファイルの作成と編集方法
Easy Prompt Selectorの最大の醍醐味は、ユーザー自身が使いやすいようにタグボタンをいくらでもカスタマイズできる点にあります [2]。
カスタムファイルの保存フォルダ
設定ファイルは「YAML(ヤムル)」と呼ばれるテキスト形式で記述します [1]。以下のフォルダ内に新しい「.yml」拡張子のファイルを配置することで、WebUI上にオリジナルのボタンパネルが自動生成されます [2]。
保存先パス: stable-diffusion-webui / extensions / sdweb-easy-prompt-selector / tags [1]
YAML構文の記述パターン一覧
記述方法にはいくつかのルールがあります [2]。初心者の方でも分かりやすいように記述パターンを整理いたしました [1]。
| カスタマイズ目的 | 記述形式(YAML構文) | UI上の表示と入力挙動 |
| シンプルなボタン配置 | - standing [2] | ボタン名「standing」、入力内容「standing」 [2] |
| 日本語表示ラベル化 | 立ち姿: standing [2] | ボタン名「立ち姿」、入力内容「standing」 [2] |
| カテゴリー階層化 | ポーズ:立ち姿: standing [2] | 「ポーズ」枠内に「立ち姿」ボタンを配置 [2] |
| 数字・記号の囲み | 人数: "1girl" [2] | 数値や括弧を含むプロンプトのエラー防止 [2] |
| ネスト(階層化)ランダム | 髪型:ランダム: '@髪色@ hair' [2] | 別のカテゴリーからランダム選択して合成 [2] |
| 抽出個数の指定 | @3$$動物@@0-2$$姿@ [2] | 指定した個数や範囲でランダム抽出 [2] |
YAML記述時の重要ルールと注意点
- インデントには半角スペースを使用するカテゴリーの下に項目を並べる際は、行頭に「半角スペース2つ」を挿入します [2]。Tabキーを使用するとエラーの原因となるため、必ず半角スペースを使用してください [2]。
- 同階層でのキー名の重複禁止同じカテゴリー内や同一階層で、まったく同じ表示名を複数回記述することはできません [2]。重複した場合はファイルが正常にロードされなくなります [2]。
- サブフォルダの作成不可
tagsフォルダの中にさらにサブフォルダを作成してファイルを分類することはできません [2]。すべての.ymlファイルはtagsフォルダの直下に配置してください [2]。
YAML構文と画面ボタンの対応構造


トラブルシューティングとよくある質問(FAQ)
Q1. 「Select Tag」ボタンを押してもパネルが表示されません
原因と解決策:
作成または編集した .yml ファイル内に文法エラーが存在する可能性が極めて高いです [2]。全角スペースが紛れ込んでいないか、ダブルクォーテーションの閉じ忘れがないか、同じキー名が重複していないか点検してください [2]。修正後はWebUIを再起動(Apply and restart UI)してください [1]。
Q2. ランダム抽出機能を使用した際、実際に生成に使われたプロンプトを確認したいです
原因と解決策:
WebUIの設定(Settings)画面を開き、Easy Prompt Selectorの項目内にある「Save the original prompt in pnginfo」のチェックボックスをオンにしてください [2]。これにより、生成された画像データ(PNG Info)内にランダム選択前の元プロンプトが記録されるようになります [2]。
Q3. Eagle管理拡張機能(sdweb-eagle-pnginfo)と併用するとエラーが出ます
原因と解決策:
Easy Prompt Selectorの設定画面において、ランダム機能の旧実装(legacy implementation)を使用するオプションを有効にするか、sdweb-eagle-pnginfo 拡張機能を最新版へアップデートすることで互換性の問題が解消されます [2]。
10. まとめと今後の活用展望
「Easy Prompt Selector」は、Automatic1111 WebUIにおける画像生成の効率を劇的に向上させる、極めて実用的な拡張機能です [1]。
英語プロンプトの手動入力やコピペ作業から解放され、直感的なボタン操作でアイデアを素早く形にできる環境は、初心者から上級者まで幅広いクリエイターにとって大きな力となります [1]。開発自体はすでに完了しており成熟したツールとなっておりますが、その利便性は今なお色褪せることがありません [2]。ぜひ本記事を参考に自分好みのカスタマイズを行い、快適なAIイラスト制作をお楽しみください [1]。
参考資料
- Automatic1111 WebUIで利用できる超便利なプロンプト(呪文)の入力補助「Easy Prompt Selector」、https://yanai-ke.com/automatic1111-webui-extensions00/
- blue-pen5805/sdweb-easy-prompt-selector、https://github.com/blue-pen5805/sdweb-easy-prompt-selector
- Haoming02/sd-webui-easy-prompt-selector-en、https://github.com/Haoming02/sd-webui-easy-prompt-selector-en
- 【拡張機能】プロンプトをボタン押しで入力【sdweb-easy-prompt-selector】、https://note.com/hcanadli12345/n/n47a13cb8a7d2
- 呪文の入力作業を楽にする拡張機能「Easy Prompt Selector」の使い方、https://kurokumasoft.com/2023/03/28/easy-prompt-selector/
- SDの便利なExtension紹介、https://sp8999.com/stable-diffusion/2023/03/26/1023/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2023年8月23日執筆ーーーーーーーーーーーーーーーーー
はじめに
画像生成アプリをインストールしたけれど、画像生成する際にどのようなプロンプトを記入したら望む画像が生成されるか悩むことがありませんか?
そのような場合に、Automatic1111 WebUIでプロンプトの記入を容易に補助してくれる超便利な拡張機能である「Easy Prompt Selector」が初心者にとって大いに役立つと思います。
と言うことで、今回はAutomatic1111 WebUIで利用できる超便利なプロンプト(呪文)の入力補助「Easy Prompt Selector」について、深堀して解説したいと思います。
この記事を読むと次の疑問について知ることができます。
OS、機種などで説明の仕方が変わってくることがありますので、私の使用しているパソコン環境について載せておきます。
パソコンOS : Windows11 Pro
Windowsバージョン : 22H2
Automatic1111 WebUI のバージョン : 1.5.1
Easy Prompt Selectorとは
AIによる画像生成を「Text to image」で行う場合には、プロンプト(呪文)が重要であり、一般には先人が作成した画像を参考に、それを作成した際のプロンプトをコピーして利用することが多いです。
このプロンプトを探してコピーするという作業はAI画像生成する際の退屈な作業であり、これをできる限り簡略化して入力できるれば、色々試す時間も増え画像生成に専念できる時間が増えます。
このような目的に合致したツールが「Easy Prompt Selector」で、これは拡張機能のひとつで、あらかじめプロンプト(呪文)を登録しておくことで、ワンクリックでそのプロンプトを入力することができる便利なツールです。
その結果、語彙力に自信がない方や時間に追われている方でも、効率よく高品質なプロンプトを選ぶことが可能となります。一言で言うと、「Easy Prompt Selector」は動作を簡素化し、使いこなしやすい新世代の高度なプロンプト管理ツールと言えます。
Easy Prompt Selectorの概要と特徴
「Easy Prompt Selector」の大きな特徴は次の通りです。
-
即時性
一度登録したプロンプトはすぐに使用可能。必要な情報を逐一手入力する手間を大幅にカットできます。 -
多機能
呪文をカテゴリ別にランダム選択したり、自分で新しい単語を追加登録したりと、各種機能も充実。 -
信頼性
Automatic1111 WebUI に対応したこの拡張機能は安定性も抜群です。
以上のように、「Easy Prompt Selector」はその名前通り、感覚的かつ容易にプロンプト選択が行える点が最大の魅力であり、スムーズな作業フローを求める全ての人々に対して有用性を示す有益なツールとなります。
Easy Prompt Selectorを利用する条件
「Easy Prompt Selector」は、「Stable Difussion Web UI」上で利用できる拡張機能です。この拡張機能をインストールと設定することで、ストレスなく効率的に手軽にプロンプト(呪文)の入力が可能になります。
Easy Prompt Selector のインストール方法
「Easy Prompt Selector」を利用するには、前提として「Stable Diffusion WebUI(Automatic1111 WebUI)」が既にインストールされていることが必要です。
「Easy Prompt Selector」を利用するために必要なインストール手順は非常にシンプルで、手順は以下のとおりになります。
Stable Difussion Web UIへのインストール手順
- 最初に「Automatic1111 WebUI」を起動します。なお、見やすくするために「ダーク」モードで起動するにようにしてあります。


- 次に、「拡張機能」メニューから「URLからインストール」タブへ進み、次のURLを「拡張機能のリポジトリのURL」の下の欄に記入して、「インストール」をクリックします。
https://github.com/blue-pen5805/sdweb-easy-prompt-selector - 完了したら、「インストール済み」タブから確認し、「適用してUIを再起動」をクリックします。


- これで、「Easy Prompt Selector」をインストールができ、WebUIの右のスタイルの下に「タグを選択」と言うボタンが作成されていることが分かります。下の画像は、このボタンをクリックして「人」を選択した状態でのWebUIになります。


以上のステップで、Stable Difussion Web UI上の Easy Prompt Selectorのインストールが完了します。
これにより、カテゴリ別に登録したプロンプトをボタンひとつで適用できるようになり、入力作業がより効率的かつ簡単になります。
この超便利な拡張機能を「Stable Diffusion web UI」上で活用し、画像生成作業をクオリティアップしましょう。
Easy Prompt Selector 使用方法
Easy Prompt Selectorの基本的な使い方
プロンプト選択
使い方は至って簡単で、「Easy Prompt Selector」のカテゴリーを選択して、必要と思うプロンプトを選択していくのみです。
ここでは、次の画像生成条件で画像を4枚生成してみました。
- モデル:Anything V4.5
- SD VAE:vae-ftmse-840000-ema_pruned.safetensors、Clip skip:2
- negative prompt:なし
- サンプリング方法:DPM++ 2M
- サンプリングステップ数:30
- 顔の修復、タイリング用の画像を生成、高解像度補助:にチェックなし
- 画像のサイズ:512×512、シード値:-1
- バッチ回数:1、バッチサイズ:4
- CFGスケール:7、スクリプト:None
- プロンプト
人カテゴリー: teen, pale skin, tan, model, medium breasts
人_顔カテゴリー:brown eyes, angelic smile
人_髪:black hair, long hair, wavy hair
以上での条件で画像生成した結果が次の通り。
ランダムプロンプト
ランダムプロンプトは、オレンジのボタンをクリックすると、そこに書かれたプロンプトがランダムに選択されて画像が生成されます。例えば、人のカテゴリーの対象のオレンジのボタンをクリックするとプロンプト記入欄に「 @人:対象@」と記入され、「1girl、1boy、1other、multiple girls」のいづれかがランダムに採用されて画像が生成されます。
前の条件で、「1girl」⇒「@人:対象@」に変え、他のプロンプトを削除した時に生成した画像が以下の通り。


このように簡単にプロンプトを選択して入力できると言う利点から、「Easy Prompt Selector」はAutomatic1111 WebUI利用者の必需品であり、大幅に生産性を向上させるための重要なツールです。
しかし、上述で用意されたプロンプトの種類は人によっては少ないと感じる方もおられるでしょう。
そのような方のために、自分の好きなプロンプトを用意することができるようになっています。
これについて以下に解説していきます。
「Easy Prompt Selector」へのプロンプトの登録と編集方法
このプロンプトを記述したファイルは、私の場合は「C:\A1111 Web UI Autoinstaller\stable-diffusion-webui\extensions\sdweb-easy-prompt-selector\tags」フォルダーに拡張子が「.yml」と言うファイルで保存されています。このファイルは、テキスト形式のファイルですので、普通のテキストエディターで開いて訂正、追加、修正などが行えます。
このファイルの自分用のファイルを作成したり、編集することにより色々なプロンプトに対応することが可能となります。
以下が、VScodeで「人.yml」を開いた画面です。
例えば、上述の「人.yml」ファイルの対象の所に「multiple boys」を追加したい場合は、前の分の下に上と同様に「 - multiple boys」を追加して、保存すればよいことになります。ここで、書き方が大事で「最初に半角スペース」+「-」+「半角スペース」+「入力したいプロンプト、ここでは、multiple boys」という書き方で作成します。
カテゴリーを考える場合、例えば「動物.yml」と言うファイルを作成することを考えましょう。その中に、「種類」の中に猫(cat)、犬(dog)、リス(Squirrel)、虎(tiger)、ライオン(lion)、アフリカゾウ(African elephant)、キリン(giraffe)という動物を加えたいとする場合、次のようなファイルを作成すればよいことになります。
作成したファイルを、「C:\A1111 Web UI Autoinstaller\stable-diffusion-webui\extensions\sdweb-easy-prompt-selector\tags」フォルダーに保存して、「タグを選択」の横にある「リロード」ボタンをクリックすることにより、作成したプロンプトが追加されます。
そして追加されたプロンプトから「動物」⇒「キリン」をを選択して画像生成した画面が次の通り。
「Easy Prompt Selector」用のymlファイル配布先
自分で「Easy Prompt Selector」用のプロンプトファイルを作成するのは大変とお考えの方は、このファイルを配布してくれるサイトがあります。
https://sp8999.com/stable-diffusion/2023/03/26/1023/#toc4
上述のサイトから「Easy Prompt Selector」用のプロンプトファイルをダウンロードして、ご自分の「sdweb-easy-prompt-selector\tags」フォルダーにダウンロードした「yml」ファイルを配置すれば利用できます。
ここでは、「https://note.com/violet__fizz/n/ndbc147185be9」から「eps_vf_tags」ファイルをダウンロードして、展開するとその中に「読んで下さい.txt」がありますので、これを良く読んでいただき、「eps_vf_tags\eps_vf_tags\extensions\sdweb-easy-prompt-selector\tags」フォルダー内の「yml」ファイル全てを、自分の「sdweb-easy-prompt-selector\tags」フォルダーに配置してください。なお、何か問題が生じた場合を想定して、前の「yml」ファイルのバックアップは取っておいてください。
「Easy Prompt Selector」のアンインストール方法
使ってみて、やはり自分には合っていないと感じた方は、次の方法により「Easy Prompt Selector」をアンインストールしてください。
- WebUIの拡張機能は、「
stable-diffusion-webui」フォルダの中の「extensions」フォルダに格納されています。このフォルダにある「sdweb-easy-prompt-selector」のフォルダを削除することで、自分のPCから消すことができます。 - 次に、WebUIの画面で
Extentionタブをクリックし、「インストール済」タブを選択すると、インストール済みの拡張機能が一覧表示されます。ここで、アンインストールしたい「sdweb-easy-prompt-selector」の拡張機能のチェックボックスを外し、「適用してUIを再起動」ボタンを押すことで、WebUIから消すことができます。 - 拡張機能をアンインストールした後は、念のためWebUIとコマンドプロンプトを一旦終了し、Automatic1111 WebUI を再起動してください。
まとめ
「Easy Prompt Selector」は、Seatable Diffusion WebUIで使い手のプロンプト入力作業を自動化し、操作効率を大幅に高める画期的な拡張機能です。
この便利な機能により、呪文の入力作業はもう手間取ることはありません。
Automatic1111 WebUIが既にインストールされている方は、この記事がEasy Prompt Selectorの導入と活用方法の理解を深める参考になることを願っています。
どうかあなた自身が新しい単語やフレーズを登録し、Easy Prompt Selectorを最大限活用していただくことにより、プロンプト入力の効率が向上し、作業効率も大幅に向上することは間違いありません。
以上です。










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