ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2026年5月23日執筆ーーーーーーーーーーーーーーーーー
- 栄養価計算ソフト「APPRON」 のPodcast
- 現代社会における栄養管理の重要性と「APPRON」の誕生背景
- APPRONファミリーの全貌:3つの異なるエディションの機能比較
- APPRON Ver. 7.1のダウンロードとインストールのステップ解説
- APPRONのメイン画面構成と初期表示項目の最適化
- 実践:レシピの栄養価計算(3つの食材登録アプローチ)
- 精緻な計算のための重量調整と廃棄率計算電卓の活用
- 集計モードの選択とプロフェッショナルなデータ出力
- 日本人の食事摂取基準(2025年版)と栄養計算アプリの未来
- 参考資料
- はじめに
- 栄養価計算ソフト「APPRON」とは?
- 栄養価計算ソフト「APPRON」の特徴
- 栄養価計算ソフト「APPRON」のダウンロード、インストール
- APPRON Ver.7.0の使い方
- おわりに
栄養価計算ソフト「APPRON」 のPodcast
下記のPodcastは、Geminiで作成しました。
現代社会における栄養管理の重要性と「APPRON」の誕生背景
食生活の安全と消費者の健康保護を目指し、2020年4月1日より食品表示法が全面的に施行されました。これにより、一般消費者向けに包装されたすべての加工食品や添加物において、熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物、および食塩相当量の栄養成分表示が完全義務化されることとなりました。この制度の導入に伴い、食品加工業者や飲食店、レシピ開発に携わる事業者だけでなく、教育機関や日々の健康管理を重視する一般家庭においても、食事の栄養価を正確かつ迅速に計算することへのニーズが急速に高まっています。
しかし、個々の食材の水分量や廃棄率を加味しながら、文部科学省が策定する「日本食品標準成分表」の膨大な数値データを基に手作業で栄養計算を繰り返すことは、非常に煩雑であり困難を伴います。このような背景の中で、誰でも容易に正確な栄養計算を行うためのソリューションとして開発されたのが、長年にわたり信頼を集めてきた栄養価計算ソフト「APPRON(エプロン)」です。本ソフトウェアは1983年の開発開始以来、38年以上に及ぶ長い改良の歴史を持ち、教育現場や実務において幅広く活用されています。その著作権および知的財産権は大阪市に属しており、一般社団法人健康栄養支援センターによって無料のフリーソフトとして公式に提供されています。本稿では、最新の成分表データを反映したAPPRONの具体的な活用方法と、実際のレシピ栄養計算手順について詳しく解説いたします。
APPRONファミリーの全貌:3つの異なるエディションの機能比較
APPRONは、ユーザーの利用環境や操作の慣れ、用途のレベルに合わせて複数のバリエーションを展開しています。 まず、本流となる「APPRON Ver. 7.1(Windows版)」は、最新の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」に完全に準拠しており、2,538食品に及ぶ膨大な基礎データと、アミノ酸、脂肪酸、炭水化物の各成分表が完全に統合されています。これにより、実務や研究において要求される極めて精緻な計算が可能です。
また、Macユーザーの強い要望に応える形で登場したのが、macOS向けエディションである「pyAPPRON Ver. 1.0」です。開発環境としてはmacOS Sequoia 15.3.2でビルドされており、Windows版とほぼ同等のインターフェースと操作性を実現しながら、作成した献立データを相互に共有して利用できるという極めて高い互換性を誇ります。
さらに、初心者でも直感的に扱える簡易バージョンとして「APPRONeasy Ver. 1.0」も提供されています。こちらは日本食品標準成分表2015年版(七訂)から日常でよく使われる食品のみを抜粋した構成となっており、グラム単位での細かな重量指定だけでなく、「大さじ1」「1個」「1カップ」といったおよその目安量を用いて感覚的に計算を完了させることができるのが特徴です。
以下に、これら3つのエディションにおけるスペックや適応環境の違いをわかりやすく比較表として整理いたしました。
| 項目 | APPRON Ver. 7.1 | pyAPPRON Ver. 1.0 | APPRONeasy Ver. 1.0 |
| 対応OS | Windows | macOS (Sequoia 15.3.2環境検証) | Windows |
| 採用データベース | 日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 | 日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 | 日本食品標準成分表2015年版(七訂)抜粋 |
| 食材の重量指定 | グラム(g)単位による数値入力 | グラム(g)単位による数値入力 | 目安量(大さじ、1個、カップ等)およびグラム |
| データの互換性 | 既存のAMNファイルをそのまま利用可能 | Windows版との相互データ共有が可能 | 作成したデータは通常版APPRON等では使用不可 |
| 最適な対象ユーザー | 管理栄養士、食品加工業者、本格的なレシピ開発者 | Macを使用する栄養士、クリエイター、教育関係者 | 栄養価の大まかな傾向を素早く知りたい初心者 |
APPRONファミリーの構成と利用シーン


APPRON Ver. 7.1のダウンロードとインストールのステップ解説
Windows用の最新エディションである「APPRON Ver. 7.1」をパソコンに導入する詳細な手順を解説いたします。 まず、非常に重要となるのが「古いバージョンの完全削除」です。もしすでにパソコンに以前のバージョン(Ver. 6.0やVer. 7.0など)がインストールされている状態で新規のセットアップを実行すると、データ競合によるバグや不具合が生じる恐れがあります。そのため、新しいバージョンをセットアップする前に、Windowsのコントロールパネル等を利用して、既存のAPPRONを完全にアンインストールしていただく必要があります。なお、アンインストールを行っても、ユーザー自身が過去に作成した献立ファイル(拡張子 .amn)が消去されることはありません。
削除が完了したら、一般社団法人健康栄養支援センターの公式サイトに用意されているダウンロードページにアクセスします。利用規約のPDFをよく読み、同意した上で「APPRON Ver. 7.1(Windows版)」と書かれたボタンをクリックし、APPRON.zip という名前の圧縮ファイルをダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを右クリックして「すべて展開」を選択し、任意のフォルダに解凍します。解凍されたフォルダ内に格納されている「setup.exe」をダブルクリックすることで、セットアッププログラムが起動します。
画面の指示に従い、まず「次へ (N) >」をクリックし、次の画面でインストール先フォルダを標準設定(デフォルト)のまま「次へ (N) >」で進めます。インストールの確認画面で再度「次へ (N) >」をクリックすると、システムの書き込み処理が始まります。Windowsのセキュリティ警告(ユーザーアカウント制御)の画面が出現した場合は、安全な処理ですので「はい」を選択してください。処理が終了し、完了画面で「閉じる (C)」をクリックすれば、デスクトップ上にAPPRONの起動ショートカットが自動で生成されます。
なお、Mac用の「pyAPPRON Ver. 1.0」を導入する場合は、「pyAPPRON-Installer.dmg」を開いてアプリを導入した後に、設定変更が必要となります。macOSの仕様上、初期設定を変更しないと未確認の開発元エラーとして起動が阻止されるため、必ず添付マニュアルの「インストール時の設定変更方法」を参照し、システムの実行許可を与える手続きを済めてください。
APPRONのメイン画面構成と初期表示項目の最適化
APPRONを無事に起動すると、Excelを簡素化したような非常に親しみやすい画面が現れます。メイン画面は主に、各種指示を出す「メニューバー」、主要なボタンを並べた「ツールバー」、食品情報をリストアップする「献立計算画面」、複数のメニューをタブ形式で切り替える「献立シート(タブ)」、および全体の統計を表示する「ステータス情報」の5つのエリアから構成されています。複数のシートを切り替える機能があるため、朝食、昼食、夕食を同時に構築し、一日のトータル栄養価をスムーズに監視することが可能です。
初心者にとって、APPRONを使いこなす最初のステップとなるのが「表示項目のカスタマイズ」です。初期状態ではすべての栄養素項目が画面に並んでおり、横スクロールが多く使いにくく感じられることがあります。これを解消するために、ご自身が評価したい必要な項目だけを画面に表示させる設定を行います。
設定の手順は、まずメニューバーの「設定 (O)」から「表示設定 (D)」を選択します。すると、「表示成分設定」というウィンドウが立ち上がりますので、計算対象にしたい項目(例えば、エネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量など)のチェックボックスをオンにし、不必要な微量栄養素などのチェックをオフにします。設定を終えて「OK」をクリックすると、献立計算画面の列が指定した栄養素だけに整理され、一目で全体を見渡せる非常に分かりやすい画面構成へと最適化されます。この設定は、紙面への印刷時のレイアウトにもそのまま引き継がれるため、美しい資料作りのための不可欠な事前作業でもあります。
画面構成と表示項目の設定方法


実践:レシピの栄養価計算(3つの食材登録アプローチ)
画面の準備ができたら、いよいよ実際のレシピに基づいた食材の登録(入力)を行ってみましょう。APPRONには、食材データベースから目的のものを引っ張ってくるためのアプローチが3つ用意されています。それぞれの特徴を理解し、作業効率の高い方法を使い分けることがポイントです。
まず1つ目は、「一覧表(食品群目次)から選択する方法」です。これは初心者にとって最も視覚的で直感的なやり方です。ツールバーの「食材選択」ボタンをクリックすると食品群の目次が出現しますので、目的の食品が属するグループ(例えば牛乳であれば「乳類」)をダブルクリックします。該当グループに含まれるすべての食品一覧が表示されたら、目的の食材を選んで「選択」ボタンを押すことで、献立シートに自動登録されます。
2つ目は、「食品呼称(ひらがな)による入力」です。こちらは、食品名のセル(2列目)をクリックして、直接キーボードから「たまご」や「ぎゅうにゅう」などと「全角ひらがな」で入力し、「Enter」キーを叩く方法です。即座に入力された言葉と合致、あるいは類似する食品の候補リストが表示されるため、その中から目的のものをダブルクリックして決定します。候補が完全に1つに絞られる場合は候補リストを介さずその食品名が確定するため、極めて迅速な登録が可能です。
3つ目は、「食品番号(5桁)による入力」です。日本食品標準成分表に定められている固有の5桁コードをあらかじめ把握している場合、食品番号のセル(先頭列)に半角数字で直接番号を入力して「Enter」を押すだけで、一切の手間なく瞬時にその食材が追加されます。
これら3つのどの方法で登録した食材であっても、登録直後は初期値として「使用重量100g」で表示されます。そのため、実際の調理レシピにおける材料の重さに合わせて、重量の値を書き換えるステップへと進む必要があります。
3通りの検索および登録プロセス


精緻な計算のための重量調整と廃棄率計算電卓の活用
食材が登録されたら、次に個々の食材の使用重量(g)を書き換えます。重量を変更したいセルを選択し、Excelと同様にキーボードから直接使用重量を数値で入力して「Enter」キーを押します。この確定処理が行われた瞬間、自動的にその行のエネルギーや各栄養素の数値が入力された重量比に再計算され、合計値もリアルタイムに変動します。
この重量入力の過程において、非常に便利で初心者を助けてくれるのが、APPRONならではの「右クリック電卓機能」です。重量を変更したいセル内で右クリックを行うと、コンパクトな電卓ウィンドウがポップアップします。この電卓は単なる足し算や引き算の計算機能に加え、画面下部に「廃棄量+」および「廃棄量-」という特殊なボタンが組み込まれています。
食品の中には、皮や骨、種といった「食べられない部分(廃棄部)」を持つものが多く存在します。食品成分表に登録されている栄養データは基本的に「実際に食べる部分(可食部)」の100gあたりの数値です。しかし、私たちが実際のレシピで扱う材料は、例えば「丸ごと1本の人参」や「骨付きの魚」といった、廃棄部分を含んだ状態の重さ(購入重量)であることが多々あります。
この電卓を起動した状態で、購入重量を基に「廃棄量-」を押すと、APPRONに内蔵されたその食品固有の廃棄率データベースから自動で不要部分を差し引いた「可食部重量」を算出し、そのまま重量セルへと書き戻してくれます。逆に、レシピに可食部重量のみが指定されている場合、「廃棄量+」を押せば「実際に店頭で購入すべき丸ごとの重さ」を簡単に逆算することが可能となります。
廃棄率を反映するスマート電卓ツール


集計モードの選択とプロフェッショナルなデータ出力
すべての食材の登録と重量変更を終え、レシピとしての形が完成したら、出力と保存の作業に移ります。 まず、集計を行うにあたっては、目的別に「2つのモード」を切り替えることができます。
メニューの「計算・印刷」を開くと、最初に「一般集計モード」が表示されます。これは、入力した食材そのものの並び順で個々の成分値を算出し、合計する基本的な集計方式です。 もう一方は「群別集計モード」であり、献立に使用されたすべての食材を18の食品群に再集計した上で計算結果を表示します。これにより、特定の食品群への偏りがないかを客観的にチェックでき、食事指導などの高度な現場で大変威力を発揮します。
作成した貴重な献立データをパソコン上に保存する際は、メニューの「ファイル」から「上書き保存」または「名前を付けて保存」を選びます。この時、APPRON独自の「***.amn」という拡張子のついたファイルとしてデータが書き出されます。
さらに、APPRONが教育現場だけでなく各種ビジネスや地域の料理教室などでも重宝されている最大の理由として、他のソフトとの連携を想定した「3種類のファイル出力機能」が挙げられます。
- Excelファイル作成(.xlsx): 単に値を転記するのではなく、各セルの栄養素計算に必要な「数式」を保持した状態でExcelファイルを自動生成します。そのため、出力されたExcelファイルをMicrosoft Excelで開き、使用重量のセルを変更するだけで、Excel側で自動的に栄養成分値や小計、総計がリアルタイムに再計算されます。
- CSVファイル作成(.csv): データをカンマで区切ったプレーンなテキストデータとして出力します。この汎用性の高い形式により、他のデータベースソフトへのインポートや、アレルギー対応、原価計算を行う外部ツール、あるいは食品表示用ラベル印刷用ソフトウェアへの直接的なデータの流し込みが可能となります。
- QRコード作成(.jpg): 一般集計モードにおいてのみ利用可能なユニークな機能です。作成した献立の栄養価の集計結果が内包された「QRコード」をJPEG形式の画像ファイルとして書き出します。レシピ用紙や店頭POP、あるいは弁当の包み紙にこのQRコードを印刷しておけば、消費者が自身のスマートフォンでスキャンするだけで即座に精緻な栄養データを取得できるようになります。
また、プリンタを用いた紙面への印刷を行う際は、「印刷設定」から用紙のサイズ、向き(縦・横)、マージン(余白)の大きさを細かく調整することができます。紙の幅が大きければ自動的に文字サイズも大きくなり、余白を広く取ると文字が小さめにレイアウトされる特性を持っています。事前に「印刷プレビュー」でバランスを確認し、不必要な栄養素の列を「表示設定」で非表示にしておくことが、A4縦置き用紙などに情報を美しく収めるための重要なポイントです。
日本人の食事摂取基準(2025年版)と栄養計算アプリの未来
これまで解説してきたAPPRONの実用性は、私たちが目指すべき日々の食事目標である「日本人の食事摂取基準(2025年版)」の改訂ポイントを評価する上でも極めて高い価値を持ちます。食事摂取基準は、国民の健康維持、増進、および各種生活習慣病の予防を目的に国が5年ごとに更新する重要なガイドラインであり、2025年4月から新しい「2025年版」の基準がスタートしました。最新の食事摂取基準では、高齢化に伴う筋肉量低下を予防するためのフレイル対策や、若年層における食生活の偏り、過剰なナトリウム(食塩)摂取の抑制などが大きな論点となっています。
こうした高度な栄養管理目標を個人の生活レベルで達成するためには、日々の家庭料理や開発する新メニューの正確な栄養評価が不可欠です。APPRONを利用すれば、最新の成分表データベースに基づいた確かな栄養価情報が得られるため、食事摂取基準2025年版の各指標に合致しているかどうかを客観的に検証することが可能となります。
一方で、外出先や店舗の買い出し時など、パソコンを開くことができない環境で即座に大まかな栄養価を確認したい場合には、スマートフォン向けに提供されているモバイルアプリの活用が補完的な役割を果たしてくれます。 例えば、App Storeで入手できる「栄養計算辞典 - 料理のレシピ、献立の栄養計算」は、自身の年齢や身体活動レベルを細かく設定して一日の目標摂取基準に対する過不足を評価できるほか、複数の材料を入力して1人前の栄養素を自動的に算出、さらにはURLを添付してレシピのソース元を管理する機能などが非常に充実しています。 また、「日本食品標準成分表」アプリや「食品成分表」アプリは、オフライン環境下であってもスマートフォンから素早く特定の食品の各種栄養価やカロリーを辞書のように検索することができます。
これらの手軽なモバイルアプリを日常のちょっとした調べ物に役立てつつ、保存、印刷、多様なエクスポートなどを含む、本格的かつ組織的なレシピデータベースや献立管理の構築には「APPRON」を据えるという使い分けを行うことで、より立体的で漏れのないスマートな栄養管理環境が実現いたします。
参考資料
- 栄養価計算ソフト「APPRON」 の初心者向け使い方、食事のレシピなどの栄養計算をしてみよう!、https://yanai-ke.com/appron/
- 日本食品標準成分表、https://apps.apple.com/us/app/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E9%A3%9F%E5%93%81%E6%A8%99%E6%BA%96%E6%88%90%E5%88%86%E8%A1%A8/id6670151851
- 日本食品標準成分表2020年版(八訂)、https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_01110.html
- 日本食品標準成分表(八訂)増補2023年、https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_00001.html
- APPRON最新バージョンとダウンロード、https://hns-japan.com/appron/
- pyAPPRON 概要、https://hns-japan.com/appron/
- APPRONeasy Ver.1.0 操作マニュアル、https://www.city.osaka.lg.jp/contents/wdu280/kankaken/APPRONeasy.pdf
- APPRONeasy 簡易バージョン、https://hns-japan.com/appron/
- APPRONeasy インストール、https://www.city.osaka.lg.jp/contents/wdu280/kankaken/APPRONeasy.pdf
- APPRON 操作マニュアル、https://www.city.osaka.lg.jp/contents/wdu280/kankaken/APPRON.pdf
- APPRONeasy 起動とショートカットキー、https://www.city.osaka.lg.jp/contents/wdu280/kankaken/APPRONeasy.pdf
- APPRON 計算結果印刷・オプション操作マニュアル、https://www.city.osaka.lg.jp/contents/wdu280/kankaken/APPRON.pdf
- APPRON 操作マニュアル(献立作成)、https://www.city.osaka.lg.jp/contents/wdu280/kankaken/APPRON.pdf
- APPRONeasy 操作マニュアル(献立作成)、https://www.city.osaka.lg.jp/contents/wdu280/kankaken/APPRONeasy.pdf
- APPRON 保存とファイル出力操作マニュアル、https://www.city.osaka.lg.jp/contents/wdu280/kankaken/APPRON.pdf
- APPRONeasy 計算結果印刷操作マニュアル、https://www.city.osaka.lg.jp/contents/wdu280/kankaken/APPRONeasy.pdf
- 八訂 食品成分表 2025 栄養計算ソフト・電子版付、https://eiyo21.com/book/9784789510257/
- 日本食品成分表2026 八訂 栄養計算ソフト・電子版付、https://www.ishiyaku.co.jp/search/details?bookcode=701750
- 栄養計算辞典 - 料理のレシピ、献立の栄養計算、https://apps.apple.com/jp/app/%E6%A0%84%E9%A4%8A%E8%A8%88%E7%AE%97%E8%BE%9E%E5%85%B8-%E6%96%99%E7%90%86%E3%81%AE%E3%83%AC%E3%82%B7%E3%83%94-%E7%8C%AE%E7%AB%8B%E3%81%AE%E6%A0%84%E9%A4%8A%E8%A8%88%E7%AE%97/id6446263108
- 食品成分表アプリ、https://apps.apple.com/us/app/%E9%A3%9F%E5%93%81%E6%88%90%E5%88%86%E8%A1%A8/id6451084440
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2021年11月25日執筆ーーーーーーーーーーーーーーーーー
はじめに
食事の際の献立の栄養計算をしていますか?
消費者庁の「栄養成分表示について」のページには、次のようなことが書かれており新たに作られた食品には栄養成分表示が義務付けられました。
2020年4月1日から新たな食品表示制度が完全施行となり、栄養成分表示が義務化されました。
私達も自分の健康を守る上では、食事の栄養を知った上で食事を作り、それを食べることが大切と考えます。
と言うことで、Windows上で動く長年栄養専門学校で利用されてきた栄養価計算ソフト「APPRON」について紹介しようと思います。
この記事を読むと次のことが分かります。
OS、機種などで説明の仕方が変わってくることがありますので、私の使用しているパソコン環境について記しておきます。
パソコンOS : Windows10 Pro
Windowsバージョン : 21H1
それでは、さらに栄養価計算ソフト「APPRON」を深堀していきたいと思います。
栄養価計算ソフト「APPRON」とは?
この栄養価計算ソフト「APPRON」は、前述したように料理の栄養計算ができるアプリなんです。
栄養価計算ソフト「APPRON」は、一般社団法人健康栄養支援センターのホームページによると、1983年に開発が始まり、開発から38年目の現在ではVer.7となっています。
したがって、現時点での最新の栄養価計算ソフト「APPRON」は、7.0 となります。
栄養価計算ソフト「APPRON」の著作権、知的財産権等は大阪市が持っているようです。
この栄養価計算ソフト「APPRON」を利用する上では、詳細なマニュアルが付属しています。
このマニュアルの最後に、利用規約が書かれていますので、この利用規約を守ってご利用ください。
栄養価計算ソフト「APPRON」の特徴
栄養価計算ソフト「APPRON」の特徴を以下に載せておきます。
★文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会報告「日本食品標準成分表 2020 年版(八訂)」に準拠
★無料で利用が可能
栄養価計算ソフト「APPRON」のダウンロード、インストール
栄養価計算ソフト「APPRON」を利用するためには、一般社団法人健康栄養支援センターのホームページのダウンロードサイトに移り、APPRON Ver.7.0と書かれた下にある「赤いAPPRON Ver.7.0」ボタンをクリックします。
すると、パソコンに「APPRON.zip」ファイルがダウンロードされます。
ダウロードした「APPRON.zip」を作業ホルダーに移動し、解凍します。
解凍すると、その中に「setup.exe」がありますので、このファイルをダブルクリックして起動すると、APPRONのインストールが始まります。
インストール手順は次の通り。
以上で、APPRON Ver.7.0がインストールされ、デスクトップ上にAPPRON Ver.7.0のアイコンが作成されます。
起動する際には、APPRON Ver.7.0のアイコンをダブルクリックしてください。
APPRON Ver.7.0の使い方
APPRON Ver.7.0の起動画面の説明
APPRON Ver.7.0を起動した画面は5つの画面構成になっています。
それぞれを簡単に説明すると次のようになります。
表示項目選択
栄養計算した際に表示させるエネルギー、栄養成分などの内、どのよな項目につて計算して表示させるかを設定します。
メニューの「設定(O)」⇒「表示設定(D)」をクリックすると、表示される「表示成分選択」画面で表示させたい成分の左の□にチェックを入れます。
チェックを入れた項目が献立計算画面に反映されます。
献立の作成
献立を作成していく上で、献立に利用する食材とその使用量を入力していかなければなりません。
食材を選択する方法が3つあります。
それぞれについて、解説していきます。
一覧表からの食材の選択する方法
メニューの「編集」⇒「食材選択」をクリックするか、ツールバーの食材選択をクリックすると「食品群目次」が表示されますので、その中から目的の食材の食品群を選択してダブルクリックすると、その食品群の食材が表示されますので、その中から目的の食材をクリックして「選択」をクリックすると、その食材が献立計算画面に取り込まれます。
ここでは、例として普通牛乳を入力してみましょう。
ツールバーの「食材選択」をクリック、「食品群目次」から「乳類」を選択してダブルクリック、乳食材の中から「普通牛乳」をクリックして「選択」ボタンをクリックすれば、献立計算画面に取り込まれます。
なお、食材が取り込まれる際には、使用量100gとして取り込まれますので、実際の献立を作成する場合は、実際に使用する量を100g⇒実際に使用量(g)に書き替えてください。
食品番号の入力による方法
食品番号に入力方法は、一番入力にかかる時間は短くて済みますが、献立に使用する食材の食品番号を調べておく必要があります。
ここでは、例として簡単なフルーツ(「いちご」2個分、20g)を登録してみたいと思います。
「いちご」の食品番号を日本食品成分表などから調べると「07012」なので、その記号数値を食品番号に書き込みリターンを押すと、いちご 生 100gのエネルギー、その他の栄養成分が再計算されて表示されます。
100gを 実際の使用量に書き替えることにより、その使用量でのエネルギー、その他成分値が再計算され表示されます。
食品呼称を入力する方法
食品呼称を食品名の欄に記入した際に表示される候補の食材から選んで入力します。
ここでは、例として「ヨーグルト無脂肪無糖、200g」を登録したいと思います。
「ヨーグルト」と入力しても候補が出ませんので、「よーぐると」を記入して出る候補から「ヨーグルト 無脂肪無糖」を選択クリックすると使用量100gでのエネルギー、その他の成分値が計算されて表示されますので、実際の使用量を記入して、その使用量でのエネルギー、その他の成分値に再計算して表示させます。
献立名の変更
献立名は、最初に「献立1」…、「献立5」とデフォルトで入っていますが、ここでは実際の名前に変更してみます。
献立名を変更するシートを選択した状態で、ツールバーの「献立名設定」をクリックするか、変更する献立シートの名前部分をダブルクリックすると、献立名変更ウインドウが表示されるので、献立名入力欄に変更する献立名を記入して「OK」をクリックすれば、献立名を変更できます。
献立シートの追加・削除
献立シートの追加・削除は、ツールバーの「献立カードの追加」、「献立カードの削除」アイコンをクリックして行えます。
献立の計算・印刷
献立の計算・印刷では、作成した献立を献立ごとの集計と食品群ごとに集計の2つができ、これらをファイル出力(Excel、csv)、計算結果を含んだQRコード(これについては、以後のこのコードを活用できるアプリを開発中とのこと)や印刷を行うことができます。
献立の計算
ツールバーの「献立の計算・印刷」をクリックすると、別ウインドウで「計算・印刷」のウインドウが立ち上がり、献立名の左に□の欄があり、デフォルトでは全てにチェックが入っていますが、計算したくない献立があるようでしたらその左の□のチェックを外すと、瞬時に再計算されその献立を抜いた献立計算が行われます。
また、下の「郡別集計」タブをクリックすると、前の一般集計(献立名ごとの集計)にチェックされた献立に対しての郡別集計の結果が表示されます。
ファイル出力では、Excelへの出力のみ紹介します。
「計算と印刷」の画面で「ファイル」⇒「Excelファイル作成」をクリックすると、ファイル保存画面が出ますので、保存するファイル名(献立名)を記入して「保存」をクリックします。
そして、保存したExcelファイルを読み込んでみたExcelファイルのスクリーンショットが下記の画像です。
上述のアフィルは一般集計でのExcelフィルの出力結果ですが、タブを「郡別集計」にして、同様の操作をすれば、郡別集計の結果もExcelフィルに出力することができます。
献立の印刷
上記のようにして計算した結果を印刷することができます。
「計算と印刷」の画面で「印刷」⇒「印刷」をクリックすると、印刷画面が出ますので、印刷するプリンターを選択して「印刷」をクリックすれば、献立の一般集計、郡別集計結果をそれぞれタブを切り替えて印刷すればそれぞれの結果を出力することができます。

ここでの解説は、これだけに留めますが、さらに詳細な説明が必要な場合は、「APPRON.zip」を解凍した中に「APPRON Ver.7.0マニュアル.pdf」がありますので、そちらのマニュアルを参照ください。
おわりに
いかがだったでしょうか?
栄養価計算ソフト「APPRON」とは?、栄養価計算ソフト「APPRON」の特徴、栄養価計算ソフト「APPRON」のダウンロード、インストール、APPRON Ver.7.0の使い方、APPRON Ver.7.0の起動画面の説明、表示項目選択、献立の作成、一覧表からの食材の選択する方法、食品番号の入力による方法、食品呼称を入力する方法、献立名の変更、献立シートの追加・削除、献立の計算・印刷、献立の計算、献立の印刷などについて紹介してきました。
この記事を読んで少しでも栄養価計算ソフト「APPRON」に興味を持っていただき、あなたが作成した食事の献立の栄養計算をして、健康維持のために活用されてみては如何だろうか?
以上です。














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