Buffalo ネットワークHDD(NAS、LS210D0301G) の設定、接続方法、パソコン内のホルダーのバックアップ、Webアクセスなどについても解説

NAS
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はじめに

 以前にポータブルHDD(2TB)を購入して使っていましたが、一度外して再度つなげようとした際にコネクター部分が上手く入らなかったので無理やり押し込んで繋いだら、認識がしなくなったという苦い経験がありました。

 そこで、今回は家庭のネットワークに繋ぎ、ネットワークに繋いだパソコンから使えるBuffalo ネットワークHDD(LS210D0301G、3TB) をAmazonから購入したので、備忘録を兼ねてこのネットワークHDD(NAS)の設定、接続方法などにつてい書いてみたいと思います。

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 Amazonに2022年2月23日に発注して、次の日には商品が届きました。

 下図は、商品の全体画像と中身などを撮影したものです。

 この記事を読むと次のことが分かります。

 パソコンのOS、機種などで説明の仕方が変わってくることがありますので、私の使用しているパソコン環境、スマホの機種、ソフトバージョンなどについて記しておきます。
パソコンOS : Windows10 Pro
Windowsバージョン : 21H2
iOS版のスマホ機種 : iphone11
Android版のスマホ機種 : Xiaomi Redmi Note 10 Pro
ネットワークHDD : BUFFALO LS210D0301G

ネットワークハードデスク(NAS)とは?

 ネットワーク上に接続できるハードデスクのことを言い、NAS(Network Attached Storage)と呼ばれることも多いです。

 普通のハードデスクと基本的には同じですが、普通のハードデスクはパソコンと1対1の関係で利用します。

 したがって、他の方との共同作業でハードデスク内の内容を利用する場合は、作業する方が異なれば、作業する都度ハードデスクを繋ぎ変えなければなりません。

 しかし、ネットワーク上に繋いだNASであれば、ネットワークにパソコンが繋がっていれば、作業する方がわざわざハードデスクを繋ぎ変える必要もなく、共同作業をすることが可能となります。

 このことは、家庭用ネットワークでも同様なことが言えます。

 家族がそれぞれパソコンを持っており、それぞれのパソコンが家庭用ネットワークに繋がっていれば、NASに保存したデータは家族全員が利用できますし、旅行などした出かけ先からも、パソコンだけでなくスマホなどからもアクセスができ大変便利に利用することができるようになります。

Buffalo ネットワークHDD(NAS、LS210D0301G) の設定

 初めに商品に付属するガイド「かんたん接続ガイド」にしたがって、購入したネットワークHDDを家庭内のLANに接続します。

Buffalo ネットワークHDD(NAS、LS210D0301G)の設置

 家庭用ネットワーク内であればどこでも良い訳ですが、私の場合はリビングにあるLAN端子に接続しました。

 LANケーブルの一方の端子をBuffalo ネットワークHDD(NAS、LS210D0301G)の裏にあるLAN端子に接続後、もう一方のLAN端子をリビングのLAN端子に接続します。

 その後、ACアダプターを本体に差し込み電源を家庭用の電源差込口に差し込み、NAS本体の裏面にある電源スイッチをオンにします。

 最初に、NAS本体の正面下部にあるランプが点滅しますが、しばらくすると点灯します。

 下図は、Buffalo ネットワークHDD(NAS、LS210D0301G)をリビング内に設置して、電源ランプが点灯した状態を撮影したものです。

設定に必要なアプリケーションのダウンロードとインストール

 先ずBUFFALOのホームページにアクセスし、上部右にある「🔍」をクリックして、検索欄に「LS210D0301G」と入力して「検索」をクリックしますると、検索結果が表示されますので、「ソフトウエア」をクリックします。

 ソフトウエアの中の「NAS Navigator2 (Windows)」をクリックして、「使用許諾に同意します」にチェックを入れ、「ダウンロードする」をクリックすると、パソコンに「nasnavi-304.exe」がダウンロードされます。

 ダウンロードされた「nasnavi-304.exe」をダブルクリックして起動すると、「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と聞いてくるので「はい」をクリックすると、インストールが始まり「NAS Navigator2 のインストールが完了しました。」と表示されますので「OK」をクリックすると、デスクトップ上に「BUFALLO NAS Navigator2」のアイコンが作成されます。

初期設定

 作成された「BUFALLO NAS Navigator2」のアイコンをダブルクリックして起動し、「LS210D1A3」を右クリックして表示されるメニューで「Web設定画面を開く」をクリックします。

  ブラウザーの新しいタブで初期設定の管理者パスワードの変更画面が表示されますので、パスワードを記入して「次へ」をクリックします。

 ログインユーザー名/パスワード入力ウィンドウが表示されますので、先ほど入れたパスワードを記入して「OK」をクリックします。

 この機種では、これで初期設定は終了です。

WebアクセスをONに設定

 続いて、Webアクセスをオンに設定します。

 先ほどの、初期設定が終わった後に「Webアクセス」をONにすると、公開するホルダーを聞いてくるので、公開の方法(すべての人に公開、登録した人のみに公開、公開しない)を設定して、BuffaloNAS.comネーム(メモなどに記録しておくこと)を記入して、「設定する」をクリックします。

 これまで設定したらWeb設定画面のブラウザーをログアウトしておきましょう。

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Buffalo ネットワークHDD(NAS、LS210D0301G)を使ってみよう!

 「BUFFALO NAS Navigator2」のアイコンをダブルクリックして起動すると上部メニューにフォルダー連結、フォルダー同期があります。

 このフォルダー連結は、NASの共有フォルダーのショートカットをパソコンのデスクトップやドライブ内のローカルフォルダーに登録できる機能です。

 また、フォルダー同期は、NASの共有フォルダーとパソコンのファオルダーを同期させ、同期させたフォルダー内のファイルを自動でNASにアップロードして同じ状態に保つ機能のことです。

 それぞれについて、紹介します。

 その前に「Web設定画面」の「詳細設定」⇒「ファイル共有」⇒「共有ホルダー」から連結するホルダーや同期ホルダーを作成しておいて下さい。

フォルダー連結

 上部メニューの 「フォルダー連結」をクリックすると、「フォルダーの連結機能の設定」ウインドウが表示されますので、「フォルダーの連結機能を使用する」にチェックを入れ、「追加」をクリックし、「フォルダーの連結対象の追加」ウインドウが表示されますので、連結元(ここでは、パソコンのデスクトップに連結ホルダーを作成しそのフォルダーと連結)、 連結先(NASのShareホルダー)を設定して 「OK」をクリック、さらに、「フォルダーの連結対象の追加」ウインドウに戻りますので 「OK」をクリックします。

 すると、パソコンのデスクトップ上に作成した「NAS連結フォルダー」に連結マークが表示され、このフォルダーが連結したことが分かります。

フォルダー同期

 上部メニューの 「フォルダー同期」をクリックすると、「フォルダーの同期機能の設定」ウインドウが表示されますので、「フォルダーの同期機能を使用する」にチェックを入れ、「追加」をクリックし、「フォルダーの同期対象の追加」ウインドウが表示されますので、同期元(ここでは、パソコンのDドライブの作業用ホルダー)、 同期先(NASのbp作業用ホルダー)を設定して 「OK」をクリック、さらに、「フォルダーの同期対象の追加」ウインドウに戻りますので 「OK」をクリック、「フォルダ同期方向の設定」が開き「同期元フォルダと同期先フォルダの内容に差異があります。どちらのフォルダを最新情報として扱いますか?」と聞いてくるので、ここでは「同期元(ローカル)に一致させる(S)」をクリックします。

 これにより、パソコンのDドライブの「作業用ホルダー」をNASの「bp作業用ホルダー」と同期させることができ、バックアップをすることができたことになります。

Webアクセスの利用

  スマホでWebアクセスするためには、スマホのWebアクセスのアプリをインストールする必要があります。

WebAccess i

WebAccess i

開発元:BUFFALO INC.
無料
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 iphone場合は、App Storeから、Androidスマホの場合はGoogle Playから上述のWebAccess iアプリをダウンロードしてインストールしてください。
 インストールすると、スマホ画面に「WebAcsessi」のアイコンが作成されますので、それをタップすることによりBuffalo NASを利用することができるようになります。
 下図は、Xiaomi Redmi Note 10 Proに「WebAcsessi」インストールしたアイコンをタップして、NASの中身を見た画像です。
 また、「設定」⇒「自動バックアップ」をONに設定することにより、スマホ内の写真、動画などをNASにバックアップすることができるようになります。

おわりに

 皆さんいかがだったでしょうか?

 ネットワークハードデスク(NAS)とは?、Buffalo ネットワークHDD(NAS、LS210D0301G) の設定、Buffalo ネットワークHDD(NAS、LS210D0301G)の設置、設定に必要なアプリケーションのダウンロードとインストール、初期設定、WebアクセスをONに設定、Buffalo ネットワークHDD(NAS、LS210D0301G)を使ってみよう!、フォルダー連結、フォルダー同期、Webアクセスの利用などについて解説してきました。

 NASは、家庭内でも容易に利用ができ誰でもアクセスが可能であり、また、外出先からもアクセスができ大変便利に利用ができます。

 また、価格的にも通常のHDDよりもそれほど変わらない価格で購入できますので、是非ともあなたも利用して見てはいかがだろうか?

 この記事が少しでも皆様のお役に立てればこれほど嬉しいことはありません。

以上です。

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